蒼き鋼のアルペジオ もう1人の大和   作:古手雅樹

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第2話 崩壊する平和

「う・・あ・・そうだ・・私・・」

 

気絶をして数時間時計を見て確認すると

夜の6時普通なら周りが暗くなっている

しかし何故か明るいその理由は・・

 

 

ドッカァーン!

 

 

「な、なに!?」

 

 

窓を開けて外の遠くの方を見ると

そこには3つほどの船が佐世保の方向に向けて砲撃を開始をしていた。

壁の方を見ると大きな壁の一部が破壊されそこから入ってきたと思われる。

そして佐世保の街の方を見ると防衛として出てきた巡洋艦は次々と破壊され

長良型が発射する砲撃が船に向けているが船には当たらず

次々と街方に流れ弾があたっている。

 

 

「あれは・・長良型軽巡洋艦・・でもなんで・・」

 

「大和!」

 

「っ!?夕賀君!」

 

したを見るとそこには助けてくれた恩人夕賀雅人がいた

 

「ここから逃げるぞ!」

 

「で、でも!」

 

「いいから早く!」

 

「は、はい!」

 

夕賀と大和は手をつなぎ走り去る

 

「はぁ・・はぁ・・」

 

「でもなんで長良級の軽巡洋艦が!?」

 

「あれは霧の艦隊と言ってその軍艦群に人類は敗北を喫し、

制海権を失って海上に出られなくなったんだよ」

 

「な、なんですって!?」

 

すると目の前に砲弾が直撃し破片がこっちに来る

 

「危ない!」

 

雅人は直ぐに彼女を庇う

 

「がぁっ!?」

 

「夕賀君!」

 

「いってぇ・・だ、大丈夫だ。」

 

大丈夫ではない。額から血が出ている。

大和はすぐに服の一部を切り取って止める

 

「や、大和・・」

 

「・・・許せません・・」

 

「大和?」

 

「私は!貴方を許しません!」

 

それと同時に大和の周りが光り始めた

 

「大和・・それは・・」

 

「私は!夕賀君を・・・守ります!」

 

大きな光が巨大構造物と共に海面へと上がってきて、その姿を海上に現した

それは日本帝国が血を思いに作らせた世界最大の戦艦であった

そして誰もいない艦橋が勝手に動く

戦艦大和は佐世保に向かい移動を開始したと同時に

大和は雅人を引き連れていた

 

「夕賀君!ここから海に近い岬はどこ!?」

 

「た、高後岬!」

 

「わかった!」

 

2人は急いで高後岬へ移動した

2人が高後岬へ着くと周りには何もない。

 

「なにも・・ないが・・」

 

「・・・来ました!」

 

「なにも・・なんだ・・あれ・・んな!?まさかあれは!?」

 

破壊された壁からものすごいでかい戦艦が来る。

 

「だけど・・そんな・・あれは!」

 

「夕賀君。」

 

「な、何?」

 

「私は・・アレなの」

 

「え?」

 

「私はあの戦艦大和なの!」

 

「なんだって!?」

 

「私の艦長は夕賀雅樹艦長。」

 

「それって俺のじいちゃんの名前・・」

 

「そう・・私はあの時の大戦私を旗艦とした数戦艦は沖縄を守るために出航した。

だけど・・私は敗れてしまった。だけど・・だけど!あの時日本を守りたい気持ちは1番だった!

だから・・だから夕賀君が艦長になって!・・・そして私と一緒に来て!!」

 

「大和・・」

 

「おねがい!私は・・私は・・もう何も失いたくないの!」

 

大和は涙を流した。

夕賀はそんな大和をみて決心した。

 

「・・・・分かった。艦長になるよ。」

 

「ありがとう・・・艦長・・」

 

「さぁ。行こう!」

 

「・・・はい!艦長!」

 

夕賀と大和は艦橋へ移動した

 

 

艦橋

 

 

「ついた。それでどうすればいい?」

 

「まずは艦長の登録が必要です。」

 

「わかった。」

 

「そこに艦長席にキーボードがあります。そこに自分の名前を着けてください」

 

「わかった。・・・書いたぞ」

 

「これで完了です。ですが初期設定がまだ終わってないですが。」

 

「なら一部を省略、主砲と副砲だけでも」

 

だがここでアラームが鳴る

 

「っ!?正面長良型侵食魚雷発射を確認!こちらに気づかれてます!」

 

「なっ?!」

 

「早く設定を!」

 

夕賀と大和は急いで設定を開始する

 

「侵食魚雷残り10!9!」

 

「もう少し!」

 

「8!7!」

 

「あともう少し!」

 

「6!5!」

 

「できた!終わったぞ!大和発進!」

 

「大和型戦艦、一番艦、大和。推して参ります!」

 

戦艦大和が動き出し間一髪魚雷を回避する

 

「続いて第一、第二主砲。弾装填!」

 

「第一、第二主砲。弾装填します!」

 

戦艦大和の主砲46cm3連装砲塔に九一式徹甲弾が入る

 

「目標照準!!霧の艦隊長良型一番艦!ナガラ!」

 

「目標照準!!霧の艦隊長良型一番艦!ナガラ!」

 

主砲がナガラに合わせるそして・・

 

「第一、第二主砲。斉射、撃てぇ!」

 

「第一、第二主砲。斉射、始め!」

 

 

ズドォォン!

 

 

「ぐっ!?」

 

大和の主砲が火を噴いて長良級に命中する。

しかしクラインフィールドがナガラを守った

 

「くっ・・あっちはバリアーみたいなものがあるのか!

あの船を何とかしないと」

 

「っ!艦長。ナガラから粒子砲発射!着弾まであと5秒!着弾予想この艦橋だと思われます!」

 

「こっちもバリアみたいなやつできないのか!?」

 

「できます!」

 

「張ってくれ!ここだけでもいいから」

 

「了解。クラインフィールド展開!」

 

ピンク色のバリアが貼られナガラからの攻撃を喰らわずに済んだ

 

「っ!ナガラからミサイルきます!」

 

「対空防御!この船の対空は!?」

 

「25mm3連装機銃52基とVLSがあります!」

 

「撃て!速く!」

 

「了解!」

 

すぐに25mm3連装機銃2基とからVLSミサイルが発射されて迎撃していく

 

「あっちにもあるなら・・もしかしたらこいつにも・・

大和こっちの粒子砲はあるのか?」

 

「は、はい!」

 

「わかった。粒子砲発射準備!」

 

「りょ、了解!」

 

「船体、左15度、目標を入力。目標長良型一番艦ナガラ!」

 

「了解!左15度、目標を入力。目標長良型一番艦ナガラ!」

 

左に曲がり正面に来るようにこちらは構えるそして

 

「撃てぇ!」

 

ズキュゥゥゥゥン!      

 

 

 

 

ドッカァァン!

 

「命中!ナガラ消失!やった!やりましたよ!」

 

「ああ、とりあえず。ここから離れよう。「艦首180度回頭!」

 

「了解艦首180度回頭!」

 

「太平洋に出るぞ!」

 

「了解!」

 

こうして俺たちの初戦は白星でおわった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




名前 夕賀雅人

cv:石田 彰

身長 170cm

体重 60

髪の色 黒

目の色 赤

元戦艦大和の艦長である。夕賀艦長の孫である
出身は神奈川県であったが。今は長崎県の佐世保で艦長候補生を受けている



名前 大和

cv:竹達彩奈

メンタルモデル 艦これの大和

モデル艦艇 大日本帝国海軍大和型一番艦大和

身長 165cm

体重 乙女の事情により消されました

武装

45口径46cm3連装砲塔:3基(粒子砲(ビーム)及び九一式徹甲弾が発射可)
60口径15.5cm3連装砲塔:2基(実弾及び粒子砲も可)
40口径12.7cm連装高角砲:12基(実弾及び粒子砲も可)
25mm3連装機銃:52基(実弾のみ)
25mm単装機銃:6基(実弾のみ)
13mm連装機銃:2基(実弾のみ)
両舷多目的VLSミサイル;前80基後ろ64基(侵食弾頭発射可)
艦底部魚雷発射管:10基(侵食魚雷発射可)
カタパルト2基

艦首超重砲専用発射口通称ハヤブサ;1基


2月1日修正しました。

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