バイオハザード~終わりまでのカウントダウン~   作:特殊作戦群

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翌週の日曜、運命の日がおとずれた。この手の経験がない優希にとっては手探りの状態である。そしてそれを影から監視する者達も・・・・・


第二十三話~唐突に訪れる春~

翌週待ち合わせ場所、公園

 

「どうしよう・・・この手の経験は全くない・・・井豪にでも聞いとくんだったな」

 

俺がゲンナリしているそばから監視している連中が居るとも知らずに。

 

 

「アレは間違いなく女だな」

 

孝は言い

 

「ああ、俺もそう思う」

 

永も頷き

 

「でも相手は一体誰よ?」

 

麗も言い

 

「それはわからなかった、でも優希が何か隠してる、そう感じてピンときたんだよ」

 

平野も双眼鏡をのぞきながら言っている。

 

「デブちんと違って一ノ瀬はやるときはちゃんとするわよ」

 

高城も双眼鏡を覗きながら言い

 

「先輩でもこの手の経験ありませんからね」

 

翼も言っている。しかししその後ろでは

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

六花と真理の二人の機嫌がすこぶる悪く

 

「「「「「「此処まで来ると鈍感も罪だわ」」」」」」

 

一行が見ていると

 

「ターゲット、接触確認・・・ってあの人・・・・」

 

コータは言い

 

「三年の佐伯夢月先輩じゃないか」

 

永も言い

 

「これは決まりだわ。パーフェクトの佐伯先輩とか才色兼備のパーフェクトな先輩とか」

 

孝は言い

 

「あちゃー・・・・・・」

 

高城も言い

 

「ターゲットが移動を開始した、いくぞ」

 

皆が動く。

 

 

優希side

 

「先輩こっちです」

 

俺はいたって普通の素振りをしていたが内心は緊張してしょうがなかった。

 

「ごめん、服どれ来ていこうか選んでたら遅くなって」

 

佐伯先輩は言い

 

「とりあえず、まだ時間ありそうですもんね、どこかで時間つぶしますか?」

 

聞くと

 

「ノープランって事?」

 

言われ

 

「はい、なにか不都合が?」

 

聞くと

 

「いいえ、むしろ好都合よ」

 

夢月先輩は言い

 

「行きましょ」

 

腕を組んできた。

 

 

小室一行side

 

「ターゲット腕を組んで移動を開始下もよう」

 

平野は言い

 

「ありゃどう見てもカップルにしか見えん」

 

孝は言い

 

「見た限りではな」

 

永も言い

 

「ですね・・・先輩がリードされてると言う感じに見えます」

 

翼も言い

 

「もう、男子少しは気付きなさいよ」

 

宮本が言い

 

「全くこれだから」

 

高木も言い

 

「「「???」」」

 

三人は頭の上にはてなを浮かべており

 

「ダメだこりゃ」

 

永は言い頭を抱えた。

 

その頃

 

「可愛いですね」

 

街でショッピングを俺達は楽しんでいた。

 

「{こんなに穏やかに過ごしたのっていつ以来だろう・・・・}」

 

俺は思いながら夢月先輩と歩き

 

「そろそろ食事しない?」

 

言われ、時計を確認し

 

「そうですね」

 

俺は頷き

 

「どこで食べますか?」

 

聞き

 

「う~ん・・・・・」

 

夢月先輩は考え

 

「そこのビュッフェにしましょ」

 

先輩は俺の手を引き中に入っていく。

 

 

小室一行side

 

「む・・・昼食か」

 

孝は言い

 

「悪くない場所をチョイスしたな、ビュッフェか」

 

永は言い

 

「「よし、私達も行こう」」

 

六花と真理は言い

 

「お・・・おう」

 

押されるように皆で行き店舗に入りある程度近い場所で昼食を取る事に。

 

小室一行sideアウト

 

 

「美味しいですね」

 

俺は言いつつスパゲッティーを食べ

 

「ええ、そうね」

 

夢月先輩も笑顔でピザをつまみ

 

「そう言えばこの間のお礼がまだだったね、本当にありがとう」

 

夢月先輩は口をナプキンで拭きつつ言い

 

「いいえ、お礼には及びませんよ」

 

答えた。遠くでは

 

 

「ムゥ・・・私にはそんな素振り見せた事ないのに・・・・・」

 

立花が席をチラ見し

 

「{おいおいおいやべぇぞ・・・・そろそろあの二人に妨害工作しないといけないんじゃ}」

 

ピザ食いながら翼は言い

 

「{でもよ、人の恋路を邪魔すれば馬に蹴られて死ぬ羽目になる}」

 

永もソフト・ドリンクを飲みつつ言っている。その頃

 

小室一行sideアウト

 

 

「先輩・・・着けられています。」

 

俺は小声で言い

 

「え??!、だ誰に?」

 

言われ

 

「すいません、多分ダチです。全く・・・」

 

俺は言い

 

「先にお手洗いに行くふりしてお会計済ませておきますんで、先輩も時間を数秒置いて出てきて下さい。」

 

俺は一旦立ち上がり、お手洗いに行くふりをしつつこっそりと会計に向かい

 

「すいません、ふたり分一緒でお願いします。テーブル何号25番です」

 

俺は言い会計を済ませそっと外に出て、夢月先輩を待つ。数秒後に先輩も出てくる。

 

「行きましょうか、さっさとここを離れましょう」

 

先輩の手を取り、俺はそこをさっさと離れた。

 

 

小室一行side

 

「なぁ・・・二人共お手洗いか?」

 

永は言い

 

「二人共・・・・・いない」

 

高木が気付き

 

「すいません、あのあそこの25番テーブルのお客さんて何処行きましたか?」

 

聞き

 

「あちらのお客様でしたら10分前くらいに男性がお支払いを済ませてその後に女性も出て行かれましたけども」

 

「「「「「「「「しまった、気付かれていた」」」」」」」」

 

言い全員慌てて会計を高木に押し付け外に出るが

 

「くっそー、優希の奴感づいてやがったな」

 

孝が言い

 

「まぁまぁ、人の恋路を邪魔すれば馬に蹴飛ばされて豆腐の角に頭をぶつけて死んじまうぞ」

 

永がいう中

 

「ふふふふ、私を出し抜くなんて舐められたものね・・・・・ふふふ」

 

不敵な笑みを浮かべる六花

 

「本当です」

 

小林さんも笑ってるが目が笑っていない。

 

「ちょっと、もぉ会計全額私に押し付けるとかって・・・・・余計な事かしらね」

 

高木は言っていた。その頃

 

 

時間は経ち 夕方 臨海公園

 

小室一行を撒いた俺は此処に来ていた。

 

「ここ結構気に入いってるんですよ」

 

俺は言った。ここの臨海公園の高台に位置する場所は綺麗な夕日を見る事ができる。それと同時に海も見える。

 

「へぇ・・・綺麗な所ね」

 

髪をなびかせながら夢月先輩も横に並び

 

「話、聞いてくれるかな?」

 

言われ

 

「・・・・はい・・・・・・」

 

答え

 

「私さ、こう見えても自分の直感を信じる方なんだ他の人が何と言っても」

 

先輩は海を見ながら言い、そして俺に向き直る

 

「遠回しに言うの苦手だからさ言うね。一ノ瀬君、私とお付き合いして頂けませんか?恋人として」

 

佐伯先輩の言葉に、周りをキョロキョロと見回し

 

「えっと・・・・何してるのかな?」

 

言われ

 

「あ~その、先輩のご友人あたりが「ドッキリ成功~」とか看板持って出てくるのかと」

 

言うと

 

「クスッ」

 

夢月先輩は笑い

 

「そんな事するように見える私?」

 

言われるが

 

「人の本性なんて分からないものですよ」

 

俺はまた海を見て言い

 

「そもそも俺と佐伯先輩は接点がありません。何処にでも転がってるフツメンと方や先輩は才色兼備、高嶺の花。釣り合いが全くとれませんよ」

 

言い

 

「接点がない・・・か、確かに互がこうやって話をするのは初めてだけども私は貴方が一年の時に見てるわ、同級生の平野君だったかしら不良にいじめられている所を助けて見て見ぬ振りする先生らを締め上げた、あなたは「正義感」が強くて「曲がった事が嫌い」先生相手でも間違った事は間違いだとスパッと言う所、貴方の良い所だと思う。それにああいうふうに「見て見ぬふり」をしない所や友人の為に一生懸命になれる所に私は惹かれた、ううん一目惚れしたもの、だから昨日の事件は言い方悪いのは謝らせてもらうわ先にでもきっかけだった。なが~い二年間だったいつ伝えよう伝えよう思ってるうちにさ」

 

先輩に言われ

 

「あ~、その~えっと」

 

本当にこういうスキルが乏しいのはどうにもならない、情けない話俺の周りの交友関係でこういう経験値があるのは井豪のみだろう。そんな事を考えていると

 

「それに貴方の近くにはいつも近藤六花さんが居たもの。機会なんてそうそう巡ってくるものじゃないと思っていたけどね」

 

六花の事を言われ

 

「アイツとは唯の幼馴染ですよ」

 

答えると

 

「六花さんかわいそね、鈍感もここまで来ると罪とは言ったものね」

 

佐伯先輩は言い

 

「すみません、せっかく言ってくれたのに」

 

俺は言うと

 

「やっぱりダメ・・・かな?」

 

言われ

 

「いいえ、その少し考えさせて下さい。本当にこの手の経験がないですしそれ以外にもありますから」

 

俺が言っていると

 

「うん、わかったじゃぁ待つよ私、貴方がちゃんと返事をくれると言うのなら」

 

佐伯先輩は言い、俺に近づき

 

チュッ

 

頬にキスし

 

「今はこれくらいで勘弁してあげるね」

 

頬を染めて言い

 

「じゃぁ、帰ろう」

 

佐伯先輩は言い、俺はなされるままになっていた。そして夜

 

部屋内部

 

「随分とお楽しみだったね」

 

「本当ですよ」

 

六花と小林がいたが俺には二人の事に構う余裕がなく

 

「あ・・・ああ・・・」

 

生返事しかできなく

 

「えっと、大丈夫?なにかあったの?」

 

六花は慌てて言い

 

「大丈夫ですか?」

 

小林さんもいうそんな中

 

「二人共そろそろ部屋に戻りなって」

 

平野が行ってくれ二人は渋々部屋に戻っていく。

 

「なにかあったのかい?」

 

平野に聞かれ

 

「ど・・・・どうしよう」

 

俺は平野に全てを正直に話した。

 

「めでたい事じゃないか、何を悩む必要があるのさ」

 

平野は言い

 

「俺もよくわからないんだ」

 

答え

 

「まぁ、佐伯先輩は待ってくれるって言うしゆっくりと決断を下せば良いよ」

 

平野は言ってくれた

 

「ありがとう、相棒」

 

俺は言い

 

「どういたしまして」

 

コータは言った。だが考える余裕など吹っ飛ぶ事になる。地獄の足音は再び迫りつつあった。




次回~異常殺人~を予定しています。
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