やはり俺のGBNはまちがっている。   作:八重垣八雲

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7話投稿します。

※あらすじを変更しました。


シャフリヤールはガンプラに愛を込める。

―――あの後、フォース名を決めるのは困窮を極めた。

 

「パンダズガーデンはどうかしら」「ジービーエヌズがいいと思うな」「トリナちゃん親衛隊がいいんじゃないですかー」「お姉ちゃん候補の集いがいいと思います」「もう奉仕部でいいんじゃねーの」「「「「却下」」」」と各々勝手に言い出す始末。さっきまでの一体感は既に消え失せていた。気のせいだったのかなー……

 

次第に舌戦は苛烈になっていく。

 

「このままでは埒が明かないわ」

 

の、一言により一時中断。

 

休憩がてら場所をサイゼにかえ、仕切り直す。腹が膨れたことで多少は落ち着いたからか、少しは周りを見る余裕が出来た。ふと窓の外を見れば、歩道脇の花壇に薄紅色の花が。

 

「なぁ、あの花ってなんだっけ?」

 

隣にいる一色に問いかける。不言な顔をしながらも「アザレアじゃないんですか」と答える。

 

「これでいいんじゃねぇの?」

 

揃いも揃って、なに言ってるんだコイツ って顔をするんじゃない。

 

「だから、フォース名。アザレアでいいんじゃねぇの」

 

俺からの提案に一斉に思案顔になる。

 

「比企谷くんにしては、まともな意見ね」

 

異論はないわ、と雪ノ下は答えた。他の連中も問題はなさそうだ。

 

こうして、紆余曲折を経てフォース名は『アザレア』へと決まった。

花の名前を冠したガンダムがあるくらいだし、そこまでおかしくはないだろう。

 

 

……少なくとも『アロンズ(独り身たち)』よりはマシなはずだ。

 

 

 

× × ×

 

 

 

 

フォースを組んだことにより、GBNで受けられる恩恵が一気に増えた。専用ミッションに、限定イベント、時間がいくらあっても足りないくらいだ。

 

現在、屯しているこの部屋も、結成時に支給される個室・フォースネストである。 以前トリナが言っていたのは、これのことである。

支給時には最低限の家具しかない殺風景さであるが、ミッションポイントで新たな家具が購入できる。または、別の土地や建物を購入しそこを拠点にすることも可能だ。文字通り一国一城の主にだってなれる。現に最上位フォースのアヴァロンのフォースネストは巨大な城である。

こういったオマケ要素でも力を入れているのが人気の秘訣かもしれない。

 

ところで、我らがフォースネストであるが、奉仕部の部室みたいになっている。タイル張りの床に長机とスクールチェア。The 教室という佇まいである。よくこんなアイテムがあったな……

ホースネストのレイアウトは女性陣の一存で作り替えられていった。まぁ、いいんだけどね………

ミッションで稼いだポイントが、あれよあれよという間に家具アイテムへと変わっていく。

ゲーム内なのに稼いだ金を遣われていく旦那の気分を味わった。だから働きたくないんだよ。やはり、専業主夫が一番である、まる

 

そんな感傷を抱きながら、ふと室内を眺める。

窓際に座り静にデータベースを読むネコノ。その隣ではユイユイが何やら画面をいじってる。すぐ傍ではトリナとリマチが一緒になってカタログを眺めている。

いつもの放課後の風景。そこにリマチが加わっているが、違和感はない。

小町が入学したら、こんな風景になるのだろうか。無理矢理入れられた部活だったが、こういうのも悪くないか……

 

「あー、お兄ちゃんが変な目をして見てますよー!」

 

…… アホ毛抜くぞ、こんガキ。

 

 

 

 

 

「なぁ、ペリシア・エリアに行ってみないか」

 

気を取り直して、そう提案する。

 

「ぺりしあえりあ?」

 

聞き覚えのない単語が出たからか、ユイユイがはてなと首を傾げる。

 

「砂漠の中にある中立エリアのことよ。ガンプラビルダーの聖地とも呼ばれるわ。そこには世界中のビルダーが集い、自分の作品を展示しているの。ランクによってガンプラの乗り入れが制限されている分、そこで展示が出来るということはかなりの腕よ」

 

この世界でもYukipediaは絶好調である。いや、今はネコノだからNekopediaか。何それ、ひたすら猫情報が載ってそう。雪ノ下がネットの海から帰ってこられなくなるな。

 

「珍しいわね。ヒキコモリ谷くんが自分から外に出ようとするなんて」

 

脇道に逸れていた思考を、ネコノの問いかけにより戻す。

 

「新作が出来たからな。それを見てもらいたいんだよ」

以前からコツコツ作っていたが、この間見たカプルで火が付き一気に組み上げた。普段は目立つのが嫌いな俺ではあるが、曲がりなりにもビルダーだ。自分の作品を見てもらいたい。この気持ちに嘘はない。

 

「でも、ランクによって入れないんじゃないの?」

 

ユイユイが尤もな質問をする。

 

「俺とトリナが規定ランクを突破している。相乗りすりゃ行けるだろ」

 

これでも長いことGBNをやっているからな。それぐらいは突破している。俺に付き合っていたトリナも同じだ。

 

「世界中から凄腕のビルダーが集まるんだ。見るだけでも違う」

 

それに、ペリシア・エリアはあの人がよくいる場所でもある。もしかしたら、会えるかもしれない。

 

「あの人ってなんですか。もしかして浮気ですか」

 

目のハイライトが消えたトリナが詰め寄ってくる。流石、GBN。そんな機能まであるのか。

 

「そんなんじゃねぇから」

 

一応、弁解はしておく。

 

膨れっ面のトリナ以外は、ペリシアに行くのは異論無さそうだ。そうと決まれば、さっさと格納庫に行くぞ。

 

「お兄ちゃんのガンプラ、いつもと違くない?」

「なんか悪そー」と、リマチが影のように佇む機体を見上げながら言う。

 

「新作だって言っただろ」

 

そう、俺の機体は何時ものAGE-2ステルスではなく、別のものを持ってきている。

 

「というわけだから、いつもみたいな速度は出ん。トリナはリマチ達を連れて先行してくれ」

 

いくら狭いコックピットとはいえ、小柄な少女3人と猫1匹ぐらいなら大丈夫だろう。

 

「頼む」と軽く頭を下げながら言うと、「了解しました…」と、ご機嫌ななめながらも承諾してくれた。トリナたちと別れ自分の機体へと向かう。

 

ここ最近、付きっきりだった機体に乗り込む。起動と共に頭部に4つの光が点る。

 

「ヤハタ、スペルビアジンクス行きます!」

 

掛け声と共に飛び出す。オレンジ色の粒子を撒き散らしながら、機体は飛翔する。

目指すは、ペリシア・エリア。

さて、どんなガンプラがあるか楽しみだ。

 

 

 

× × ×

 

 

 

 

果てなく拡がる砂色にオレンジの光を振り撒きながら、ただ一機、ペリシアへと向かう。

トリナたちのインセパラブルは既に遥か彼方だ。もとより高機動型なものに、トリナ自身の腕も加わりあっという間に空を駆けていった。この分だと、俺より大分先に到着するだろう。

 

 

 

変わらぬ景色に迷いそうになりながらも、マップを頼りにペリシアへ到着した。

 

展示スペースに機体を置き、さてあいつらは?、と探す。しばらくすると、「せーんぱーい」といつものあざと甘いボイスが聞こえてきた。

 

「おぅ、ここだ」

 

返事をすると、近寄ってくる面々。すると、あいつらは見覚えのある少年少女を引き連れていた。リクたちご一行である。

 

 

 

「ほほう、スペルビアジンクスですね」

 

合流するや否や、メガネを光らせ、機体の蘊蓄を語りだすユッキー。00Vまで押さえているとは、やるな!

 

「凄い。武器まで作り込んである」

 

「ヤハタさんが作ったんですか?」

 

「このガンプラ、嬉しそう」

 

と、年少組は目をキラキラさせながら話し掛けてくる。あ、そう? もっと誉めてもいいのよ?

うちの女性陣は興味がないのか、黙々と屋台の料理を平らげていた。この差ァーーー

 

 

もっと色んなガンプラを見てきます、そう言うリクたちと別れ、俺たちは腹ごしらえに屋台へと向かう。というか、君たち、さっきから散々食べていたでしょ?

 

 

その後、腹ごなしに露天を冷やかしたり、他のビルダーの作品を見学したりしていた。

それにしても、あのジーさん凄かったな。旧キットのガンダムをあそこまで丁寧に作り込むとは…… 素材への愛を感じる。

 

そんな事を思いながら散策していると、何やら辺りが騒がしくなっていく。

 

「なんか、シャフリヤール?って人が来るみたいだって」

道行く人に話を聞いてきたユイユイが答えた。

 

「このGBNで間違いなくトップクラスのビルダーだよ」

 

そもそも、フォースネストでの話は、彼の事だ。そう言うと、トリナは疑念が晴れたからか多少は機嫌が戻り、

 

「捻くれ者の先輩が誰かを誉めるなんて珍しいですね」

 

と、悪戯そうな笑みを浮かべ言ってくる。

 

「ばっかお前!俺だってリスペクトする心は持ってるんだよ」

 

しかし、あの人が珍しい。そんな疑問が頭を過る。

 

「なんでもいいから行ってみようよー」のユイユイの声に引き摺られ、一同、新作がお披露目されるという広場へと向かった。

 

 

広場は既に多くの人で溢れ帰っていた。普段の俺ならすぐにでも帰るところだが、シャフリさんの新作が見られるのならば話が違う。いかん…ドキがムネムネしてきた……

 

「来たぞ!シャフリヤールさんだ!」

 

そんな声とともに、ワッと上がる歓声。

急いで声のする方を向く。そこには中東風の衣装に身を包んだおっさんが二人いた。

 

あぁ、そういうことか……

 

「あの人がシャフリヤールさん、ですか?失礼ですけど、とても先輩が尊敬するような人に思えません」

 

不可解に思ったトリナが小声で尋ねてくる。

 

「違ぇよ。俺の知ってるシャフリさんじゃねぇ。つまりは」

 

偽物、である。声を上げそうになる面々を制す。ここで騒いだら、確実に面倒なことになるからだ。ヤハタは空気が読める子。

 

「あんまり公の場に出ない人だからな。こういった輩も湧いてくる」

 

さて、曲がりなりにも、シャフリヤールの名を騙ったんだ。オッサンたちのお手並みを拝見しようではないかーーーフヒヒ、とニヒルな笑みを溢していると、隣にいたトリナたちはうわァ…という顔をして離れていった。ヤハタ、泣かない……

 

そうこうしている内にオッサンの作品がお披露目される。満を持して登場したのは……ザムドラーグに……武器を盛り付けただけ……?

 

なんとも言えない空気が辺りに漂う。うん、俺もこれは予想外だわ……

 

いたたまれない空気になりながらも、「シャフリヤールさんの作品だろ」「むしろ前衛芸術だ」の声が出てくる。あんたら、マジか……

 

だが、そんな空気をぶち壊すかのように、

 

「なんか、ピンと来ないな…」

 

の声が。って、マジかよ、リク!?そこで言っちゃうか!俺たちに出来ないことを平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!

 

と、アホなことを考えていると、オッサンのツレがリクに詰め寄り出した。

 

「おにーちゃん、なんかヤバそうだよ」

 

リクたちは今にもオッサンに連れていかれそうだ。「ねぇ、お兄ちゃん!」

 

……妹に言われれば仕方がない。まったく俺のキャラではないんだが…そう思いながら騒ぎの中心に向かおうとする。

 

しかし、オッサンの行く手を遮るように、空から1つの影が躍り出た。

 

そこには見たまんまくノ一という格好をした少女がいた。

 

「あのガンプラは、シャフリヤールが作ったものじゃないわ」

 

その後、少女の言葉により偽物とバレたオッサンズはそそくさと逃げていった。まぁ、一件落着である。

 

 

 

先程までの騒ぎが嘘の様で、広場には落ち着きが戻った。俺もガンプラの展示に戻る。

 

「やぁ、ヤハタくん」

 

そんな時、物陰より現れた人狐姿の青年が話しかけてきた。

 

「っす。来てたんですね」

 

軽く頭を下げ挨拶をする。

 

「先輩のお知り合いですか?」

 

俺に知り合いがいるのが珍しいのか、疑問に思ったトリナが話し掛けてくる。

 

「あぁ、この人が本物のシャフリさんだよ」

 

いきなり登場した話題の人物に、一同は驚きの表情を浮かべる。当の本人は「やぁ」と軽い調子で手を振っているが。

 

「あなたがそんな有名な方と本当にお知り合いだとはね」

 

普段の俺を知っているネコノからは、尤もな疑問である。

 

「マギーさんだよ。あの人は色々と顔が広いから」

 

ホント、あの人の人脈の広さは謎である。

 

「トリナちゃんは知ってたの?」

 

トリナは大袈裟にぶんぶんと手を振りながら「初耳ですー」と答えた。その頃は受験勉強してログインしてなかったからな。

 

一通り自己紹介が済んだ後、折角来ていただいたからと、俺のガンプラを見ていただくようお願いする。彼は「勿論」と、快く答えた。

 

 

感想を聞きながら、シャフリさんと二人正門へと向かう。真のトップビルダーからの貴重な意見だ。作品への励みになる。

 

ふと、視線を前に戻すと、門の外にはリクたちがいた。シャフリさんは彼らの方に向かっている。また、マギーさん経由で知り合ったのか?とおもっていると、次の瞬間ーーー

 

砂煙を巻き上げながらゼムドラーグが飛び立った。

 

何事かと思えば、どうやら偽物のオッサンどもが、リクたちに逆恨みをしくノ一の少女を拐ったらしい。ガンプラがなく手をこまねくリクたちに、シャフリさんは、

 

「君たち、もし良かったら私のガンプラを貸そうか」

 

そう言って、一機のガンプラを取り出す。

あれはプトレマイオスアームズ!?それに乗れるとは羨ましいぞ、リク、ユッキー。

 

救出に向かった彼らを見送ると、

 

「さて、ヤハタくん。手出しは無用だよ」

 

と、俺に釘を指した。

 

「私の偽物だ。私が相手をするのがスジというものだろう?」

 

どうやらこの人自ら鉄槌を下しに赴くようだ。まぁ、この人に任せれば間違いない。俺なんかより余程上手くやるだろう。エアバイクに跨がり、颯爽と駆けていくシャフリさんに別れを告げる。

 

俺はと言えば、自業自得とはいえ酷い目にあうだろうオッサンたちの冥福を祈った。合掌。

 

 

 

さて、俺も帰ろうかしら、とトリナたちのもとに戻れば、

 

「おう!ヤハタじゃねぇか」

 

そんな威勢のいい声と共に、狼人の青年がやって来た。

 

「またお兄ちゃんのお知り合い?」

 

さっきから現れる俺の知り合いに、流石のリマチも驚いているようだ。

 

「タイガーウルフさん。フォースランク5位の武闘派フォース『虎武龍』のリーダーだよ」

 

だが、普段はエスタニアにいる人がここに来るとは珍しい。

 

「あぁ、俺だってシャフリの野郎がいる場所になんか来たくねぇよ」

 

そう吐き捨てる。しょっちゅう言い争っていますもんね、あなたたち。

 

「こないだマギーに紹介された連中がここに来るって聞いてな」

 

どうやら、以前リクたちが会うと言っていたのはタイガーさんのことらしい。というか、またマギーさんか。

 

改めて、自己紹介をする。タイガーさんは女子の間でしどろもどろしている。特に、犬好きのユイユイに寄られ完全に挙動不審である。材木座かよ!

 

大の男がこれでは、その手の女子にはいいカモである。うちで一番のその手の女子といえば、

 

「何ふくれてんの?」

 

普段なら嬉々としてちょっかいを掛けに行こうものだが、1人輪を外れてぶっすぅーと頬を膨らませていた。

 

「べっつに~ ボッチとか言いながら意外とオトモダチの多い誰かさんのことなんて何とも思ってませんよ~」

 

何とも思っていないという態度ではない。どうやら、自分の知らないところで交流があり、少し妬いてるようだ。

 

「知り合いってだけだ」

 

そう言いながら、頭に手を乗せる。

 

「それに、俺とここまで長く組んでるのはお前ぐらいなもんだろ」

 

そうして、軽くぽんぽんと撫でた。「先輩のがあざといです…」モニョモニョと呟く。どうやら機嫌は戻ったようだ。

 

「それにしてもヤッキーの知り合いって、スゴい人たちばかりなんだね」

 

うんうん、と感心しながら言うユイユイ。あと、ヤハタ+ヒッキーでヤッキーである。もう、諦めた…

 

「えぇ、そうね。普段のあなたからは想像もつかないわ」

 

と、ネコノも追従する。リマチもうんうん、と横で頷いている。

 

そんな女性陣の反応を不審に思ったのか、

 

「なんだ、嬢ちゃんたちは知らないのか?」と、前置きしながら、

 

「コイツはワールドランク88位。十分にトップランカーだ」

 

と、言った。

えぇ!!と驚く一同。言ってないからな。

 

「って、トリナちゃんは知ってたの?」

 

そう、問いかけるユイユイに、

 

「えぇ、まぁ。なんたって、わたしは先輩の相棒ですから!」むふん、と胸を張り、トリナは自信満々に宣った。

 

そこまで言ってねぇよ。

 

 

 

× × ×

 

 

空が赤く染まる頃に、シャフリさんたちは戻ってきた。リクたちも無事のようだ。

シャフリさんとタイガーさんは顔を会わせるなり言い争いを始める。

ドン引きである。放っとけばいいぞ。ト◯とジェ◯ーみたいなもんだ。

言い争いはやがて、リクとユッキーがどちらのフォースに入るかという話になっていた。

 

急な勧誘に驚いていたリクだったが、自分たちのスタイルを見つけたいと、丁重に断る。

 

「だから俺は、俺たちのフォースを立ち上げます」

 

そう強く宣言をした。その希望に溢れた言葉に、トップフォースの二人も納得する。うちの女性陣も賛同の声を上げた。

 

新人ばかりのフォースだと色々大変だろう。だが、初心者3人を抱えているうちも人のことは言えない。

 

 

とりあえず、適当な言葉だけでも掛けておくかーーー




オリジナルフォース

フォース名:アザレア

八幡たちが所属するフォース。

結成されたばかりなので、フォースランクは低い。
メンバーが奉仕部中心なので、完全に身内の集い。
リーダーは八幡。本人は雪乃に押し付けたがったが、現時点ではダイバー・ビルダーの力量が両面ともに勝っているので就任する羽目になった。

エンブレムは薄紅いろのアザレアの花。後日ピンクのアザレアの花言葉が青春の喜びと知り、悶絶する羽目になる。
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