バイオハザード~終わりまでのカウントダウン~   作:特殊作戦群

34 / 38
鞠川校医の友人宅に無事に到達できた一行は、互の無事を喜ぶだが、悪夢は優希らを開放してはくれない。


第三十三話~合流~

鞠川校医友人宅

 

「生きてたな、よかった」

 

孝が言い

 

「全くだ」

 

永も言っている。

 

「優希、無事で良かった」

 

平野と俺はがちっと握手をし女子も互の無事を喜んでいる。

 

「一時の安息ってやつか」

 

俺は言い

 

「まぁね」

 

孝は言いその後、女子の一部はお風呂に行き、もう一部は食事関係そして俺達はというと

 

「ここにある銃全部違法だろ?」

 

小室が言うが

 

「いや、基本は違法ではない。ここにある銃とパーツを買うのは。その後で組み立てたら違法になる。」

 

Hk416の空になったマガジンに5.56mm弾を補充しながら言いコータも

 

「優希の言うことあってるよ」

 

ガンロッカーを破壊し取り出した、SR-25に見えるAR-10改のマガジンに弾薬を込める。

 

「小室も井豪も手伝ってよ弾薬補充するのは面倒なんだ」

 

コータは言い

 

「SATなら何でもありかよ」

 

小室は呟き

 

「まぁまぁ、じゃぁやろうか」

 

永も孝の隣に座り見本どうりに弾薬を込めていく。

 

「よしっと、これでいいかな」

 

俺はHk416の空になった弾倉7本に30発づつ弾薬を装着する。後はM45MEUにも補充し

 

「こっち終わり」

 

俺は言い自分の武器をバックに詰める。俺は下の階に下り冷蔵庫の中からドリンクをもらう、

 

「銃の弾の補充終わった?」

 

声をかけてきたのは夢月先輩だった。制服にエプロンをし皆の夕食を作っていた。

 

「すいません、先輩も・・・あ、先輩ワクチンまだ射ってないですよね。ちょっとこっちに」

 

先輩を連れ二階に行きバックからワクチンを取り出し

 

「すいません少し我慢してください」

 

言いワクチンを注射した。その時思い出したが

 

「お前ら、この前の時付回したろ」

 

言い

 

「「「「ナ・・・ナンノコト・・・ワタシ、シラナイ」」」」

 

シラを切り

 

「ほう・・・・シラを切るか」

 

俺はバックの近くに置いてあるHk416を取り出し、マガジンを差込ボルトリリースボタンを押し

 

「ジャキンッ」

 

弾薬が装填される音がし

 

「ちょっと待て」

 

「仲間を撃つきか?!」

 

「話を聞いてくれ」

 

「先輩、」

 

四者四様に言い訳をし

 

「まぁ、いいよでもあんましおいたはするなよ」

 

俺は夢月先輩を伴い下の階に降りていった。下に行き

 

「手伝いますよ」

 

俺も手を洗い先輩の指示を仰ぐ

 

「えっとじゃぁ、じゃがいもの皮むきお願いできるかしら」

 

言われ

 

「了解です」

 

皮むきを行い

 

「手馴れてるわね」

 

先輩は言い

 

「寮でいつもコータの飯作ってますし、それに実家に帰っても両親いませんから」

 

言うと

 

「えっと・・・ごめんなさい」

 

夢月先輩が謝るが

 

「すいません、言い方悪すぎましたね、俺の両親自衛隊の幹部で殆ど家に帰ってこないので必要に迫られて覚えたんです。家事全般は」

 

言い

 

「そうなんだ、じゃぁ将来はいい旦那様になりそうね」

 

夢月先輩はおちょくり

 

「さぁそれはどうでしょうね」

 

俺は言った。二人で会話していると

 

「優希」

 

後ろを振り返ると六花がいる

 

「・・・・・・・」

 

夢月先輩はなにか思う事があるのか

 

「六花さん、お手伝い頼んでもいいかしら?」

 

いい

 

「はい、もちろんです」

 

六花は先輩の横に立ち

 

「優希は上で相方が馬鹿やらないか見張ってて」

 

六花に言われ

 

「へいへい」

 

俺は二階に上がっていった。

 

 

六花side

 

「この間は馬鹿が世話になりました。」

 

私は言い

 

「いいえ、私も楽しい時間を過ごさせて頂きました」

 

夢月先輩は言い

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

会話が続かないが

 

「先輩は・・・えっと・・・その」

 

言いづらそにしてるが

 

「はい、私はお返事を待っている身です」

 

言われ

 

「へ・・・・・・・」

 

私は言ってしまい

 

「ですので先のデートの終わりに告白したわ、でも彼は時間が欲しいと言われたので返事を待っています。」

 

言い

 

「貴女もでは?」

 

言われ

 

「先輩強いですね、私は先輩のように強くはなれない」

 

言うと

 

「・・・・・・・・・・」

 

夢月先輩は少し考え

 

「貴方が勇気を出せないなら指をくわえて見ている事になるわね、私と彼の関係を」

 

あえて挑発するような事を言ったが彼女は

 

「先輩ルート一直線にはさせませんよ、私だって優希が・・・」

 

言おうとした時に人差し指で口を塞がれた

 

「野暮なことですよ、二年も見ていればわかります。でも恨みっこなしですよ」

 

夢月先輩は言われ

 

「はい、恨みっこなしです。それに先輩とは良い友達になれる気がします」

 

私は良い

 

「ふふ、よろしくね」

 

夢月先輩は言い私も

 

「はい」

 

頷いた。

 

六花sideアウト

 

 

「どうだ?終わったか?」

 

上に上がると

 

「指が・・・・」

 

「も・・・もう・・無理」

 

小室と井豪の二人が物の見事に死んでいた。

 

「はははは、予想どうりか」

 

俺は言い

 

「弾込めは意外と指に来るからな」

 

言い

 

「コータ、お前は自分の銃以外にこいつ使うのか?」

 

言い

 

「うん、狙撃は僕の得意分野でしょ」

 

コータは胸を張り

 

「そうだな、お前の得意分野だもんな」

 

俺も言い

 

「でも小室と井豪はどうする?」

 

俺は尋ね

 

「小室にはM870を持たせるし、井豪にもM37ライアッドがあるからね」

 

コータは説明し

 

「なる程、じゃぁレクチャーはお前に任せるとするか」

 

俺が言っていると

 

「男子~~お風呂空いたよ~~」

 

女子の声が聞こえ

 

「よし、続きは風呂から上がってからするか」

 

言い

 

「良かった、少しは休める」

 

「指を休ませて」

 

寝転がっている孝と永が言い

 

「じゃぁ行きましょうか、皆の集」

 

俺は言い備え付けのタオルを借りてお風呂に入りに行くのだった。




次回~男子の居ぬ間に~を予定しています。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。