バイオハザード~終わりまでのカウントダウン~ 作:特殊作戦群
「無事かッ」
俺が井豪に肩を貸しつつ行くと既に終わっていた。その中にはルームメイトの平野もいた。そして同期の高城もいるし先輩の毒島冴子さんや養護教諭の鞠川先生に。しかし高城は制服に多量の返り血を浴びている。
「さてと、どうやらけが人もいるようだし移動しようか」
三年の毒島先輩が言い
「分かりました。」
俺達が行き着いたのは職員室だった。周りを見ていると
「どうかしたのか?」
椅子に座る井豪に言われ
「あ・・ああ、子林さんや近藤の姿が見当たらなくてね」
俺は答え
「そうか・・・・」
井豪も言い
「よせよ、そんな暗い顔して。」
俺はいう中、宮本がおもむろにテレビをつけると街の周りに報道陣が来て取材しているようだったが
「此処床主市において異常殺人が多発し人々が次々と脱出してきております。」
リポーターは新しい紙をもらったのか
「最新情報です。自衛隊は床主市を包囲・封鎖を行うようです。」
リポーターは言い
「そんな・・・・・」
宮本は言い
「朝、ネットを見た時は異常はなかったのに・・・」
コーターも自分のバックを見つつ言った。
そんな中
「なんで・・・此処だけ・・」
井豪も言い井豪の腕の傷に気づいた。高城と鞠川先生は
「「噛まれたの・・・・」」
絶望感に染まった顔色で言ったが
「待ってくれ、確かに井豪も感染者に襲われ感染したが「今は大丈夫だ」」
俺が言うと
「なんでそう言い切れるの」
高城は言い
「さっきまで保健室にいた子もダメだったのに」
鞠川先生は言ったが
「井豪には、「この乱痴気騒ぎ」の原因になったウィルスのワクチン注射しました。だから無事です」
答え
「高城、お前の家の情報網ならある程度掴んでいるんじゃないのか?「ラクーン」で何があったか・・・そして原因になった「大元」がある事も。」
俺は言うと
「流石ね、あの事件の真相までは知らないけど何故おこったかそしてそして悲劇の元凶になったウィルスの存在までは掴めたけど・・名前まではね・・」
高城は答え
「T-ウィルスだ」
俺は言いラクーンで起こった事も一部は端折ったが説明した。すると
「一ノ瀬君、君は此処で同じ事が起きているというのか」
今まで口を閉ざしていた毒島先輩は言い
「その通りです」
俺も頷き
「一ノ瀬君、その井豪君に注射したワクチンはまだ残ってるの?」
鞠川先生に言われ
「ええ、此処に」
バックからケースを出し中のアンプルと注射器具を出す。
「此処にいる全員に投与を勧めます。ちなみに、俺を始めとした井豪・小室・宮本・平野・そして此処に居ませんが子林さんも投与済みです。」
すると
「万が一の保険はかけておいた方がいいわね」
鞠川先生は注射器にアンプルをセットし、自分の腕に刺し投与する。その後、高城や毒島先輩にも投与し
「一応、これで大丈夫なのだな。」
毒島先輩は言い
「平野や俺が現に無事な訳ですし」
俺は言った。そして
「此処に留まるのはマズイだろう、ここから脱出するとして、どこに向かう?」
毒島先輩は言い
「まずは家族を探さないといけません」
小室が言い、ほかの面々も頷く。そんな中
「皆は先に行ってくれ、俺は探さなきゃいけない奴がまだ居る。」
俺は言い、
「丸腰で大丈夫なのかよ?」
小室が言うが
「自衛官のオヤジに格闘術習ってるし、この通り」
バックからM45MEUを取り出し
「弾もある程度なら大丈夫だ。俺の他にも頼りになる「軍ヲタ」がいるだろ」
俺は言い
「一ノ瀬・・・」
周りの面々は言い
「携帯、連絡くれ」
小室は言い
「ああ、約束する」
俺は言い、職員室のドアを開け、皆が外に行き、それを見届け
「・・・・・無事で居てくれよ、翼・・・六花・・・子林さん・・」
俺はすぐに行動を開始した。
次回~搜索と賭け~を予定しています。