Fate/whitenight 怪物と兵器と人類史と 作:(´・ω・)
ランサー アルトリア(前)
なんで(前)かだって?
滅茶苦茶宝具増やしまくって尚且つくそなげーからだよ
ステータス (比較の凛トリア)
筋力A (A)
耐久A+ (B)
敏捷A+ (B)
魔力A+++(A)
幸運EX (A+)
宝具EX (A++)
なんだこのバケモン基礎ステがバサクレスより高いぞ
保有スキル
クラススキル
対魔力A++
騎乗A+
単独行動A+
『単独顕現』B+
マーリン通信教育で覚えた
という冗談はさておき本来これは資格はあったけど結局『運命』しちゃって出来なかった結果のB+ってだけ。
本来なら自分の騎士、そして民だけを『人間』とし、そして愛情を注ぐだけという『救済』が『別の何か』に変わり果て、聖杯を手にし、願望を果たした功績でその真のクラスを決定付けるはずだったなにか。
つまり雑に言うと少し範囲が違うだけの3じゃねえかやだー
獲得した理由は簡単。
『自分だけ』でいい。
それが未来を見た選択だからかは当事者しかしらない。
カリスマB
魔力放出EX
直感A++
心眼(偽)B+
心眼(真)A+
精霊の加護EX
ランスロのやつやん
うん、もちろんこれ書いたのZero前なので全くの別物
幸運判定で成功すれば一定ダメージ&全魔術&魔法無効化(運EXとランクEXなら九割の確率で発生)と低確率で全攻撃(人理砲とか最低最悪の宝具)を無効化
更に本来食らえば物によればビーストでも即死確定の『精霊兵器』、『精霊兵装』のような精霊種の厄ネタ武器の攻撃をある程度緩和する具体的に『約束された勝利の剣』が直撃する程度の威力に軽減し尚且つ『精霊兵器』、『精霊兵装』の反動緩和と威力増加を得られる。
これ一個で大半の奴に勝てちゃう
最果ての加護A+ なんかあった。
本命は泣けよライダーってぐらい多い宝具(10個ぐらい)だからスキルは控えめ
暖かい
そんな感情
俺には理解できなかった。
だが、感じることはできる。
いや、感じ取った。
「──────ぁ。」
声にならない
「アァァ───a」
恐怖はない
別の何かに成り果てようと
きっと。
この海の底
虚数でできた海の底
「誰も貴女を受け入れない、貴女の愛は誰にも受け入れられない、それが人間なのでしょう・・・・・・」
決断と覚悟
そしてなんだろうか。
「・・・バーサーカー・・・───ねぇ、バーサーカー」
白黒の世界を手探りで探す。
周囲を触り続けるが熱を感じず感触も無くなった。
「───ー、──」
魔術礼装にどれだけ魔力を流し動かそうにも足が少しずつ溶け始める。
『何か』と混ざって別の物になりだす。
内ポケットにあったナイフを腕に刺して無理矢理神経に刺激を与え魔術回路に反応させる。
一切痛みは感じなくなったが色彩が戻り体の不調も戻る。
「・・・冗談じゃない・・・冗談じゃない・・・」
通りにあった鏡を見る。
肌は少し白くなり、靴は赤黒い何かで固められ、髪の先端は蒼白く染まっていた。
「マスター!!」
「・・・うるさいなぁ、そこまで距離ねえよ」
廊下の向こうから来たバーサーカーが咄嗟に体を支え、そっとソファに座らせる。
バーサーカーが肩を持つと少しの間動かなくなった。
「バーサーカー?」
「・・・今、僕はマスターの体内に鎖を突き刺している・・・」
察した。
もう、時間切れだ
「そうかぁ・・・もうすぐ、特異点へのレイシフトが始まるだろうし・・・持つかな?」
「・・・あぁ、引き延ばすだけならもう手筈は済んでいる、取りあえず今回は僕がずっとマスターの中に入り込んで感覚を共有するから出来るだけ悟られないようにいこう」
「りょーかい、バーサーカー」
そっとソファを立ち廊下を歩く。
さっきと違い平衡感覚があり、特に問題なく管制室に入ることができた。
中ではもう皆用意を済ませ、観測を始めていた。
「ジャスト、そりゃじゃあ最後の修復よ、覚悟はいいかしら、今回は神代の特異点、送ることはとても難しいですがきっと大丈夫」
「・・・?」
「?」
コフィンに入る直前、何か変な気配を感じ取った。
「フォウフォフォッ」
「?ぺちぺちしてもなにも無いぞ・・・ったく」
足をぺちぺち叩くフォウ君を追い出し準備を終える。
意識は一切落ちず
はっきりとわかる。
特異点に入った瞬間
なんかじょうくうだこれ。
場所はたぶん街外れの街道
「あーあ、出落ちかぁ」
魔力を放出しそっと浮遊する。
「せんぱーーーーーい!!」
あ。
マシュは飛べないんだった。
「・・・バーサーカー」
指を鳴らすと地面から鎖が生え、それらが網のように重なり落っこちるマシュが地面と激突するのを防いだ。
「やっぱ、マシュも飛ぼうよ、危なっかしくてたまらない」
ゆっくり落ちながら着地すると急に光ったと思ったら横から飛んで来た何かにマシュが吹き飛ばされた。
「なんだいまの、出力が違いすぎる、バーサーカー戦闘体勢」
「いや、いい、約束通りだ」
何かよくわからないがこれが引き延ばしの手段だと思いすぐに魔力を抑える。
すると森林の奥から何かが高速で飛んできた。
なんだあれは
糞薄着
なんかピカピカ
変な浮きものある
「そうか、痴女か」
「正解だマスター、そう、飛びっきりの人類最古の痴女だ!!」
「違うわよ!!これは訳ありでそうなっただけよ!!」
なんかよくわからん痴女が聖杯を持ちだし、そっと近づく。
「ちゃんと持ってきたでしょうね泥人形」
「あぁ、カルデア保管の五つは持ってきたさ」
「そう、じゃあこれで貸しね」
そういうと急に聖杯を一つに束ね心臓にぶちこまれた。
それは全身で拒絶反応を引き起こし口から赤黒い泥を吐き出す。
それを知っている。
知っていた。
「全く、取りあえず安心できるのは二週間、持っても一ヶ月ね、決して精霊兵器は使わないこと、反動で聖杯が壊れかねないから絶対に使わないでよ、それと魔力の全力放出も何回も使わないこと良い?」
「・・・そういえば誰ですか?」
「イシュタルだよ、マスター」
「いやいや、あれがこれな訳」
笑いながらそっと彼女を見ると
なにも言わず、ただの真顔だった。
「・・・マジか」
「今回はまた別の召喚方式でね、アンタの連れみたいに連鎖を使った物じゃないのよ」
連鎖召喚。
そういうのもあるのか。
でも、そうなると気掛かりだ。
「よく、抑えれるなバーサーカー」
「正直僕ももう理性吹っ飛んで殺したいよ、でもまずはマスターが優先だ、この問題を解決すればイシュタルは殺す、イシュタルと組まないと勝つことはできてもきっと僕もマスターも生還できない・・・」
少しずつ声のトーン顔落ちるバーサーカーから伺える本当に綱渡りだという状況。
「そうか、なら決戦は一ヶ月後、それでいいか」
「構わないわ、それだけあれば後はあの金ぴかが整えてくれるわ、あの人間擬きはついででウルクへ送ってあげるから貴方達はさっさと準備しなさい」
「えらく協力的だな・・・じゃあ、頼んだ」
地面を蹴って空へ飛び、大地を見下ろす。
今からこのメソポタミアの大地全土に魔術回路を敷く、そのために要所を決める必要はある。
「バーサーカー、ティアマトはどこだ」
「そんなのマスターが一番感じているんじゃないかい?」
「二方向だ、海と森・・・二つあるんだよ、いや、本物は海の底だ、だがなぜ森にも居るんだ、地面そのものがティアマトの可能性はないか?」
「無いね、それは感知できないならば、あの海に向けて馬鹿デカイ物をおみまいしようか」
周囲を見渡していると一際目を引くものもあった。
「うわ、壁・・・未完成か」
「相変わらずギルは早いなぁ~、でもあれじゃあティアマトはどうしようもない、きっと奥の手の一個はあるだろうけど、あんな魔獣程度に・・・・・」
取りあえず森林に飛び込み周辺に魔術回路を流し込む。
こんな頭おかしい芸当あの時に死ぬ思いでやったから苦労せずにできはしたが流石に着地がうるさかったのか周囲から変な者が現れた。
赤い革に金色のたてがみだろうか、ライオンのようなそうでないような何か
少し濃い青に竜のような鱗や頭を持つもの
数はざっと百。
いやもうゼロか
「なんだったのだろうか」
「たぶんあの森の奥で産まれた魔獣じゃないかな?多分」
鎖で引きちぎられた魔獣の断面を覗く。
血の色は普通だし
肉もある。
見た感じ毒もないし、魔力もクソカス
「食うか」
「心臓と胃は切り取ってイシュタルに投げつけよう」
内ポケットから取り出したナイフで肉を切って炎を出してさっと炙る。
こういうときにちょっとできる魔術は便利だったりするが、こんな子供のお遊びみたいなちゃちなもので根元に至れるとか考え出す魔術師には本当に呆れる。
「・・・味が濃いなぁ、別に良いけど」
二十匹ほど食ったあともう一度大地に魔術回路を流し、補強する。
「あかん、これすると消耗はげし・・・食うか」
食っては回路を強化し補強してあえて音を出して出てくる魔獣を食っては補強をする。
日が落ちる頃には森の周辺の大地にしっかりと刻み込まれ準備はできた。
ただ、胃はもう死んでいる。
全身で魔獣の血で滅茶苦茶になって臭いもひどかった。
「うえぇ、何匹食った・・・気持ち悪い、無尽蔵かよ」
「いくら無限に回路が増えるとはいえ大丈夫かい?取りあえず食料はここで回収すればいいのは把握できたし後は何日も往復して刷り込んでの繰り返しだね・・・早くて一週間かな」
回路を停止しそっと隠しておく。
同時に木に別の魔術回路と魔術を仕込んで囮を作っておく。
「流石に血なまぐさいのもあれだし少し南にいこう、確か川があるはず」
「だな、そこで別れておけよ」
ゆっくりと森を抜け川瀬に出る。
服を脱ぎ川に着けると固まっていない血が流れ、川を下っていく。
「・・・うえーさむい・・・・なにか来る」
森の奥から来るなにかに備える。
そっと見つめているとそこから出てきたのは
緑の長い髪
真っ白な全身を包む大きな服
紫の瞳。
「うっはっなんだあれ、僕じゃないかははははは」
「・・・・黙ってろ、気に入らねえ真似しやがって、バラバラにしてやる」
耳元で笑うバーサーカーを黙らせそっと服を着る。
「おや、君達がカルデアの人かい?」
「そうですが、なにか?」
「はははははっうひーっ腹痛いよマスター」
うるさいバーサーカーを無視し、そっと偽物と対峙する。
「僕の名前はエルキドゥ」
殺そう
「ウルクへ行くのならこの川の上流に僕の船があるんだ」
どう殺そう
バラバラにしよう
内蔵に泥でも突っ込んでもやろう
「そこまで案内するからついてきてくれるかい?」
「・・・それで終わりか、偽物」
心臓に腕を突っ込み魔力を流す。
すぐにその泥でできた体は爆発し、飛び散る。
「あー、マスター・・・もうちょっとこらえない?」
「うるせぇ、さっさとやるぞバーサーカー」
全身が泥になり剥がれ落ちると元に戻る。
「なるほど、そっちが本当の僕だから、か」
飛び散った破片が集まりそれがまた人の形をする。
「・・・逃げた方がいいよ、君、僕は別に気にしないけどマスターをあまり怒らせないでくれ」
「ふんっ、そういえるのも今のうちだ僕は旧型である君とは」
「いやね、その僕の体、『ただの兵器』じゃないか」
バーサーカーの右ストレートでおもいっきり吹き飛ばされる贋作。
「・・・あぁ、そうか、バーサーカーはシャムハトと交わって理性獲得して性能落ちたから・・・よし、こいつ殺そうバーサーカー」
「本当にいいのかい?別にマスターがキレてるのって僕を騙るからだけでしょ」
「それはそうだけど、気に入らねえ」
「まぁまぁ」
止めようとするバーサーカーを無視し、複数の投影した剣を射出し起爆させる。
無駄に復元力はあるのかすぐにこっちに来て心臓を抉ろうと手を伸ばす
「・・・・?!」
一瞬何かに気付いたのか止まった瞬間バーサーカーの回し蹴りが綺麗に直撃し奥の巨木に吹っ飛んでいった。
「・・・弱い、聖杯で補強しているのだろうが弱すぎる」
「いやマスター、本来僕はバーサーカーで呼べないからね、普通ならあれギルや完全にランサーな僕なら苦戦するかもしれないよ」
「そういうものか?」
なんか白けたからずぶ濡れの服を乾かしながら起きるのを待つ
のんびり待とうとしているとバーサーカーがどこからともなく水瓶に川の水をくみ
「マスター、これ冷やして」
「おまっ・・・」
「冷やして」
「はい」
なんかもうやりたいことを察したが緩く凍らない程度に水瓶を冷やしおまけで氷をいれる。
それを持ち上げぶっ倒れている贋作に頭からぶっかける
「うーん、威力不足かな」
どうみても止め刺してるような気もするが無視。
今度は二個目を作り出し同じことをして同時にぶっかける。
「げほっげほっ」
「うん、起きたね、名前はなんだい、どおして僕の体を?」
「ふんっ、貴様みたいな急っ!?」
「僕は『質問』しているんだ、早く答えておくれ」
そういいながら心臓部の聖杯を抜き取り傷口に冷えた塩水をぶちまける。
流石に効いたのか悶え始めのたうち回る。
「キングゥ・・・キングゥだ!!」
「キングゥ・・・あぁマルドゥクを恐れて敵前逃亡して最後にはぶったぎられたあの」
「あれと一緒にするな!!」
「まぁいいよ、はいこれ」
「うぐっ!!」
うわ、雑に引っこ抜いた聖杯を雑にぶちこみやがった。
「ねぇマスター、キングゥをどうする?市中引き回しの後ウルクで処刑する?」
「どこでそんな言葉覚えたなんかもうその所業見るとどうでもよくなった・・・捨てておけ」
「いいのかい?」
「構わん」
「そうか、なら僕も見なかったことにしよう」
キングゥを背にまた空を飛び砲撃陣地の作成に移る。
少し経っても追いかけるつもりがないのか気配は少しずつ遠のいた。
「暗い・・・壁と街の灯りしかねえじゃねえか」
「うーん、マスター、ちょっとバビロンに寄っていかないかい?」
「あの街?」
指を街に向けて確認すると違うと言ってまったく灯りのない暗闇に指した。
「なにもねえじゃ・・・」
視力を少し強化し見直すとそこには家はあるのにまったく人が灯りをつけていなかった。
「あーうん、あれ下手しなくても滅んでますね」
「一人でも生存者が居れば良いけど」
バーサーカーの乗っかり時速1000キロ程度で街へ飛ぶ。
街へ着地すると同時に周辺にヒビが入り轟音が響くがやっぱりそれに驚きもなく、生存者は絶望的だった。
「・・・遅かった」
街には無数の穴が開いてそこら辺に引きずった跡や飛び散った跡があった。
だが、奇跡的だろうか、目をむけた先に微かに息のある人間がいた。
すぐにかけより上に積み上がっていた瓦礫を持ち上げて人間を引っ張り出す。
「何かありました?いえ、何かあったんですよね、安心してください、私達はここを調査に来たウルクの人です」
「よかった、本当によかった・・・はい、先日、エルキドゥが生き返ったと思ったら急に」
キングゥかぁ。
「酷く錯乱していて自分が何なのかまだ分かりきっていないような感じで、その」
「大丈夫です、後は王が解決してくれます、今はどうかお休みください」
「ありがとうございます・・・」
糸の切れた人形のようにぐったりと倒れた人間の呼吸は整っており死んではいないことを確認しそっと抱きかかえ立ち上がる。
「くだらねぇ、なぜ騙る必要があったのだ・・・」
「マスター・・・さぁ、願っておくれ、君の望みを」
そっと差し出された手を取り、握る
「とりあえずキングゥに粘着して嫌がらせしよう、それでエルキドゥにこだわったら殺そう」
「最高だね、全く同じことを考えていた」
手を叩いてお互いに人差し指を向ける。
「取りあえずこの人壁に持っていこう」
「そうだね」
空を飛び壁まで飛んで着地する。
もちのろんで周辺に兵士がいるがバーサーカーを見た瞬間全員がうろたえ始める
「・・・バビロンの生き残りです、では「待ってください!」」
帰ろうとした瞬間女性の声が引き留めた。
その女性は到底ウルクの住人とは思えず
巴形の薙刀を持った東洋の家紋というのだろうかそんなのがあった白い髪の女性だった。
いや、サーヴァントか、霊基が弱くてわからなかった。
「サーヴァントですか?」
「はい、つい先日、ギルガメッシュ王に召喚されたアーチャー『巴御前』です、どなたかは存じませんが感謝します」
「これはご紹介どうも、私達はカルデアの者です、きっと王にそう伝えてくれれば理解してくださるでしょう」
そういってさっさとその場を離れる。
ふわふわと空を飛んでいるとバーサーカーが急に肩を掴んだ。
「マスター、次はあの山とかどうだい?」
そういって左側にあった無数の山々に指を指す。
「いいね、あそこなら海に届きそうだ」
そう思い山に着地すると。
「すぅ・・・すぅ」
「キングゥ・・・」
「キングゥだね、よし」
正直、キングゥが味方だったらこんなアホくさい陣地組む必要ないぐらい勝ち筋あるけど無理か。
そう思いながらキングゥを鎖でふん縛ってそっと耳元に口を近づける。
「君はキングゥでイシュタルを殺すんだ、君はキングゥでイシュタルを粉微塵にしないといけない、君はキングゥでイシュタルにモツ投げをしないといけない、君はキングゥでイシュタルを雑巾絞りしないといけない、君は「やめたれ」うぐーうぐー」
「うーん・・・僕はキングゥ・・・」
流石に酷い。
近くにあった白い花を握らせ、バーサーカーの口を塞いで退かす。
「マスター!別に今考えるとキングゥが味方でエレシュキガルとギルが組めばイシュタルなんてクソカス居なくてもいいじゃないか!!」
「それは考えたけどそれはどうかと思うよ」
「むぅ」
言う理由はわからなくもないがそうはならない。
ただ、やりたいこともあった。
だからキングゥの耳元により
「僕と契約して魔法少女になってよ「マスター!!」ぐふっ」
「全く変わらないじゃないか!」
「違うのだ!!」
「どこがだい?僕は洗脳、マスターは契約、同じじゃないか」
「違うのだ!!」
「「いぇーい」」
ハイタッチしすぐに作成に取りかかる。
徹夜で作業し山の七割に必要なものを詰め込んで隠しておく頃にはもう日が登り始めていた。
「うげぇ、もう日の出か、はっきりいってまだがわはっつけてるだけだから間に合うかな」
複数の箇所に宝石を埋め込み地点を結び、キングゥの見張り番をしているバーサーカーの元に戻る。
戻る際にちらっと平野を見るともう、昨日の虐殺が嘘のように無数の魔獣が平野を駆け回っていた。
いくらなんでもおかしいと思う。
「バーサーカー───えぇ・・・・・・」
キングゥなんも悪くないのになんか全身モツで囲まれてる。
「ほら、ギルとイシュタルを殺して聖杯奪うんでしょ、なら早くこの心臓を食べよう、ほら、君が『新人類』で僕より『新型』なら出来るよね?」
俺は思った。
やっぱこいつ理性無い方がましだわ。
流石にこれは引く、いやまぁまだ原典と比べるとぬるいだろうけど
「あ、あぁ!やってやるよ僕はキングゥなんだ。僕は新人類、母さんより産まれた新しい『ヒト』なんだっ!!!!」
「やめとけ!やめとけ!そいつはブレーキが無いんだ」
あぁ、悲しみかな、地球上の生命では例え神代の怪物も勝てないんだ。
そう、パワハラには。
「そうだ!そうだキングゥ!!それであの糞女神イシュタルを殺すんだ、それが君の身体が覚えているやるべきことだ!」
「しれっと嘘混ぜるなよ」
無数の魔獣の心臓を生で食わされ続けるその様は正直見るに耐えなかった。
あぁ、誰かこの憐れな兵器を
そういえばなぜティアマトの反応が二つあった?
まぁ、いいか。
「・・・バーサーカー!!何かでかいのが来る!」
今までの全ての敵を軽く凌駕する巨大な何か。
いや、巨大ってものじゃない。
巨人か?
何かがこの大地から。
「あぁなるほど、ティアマトの神性を持ったなにか、か、しゃあない、折角敷いた砲撃陣地だがくれてやるよ」
空を飛び一斉に回路を起動させる。
その一瞬後に地面から無数の大蛇が飛び出し巨大な何かが出てくる。
「帰りが遅く・・・・・・・????」
「母さん?」
「母さん?」
あ、ワシ察した、いやまぁわかるわけ無いか『瞳の色』以外全部同一人物だしあんなにでかいとそう簡単に瞳だけを見れるわけもないだろうしな。
「・・・・・・・」
「「信じてくれ母さん!!この隣の旧型がっ!!」」
「わーシンクロ」
周囲を大蛇で囲みまじまじと見つめるでっかいの。
ある程度観察をしているがやっぱりわからないのかそっとこっちを見てどっちがキングゥかと質問してきた。
「・・・」
ちらっとバーサーカーとキングゥを見ると当然のように頷くキングゥとバーサーカー。
「・・・両方殺す気で攻撃すれば良いじゃないですか?」
「ちょ」「えっ」
「それもそうだな、ならばまずマスターである貴様から石になるといい!!」
あ、馬鹿。
知っている。
石化の魔眼。
有名どころはかのギリシャ神話のメドゥーサだろうか。
光った瞳と目が合い少しだけヒリヒリする。
「??」
全力でガードを張ってないから死ぬと思った。
あれ
「おい、どおした怪物、たかが星一つに匹敵する魔力ではないか」
「ふ、ふん。戦うのが久しぶりなだけだ」
そういってまーた光らせるけど変化なし。
いや、少し、全身が重くなったような感覚がする。
石化の魔眼は本来、対魔力での判定ではなく、『魔力』の判定らしい。
あいつの魔眼と同じように見える範囲全部を石化できるのだろうが
弱い。
本当に弱い。
「・・・やっぱ大半のサーヴァントってマスターの足枷じゃないだろうか?まぁアインツベルンの連中は根源行くための道具って割りきってたしそれもそうか」
周辺の回路を起動させ百を越える巨人が振るうような長さ三十メートルはある剣を一斉に射出する。
一本、また一歩その巨大な身体に突き刺さり吼える。
致命傷は避けたのか心臓や脳の部位には刺さらず───。
「馬鹿な・・・そんな・・わけ」
遅れるように
剣が全身の突き刺さるような痛みが身体を走った。
急な刺激に対応できず浮遊することもできず地面落下して強打し
見下ろす形から見上げる形となった。
「やっぱり、そういうことか」
「なるほど・・・彼と母さん───」
キングゥのところから走って駆け寄ってくるバーサーカーに手を伸ばしながら撤退の準備を始める。
あのデカブツももはや継続して戦える力もないだろうし痛み分けなのだろう。
即座に手に取り空中に逃げる。
呼吸を整え浮遊する。
「さてと、バーサーカー、これ倒せないのだけどどうする?」
「そうだね、実は僕も打つ手が無くて困っているんだ、アイツに攻撃すればマスターに反動が行く、じゃあ放置するかと言うと無理だ、それにあれを下手に殺せばティアマト本人が目覚める・・・そうだ、ねぇマスター『マルドゥク』ってどこまで知っているかい?」
「マルドゥクか、あぁそういうこと、どこかにあるマルドゥクの武具でティアマトとデカブツを一撃で殺すと」
「そう、複数回も僕やマスターの攻撃でアイツを攻撃するとそのダメージでマスターの身体が持たない、なら、逆に考えるんだ、一撃であのデカブツを殺しティアマトを呼び起こし無理矢理マスターを生存させると確かに一度死ぬけどエレシュキガルさえ無理矢理協力させれば魂なんていくらでも呼び戻せる、だってもうマスターは『レイシフト』でこのメソポタミアの大地に来たんじゃないからできる荒業さ」
一度死ぬ。
もう、泥で一回死んだ身でもどこか恐ろしかった。
だが、そんな死という下らないちっぽけな恐怖で止まるわけにはいかない。
「とはいえだ、バーサーカー。仮にマルドゥクのマルンが手に入ってもエレシュキガルはどうする、正直ネルガルみたく力業でぶん殴ってもどうか」
「その点は大丈夫だよ、マスターも見たでしょ、あのイシュタルの無様な姿、どうせ祭祀辺りに適当な少女を器にして呼び出したのだろう、なら「姉妹のエレシュキガルも同じような形になっている可能性がある、か?」イェス」
「だが原典通りの性格である可能性・・・ねぇな、イシュタルがあるそこまで殺意を落としてくる性格してるんだしな」
「まぁ、元の通りでもマスターがエレシュキガルボコボコにしたりわざと変な踊りしてるエレシュキガルを一週間抱けば終わりだから」
「逃げるわそんなん、いや逃げたか」
「因みに僕が全力で冥界のルールぶち破って出れなくなったことあるから同じようにしてマスターを生け贄にしてエレシュキガルを味方にするまで出られない冥界にもできたりするから」
「まぁ、うん、イシュタル抜きで勝てるならやるよな、お前・・・取りあえずウルクいこっか」
「そうだね、流石に荷車の一つも無しに準備はできないしね」
そう方針を定めウルクへの飛行を始める。
おまけまてぇ
アルトリア・ペンドラゴン(後)
好きなもの 円卓の騎士、民(自分の国のみ)、マスター
嫌いなもの 蛸、蛮族
宝具
『約束されry』
い つ も の
『風王結界』
ランクEX
種別:対人、国、界
レンジ1~10000
最大捕捉範囲内全て
それは武器を隠すことではなく
超強力なそれこそ天災に匹敵する強大な暴風を巻き起こしその風は海水全てを上空に巻き上げ、あらゆる、必中する全ての投擲、射撃を吹き飛ばし、触れるだけでも生半可なサーヴァントはそれだけで吹き飛び、誰一人彼女に近づくことはできない。
その吹き荒れる嵐は龍の咆哮のように荒れ狂い彼女の庇護を受けぬものは大地も含め全てが滅ぶ。
でもピクト人はなぜか耐える
『天堕とす星の聖槍』(ロンゴミニアド)
ランクEX
種別:対大陸
レンジ無制限
最大人数99999
いつもはただの馬上槍にしか見えないが一言、その真名を解放すると巨大な白い塔に似た槍に変形し衛星まで打ち上げた後に彼女が滅ぼしたい敵の中央に必ず着弾する。
その砲撃はたとえ別次元の壁を張ろうが心が折れぬ限り無敵の城であろうが、造り出された小宇宙だろうが全てを粉砕し必ず目標を消す必中宝具
それが直撃すれば着弾点半径数キロに因果律さえ崩壊する事象崩壊現象を引き起こしたとえ概念的な精霊や神も殺し、その後に生じる爆風は大地をどれだけ進歩させようが問答無用で石器時代にまで戻す圧倒的な破壊力を秘めた一撃である。
でもなぜかピクトry
『我が栄光と勇敢なる円卓の騎士』(マイキャメロット・ナイツ)
ランク不明
種別不明
一言で言うとイマジナリ円卓
結局誰一人分かれず、解らなかった彼女の世界
その騎士たちを呼び出す
はずだったんだけど
運命に出会い、あらゆることを理解し、決意した彼女は
擬似的に全ての本物の円卓の騎士を召喚することができる。
そして呼び出された騎士たちは全能力が2ランク上昇し、アルトリア本人は全ての円卓の騎士が倒されるまで一切の攻撃を無効化し、尚且つ全能力を4ランク上昇する。
『騎士王の財宝』(アルトリア・トレジャー)
ランクB
種別:対人
レンジ80
最大捕捉200人
アルトリア版バビロン
だがその真の効果は全ての円卓の武器を使いこなし、真名の防止にある。
さらに対応した円卓の騎士の武器の真名の解放が可能で偽名使い放題。
『我が愛しの虚構の永久王国』(イマジナリ・ザ・キャメロット)
ランクなし
種別対界
レンジ無制限
最大捕捉無制限
異聞帯できちゃう切り札宝具
アルトリアペンドラゴンの持つ深層世界。
簡単に言うと『ORT』と同じ浸食固有結界
全てをキャメロットにするという塵ほど残った善性によってたちが悪くなった宝具。
その中では円卓の騎士やキャメロットの民で無いのであれば即座に不穏分子として常にアルトリア本人と円卓の騎士に位置情報を確認され続け、さらにそこに居るなら全能力を10ランク下げ、全ての効果を無効化し例え不死であろうがなんだろうが殺せるようになる、また同時に彼女はこの中では死の概念が消失し、また魔力が無限になり、倒すことが不可能になる、おまけ感覚で自身の全能力を10ランク、円卓の騎士を5ランク、自身の認めた民と味方である者を3ランク引き上げる反則。
また、1日経てば死んだ全ての民や騎士も記憶を持ち越して何事もなかったように生き返り行動する。
また、浸食速度も一年で世界をキャメロットにできる。
あといくつかあるけどなんかモップとかライフルとかビート板みたいに変なことになったし他の日に。