椎名さんと過ごす日々   作:ニアランテ・オルタ

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遅くなった上に短いですが、上げときます。
後、Twitter始めたのでそこで更新に付いて書いていこうと思います
Niarante@orutaです良ければフォローして行って下さい


椎名さんと事件発生

 「おはようございます。もう朝ごはんは出来てるので早く来てくださいね」

 

こちらもおはようと返し何時ものように椎名さんに起こされる。

 

「ところで、今日はポイントの配給日ですが振り込まれてますか?」

 

椎名さんに聞かれ、携帯を確認するすると先日のポイントから変わっていない。このことを椎名さんに伝えると

 

「やはり振り込まれてないですか…」

 

椎名さんはそう言って肩を落とす

 

「Cクラスのクラスポイントが0になったとは考えにくいですからね。何かあったのでしょうね」

 

椎名さんと何があったかを朝ごはんを食べながら考える。もしかしたらだが…

 

「どうしました?もしかして分かりましたか?」

 

椎名さんの言葉に頷きつつ、自分の考えた事を伝える

 

「なるほど…この前の喧嘩なら可能性はありそうですね」

 

となると、DクラスとCクラスの問題になる訳だが…

 

「あまり関わりたくないですね」

 

と言っても動画を撮った訳だからDクラスにでも撮った動画をポイントと交換で渡すのもいいかもしれない

 

「そうですね…彼に協力するのはあまり好きでは無いですから」

 

椎名さんと意思を固め共に学校へ向かう。

 

________________________________

 

 

 

 

 

 

 

学校に着くとポイントが支給されていない事が話題になっていた。だが、龍園君さんだけは何時もと変わらない不敵な笑みを浮かべていた。やはり彼が主犯なのだろう。すると教室に先生が入ってきた

 

「全員、席につけ。HRを始めるぞ」

 

「先生おはようございます。ポイントが振り込まれて無いのはどうしてどうしてですか?」

 

生徒の1人が聞く。これで原因が分かるだろう。まぁ、龍園君さんの作戦だろうな

 

「すまない。今、トラブルによってポイントの支給が遅れているクラスポイントが0になった訳では無いから安心しろ」

 

どうやら最悪の場合は回避出来たようだ。

 

「えー、何かトラブルのお詫びとかないんですか〜」

 

「そんなものは無い。ただポイントは後で振り込まれるので安心しておけこれでHRを終わる」

 

「貴方の言った通りですね。あとは彼に関わらない様にするだけですね」

 

椎名さんの言葉に頷きつつ、次の授業の準備をする。しかし、彼は許してくれないようだ。

 

「おい、ちょっと来い。何、少し話をするだけだ」

 

そう言って龍園君さんに俺は連れてかれた。

 

「感の良いお前なら分かってるだろうが、今回の事件は俺がやった。だからお前に手伝って貰う」

 

俺は彼に拒否権について聞くと

 

「お前に有ると思うか?別にひよりの奴とのヤバいウワサを流しても良いんだぜ?」

 

その言葉を聞いた瞬間俺は彼の襟首を掴みかかった。自分は良いが、椎名さんを巻き込むなと言うために。

 

「…わぁったよ。ただ最低限は手伝ってもらうぞ」

 

そう言って龍園君さんは教室に戻って行った。何だか隣に居た1人にらまれていた気がするが気の所為だろう

 

「おっと、言い忘れていたがこれはDクラスとCクラスの戦いだ。お前の知恵も貸して貰うぞ」

 

やっぱりか…


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