バイオハザード~終わりまでのカウントダウン~   作:特殊作戦群

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ようやく退院にこぎつけた優希だったが俺は一つ失念していた。そう「身辺警護」についてを。


第八話~アンラッキーな一日

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

「?」

 

退院して部屋に戻ってきて平野が迎えてくれたが、部屋には今三人いる。

 

「優希、えっとその人誰です?」

 

平野は言い

 

「えっと・・・・そのなんだぁ・・・・」

 

説明に困っていると

 

「初めまして、私の名前はクレア・アルジェント。アメリカ合衆国情報部の捜査官です。上層部の命令によりイチノセさんの身辺警護を担当させて頂いておりますよろしく。」

 

俺が説明に困る横で、あっさりと言ってしまった。それを聞いた平野は

 

「優希、何やったのさぁ・・・・」

 

心配そうに俺に聞いてくるが

 

「えっとまぁ・・・・ね」

 

誤魔化すしかなかった。そして

 

「優希さんはどっちの部屋を?」

 

聞かれ

 

「あの、まさかこの部屋で寝食を共にするとか言わないですよね?」

 

言うが

 

「部屋の空きがなく、申し訳ありませんがこの部屋で当分三人の共同生活になるかと思われます。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

 

俺と平野は顔を見合わせ

 

「優希、これ見られたら近藤さんに殺されるんじゃ・・・」

 

平野は言い

 

「皆まで言うな・・・・ついてねぇ・・・・」

 

愚痴を言うしかなかった。俺は言い

 

「さて、イチノセさん国連の試験を受験なさるなら私がご協力できるかと」

 

アルジェント捜査官は言い

 

「なぜです?」

 

俺から尋ねると

 

「私がちょうどイチノセさんの年の時に受験して合格してるからです。」

 

意外な話を聞き、目の前のアルジェント捜査官はとてつもなくエリートなのだという事を思い知らされる。

 

「優希、国連の試験って?」

 

平野が聞き

 

「国連が行う試験でその試験に合格すれば成人と同等の一部の権利を有する事ができます。各種免許等の取得、そして銃器の所持と携行の許可それが認められる上級の試験です。」

 

アルジェント捜査官が説明すると

 

「銃器の所持と携行の許可!!」

 

俺はやっぱり・・・・と思った。平野は軍ヲタだ・・・すれば銃器の「所持と携行」が認められるなんて言う試験があれば受けたがるのは分かる。

 

「平野、悪い事は言わないやめとけ。2000人受けて100人合格するかしないかの世界だぞ。・・・・」

 

俺は平野に言うが

 

「優希は、合格の自信あるんですか?」

 

平野に言われ

 

「俺が受かるなら苦労しないだろ」

 

俺は平野に言うが

 

「良いじゃないですか、受けるのは自由ですし。ただ、私のスパルタ講習に着いてこれればの話ですが」

 

アルジェント捜査官は言った。

 

「教えてくれるならありがたいです。平野、本当に受けるんだな?覚悟あるんだな」

 

俺は言い

 

「もちろんッ」

 

こうして俺と平野との過酷な授業が始まった。・・・・・

 

 

約9時間後・・・・・・・

 

「も・・・・・・きょ・・・・今日は・・・か・・・かん・・・べん・・・・」

 

「アル・・・・ジェント 捜査官・・・・鬼畜すぎ・・・・・・」

 

俺も平野も綺麗に燃え尽きていた。過酷な授業・・・・過酷を通りこしてしまい俺達は綺麗に燃え尽きていた・・・・・・

 

「イチノセさんは十分に合格を狙えますがヒラノさん貴方は要努力が必要です。明日もビシバシシゴキますからね」

 

アルジェント捜査官は言い、

 

「お二人は休んでいていて下さい、夕食を作りますので」

 

アルジェント捜査官はそのままダイニングのキッチンに行き、

 

「なぁ・・・・・平野・・・・・」

 

俺はよこで燃え尽きてる平野に

 

「な・・・・なに?・・・優希・・・」

 

言い

 

「俺達・・・・・何か・・・・何か・・・忘れてね?」

 

言い二人で時計を見ると

 

「「!!」」

 

時計は午後6時を指していた・・・・・そんな中

 

「優希?~~~平野くーーん?夕食作りに来たよ~~~~」

 

玄関から六花が叫ぶ声が聞こえるが、俺達には成す術がない・・疲れて動けないのだ

 

そうこうしてる内に六花が部屋に入ってきて

 

「何してるの?二人共・・・・・・・」

 

そして、アルジェント捜査官を見て固まる。

 

「ハハハハ・・・・ねぇ・・・・私聞きたい事あるんだけど、勿論文句は言わないわよねぇ・・・・」

 

両手に買い物袋を持ったまま顔は笑っているが瞳は全然笑っていない。

 

「なぁ・・・・・り・・・六花・・・話を聞いてくれ・・・・お願いだ・・・・」

 

俺が言うも虚しく

 

「優希、お仕置きが必要ね・・・・平野君にも」

 

「「!!」」

 

俺達は固まり

 

「「やめれーーー」」

 

虚しい叫びが小玉した。因みに、その後経緯をアルジェント捜査官は途中をぼかして説明したが六花は俺と平野をジト目で見ていた。こうして俺と平野の試験に向けた勉強は続いて言った・・・・・・




次回第九話~再開と盟友との出会い~を予定しています。
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