高嶺の華と路傍の花   作:山本イツキ

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第15輪 寝返りのダリア

 とある日の放課後。

 

 文化祭開催まで残りわずかという今日この日も、文化祭で演じる劇の練習をしている。

 しかし、未だオレの演技力が向上することも無く、ただ意味のない時間が流れている。

 クラスメイトたちも、疲れの色を見せ始めているのにホント申し訳ないんだが、相手がやはり白鷺千聖だとなぁ……………。

 

 

 「仕方ないわね、今日も残りの時間は個人練習にしましょう」

 

 

 ジュリエットの一声で役者たちは散り、各々練習をし始めた。

 それと同時に、白鷺千聖の姿もあの脇役の3人組と共になくなった。

 

 オレは荒っぽく椅子に座り、机に置いてあった缶コーヒーを開けて口に含んだ。

 

 

 「月島くん、お疲れ様」

 

 「おう。松原もな」

 

 

 松原が隣で衣装作りながら、労いの言葉を掛けた。

 手にしてるのは一体誰の─────

 

 

 「これは千聖ちゃんの衣装だよ」

 

 「なんだジュリエットのか。良くできてるんじゃねぇの?」

 

 「えへへ、ありがとう」

 

 

 松原はそう言うと、はにかむような笑みを見せる。

 その衣装は、目立つこと間違いなしと言ったような赤と、キラキラと光に照らされ輝く装飾物が特徴的だ。

 

 女優が着るに相応しい。

 そう言わざるを得ない出来栄えだと言える。

 

 

 「やっぱ主演ともなると、結構派手なの着るんだな」

 

 「黄色とどっちにしようか迷ってたけど、アイドル活動で着慣れてるからって千聖ちゃんが断ったんだ」

 

 「どちらにせよ目立つだろ、こんな明るい色なんだから」

 

 「どっちを着てもきっと可愛いよね♪」

 

 「知るかっ、そんなこと」

 

 

 女にとっての "可愛い" の基準はよく分からん。

 近年は "ブサ可愛" だとか、"キモ可愛" だとか、もはや褒めてるのか貶してるかすら危うい言葉すら存在している。

 そういえば、この前青森県の有名なブサ可愛犬が死んだってニュースが流れてたな。

 オレはあの犬を、『まるで百戦錬磨の強者の佇まいをした逞しい犬』だと解釈してたんだが、もうあの立ち姿を見ることができないとは…………非常に残念だ。ご冥福を祈ろう。

 

 

 「そうだっ、松原。よかったらオレの稽古に付き合ってくれよ」

 

 「ふぇぇ!?け、稽古!?」

 

 「誰がお前と殴り合いあおうなんて言った?」

 

 「そ、そうだよね…………」

 

 「はあ、全く、オレをなんだと思ってるんだか」

 

 

 松原にツッコミを入れたのもなんだが、コイツの前では結構荒っぽいことしてきたな。

 初めて会ったナンパ野郎とか、海であったクレーマーとか─────。

 

 

 「…………そんなことはどうでもいいんだよ。芝居の稽古だ、ロミオのな」

 

 「うんっ、私で良ければ協力するよ。役は、ジュリエットでいいのかな?」

 

 「察しが良くて助かる。それじゃあ、いくぞ」

 

 

 …………………

 

 …………

 

 

 「ど、どうだったかな?」

 

 「─────お前、ジュリエットやれよ」

 

 「ふぇぇ!?」

 

 

 事実、松原の演技は素晴らしかった。

 この学園内で唯一とも言える親しい関係を持つ女な上、練習と言えど真面目に演じてくれたおかげでオレもロミオを演じれた。

 

 

 「なんかお前とだと、自然にできる気がするな」

 

 「そう言ってくれると嬉しいけど、千聖ちゃんの代役となるとちょっと…………」

 

 

 確かに、あの演技力の代わりともなると引き受けてくれないのは当然か。

 他クラスの連中にも、"白鷺千聖が演劇の主演を務める" と知れ渡っているだろうから今からの変更は不可能。

 反感を買うに違いない。

 

 だがまあ、それはあくまで()()()()()()()()()()()の話だがな。

 

 

 「缶コーヒー捨てに行くついでに、屋上でもう少し練習してくる。監督に何か言われたら、『昼に食べた菓子パンが当たって便所に篭ってる』って伝えといてくれ」

 

 「なんで本当のことを言わないの?」

 

 

 松原は不思議そうに見つめる。

 

 

 「本番で()()にオレと白鷺千聖が最高の舞台(ショー)を披露する為の下準備だ。当然、松原にも手伝ってもらうからな」

 

 「奴………ら………?」

 

 

 残りのコーヒーを一気に飲み干し、誰にも気づかれないように教室を後にする。

 

 オレが向かうのは屋上でもなければ、便所でもない。

 

 

 奴らが事を起こすであろう、とある無人の教室へとゆっくり歩き出した。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 この学園は広大な面積を誇る高校の為か、普段使われていない教室が無数に存在する。

 鍵さえ借りることができるなら、そこは出入り自由らしいがちゃんとした理由を説明しなければならない。

 

 例えば『今度開催される文化祭の劇の練習がしたい』と言えば、その場所が使用可能になる。

 

 まさかその事を上手く利用し、イジメに使おうなんて誰も考えようとは思わないだろう。

 なにせここは県内有数の元お嬢様校。

 そんな考えを持つ輩がいるはずない、そんな理念が染み付いてやがる。

 

 

 そしてここに一人、その被害を受けた女子生徒、基ジュリエットが制服を汚し床に倒れ込むように転がっていた。

 何も知らないといったように平然と扉を開け、白鷺千聖の前にしゃがむ。

 

 

 「よお、調子はどうだ?」

 

 「そんなこと、聞くまでもないでしょう。…………最悪よ」

 

 

 腕で目を覆い、ため息混じりにそう答える。

 

 

 「もはや今のお前は、気高きジュリエットなんかじゃねぇ。嫌われ者の薄汚ぇシンデレラだな」

 

 「…………差し詰めあなたは、英雄気取りの王子様かしら」

 

 「助けてやろうってのに酷い言い草だな。テメェ、コラッ」

 

 

 手に持っていた台本を丸めて、白鷺千聖の頭部目掛けてそれを当て、ポコッと腑抜けた音が鳴る。

 

 白鷺千聖は怒る様子も見せず、淡々と話し始めた。

 

 

 「それで、あなたの方は順調なの?」

 

 「さあな。本番までどうなるか、オレにもわからねェよ」

 

 「…………本当に大丈夫かしら」

 

 「全てはお前の根気次第だ。途中で投げ出したり、抵抗するようなら水面化でこの演劇は失敗する。今更計画がぶち壊しになるなんて、たまったもんじゃないからな」

 

 「ええ、わかってるわ」

 

 

 白鷺千聖はゆっくりと立ち上がり、汚れた制服を手で払い、埃を落とす。

 目立った外傷は見られないが、制服で隠された場所、特に腹部には相当な負荷「ダメージ」を受けてるのは間違いない。

 イジメの常套手段。見つかりさえしなければ、何をしても許される。

 今が夏服で助かった。もし袖の長い冬服だったのなら、腕にも危害を受けていただろうからな。

 

 この女、本当に悪運が強い。

 

 

 「そっちは問題なさそうだな」

 

 「問題があるのはあなたの方ね」

 

 「お前が弱気にならない限り、オレに問題が起こるのはあり得ねェ。今のままいけば、確実に奴らを殺れる」

 

 「その言葉遣い、気をつけた方がいいわよ」

 

 「物理的に殺すわけねェよ、バーカ。仮にアイツらをボコったとしても武が悪いのはこっちだぞ?女と男の立場を使われでもすれば、もう確実に勝ち目が無くなる」

 

 「もちろん、私がヘマすることはないから安心してくれて構わないわ」

 

 「あっそ」

 

 

 一人じゃ何もできないクセに、妙に自信満々な態度がむかつく。

 

 

 「ひとつ聞いてもいいかしら?」

 

 「急にどうした、改まって」 

 

 「折角クラス内で好かれ始めたというのに、何故それをみすみす捨てる行為をするの?ハッキリ言って意味がわからないわ」

 

 

 真剣な顔つきでオレに問う白鷺千聖。

 いつもなら適当にはぐらかすか、無視して話を逸らすのだがこの場の雰囲気がそれを許してくれねェ。

 

 オレもそれに便乗して真面目に答える。

 

 

 「対して関わりのない奴らに好かれても、何とも思わねェよ」

 

 「どうして?」

 

 「今まで人から避けられていたオレが、この夏で話題になっただけで好かれるようになるなんて、おかしな話だとは思わないか?所詮オレは、女嫌いの一匹狼。ちょっと良い行いをしただけで印象が変わるような人間関係なんて、求めてねぇよ」

 

 「それじゃあ月島くんは、どれだけ他人に嫌われようが、無視されようが、構わないというの?」

 

 

 白鷺千聖は声のトーンを低くし、その言葉の重みを伝える。

 オレはそれに肯定すると、奴はため息まじりに『おかしな人ね』と嘆いた。

 

 別にオレは人に好かれる為、感謝される為に今まで行動を起こしてきたわけじゃねェ。

 事実この高校にきて助けたのは女ばかりだ。

 

 

 オレはオレの持論を話す。

 

 

 「自身の知る中でもごく僅か、たった一人でもいい。心から大切だと思える奴にだけ本当の自分を知ってもらってたら、それで十分だろ?」

 

 「なるほど…………確かに、その通りね。それなら、今のあなたにとってその存在は、花音だとでもいうつもりかしら」

 

 「その通りだ。ついでに言うと、氷川もな」

 

 「その大切な人たちの為にも、私は頑張らなくちゃいけないのね」

 

 「多勢の人間関係は崩れるが、本当の大切なものは守ることができる。オレはそれで構わないが、お前はどうだ?」

 

 

 オレがそう問うと、白鷺千聖は考える間もなく即答する。

 

 

 「私は花音に酷い目に合って欲しくない。その為にも私はあなたの言う通りにするわ」

 

 「いい心がけだ。残り数週間、くれぐれも頼んだぜ」

 

 「ええ、もちろん」

 

 

 白鷺千聖はうなずいて答え、オレたちは教室を出る。

 別れを告げたオレは一人、白鷺千聖とは反対方向へと歩きだす。

 

 目的は、そこへいるであろう奴等と話すため。

 力を込めた握り拳を両の手に作り、苛立ちを覚えながら早足で向かう。

 

 案の定そこにいた奴等は笑い声を上げながらトークを楽しんでいた。

 そんなことを気にすることなくオレは勢いよく窓を開け、堂々と姿を晒した。

 

 

 「白鷺千聖潰し、楽しんでるか?卑劣な女共─────」

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 「由緒正しきお嬢様校でイジメが起きるとはな…………。全く、この学園の生徒には失望するぜ」

 

 

 普段は使われていないはずの教室に居座る女の3人組。

 見ただけでわかる。 

 コイツらが白鷺千聖をイジメていた張本人たちだ。

 

 教室の鍵を持っていないところを見ると、何らかの方法でここの扉をこじ開けたに違いない。

 

 

 「暴力行為に恐喝、窃盗、そして不法侵入か。そんなに罪を重ねて、お前たちは犯罪集団にでもなるつもりか?」

 

 

 窓枠にしゃがみながら乗っかり話すオレを視界に捉え、女たちは驚きを隠せないと言った表情でオレを見る。

 オレの投げかけにも奴らは、口を小さく開けたり閉じたりを繰り返すだけで、何も話そうとはしない。

 窓枠から教室へと飛び移ったと同時に、取り巻きたちが焦りながらも声を発した。

 

 

 「な、何しに来たのよ!」

 

 「何って、白鷺千聖潰しを楽しんでる奴らはどんな顔をしてるのか気になって見に来ただけだ。まさか、それがクラスメイトだとはオレ自身驚きだ」

 

 「先生に告げ口しようって言うの!?」

 

 「早まるな。オレが白鷺千聖を嫌ってるのはお前たちも重々承知のはずだろ?」

 

 「だからって信用できるわけないでしょっ!」

 

 「そうよ!この夏休みで貴方達がどれほど親密な関係になってるのか知ってるんだからね!」

 

 

 さっきの焦りから一転、激情に振る舞う奴らは勘違いをしている。

 親密になったなんてのは完全なデマだ。

 だが、今のコイツらでは冷静な判断ができないだろう。

 

 訂正するだけ無意味。

 ここはあえて否定的な言葉は出さず、宥めるように話す。

 

 

 「お前達がオレの何を知っているかまでは問わねぇが、何故そこまで白鷺千聖に暴行を加えるんだ?そこまで親しい間柄でもないだろうに、不思議で仕方ねェよ」

 

 「そんなの決まってるじゃない!」

 

 「だって種村さんはあなたを─────」

 

 「二人とも、少し黙ってくれるかな?」

 

 「た、種村さん…………」

 

 

 これまでの沈黙を破り、主犯の女、種村と呼ばれる奴が割って入る。

 長い髪を二つに束ねたその女は、丁寧な言葉使いとは裏腹に、鋭いその目つきは野蛮な人間達となんら遜色ないといった感じだ。

 

 

 「月島くんは私たちの味方ってことでいいんだよね?」

 

 「味方も何も、オレはただ白鷺千聖が気に入らないだけだ」

 

 「そんな曖昧な返事じゃなくて、ちゃんと示して欲しいかな。月島くんを信用してないわけじゃないけど、やっぱり白鷺さんと関係してるのは確かだからね」

 

 「示すってのは、具体的にどういうことだ?」

 

 「簡単なことだよ。ここでアタシたちに協力すると言う事を誓って欲しいの。それから、アタシたちがやってきた事を全て黙認してくれたらもっと嬉しいかな」

 

 「ヘェ、風紀委員であるこのオレに圧力をかけようってか。やめておけ。女だろうと、向かってくる奴は全員なぎ倒すぜ?」

 

 

 指をボキボキと鳴らし攻撃の意を見せる。

 だがもちろん、オレにそんな乱暴をする気はない。

 あくまで威嚇。これで引き下がってくれるのならありがたいんだが………そう簡単にいかないのは目に見えてる。

 

 

 「た、種村さんの提案を断るのなら……………」

 

 「こっちだって容赦しないんだから……………」

 

 

 想像通り、取り巻きの二人はビクビクと足を震わせながらも、オレとの戦闘態勢に入る。

 この光景はいわば、獣の王に相対する小動物のよう。

 武力による戦闘では敵わないとは分かっていながらも "数" による力でオレを打ちのめそうと言う魂胆が窺える。

 

 この三人をこの場で制圧するのは簡単だが、分が悪いのはコチラの方だ。

 例えオレがここで奴らの要求を無視し、暴行を加えたとしても、それは "数" による力で覆る。

 三人が口を揃えて "無抵抗な私たちは月島くんに一方的に暴行を受けました" なんて証言すればオレは間違いなく退学になる。

 白鷺千聖が自分のイジメについて話せばそれも緩和されるだろうが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()なんて世間に晒されるのは、奴のプライドが許さないだろう。

 

 ここで奴らを片付けるのはNOだ。

 

 

 もう一つの手段、オレが奴らと共に問題行動を起こせば、すぐさま学校側が介入し、問答無用で退学処分を言い渡すだろう。

 しかしここで奴らの行動を黙認し、白鷺千聖が潰れるようなことにでもなればオレがこの学園での存在意義が失われると同時に、オレは自主退学を余儀なくされる。

 

 

 どれを選んでも結局は、最悪の結末(バッドエンド)を迎えるのはオレの方。

 最高の結末(ハッピーエンド)を迎えるには果たしてどの選択をするべきか……………?

 

 

 ここでオレは今日奴らに会ったことを後悔する。

 白鷺千聖の受けた傷を見て、危害を加えた奴らに少し苛立ったのは事実だ。

 だが、その激情に左右され判断を誤った。

 そのせいでまた白鷺千聖を苦しめることになりそうだ。

 

 

 

 ─────────いや、待てよ。

 

 

 

 何でオレは白鷺千聖(アイツ)の事をこんなに擁護しようとしてるんだ?

 オレは決して白鷺千聖とは友達ではないし、一方的な恋愛感情を抱いてることもない。むしろ嫌いな分類に入る人間だ。

 

 

 そんな奴を助けようと何でオレは必死になっている?

 

 松原のため?

 

 

 ─────違う。

 

 

 風紀委員の務め?

 

 ─────違う。

 

 

 

 なら、どうして─────?

 

 

 (そうか……………そうだったよな………)

 

 

 少し冷静になると考えもすぐにまとまった。

 

 

 「いいだろう。お前たちの悪行を見逃してやる」

 

 「本当?なら、これからは─────」

 

 「だが、白鷺千聖に手を上げる気はない。奴もそれだけはオレにしなかったからな」

 

 「それなら仕方ないね。わかった。月島くんはあくまでも傍観者ということね」

 

 「ああ、そういうことだ。ちなみにだが、お前たちの最終目的は何だ?白鷺千聖を殺すってわけじゃないだろう?」

 

 

 オレがそう問いただすと、取り巻きの一人が口を開く。

 

 

 「私たちは白鷺千聖を退学させる。そしてあわよくば…………」

 

 「種村さんと付き合ってあげて欲しい」

 

 「………はっ?どういうことだ?」

 

 

 奴らの言葉の意味がわからず腑抜けた声を出す。

 肝心の種村はというと、笑顔で少し顔を赤らめながらもオレに視線を向けていた。

 

 

 「二人には言われちゃったけど、私の目的は二つ目がメインなの。月島くん。私はあなたのことが好き」

 

 「オレのことがか?変わった奴だ」

 

 「アナタのそのワイルドなところがとても魅力的なの。どんな人にも媚を売らない強い心の持ち主。アタシは陰ながら月島くんのことを想っていたの」

 

 

 種村はそういうと、オレの両手を握ってきた。

 この部屋に入ってきた時とは違い、まるで恋に執着する乙女のような目つきに変わっている。

 

 

 「彼女いない歴=年齢のオレからしたら嬉しい話だな。……………いいだろう。お前たちの目的が達成されたのなら、お前の彼氏になろう」

 

 「約束ね?」

 

 「もちろん、約束は守る」

 

 

 この女と付き合う事は正直どうでもいい。

 白鷺千聖が、オレに対してのみやってきた悪行の報いを受ければそれで満足だ。

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?

ダリア………花言葉では "裏切り" という意味を持ちます。

千聖さんの運命やいかに………
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