「お前ら席に着け。まずは新入生諸君入学おめでとう。私は君達Cクラスの担任の坂上数馬だ。担当教科は数学だ。 この学校はクラス替えが無いため3年間の長い付き合いになるだろう。さて、今から1時間後に入学式があるが、まずはこの学校の特別なルールを説明しておきたい。入学前にパンフレット等である程度は知っているだろうが改めてプリントを配るので後ろに回してくれ」
そんなことを言いながらプリントを配っていく坂上先生。意外とイケメンなんだなぁ。
「配り終わったな?次にこの学生証カードを配らせてもらう。このカードはこれからの生活で1番重要な物になる。無くすなよ?このカードは簡単に言えばクレジットカードだ。敷地内にあるものは全てこの学生証カードの中にあるポイントを使えば購入が可能だ。勿論、食事や飲み物、カラオケなどの娯楽の代金もそのポイントを使う」
そう言って配られたカードは普通の免許書の用な物でこれにお金の代わりになる物にが入っているとは到底思え無い。使い方は簡単で機械に認証してもらうだけ。提示したりタッチするだけでいいらしい。金銭感覚が狂いそうだ。
「それから今から言うことはさらに重要だ。ポイントは毎月1日に自動的に振り込まれる。君達にはあらかじめ10万ポイントが支給されているはずだ。そしてこのポイントは1ポイント=1円となっている」
坂上先生がそう言った途端、教室がざわつき出す。当然だ。俺だって驚いている言い換えれば普通の高高校生に10万円をお子遣いを貰ったようなものだから。
怪しいな。
1人で呟いた筈が、
「そうですね。何か裏がありそうです。」
椎名さんがそう返して来る。なんで聞こえてるの?
「ポイントの支給額に驚いたか?この学校は君達の実力を測る。これは入学祝いのような物だ。ありがたく受け取れ。ただし、卒業後全てのポイントは回収されるのでずっと貯めようと思わない方がいい。勿論強盗や、恐喝は止してくれ。この学校はイジメには厳しいからな、あとこのポイントは譲渡も可能だ。これである程度の説明は終わりだ。何か質問は?」
ありまくりだ。だが、取り合えず1つに絞り手を上げる。すると、もう1人髪の長い男子が手を上げている。
「ふむ、2人か。ではまず龍園君から」
って龍園君さんこっち見てくる。怖い凄い怖い。そう思い目を逸らす。
「この学校は俺達に入学のご褒美として10万ポイントをくれたが、毎月の支給額は幾らなんだ?」
あっ、先生が少し驚いてる椎名さんが言った様に裏がありそうだ。
「この学校は生徒の実力を測る。そういうことだ。」
どういうことですか?分かりません。後で椎名さんに聴こう。
「なるほどな」
「では次」
俺は取り合えず1番気になった所である。
他にポイントを手に入れる方法はありますか?
と聞く、すると
「あぁ、ある。部活動や成績上位者にはご褒美として用意してる」
なるほど、意外とポイントを手に入れる手段は多そうだな。
「質問はもう無いな、それでは私はもう行く。さっきも言ったが一時間後に入学式がある。それまでの時間は自由にしてくれ」
そう言って坂上先生は教室を出ていくその途端、教室が騒がしくなる。俺は忘れないように
椎名さん入学式が終わったら、図書館と、本屋に行かない?
と誘ってみるすると。
「ええ!いいですねいきましょう!」
椎名さんは笑顔で行きよい良く食い付いて来た。その笑顔に見惚れてしまうのはしょうがないだろう。全く…椎名さんには敵わないなぁ。