蒼き鋼のアルペジオ もう1人の大和   作:古手雅樹

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第6話 日本政府

目覚めると隣りで大和が寝ている

そのまま起きて着替えてたら扉が開いた

 

「失礼します夕賀艦長は・・・失礼しました!」

 

「ま、待ってくれ⁉︎これには事情が!」

 

しかしそんな願いは届かず扉は閉じられた

 

「ちくせう」

 

また扉が開く

 

「あれ?何をしてるんですか?」

 

「なんでもないよ…なんでも…」

 

「そ、そうですか。」

 

「アオバは何しに来たの」

 

「ああ、そうでした。これからどこに?」

 

「イ401のクルーに挨拶だ」

 

「了解であります。」

 

「大和は…今は寝かせてやろう彼女も疲れてるだろう」

 

俺は大和をベットで寝かせ401クルーの場所へ移動した。

 

 

 

アオバに頼み401がいる場所へ着いた

 

「どうも401クルーの皆さん」

 

「あら?大和の艦長の人」

 

「ちゃんと挨拶してなかったからな、夕賀雅人だ。」

 

「なら私も重巡洋艦アオバです」

 

「それじゃ俺は橿原 杏平、401の砲雷長をやっている。」

 

「次は私が、401の副艦長をしております。織部 僧です。」

 

「私はソナーの八月一日 静です。」

 

「四月一日 いおり、機関・技術担当よ。」

 

「んじゃよろしく。」

 

一人一人握手をした

 

「それじゃ私はこれで」

 

そのまま401クルーと分かれ大和のところに戻ると

そこにはライフルを持った人達がいた

 

「夕賀雅人様ですね?よろしければご同行お願いします」

 

そう言われて銃を向けられた

 

「雅人!」

 

「大丈夫だ、呼ばれてるのは俺だけだ。

アオバは戦艦大和に戻って置いてくれ。」

 

「わかりました」

 

アオバと別れ1人車に乗って移動した

そして着いた先はとある豪邸のようなば所だった

 

「よう、雅人。」

 

「お前らもか」

 

「ああ、そうだな。」

 

そして立って海を見ている1人の老人がこっちを見てきた

 

「君があの戦艦大和の艦長かね?」

 

「っ⁉︎貴方は…北 良寛与党幹事長⁉︎。」

 

「ほぉ、君は私を知っておるのかね?」

 

「一様は」

 

「なら、きみの名前を聞いてもいいかね?」

 

「戦艦大和艦長、夕賀雅人です。」

 

「夕賀…ほぉ、君が夕賀雅樹の孫とは」

 

「ええ」

 

「なら、話が早い…千早群像そして夕賀雅樹の孫、

夕賀雅人401を政府に返還し大和を我々に渡し

新兵器輸送プロジェクトから手を引いてくれないかね?」

 

「へえー」

「…」

 

「元々401、大和は元大日本帝国で日本の物だ。

それに解析研究する余地がある。」

 

「・・・」

 

「・・・」

 

一面あたりが静かになるだが沈黙を破ったのは

一人の笑い声だった

 

「…ぷっあっはははは」

 

全員が声が聞こえる方へ顔を向けた

そこには笑を堪えてる雅人が居た

 

「あっははは…ふざけんじゃねぇぞ!糞ジジイ‼︎

大和が物だと?あいつも生きてるんだぞ。

あいつも物は食べる呼吸もする。それを解析?研究?

阿呆らしい俺は戻るからな」

 

雅人は戦艦大和にもどった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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