バイオハザード~終わりまでのカウントダウン~   作:特殊作戦群

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その日の夜、俺は寝付けずに居た。「滅びし街」の記憶に苛まれながら


第十二話~真夜中の懺悔~

「zzzzzzzzz~~~zzzzz」

 

「すーー・・・・・すーーー・・・・」

 

隣では平野と六花が寝息を立てて寝ていた。その光景を見て

 

「はぁ~・・・いいなお前らは・・・・」

 

思わず呟いた。今でも目をつぶれば鮮明にその光景が蘇る。………辺りに響く悲鳴と銃声あの出来事を忘れろというのは土台無理なのだろう。外は綺麗な満月だというのに・・・

 

「夜空は綺麗なのになんでこんなに気持ちは沈むかな・・・・・」

 

俺は呟いていた。あの街で過ごした時間にいい思い出なんて殆どない。地獄だ、この世の地獄の一言に尽きた。

 

「俺はどれほどの命を奪ったてしまったのだろうか・・・・・・どれほどの・・・」

 

思い返せば、思い返すほど後悔の念しかなかった。自分が生きる為とはいえ厳密にはウィルスに感染し病人状態の連中相手に俺は発砲し命を奪った。「仕方が無かった」の一言で片付ける事は俺にはでき無いでいた。窓から夜の光景を見ていると

 

「優希、眠れないの?」

 

「!」

 

振り返ると寝ていたと思っていた六花が起きていた。俺は頷き

 

「まぁな・・・」

 

六花に相槌を打ったが

 

「大丈夫?、最近相当何か思いつめているような顔してたからどのタイミングで声かけようかと思ってたけど・・・・・」

 

六花は俺を見て心配そうにしていた。

 

「大丈夫だよ、色々あって参っていただけだ。」

 

六花には言ったが本当はかなり参っていた。だが「それ」を周りに気取られる訳には行かなかったが

 

「嘘ッ」

 

六花にあっさりと見破られ

 

「何年優希の幼馴染してるとお思ってるの?優希の考える事くらい主通しだよ」

 

六花に言われ

 

「話してごらん、話すと幾分か楽になるって言うし」

 

立花はいい

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

無言のうち

 

「眠れない理由は一個だけ、鮮明にあの地獄を思い出すから・・・・あの場所に居たからこそ頭から離れないんだ・・・・銃声と・・・悲鳴・・・・終りのない悪夢の中から出られないような気がして・・・・何よりも人だったとはいえその命を奪った事が一番堪えるんだ・・・・幾ら「正当防衛」 「仕方が無かった事」なんて周りから見ればそんな事でも俺にとっては深刻な問題だよ・・・「人の命を奪った」という変えようのない事実は」

 

俺は抱えている事を六花に話した。

 

「・・・・・重い話だね・・・・想像を絶するくらいに・・・・でも優希は今生きてる、この瞬間今。でも、もしあの時死ねば良かったなんて貴方が思ってたら殴ってる所だわ」

 

珍しく六花は口調を荒らげる。

 

「あの事件の事は詳しくは知らない、でも貴方は今こうして生きている。それが重要な事よ!!。それに今すぐには無理かもしれないけど、少しずつ過去にして行くしかないと思う。」

 

立花の言葉に俺は一言も言えなかった。

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

無言の俺に

 

「もし、また話したくなったら言って何度でも貴方の話を聞くし、怖くなったら言えばいい。誰かを頼る事は恥じゃないし一人で抱え込んでどうしようもならないくらいにこじれる方が大変だもの、それに・・・・優希が壊れていく所を見たくないもの・・」

 

六花に言われ

 

「わかったよ・・・そん時があれば頼むよ・・・」

 

俺は六花に答えた。

 

「さぁ、寝よう優希?大丈夫、目瞑るだけでも違うからさ」

 

六花に促され、布団に入り俺は目を瞑った。悪夢を見ませんようにと思いながら・・・




次回~南極へ~


今回で断章は終了です。次よりコードベロニカ編を始めたいと思います。
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