仮面ライダーリューマ   作:クロバット一世

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もやしといえば彼女です


其の六 もやしと兄妹!!の巻

秘立蛇邪学園、悪忍たちを育成する忍育成学校である。

 

「接触してみての感触は?」

 

そこの一室では前回、竜司たちを襲撃した炎佐たちが鎧に身を包んだ人物と対峙していた。

 

「は、伝説の忍の血を引く飛鳥と言う娘。特にと思い、私が直接近付いてみましたが」

 

「他の子達も、私の可愛いお人形の相手で精一杯って言う感じで」

 

褐色の少女、焔は飛鳥について、頭に大きなリボンをつけた少女、春花は斑鳩たちと接触した感触を報告していた。

 

「恐るるに足らないと」

 

「御意」

 

しかしそんな中、炎佐は頭を下げたまま静かに考えていた。

 

「炎佐、貴方はリューマと接触しましたがそちらはどうでしたか?」

 

そんな炎佐に鎧の人物は竜司について聞いた。

 

「…はっきり言って今は俺よりも総合的に劣ります」

 

「『今は』…ですか?」

 

「はい、リューマに変身する竜司という少年…ああいうタイプはきっかけさえあれば急激に成長します。細心の注意を払うべきかと…おそらく飛鳥という娘もその類だと思います」

 

「む…」

 

炎佐の言葉に焔は不満そうな顔を密かにした。

 

「なるほど、よく分かりました」

 

炎佐の報告を聞き、鎧の人物は静かに頷いた。

 

「炎佐の言う通り、たかが1度の接触で甘くみてはならない。油断は即、死になる。これぞ忍の極意です。その娘達が何れあなた方の障害になるのは必然。だが焦る必要はありません。忍の矜恃を持って深く静かに、殲滅しなさい」

 

「御意」

 

鎧の人物の言葉に炎佐たちは深く頭を下げた。

 

 

 

 

「炎佐」

 

鎧の人物への報告が終わったあと、自室へ戻ろうとする炎佐に焔が話しかけた。

 

「焔か、どうした?」

 

「さっきのはどういう意味だ?」

 

その顔は険しく不満げな顔であった。おそらく先ほどの炎佐の報告が気に入らなかったのだろう。

 

「そのまんまの意味だ、ああいうタイプは舐めてかかると痛い目に合うからな。お前がそうならない様に警告の意味も込めて言ったまでだ」

 

「んなっ!?私があんな甘ちゃんの小娘に負けるだと〜!!」

 

焔は炎佐の言葉にカチンとして彼を睨みつけた。

 

「舐めてかかったらって意味だよ。お前の強さは俺がよく知ってる。」

 

「むむむ…まぁわかってるなら良いんだが…」

 

しかし炎佐はクスリと笑って言葉を返す炎佐に焔はそれ以上なにもいえなかった。

 

「さて、今頃詠のやつが奴らと接触するころだが…まあ今回はあくまで挨拶程度みたいだからな…流石にお前みたいに暴れたりしないだろ」

 

「お前はさっきから一言多いぞ!!」

 

炎佐の一言に焔はさらに怒った。

 

 

 

 

 

 

「じいちゃんの歓迎パーティーって…別にそこまでしなくても良いですのに…」

 

現在俺と斑鳩先輩は八百屋で買い物をしていた。

 

「そうはまいりません。半蔵様は伝説の忍と呼ばれるお方です。心をかけてのお持て成しをしなくては…」

 

「…伝説の忍かぁ…普段はそんな感じには見えないけどなぁ…」

 

俺にとっちゃ自分を引き取って親同然に育ててくれた恩人の面白いおじいちゃんくらいの感覚だが今の時代の忍にとってじいちゃんは憧れの存在らしい。

 

「俺も、もっと強くなってじいちゃんの名前に恥じない『世界一カッコいい忍』にならないとな」

 

俺は改めて自分の目標に向けて進む決意をした。

 

「もやしがお高いですわ」

 

ふと声が聞こえてそちらを向くと長い髪で白と黄緑を主体にしたドレスの少女がもやしを見ながら呟いていた。

 

「そう思いません事?」

 

少女はこちらを向き笑みを浮かべて話しかけてきた。

 

「え、ああ…たしかに若干値上がりしているかな…最近物価が高いみたいだし…」

 

「ええそうですわね。しかし…これはあまりに酷すぎませんこと?お金持ち御用達の高級な野菜が値上がりする分には、何の不平もございませんのよ?なのに低価格で庶民の味方のもやしまで値上がりするなんて、どう言う事ですの?」

 

俺が戸惑いながらも答えると少女はさらに言葉を続けてきた。

 

「ま、まあ落ち着けって…もやしは美味しいし便利だから気持ちはわかるけど…もやしを作ってる農家さんだって食っていかなきゃならないんだから…」

 

「…貴方はもやしのことをよくわかっているみたいですね…とても嬉しいですわ。ではもう一つ聞きたいのですが…」

 

「行きますよ竜司さん」

 

すると、斑鳩先輩は俺の手を引っ張って歩き出した。

 

「えっと…斑鳩先輩?」

 

「外部の者との接触は厳禁だと……」

 

すると後ろから矢が飛んで来た。矢は喫茶店の看板に突き刺さった。

 

「なっ!?」

 

「もやしなんて庶民の食べ物。あなたには興味もございませんものね。これだからお嬢様育ちは、嫌いなのですわ」

 

少女は突如殺気を出して手に装着されたボウガンをこちらに向けてきた。

 

「………竜司さん、行きますよ」

 

しかし、斑鳩先輩は顔色を変えずに俺の手を引っ張って去ろうとした。

 

「お、おい待てって斑鳩先輩…あの人ってもしかしたら…」

 

「外部の者との接触は禁止です」

 

「そうですの…あくまでも私を無視なさろうと言う気ですのね…忍結界!!」

 

すると忍結界が貼られた。

 

「忍結界…!!てことはこいつ…悪忍か!!」

 

しかも…さっきから話していて気づいた…こいつは俺よりも斑鳩先輩を狙っている…!!

 

「なんで斑鳩先輩を狙うんだ!?」

 

「あえて言うなら、そちらの方が財閥のお嬢様だからですわ」

 

「っ!?それは、どう言う意味ですの?」

 

「お父様やお母様の愛情を、いっぱいいただいて育ったんでしょうね?ぬくぬくとぬくぬくと、何不自由無く暖かく」

 

その言葉には斑鳩先輩へのたしかな敵意を感じた。

 

「竜司さんは下がっていてください。この方の狙いは私の様です」

 

「でも…」

 

「そうしてくださいませんこと?先ほどの会話でも分かりましたけどそちらの御仁はもやしのことをよくわかっておられる様子…あまり傷つけたくはありませんわ」

 

なんだか変な信頼を得てしまっている様だ。少女はボウガンを大剣に変えてかまえていた。

 

「降り掛かる火の粉は、払わねばなりません!舞い忍びます!」

 

斑鳩先輩は忍転身して愛刀・飛燕を構えた。

 

 

 

 

「ラベンダーの爛漫!」

 

大剣から紫色の衝撃波を放つ。斑鳩先輩が飛燕で防ぐが、戦闘服が破れ始めた。

 

「っ!!」

 

真上から詠が大剣を振り下ろす。しかし飛燕で防いだ。

 

「斑鳩先輩!!」

 

「なんという力………」 

 

「そんなお上品な攻撃で私に傷付ける事は出来ませんわ。ローズの旋律!!」

 

今度は大剣を超高速で斑鳩に向かって突進する。それを躱すと斑鳩先輩は真上から少女へと斬りかかった。

 

「お覚悟!!」

 

すると、少女は大剣を銃へと変形させた。

 

「秘伝忍法、ニブルヘルム!!」

 

銃から放たれたエネルギー弾が斑鳩先輩へと向かっていく。

 

「さっせるかぁぁぁ!!」

 

俺はとっさにリューマへと変身してファングクナイでエネルギー弾を切り裂いた。

 

「すいません斑鳩先輩!!こっからは手伝わさせて貰いますよ!!」

 

俺はファングクナイをかまえて少女の方を向いた。

 

「…ふふ、ご安心なさい。今日はあくまでご挨拶、今日はこの辺にしておきますわ」

 

そういうと少女は武装を解いた。

 

「では、今度会うときは貴方ともやしについて語らいたいものですわ」

 

少女は斑鳩先輩の時とは打って変わり優しい表情をして俺に頭を下げで後ろを向き歩き出した。

 

「…そちらのお嬢様も精々お高いものでも食べて束の間の休日をお楽しみくださいませ」

 

そして、斑鳩先輩へは冷たく高いを向けた声音で立ち去り忍結界は解けていった。

 

 

 

 

 

「半蔵様の歓迎会と言う事で奮発しましたけど、予算範囲内で収まって何よりでしたね」

 

悪忍の少女との戦闘の後、俺たちは買い物を済ませ帰路についていた。

 

「後は腕に寄りを掛けるだけですわ」

 

「あの悪忍の少女…なんで斑鳩先輩がお金持ちだってわかったんだろ…?」

 

俺はあの時の少女のことを思い出していた。あの様子から見ても斑鳩先輩のことを事前に知っていたのは間違いない。

 

「忍なら、その気になればすぐに調べられる事です」

 

「まぁ斑鳩先輩の家は日本でも有数の大財閥だもんな…」

 

斑鳩先輩は日本有数の財閥、鳳凰財閥の娘である。たしかにそれなら忍なら調べれば分かるかもしれない。

 

「……………っ」

 

すると、俺の言葉に斑鳩先輩はどこか辛そうな顔をした。

 

「斑鳩先輩?」

 

「急ぎましょう」

 

そういうと斑鳩先輩は足早に歩き出した。

 

 

 

 

 

「申し訳ありませんでした!」

 

半蔵学院に戻った俺たちは霧夜先生に悪忍と遭遇したことを報告していた。

 

「言い付けを破り、外部の者と接触を……それどころか竜司さんまで巻き込んでしまって……罰は何なりと!」

 

「ちょっと待ってくれよ斑鳩先輩!!あれは向こうから仕掛けてきたんだからしょうがないって…」

 

「竜司の言う通りだ。あまり気にするな」

 

霧夜先生も今回のことは仕方ないことだと分かってくれているみたいで許してくださる様だ。

 

「いえ、禁を犯すのは忍にとってもっとも恥ずべき行為です!規律を破ったものに罰を与えないのは秩序の崩壊を生みます!!」

 

しかし、斑鳩先輩はそれでは納得がいかないらしい。

 

「話は聞いたぞい」

 

すると、じいちゃんが突然現れた。

 

「であればこのわしが其方に罰を与えよう」

 

 

 

 

 

 

「こうでしょうか?」

 

「もう少し強く… あ、あぁ〜そこそこ……」

 

現在斑鳩先輩がじいちゃんにマッサージをしていた。

 

「で……じいちゃんのマッサージをするのが罰って……ただのじいちゃんのスケベじゃねーか!!」

 

「もうっ!じっちゃんなにしてんの!?斑鳩先輩、私がやりますよ!!」

 

呆れた飛鳥が斑鳩先輩と場所を変わりマッサージを始める。

 

 

「相変わらずお前のマッサージは力任せでいかんのう………」

 

「文句言わないの!可愛い孫のマッサージなんだから!(ゴキッ)」

 

 

「あ痛たたた!!」

 

やっぱりじいちゃんは飛鳥には敵わないらしい

 

 

 

 

 

 

とある屋敷の一室、燕尾服の女性メドューサが窓から見える夜景を眺めていた。

 

「女の部屋に無断で忍び込むとは良い趣味だな」

 

すると、突如空間が歪み黒い穴が現れそこから華びやかな服を身に纏ったドラゴンと呼ばれる華びやかな服を身に纏った金髪の男が出てきた。

 

「失礼、以後気をつけますのでお許しを…簡単な報告があったので」

 

ドラゴンは笑みを浮かべて頭を下げた。

 

「早く言え」

 

「カメレオンがリューマに敗れたそうです」

 

ドラゴンの報告にメドューサは「やはり」と言わんばかりに鼻で笑い再び夜景を見出した。

 

「随分とご機嫌ですね?」

 

「目障りなカスが消えて清々したのでな。第一、あんな雑魚がロードスカルになれるはずないと分かってもいたしな」

 

「…しかしリューマが現れてそれほど時間が経ったないのにすでに同胞が二人もやられてますが…」

 

「心配ない、すでに面白そうなやつに鍵を渡しスカルにした」

 

その言葉にドラゴンは感心した。

 

「相変わらず仕事が早いですね」

 

「素質のあるものにスカルキーを渡し、その中から十二体存在するロードスカルに進化する者を見つける。それこそが我々の使命だ」

 

「現在ロードスカルは『キメラ』、『ドラゴン』、『メドューサ』、『グリフォン』…そして陛下を合わせて五体…あと七体のロードを見つける必要がありますね」

 

「今回新たに産まれたスカルが六体目になるか否か…果たしてどうなるか…」

 

 

 

 

 

 

「お兄様が行方不明?」

 

半蔵の歓迎会の後、斑鳩は霧夜先生と話していた。

 

「念の為心当たりは無いかと、お前の実家から連絡があってな」

 

「心当たりはと言われましても兄とは話したことすらありませんですから…」

 

同じ家にいながら兄のことを知らない自分を情けなく感じる斑鳩

 

「そうか、わかった。何かあったら連絡するように、俺はお前の実家に報告してくる」

 

「はい…」

 

 

 

 

 

 

「お兄様…なぜ家出など…」

 

霧夜先生に兄のことを聞かれた後、斑鳩は一人帰路についていた。

 

「そういえば…私は…お兄様と話なんかほとんどしていませんでしたね…」

 

「…誰がお前の様なやつと会話なんかするものか…」

 

「…っ!!」

 

突如声が聞こえて振り向くと虚な目で自身を睨みつける兄、村雨がそこにいた。

 

「お兄様…なぜここに!?」

 

「その呼び方は止めろ。俺には妹なんて居ない」

 

村雨は斑鳩の言葉に苛立ちながら否定の言葉を述べた。

 

「お兄さまどうして家出などを…お父様もお母様も心配なさってますよ!」

 

「呼ばれる筋合いはないと言ったはずだ!!!」

 

「っ!?」

 

怒りと憎しみに満ちた怒鳴り声をあげる村雨

 

「お前の様なやつが…血の繋がってない…赤の他人のお前が…盗人のお前が俺たちの家族のつもりか!!」

 

すると村雨は懐から枯葉色の骨の装飾のある鍵、スカルキーを取り出した。

 

「お兄様…それは…っ!!」

 

「あの方から頂いたこの力で…俺は間違いを正して…飛燕を取り戻すんだ!!」

 

『マンティス!!』

 

スカルキーを起動すると、村雨の右腕に鍵穴が現れ村雨はそこへ鍵を回した。どす黒い泥が体を包み込むと両手は鋭い鎌になり、枯葉色の体の蟷螂の様なスカル、マンティススカルへと変身した。

 

「飛燕を…返セェェェェェェ!!」

 

マンティススカルは両手の鎌を振りかざして斑鳩へと斬りかかってくる。

 

「おりゃぁ!!」

 

すると、竜司が現れマンティススカルへ飛び蹴りを繰り出した。

 

 

 

 

「あっぶね〜たまたま近道で帰ろうとして良かったぜ」

 

観たいテレビがあったので近道をしようとしたらスカルが斑鳩先輩に襲いかかっていたので慌てて駆けつけたが…間に合った様だ。

 

「さあて…もうすぐテレビも始まっちゃうし…ちゃっちやと済ませちゃいますか」

 

俺はカグラドライバーを取り出して腰に装着する。

 

『ティラノ!!』

 

そしてティラノキーを鍵穴に差し込んだ。

 

『ドンドロロンロンドロンドロン!!ドンドロロンロンドロンドロン!!』

 

ベルトから音楽が流れ出す。

 

「変身!!」

 

俺は掛け声と共にティラノキーを回した。

 

『武装!!ティラノ!!』

 

ドライバーの音声と共にティラノサウルスの幻影が現れ俺を包み仮面ライダーリューマへと変身した。

 

「仮面ライダーリュー…うわぁっ!?」

 

「邪魔すんなぁ!!」

 

名乗ろうとした瞬間、マンティススカルは俺に斬りかかってきた。

 

「てめぇ!!せめて名乗り終わるまで待てよ!!大事なことだぞもう!!」

 

「知ったことか!!」

 

問答無用にマンティススカルは攻撃を繰り出す。

 

「あったまきたこいつ!!もう許さねぇ!!」

 

俺は腹が立ってファングクナイを出してマンティススカルを斬りつける。

 

「ぐうぅ…舐めるなぁぁぁぁぁ!!」

 

マンティススカルは激昂して再び斬りかかるが俺はそれを躱して蹴りを繰り出す。

 

「ぐわぁっ!!」

 

マンティススカルはそのまま吹っ飛び壁に激突した。

 

 

 

 

「…こんなものか」

 

メドューサスカルは少し離れた場所にあるビルで呟いた。

 

「あの程度しか力を引き出せないのなら…とんだ期待外れだ…」

 

少し残念そうに立ち去ろうとしたその時…

 

「…ん?」

 

ふと何かに気づきそちらは目をやる。

 

「あれは…」

 

 

 

 

 

 

「よっしゃ、このままとどめだ!!」

 

俺はカグラドライバーの恐竜を叩いた。

 

『必殺の術!!』

 

「必殺忍法!!激竜無双キック!!」

 

音声と共に足にエネルギーが込められていく。俺は飛び上がるとティラノサウルスのオーラを全身に纏い渾身のキックが繰り出した。

 

「くそがぁ…こんなところで…終わってたまるかぁぁぁぁぁ!!」

 

すると突然、マンティススカルの全身から膨大なエネルギーが溢れ出て俺を吹き飛ばした。

 

「な…なんだあれ…」

 

「うおおおおおおお!!」

 

すると、マンティススカルの両手の鎌が倍以上の大きさへとなったのである。

 

「なんだこれは…力が…溢れ出てくる!!」

 

マンティススカルは両手の鎌にエネルギーを集め出した。

 

「なんかアレ…絶対まずい!!」

 

慌てて俺はファングクナイにティラノキーを挿して回す。

 

『必殺の術!!』

 

音声とともにファングクナイにエネルギーが込められて巨大なオレンジの斬撃が放たれた。

 

「必殺忍法!!激竜忍斬り!!」

 

「舐めるなぁぁぁぁぁ!!」

 

すると、マンティススカルが両手を振り巨大な斬撃が放たれ俺の斬撃を斬り裂いた。

 

「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

俺も斬撃をもろに喰らいそのまま吹き飛ばされ変身が解除された。

 

「な…なんだこの力…」

 

 

 

 

 

 

「あのスカル…感情の昂りで急激に成長した…」

 

メドューサはマンティススカルの力を見て驚愕と共に歓喜していた。

 

「もしかしたら…奴ならなれるかもしれない…六体目のロードに…ふ…ふふふ…ふははははは!!」

 

メドューサの笑い声が空に響き渡った。

 

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