バイオハザード~終わりまでのカウントダウン~ 作:特殊作戦群
「はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
あれから色々とあの子が隠れそうな所を探してきたが、なかなか見つからない。そんな中
「先輩、あそこで一休みしましょう」
翼が指さしたのは、アンブレラのマークが描かれている会社のようだった。俺達は中に入り
「「ごめんくださ~い・・・・・・・・・」」
銃を構えたまま中に入るが反応なし。俺達は近くの試験薬実験室に入り周りを調べると
「先輩、このパソコン動いてますよ・・・」
翼がいい
「変だな・・・・・」
俺は言い、M4をそばに置き椅子に座りパソコンのキーボードを叩く。すると
「パスワードが必要か・・・・・・・・よし違法行為だがハッキングするか・・・・」
俺はパソコンに座りあれこれと格闘し
「先輩、なんとかなりそうですか?」
後ろで、周囲を警戒している翼もチラッ、チラッとこっちを見てるが
「あと少しだ、ちょい待ってくれ」
俺はアレコレパソコンのキーボードを叩くそして
「よしッ、機密ファイルにアクセスできたッ、翼USBメモリーでもハードディスクでもいいから記憶用の機材持ってきてくれ。」
翼に頼み
「先輩やりましたね、さすがっす」
翼はそこらへん中の物を引っ掻き回す中、俺はその中のファイルをいくつか覗き見る
「・・・・・・・・・・なんてことだ・・・・」
一言に言葉を失った。そこにはラクーン市警の署長がアンブレラとグルだった事(ワイロをもらい癒着していた事)洋館事件後のSTARSの弱体化に関してもアンブレラが署長に指示して行っていた事、ウィルス兵器の製造に現政府が絡んでいる事、アンブレラの他支部が新型のGウィルスを奪取するために動いていた事、そしてもう一つの研究所のハイブで事故が起きた事、最後に街にウィルスが流出した原因もおそらく生き残っていたであろう職員が記していたようだ。結果細かいものを上げればキリがないくらいに真っ黒な記録が残っていた。そして
「T-シリーズの製品」
のファイルの中には俺や翼がこのラクーンで戦ってきた化物の詳細なデータが記録されていた。全部見たあとで
「・・・・・・酷い・・・・・こんな事があっていいのか・・・・・」
俺は底知れぬ怒りが沸き起こってきた。そこに
「先輩、ハードディスクとUSBメモリーを見つけ・・・・・・」
俺の顔を見て翼が引いていたが
「すまん、今全部データのコピー作業をするから待ってくれ」
パソコンにUSBメモリーを挿入し、記録の全部をコピーしていく。これが動かぬ証拠になるだろう。アンブレラが非人道的な実験を行っていた事、地元警察の署長を買収していた事、そして生物兵器の製品データの、数々の書面のデータをコピーし、最後にハードディスクにもデータをコピーし終える。そして
「これはお前が持ってろ」
USBの一つを翼に私
「え?なんでですか?」
翼が言ったが
「この二つのUSBメモリのデータはいわば俺とお前の保身のためだ。このデータがあればアンブレラの連中といえど迂闊に俺達にては出せない。この事件の証拠を握っているんだ言わば、連中の喉元にナイフを突き付けている状態だし、簡単に言えばお守りだ」
詳しく、翼に説明をする。
「分かりました」
翼は頷いて言うと、そのUSBきちんと落とさぬようにバックの中にしまいこんだ。その時
ガタンッ
背後から音がして俺はサムラ・イエッジ、翼はM4を構えるとそこには先ほどいなくなったシェリーがいた。俺たちは胸をなでおろし
「よかった、無事で」
彼女に近づき
「さぁ、行こうかクレアさん達が待ってる」
優しく言い
「うん・・・・」
シェリーは言い、俺と翼は急ぎ、ウェスカーさん達に合流するために市庁舎へと向かった。アンブレラの連中からヘリをパクって脱出するために。
次回~滅びし街と生還者達~を予定しています。