「殺人事件!?」
光にワサビパンを食わされた数日後、霧夜先生に呼び出されると以前調査した街で殺人事件が起きたことを伝えられた。
「被害者は遺留品からなんとか分かったんだが…あの街で最近騒ぎを起こしている不良グループのメンバーだった。」
霧夜先生が俺たちに見せた写真に写ってたのは以前光に絡んでいたチンピラ達だった。
「遺体はほとんど炭化している。おそらくとてつもない火力の炎で焼かれたのだろう、つまり…」
「スカルの仕業…」
普通の任務と思ったらスカルが絡んでくるとは…
「こいつらの他にも同じような殺人事件があの街で起きているそうだ。神門様はこの事件をスカルによるものとみなしてお前に特別任務を任せるとのことだ」
特別任務…ということは
「竜司、再びあの街に赴きスカルの調査、そしてスカルを撃破しろ」
「はいっ!!」
「じゃあ例のスカルは貴様の部下ではないのだな?」
「ええ」
とある屋敷の一室で身体中に包帯を巻いたメドューサ、華蛇(かだ)が華やかな装飾の服に身を包んだ金髪の男、ドラゴンに街で現れたスカルについて問いかけていた。
「最近はリューマの成長が凄まじいので新しいスカルを生み出すのもやめてますし部下にもあまり好き勝手しないよう念押ししているので私ではありませんよ」
「そうか…とすれば…」
「ええ、『あいつ』でしょうね」
2人は今回の騒ぎを起こした首謀者を確信した。
「ひっどいなこりゃ…」
俺はチンピラ達が殺された現場を見ていた。道路は熱で溶けており立ち入り禁止のテープが辺りに張り巡らされていた。
「今までのスカルも大概だったけど今回のやつはかなりやばい奴みたいだ…また次の犠牲者が出ないうちに解決しないと」
「ちょっと君、何してるのかな?」
ふと声が聞こえて振り返ると温和そうな中年の警察官が立っていた。
「あ…すみません、なんか事件があったって聞いたので興味が湧いて…」
「好奇心があるのは良いけどここは危ないから気をつけなさい。この街は今物騒なんだから」
「う、すみません」
「うん、わかればよろしい。では」
俺が謝ると警官はにっこりと笑って立ち去っていった。
「ふう、びっくりした…」
あんまり目立たないように調査をしなきゃいけないってのに…ん?
「あ…」
「げっ…」
ふと誰かの気配がしてそこを見るとボロボロの服と帽子をかぶった少年、光がこちらを見ていた。
「や、やっべ〜!!」
俺を見て慌てた光は逃げようとする。
「待ちなさい」
俺は光の首根っこを掴む。
「うわぁ〜ごめんなさ〜い!!ちょっと調子に乗りすぎました〜!!」
「わかってるわかってる。それはあとでしっかりみっちり説教から落ち着けって」
「いやだ〜!!」
「美味しい〜♪」
「よく噛んで食べろよ」
現在光は俺が弁当として持ってきた太巻きにかぶりついていた。
「なんか悪いな兄ちゃん!!あんだけいたずらした俺にこんな美味いご馳走を食べさせてくれるなんて」
「弁当分けてやったんだから教えろよ?最近この辺でおかしなことがあったとか、何か変わったことが起きたとかさ」
俺も光に聞き込みをしてみた。地元に詳しそうなこいつなら何か詳しい情報とか持ってそうだ。
「んー知らない!!」
「おい」
「本当に知らないんだって…あいつらだって前から色々騒いでたし…ただ、殺人事件が起きたって聞いたけどそれだって最近になって突然起きたわけだし…」
「そっか…」
当てが外れた俺はため息を吐きながら太巻きを食べようとする
「ん?俺の太巻きは?」
あれだけあった太巻きが一本もない。ふと見ると光が最後の一本の太巻きを頬張っている。
「お前全部食ったの?」
「え?あれ全部俺にくれたんじゃないの?」
「違えよ!!あれは俺の今日のお昼なんだよ!!全部食うやつがあるかぁ!!」
今回の太巻きは良い出来だったから楽しみにしてたのにぃ!!
「悪い悪いほら、この菓子パンあげるからさ」
「いるかぁ!!どうせまたワサビが入ってんだろ!?」
「ちっ…バレたか…」
「まったく…」
俺はため息を吐きながらペットボトルのお茶を一気に飲む
「ギャァぁぁぁぁぁ!!!!」
突然口の中に激しい辛みが走る。
「へっへっへ〜ま〜た騙された〜タバスコ入り茶すり替え成功〜♪」
「クソガキごらぁ!!」
光は笑いながら走り去っていく。どうやらペットボトルをすり替えやがったようだ。
「くそっ…あのガキ…これ以上舐められたら今度こそ霧夜先生の雷が落ちる…今度ばかりは懲らしめてやる!!」
薄暗い路地を光はご機嫌な様子で歩いている。
「へへっ、あの兄ちゃん本当に面白いくらい騙されてくれるよな〜」
久しぶりにいい遊び相手が出来た。ちょっと悪戯をすると驚くくらい簡単に引っかかるし面白いくらい挑発に乗っかってくる。
最初にあったときはその日のお金をちょっとスろうくらいの気持ちだった。しかし、こっちがちょっと泣き真似をしただけで簡単に騙されて、悪戯をすれば簡単に引っかかる。
「楽しいな…こんな気持ち久しぶりだ…」
光の両親は実家の反対を押し切って半ば駆け落ち同然で結婚した。2人は本当に仲良しで自分にも愛情をたっぷり注いでくれていた。
しかし、ある日両親は交通事故で他界。実家の親戚が自分を引き取ったが厄介者扱いで家にも学校にも居場所がなくとうとう家を飛び出した。その後、たまたま知り合ったスリから技を教わりそこからは街でスリをすることでなんとか生活をしてきた。
そんな生活の中、あいつに出会った。あいつは何度も自分の悪戯に引っかかる。それでも懲りずに何度も自分に関わろうとする。
今度はどんな悪戯をしようかな。いい加減激辛料理は引っかからないだろうから今度は上からペンキでもかけてやろうか、それとも転ばしてやろうかな。
ワクワクしてきた。もうしばらくは遊んでもらいたい。その為には――。
「痛っ…」
突然誰かにぶつかった。
「痛いなぁ…一体誰…げっ」
顔を上げるとそこにいたのはこの街で何度も見かける中年の警官である。
光は慌てて笑ってやり過ごそうとする。
「あ…あはは…すいません…よそ見してたので…」
「うんうん、謝らなくていいよ」
警官はニコニコと笑っている。しかし、光はスリとして生きてるうちに身に付いた危機察知能力で気づいた。警官が放っている敵意、殺意を…
「謝ってもどのみち殺すもん。お前らみたいなゴミ屑」
『ジャガー!!』
警官は笑いながら懐から赤いスカルキーを取り出すと起動する。そして首筋に現れた鍵穴にジャガーキーを挿し込んで回すと黒い泥が鍵穴から吹き出し全身を包み込み、全身が炎に包まれたようなジャガーのようなスカル、ジャガースカルへと変わった。
「お前だろ?最近好き勝手スリやってるクソガキってのは?」
「あ…あぁ」
光はジャガースカルに怯えてしまい体が震えて動けなくなってしまう。
「俺たち警察が寝る間を惜しんで世のため人のため働いてるのにてめえら社会のゴミはいつになってもいなくならない…」
そんな光を見ながらジャガースカルは喋り始める。
「そんな時、ある人からこの鍵を貰って…「好きに使ってくれ」って言われた時、気づいたんだ。この力を使えば俺は正義を遂行できる…お前ら社会のゴミを根絶やしにして…正義を遂行できるってなぁ!!」
ジャガースカルは掌を光に向けてかざす…
「おりゃぁ!!」
瞬間、竜司が飛び出してジャガースカルを蹴り飛ばした。
「危なかったなお前」
「あ…に、兄ちゃん!?」
光を追いかけてたら何か嫌な気配を感じて来てみれば光がスカルに襲われかけていた。外傷も特に無いようだし無事でよかった。
「立てるか?」
「ご、ごめん…腰が抜けて…」
どうやら光だけ逃すのは難しそうだ。光がいる前で変身するわけにもいかないし…となれば…
「逃げるぞ!!」
「え?うわぁ!!」
俺は光を抱き抱えるとそのまま走り出した。
「さっき会った時、どうりで気に入らない面だと思った…あのガキィ…俺の正義の邪魔しやがって…まぁいい、正義の邪魔するなら奴も一緒に殺してやる。」
ジャガースカルは走り去っていく恨めしそうに竜司達を睨みつけた。
「はぁ…はぁ…ひとまずここまでくれば…」
なんとか撒いた俺は光をたまたま見つけた空き家の一室へと入れた。
「お前はここに隠れてろ。俺は奴を引きつける。」
「えっ!?」
「いいか?じっとしてるんだぞ」
俺はそういうと扉を閉めようとする。
「ま…まてよ!!」
「ん?どうした?」
突然光が俺を呼び止める
「なんで…なんで俺を助けるんだよ!?あんなに酷いこといっぱいした俺を…」
光は体を震わせながら聞いてくる。そんな光に俺は優しく頭を撫でてやった。
「え?」
「困ってる奴を助けるのに理由がいるか?」
あんなのはたかが子供の悪戯だ。それで酷い目に遭わされたからって殺されそうになったこの子を見殺しにするような真似は死んでもするもんか
「いいか、じっとしてろよな」
俺はそういうと扉を閉めた。
「どこだぁ!!出てこぉい!!」
薄暗い路地をジャガースカルは竜司達を探しながら叫んでいた。
「ここだよ」
ふと声が聞こえ振り向くとそこにはカグラドライバーを手にした竜司が立っていた。
「あのガキはどこだ?」
「教えると思う?てかあんな子供くらい見逃してやれよ」
「ふざけるな」
するとジャガースカルは俺の言葉を怒りの形相で拒んだ。
「あのガキはこの世界の秩序を狂わせるゴミ共だ。だからこそこの俺様が正義の炎で焼却してやる」
「正義ねぇ…お前の言う正義って無抵抗の相手を一方的に痛めつけて焼き殺すようなことを言うんだな」
まだ更生できたかもしれない相手を自分の采配で焼き殺すようなものが正義であって良いはずがない。
「決めた…お前は許さない…ここで倒す!!」
俺はカグラドライバーを腰に装着した。
『ティラノ!!』
そしてティラノキーを鍵穴に差し込んだ。
『ドンドロロンロンドロンドロン!!ドンドロロンロンドロンドロン!!』
ベルトから音楽が流れ出す。
「変身!!」
俺は掛け声と共にティラノキーを回した。
『武装!!ティラノ!!』
ドライバーの音声と共にティラノサウルスの幻影が現れ俺を包み仮面ライダーリューマへと変身した。
「仮面ライダーリューマ…いざ、舞い忍ぶぜ!!」
「面白え…手前にも正義を執行してやるぜ!!」
ジャガースカルは手から火の玉を生み出しこちらへと放ってきた。
「はっ!!」
俺はファングクナイを使って火の玉を斬り裂きそのままジャガースカルへと斬撃を繰り出した。
「ちっ!!舐めるなぁ!!」
すると、ジャガースカルは手からって鋭い鉤爪を出してガードしもう片方の鉤爪で斬りつけようとした。
「ふっ!!」
しかし、俺も鉤爪を躱して今度は蹴りをジャガースカルのボディへと繰り出した。
「ぐっ…この!!」
ジャガースカルも負けじと口から火球を出して応戦するが俺は火球を見切りジャガースカルへと拳の連打を繰り出した。
「おのれぇ…ならばぁ!!」
すると、ジャガースカルは周囲のビルの壁を足場にしてあちこちを走り回り俺を取り囲んだ。
「ぐっ…」
四方八方からの攻撃に俺も身動きが取れずにダメージを負ってしまう。
「どうだ!!ここは俺のフィールド、てめえに勝ち目なんて最初からなかったんだよ!!」
攻撃を当てられたことに喜びながらジャガーはなおも鉤爪で攻撃を繰り出してくる。
「あのガキもクズだがてめえも頭の足りねえカスだ!!俺は死んで当然の連中に裁きを下してやった正義だってんのに悪者を見るような目で俺を見やがってよぉ!!」
「………。」
「あいつらは根っこから腐った生ゴミなんだよ!!ゴミはしっかり焼却しないと臭いがキツくてたまんないだろうがぁ!!」
「うるさい」
ジャガーの言葉に俺は激しい憤りを感じた。
「俺から言わせれば…小さい子供を…悪さをしたってだけで焼き殺そうとするお前が…人を生ゴミなんて言えるような奴の方が…よっぽど性根の腐って見えるよ」
殺された連中だって…悪さをしていたとしても…焼き殺されるなんて無惨な死に方をしなくても良かったはずだ。仮に裁きを受けるとしても…きちんと法の裁きを受けてれば…彼らだってやり直すことは出来たはずだ。その機会を…こいつは奪ったんだ。
「お前は正義でもなんでもない、ただの殺人鬼だ」
「……てめぇ……この俺を殺人鬼だと……ふざけんじゃねえぞ!!」
俺の言葉にジャガースカルは激しく憤り巨大な火球を俺へと放った。
「俺は正義だ!!悪を裁く正義なんだよぉ!!殺す!!お前は俺の正義の炎で焼き殺してやるぅ!!」
「上等だ、てめぇはここで絶対に倒してやる!!はぁぁぁ!!」
俺は負けじと全身からエネルギーを放出し仮面ライダーリューマ・命駆モードへと変身した。
「仮面ライダーリューマ・命駆モード…いざ、舞い忍ぶぜ!!」
俺はファングクナイで火球を斬り裂くと一瞬でジャガースカルへと詰め寄りファングクナイで斬り裂く
「ぐわぁぁぁぁ!?い、いつの間に…」
「まだまだぁ!!」
俺は高速で移動しながらジャガースカルを連続で斬り続ける。ジャガースカルは俺のスピードに対処しきれずなすすべなくやられていく。
「くそぉ…ありえない…正義は必ず勝つんだよぉ!!」
ジャガースカルはやけくそになりながら全身を炎で包み込み俺へと突進を繰り出す。対する俺もファングクナイの鍵穴にティラノキーを挿して回す。
『必殺の術!!』
すると、命駆モードの影響により通常よりも巨大な刃へと変わったファングクナイを逆手に持ちジャガースカルを迎え撃つ。
「必殺忍法!!激竜命駆スラッシュ!!」
俺が放った斬撃は巨大な火球へと変わったジャガースカルを斬り裂く。
「そんな…俺が…正義がぁぁぁ!!」
ジャガースカルは断末魔とともに爆発し、煙が晴れるとボロボロになって倒れた警官と砕けたスカルキーが見えた。
「お前を裁くのは俺じゃない、法だ。お前は正義でもなんでもないただの殺人鬼として法の裁きを受けろ。」
俺は神門様に連絡をしてこいつを引き渡すために縛ろうとした。
その時、
「なっ!?」
突然銃声とともにジャガースカルだった警官の頭から鮮血が吹き出した。警官も何が起こったかわからないような顔でそのまま息を引き取った。
「くそっ!!一体誰が…っ!!」
狙撃手を探すために周囲を見渡すが誰もいない…
「くそっ…」
俺はただ悔しさのあまりにつぶやくことしかできなかった。
「口封じかんりょーっと♪」
竜司から遠く離れたビルの屋上で緑色の羽毛で覆われ、腰にはスカルドライバーを巻いたグリフォンのようなスカル、グリフォンスカルが手に握っていた銃をしまった。
「やはり貴様の生み出したスカルだったか」
グリフォンスカルが声のした方へと振り向くとそこにはメドューサスカルへと変身した華蛇が立っていた。
「よっ、久しぶり♪聞いたよ、リューマに負けたんだって?」
「死ね」
グリフォンスカルの嫌味にメドューサスカルは殺意を込めた目で睨み付ける。
「ははっ、そう怒んなって冗談だよ冗談」
「なぜジャガーを殺した?」
ヘラヘラと笑うグリフォンスカルにメドューサスカルは問い詰める。
「あーあいつにはちょっと改造したスカルキーを渡したんだけどな…毒素が強すぎたみたいでほとんど暴走状態だっしさ。スカルキーも壊されちゃったしあいつもどのみちもう少ししたら毒素で死んでたから口封じって事でメンゴ♪」
「ふん、まぁいい…どのみち貴様の話ではあれはロードスカルにはなりそうもないし今回は不問としよう。来い、陛下のもとへ向かうぞ」
「はいはいかりこまりー」
そして、メドューサスカルが黒い穴を生み出すと2人はその中へと消えていった。
「竜司兄ちゃん、助けてくれてありがとう」
ジャガースカルを倒した俺は光の元へと戻ると安全な場所に辿り着いた。現場に今いる警官も忍の世界に精通しているもの達なので信用できる人たちだ。ちなみに光にはあの怪物はなんとか上手く撒いたら諦めてどっかに行ったと上手く誤魔化しておいた。
「もうわかったろ?これに懲りたらもうスリなんてやめろ。事情があんなら信用できるところに依頼してやるから」
「うん、わかった。」
「…なんか、さっきと違って随分素直になったな…」
さっきはすぐ俺に色々とワサビだタバスコだと悪戯してきたのに…
「俺…嬉しかったんだ。あの時、俺のことを庇ってくれたのが…こんな悪さばかりしてくる俺を見捨てないでくれたのが…」
その目は真っ直ぐと俺を見つめており嘘偽りがないことはすぐわかった。
「ねぇ竜司兄ちゃん、ちょっとしゃがんでくれる?」
「ん?こうか?」
俺はなにかと思いながらも言われた通りにしゃがんでみる。
すると、光は俺に向かってジャンプし、
「ありがとう兄ちゃん♡」
ジャンプの弾みで帽子が外れて長い髪があらわになると少女は俺の口へとキスをした。
「え…?光…お前…女の子…ってか…え?」
俺はあまりの衝撃に訳が分からなくなってしまった。
「俺、これからは真っ当に生きて立派な人間になる!!だからさ、おっきくなったら竜司兄ちゃんのお嫁さんにしてくれよな!!」
そのまま光は頬を赤く染めたまま警官に連れて行かれた。
「えっと…つまり…え?」
「竜司さん………」
突然背後に殺気を感じて振り向くとそこには凄まじい負のオーラを纏った斑鳩先輩がいた。
「い、斑鳩先輩…なんでここに……?」
「霧夜先生から連絡を受けて応援に駆けつけました……他の皆さんも来ていますよ」
「あ……そうなんだ……」
よう見ると飛鳥たちもこちらへと向かってきているようだ
「それで竜司さん、いま…女の子にキスされてませんでした?」
「あ…その……」
「されたんですね?」
「え、えと……」
「答えてください」
「あ、はい…されたっぽいのですがっぽい…」
ダメだ…上手く言葉が出ない…てかなんで斑鳩先輩こんなに怒ってんの!?斑鳩先輩が怒る要素どこにあんの!?
「ふ……ふふ………ふふふふふ」
え…斑鳩先輩、笑って……
「竜司さんのバカァぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「なんでぇぇぇぇぇぇ!?」
瞬間、斑鳩先輩渾身のビンタが炸裂した。
「竜司兄ちゃん…」
パトカーの中で光はつぶやく
「本気だからね…」
少女が胸に抱いた想いを
更新しました。
設定まとめも更新しますので良ければどうぞ