やはり伝説の餓狼達が俺の師匠なのは間違っているだろうか。 作:佐世保の中年ライダー
小町からの相談と言う名目に拠る呼び出しの電話により、俺達奉仕部四人は連れ立って約束された地へと至る遥かなる道程を超え、遂にその約束された地『サイゼリヤ』へと至ったのは西暦20XX年5月の中旬、暦の上では夏を迎えた或る日の夕刻のことであった。
俺達はその地に仕える使徒により導かれ、四人の人間が余裕持って寛げるだけの広さを持つ一席を用意され、そこに腰を落ち着け、暫し長旅の疲れを癒やすべく使徒により用意された冷水を呷り、その喉を通り抜け胃の腑へと至り全身に染み渡る快楽に僅かな時間だがそれに身を任せてみた。
その一時の快楽が治まり正常な心身を回復を果たした俺達は、使徒が用意したこの約束された地にて代価を支払う事により得られる糧を記した書物に眼通しをし、それぞれの望むその糧をいただくべく再び使徒の降臨を願う為に、席に設置された手押し式の呼び鈴を鳴らした。
「…てな具合に、ただ単にサイゼに来て席に案内されて水を飲んで注文をするだけなのに、何か荘厳な物語の一小節みたいじゃね?」
そう、今回の冒頭の語りは今サイゼで小腹を満たしながら俺が皆へ聞いてもらっていたものだ、ってか冒頭の語りって何だよ?
「…はぁ、何を聞かされるかと思えば貴方は…でもそうね、この前のざい…財津君だったかしら?彼の書いた物よりは興味を引かれそうな気はするわね。」
辛口の評論に定評がある雪ノ下がそれなりに評価してくれた様で、俺としては何よりです。
それにしても材木座、お前のラノベはやはり雪ノ下の興味を引くレベルには無いらしいぞい!Don’tmindダゾ、材木座!
「せんぱいって時々そんな変な事言い出したりやりだしたりしますよね、何でしたっけ?この前やった掌に目を描いて何かニギニギぃ〜ってやってたの?」
「あ〜、アレだよね!あたしもなんかアレはキモいと思ったよ…アハハ。」
Org…どうやら俺が以前皆の前で披露した『ガブリン』は不評だったようです。
仕方無いよね、俺も最初ガキの頃親父がやった『ガブリン』見て何だって思ったからさ、後でキョーダイン見てハマったけどね。
まぁ昔の特撮を女子が知らないのは仕方無いとしても、材木座さえキョーダイン知らなかったのは俺的には許せない。
中二病には刺さらないのかキョーダイン。
『らき☆すた』のエンディングでこなたが歌ってたじゃんキョーダイン、何なら家の親父はキョーダインの歌で数字の単位を学んだって言ってたよ、なのに知らないのかよ材木座ェ…。
俺が独りキョーダインとそれを知らない材木座に対して思いを馳せ、憤っていると、待ちに待ってたやっと出た!エンジェルボイスが俺の耳朶に鈴の音の如くに響き渡った。
あゝ、夏の風物詩たる風鈴、その風鈴の鈴の音がこの声だったなら俺は、一日中風鈴の前に陣取って聴き続ける自信がある。
おお!一つ商売を思いついたぞ!
小町(CV悠○碧)と由比ヶ浜(CV東山○央)と雪ノ下(CV早見沙○)と一色(CV○倉綾音)敬称略すの声がする風鈴を売りだせば大儲け出来んじゃね!
…でも雪ノ下の場合、罵倒する声が木霊しそうだよな、需要あるかそれ…最悪俺が演技指導して最後デレさせれば、ツンデレ好きの需要に答えられれば、ワンチャンあるか!?
「あ!お〜いお兄ちゃんお待たせ。」
その天使の声が聞こえた瞬間に、俺は座っていた席から立ち上がり、その声に答える為に振り向いた。
「おう、来たか小町!お兄ちゃんは全然待っていない………」
振り向いた先には、今朝学校へ向かう前に別れた時そのままに中学の制服を着て、ニコニコ笑顔の口元に、見ようによってはあざとさを感じさせるかも知れない程の露出具合で八重歯が覗いて、それが可愛さのワンポイントとなっている感満載の天使が降臨した…のだが。
「…小町ちゃん、その隣に立っているのはどこの馬の骨かな返答次第ではお兄ちゃんこれから修羅道へ踏み込まなきゃいけないかな、かなぁ!」
我が前に降臨あそばせられた、天使の稍後方に付随うように一体の、どこの馬の骨とも分からぬ生命体が立っていた。
「あ〜もうまたお兄ちゃんは訳の分かんない事言って、さっき電話で言ったじゃん。相談があるってさ。」
その生命体、分類学上では男に属している…ソレの体長は小町より数センチ程高く細身の体格で、鉄灰色の髪と…俺とは違い優しげな眼差しの瞳を有し、そこに不安そうな色を宿しペコペコと俺達に対して頭を下げている。
「あっ、ごめんなさいです雪乃さん結衣さんやっはろーです、後序にいろはさんも!」
その生命体を置き去りに小町は、奉仕部三人娘に挨拶をしている由比ヶ浜と雪ノ下に対しては愛想よく、一色には微妙におざなりに。
小町と小町に対し返礼する三人の輪に俺は加わらず、置き去られた生命体にロックオンしている、相談者とはいえ我が天使に付き纏う輩だしな、警戒は怠らぬぞ。
俺に視線を向けられた事に気が付いた生命体は、俺の眼光に当てられて『ひいっ』と声を漏らし一歩後退った。
勝った、第3部完!
「もう、何やってんのさお兄ちゃん、大志君のこと威嚇しないの!」
そうか、こいつは大志と言うのか、てか小町さん何故に名前呼び?お兄ちゃんはお前をそんな娘に育てた覚えはありませんよ!
年頃の娘がはしたないですよ、慎みなさい。
「…おい、大志とやら!」
「ハハ、ハ、ハイっす小町さんのお兄さん!」
俺の呼び掛けにヤケにキレイな直立不動の体勢で返事をする、その様は緊張感を孕みながらも妙にその姿勢に慣れている様に感じられ、少しだけ感心してしまった。
「おい、俺はお前の兄貴じゃ無い、お兄さんと呼ぶなッ、あと小町の名を呼ぶ事も赦さん!」
だが、それとコレとは話が別だ、我が天使の名を呼ぶなぞ赦されざる大罪、その咎人は滅されて然るべきである!
そして俺はその咎人を屠るべく、羅刹の道を歩む事も辞さぬ、『我が名は八幡千葉で一番のお兄ちゃんスキルを持ち羅刹の道を歩む者!』むっ何かコレじゃ俺まで紅魔族ぽいよな。
「ハイッ、スイマセンっす!」
この害虫、相談者の名は川崎大志と言うらしい、今年四月から小町が通い始めた予備校で知り合い、お互いの兄と姉(勿論兄とは小町の兄たる俺の事であるのだが)が総武高校に通っているって事で、話をする様になったとの事だ。
そしてこの大志の悩みと言うか、相談事と言うのがその姉の事であったのだ。
「ほ〜ん、姉ちゃんが不良にねぇ。」
「ねぇ大志君、もしかして大志君お姉さんってサキサキだったりする。」
出た!由比ヶ浜の中の紅魔の血の発動だ、相変わらずそのシビレもしないし憧れもしないセンスには呆れさせられてしまう。
「由比ヶ浜さんは大志君のお姉さんを知っているの。」
「うん、川崎沙希さんだよね、あたしとヒッキーは一緒のクラスだよ。」
「ハイ、そうです、ウチの姉ちゃんに間違い無いっす!」
へっ、誰それ…八幡わかんない?
「結衣先輩、何だかせんぱいは解ってないみたいですよ、ほら顔にクエスチョンマーク浮かべている顔ですよ今のせんぱいの表情は。」
「ヒッキー…無いわぁ!」
「お兄ちゃん…無いわぁ!」
え〜、何さ何さ、何が無いっての…ってか一色さん確かに君は正解を言い当ててるけどさ、お前の一言で小町と由比ヶ浜の俺を見る目が残念な物を見る目になってるよ、酷いよ責任取ってよね。
「ほらヒッキーあの娘だよ、青っぽい髪のポニテの娘だよ、分かんない?う〜ん確かにサキサキってあんま誰かと話したりしないし、何時も一人で居るし、ちょっと取っ付きにくい感じするけど…」
ポニテで青い髪で何時も一人で居て取っ付きにくいって…それって川なんとかさん?
「ああ、黒のレースか!」
その何気に発した俺の一言で、大志を除く全員の視線が俺にロックオンされてしまった…やべぇ。
コイツはもしかして、後で皆からの追求が来るかも知れないな…。
大志の姉、川崎沙希こと川なんとかさんこと黒レースさんが不良化し始めたのはごく最近の事なのだそうだ。
「それまでの姉ちゃんは…俺んちって俺の下にまだ弟と妹が居るんですけど、共働きで両親の帰りが遅いから飯の用意とか殆ど姉ちゃんがやってくれてたんです…なのにそんな優しい姉ちゃんが不良になって、しかも家へ帰ってくるのだって夜遅い時間なんです…。」
大志の言う川なんとかさんが帰宅する時間は遅いなんて物じゃ無かった、午前五時位になる事が多々あるそうだ、それはもう夜じゃねえだろ、朝帰りじゃねぇかよ、御膳様…じゃ無かった、午前様だよ。
だがなる程な川なんとかさんはああ見えて家庭的な奴なんだな、子だくさん家庭の一番上の子で下の面倒見が良くて、そんな人間の有り様がそう簡単に変わる物か、有るとすれば男か!…それは無さそうだなキャラ的に、何となく?。
「なぁ大志、その時期にお前ん家で何か変わった事ってあるか?どんな事だって言い思い出してみろ。」
「…どう言う事比企谷君、まさか川崎さんが不良化した事の原因が家庭環境の変化に有ると考えているのかしら。」
雪ノ下が言う様に俺は川なんとかさんの変化の理由は家庭環境にあるのでは無いかと予測する、俺がそう考えた理由はあの日材木座とスパーリングを屋上でやった日、初めて黒のレースとご対面した日。
俺達の脱ぎ置いた、ヘッドギアとグローブを見つけた川なんとかさんはちょっとキツメな物言いだったが俺達を気使う素振りを見せていたからな、だから川なんとかさんは不良化したと言ってるが、大志の言う面倒見が良いって気性は変わっていない様だし。
「雪ノ下、それから皆…もしかしたら俺は大志の姉ちゃんは別に不良化したって訳じゃ無いと思う、大志のところは四人兄弟姉妹だよな、そしてご両親は共働きだ、とは言え四人も子供が居れば必要になってくる物の額もその分だけ跳ね上がる。」
「はっ!せんぱい、それってお金ですか、もしかして大志君のお姉さんってバイトをしているって事ですか!?」
その可能性が高いじゃないかと俺は推測する、上が高校生でその次が受験を控えた中学生に後の二人の歳は分からんけど、だがそれだけの子沢山、他所ん家の家庭環境とか経済状況は分からないが学資保険とかを、もし掛けていたとしても賄えない部分が出てるかも知れない。
「そうだ、まぁコイツはあくまでも俺の推測だが黒レー…大志の姉ちゃんは歳を誤魔化して深夜帯のバイトをやってる可能性が高いと思うぞ。」
深夜帯はバイト正社員問わず大抵の企業では賃金の深夜割増がある、基本は確か1.25倍だったか、俺のバイト先だってそうだからな、手っ取り早く高賃金が貰える深夜帯はアルバイターにとっては有り難い物だろうな。
「そうだったんですかね、確かに家は兄弟が多くてあまり裕福じゃ無いっす、来年俺受験だから俺予備校通わせてもらってるけど、それだってきっと両親は家計を色々切り詰めて賄ってくれてんだと思うんす俺…。」
なる程だとすると、家計を助ける為のバイトか…いやまだそうと結論づけは早計か。
だが…そう言や黒レースさん、最近遅刻が多かったよな、こないだも昼から出勤して平塚先生に注意受けてたし、屋上で会った時も欠伸してたよな、あれってあそこで昼寝してたんじゃないか!?
「だったらさ、大志君一度サキサキと話し合ってみたら良いんじゃないかな、バイトしてるなら辞めてって。」
「でも結衣先輩、それだけなら根本の問題が解決しないじゃ無いですか、ホントにせんぱいの言う通りの経済的な問題だとしたらですけど。」
そうだよな、一色の言う通り、経済的な物なら辞めろだけじゃ駄目なんだ、辞めても構わないわ状況にならない限り問題の解決はみない。
「そうね一色さん、比企谷君が言う事が真実だとしたら、そしてそれを辞めさせる為には…川崎さんが辞めても問題が無い環境を整えなければならない、そう言う事かしら比企谷君?」
「ああ、そういう事だと思う…大志お前が姉ちゃんと話をするのは構わないがな、辞めさせたいからってあんま高圧的ってか急進的な態度に出るなよ。」
「でも俺…。」
まぁ大志にしたら納得出来ないだろうな、俺が言うとおりだとしたら、姉が家族に内密に独り苦労を背負っている何て考えたらな、辛いよな。
「今はまだ推測の段階だ、憶測だけでああしろこうしろなんて言われたって反感が募るだけだし、態度を硬化させかねない、そうなったら話も何もない…。」
だがもし本当に川なんとかさんが深夜のバイトをやってんのなら、出来るだけ早期に辞めさせないといけないのも事実だ。
労働基準法などの法律問題がある、それは川なんとかさん本人だけでは無く、その川なんとかさんを雇用している企業にとっても不味いことになる、それが公になったとしたらな。
下手を打つと、雇用主から川崎家に対して多額の賠償を請求されるなんて事態に発展する可能性も高いからな。
「分かったっす、お兄さんが言う通りにしてみます。」
「そうだね大志君、そうしてみなよ、何かあったらさ、また私達に話してよ…ねっ、お兄ちゃん。」
はぁ、他ならぬ小町がそう言うなら、俺はそうするしかないがな。
「結衣さん雪乃さん…あといろはさんも?」
「ええ、私も何か考えてみるわ、奉仕部の部長としても。」
「うん、あたしも…あたしはあんま、役にたてないかもだけどさ、でも考えられるだけ考えてみるね。」
「…お米ちゃんは何でそう私に対して好戦的なんでしょうかね、でもまぁ良いです、私も奉仕部の一員ですし当然する事をする迄です。」
「皆さん、ありがとうございます!」
大志は深々と頭を下げ、と言ってもテーブルに頭が当たらない程度だが、元気な声で俺達に礼を述べた。
その後早速とばかりに大志は踵を返す様にサイゼを出て行った。
「さて、川崎さんの問題は数日間推移を見守るとして、もう一つの問題に移りましょうか、比企谷君。」
雪ノ下の宣言を受け、奉仕部女性陣+ワンの不審感バリバリの視線が一斉に俺に向けられた。
アカン!これアカン奴や。
ほぼ確実に有罪以外の判決が無い、魔女裁判の開廷だ…。
その昔『ジョニーは銃をとった』だけど俺は何も取れなかった、この裁判官たちのプレッシャーの前に…。
翌日の昼休み、俺は独り屋上建屋の上に足を運んでみた。
予想通りならそこに川なんとかさんが居るだろうと思ったからだ、まぁ結果としてそれはドンピシャだった。
「よう、邪魔するぞ。」
川なんとかさんはご丁寧にも、持参したと思われるシートを敷きその上に寝転がっていました。
ゴクリ、何か堪んないものが有るな、女子の寝姿とかさ、ハッいかん邪な事は考えるな八幡!
お前は又あの恐怖を味わいたいのか!
あの暴君の如き女将達に蹂躙されるが如き恐怖の時間を…。
「……何だいアンタは、邪魔してる自覚が有るんなら帰りな!」
川なんとかさん、寝姿を見られたからか、それとも昼寝の邪魔をされたのが嫌だったのか、機嫌が悪い…スマン。
「…そう言うなよ、まぁ詫びって訳でも無いがほれ!」
俺は川なんとかさんの昼寝を邪魔するにあたって、詫びの品として持参したアクエリアスを渡した。
もう初夏だしな、まだ本格的に汗をかくシーズンでも無いが、スポーツドリンクなら無難だろう。
「アンタがそう言うなら、取り敢えずもらっとく…ありがと、まぁアタシはポカリ派なんだけどね。」
礼を言いながらも嫌味を言う、川なんとかさん…恐ろしい娘。
「で、アンタは何で此処に来たのさ、何か用が合っての事だろう?」
「まぁ、ちょとな…」
俺はマッカンのプルタブを開けながら川なんとかさんに話を切り出した。
「実はな、俺の妹がお前んトコの弟と知り合いでな…まぁコイツは家の妹がお節介焼いたんだろうが、お前の弟が相談したんだよ、お前の事をな。」
事の経緯、その取っ掛かりを川なんとかさんに説明し、俺はマッカンを口から流し込む。
「…ハンッ、それでアンタに話が回って来て、アンタが今日此処に来たって訳かい!…あぁそういう事かい、あんた等が余計な入れ知恵したから大志の奴が、悪いけどアタシの事はアンタに関係ないんだ、放っといてくんない!」
まるで射貫く様な鋭い目線が俺に向けられている、うん雪ノ下もそうだが川なんとかさんも硬質系美人タイプだから、眼力半端無い、ソッチ系の人にはご褒美かも知れんが生憎俺はソッチ系じゃ無いからな、純粋に怖い更に倍率ドン!
起死回生、破れかぶれの篠沢教授に八万点、八幡だけに。
「…だよな、お前からしたらいい迷惑だよな、まぁ今から俺は独り言を言うから、お前は適当に聞き流しても良い。」
そして俺は労働基準法や雇用関係や扶養控除などの話を語った。
「…と言う訳さ、後はお前自身の問題だ、自分でどうするか考えると良いんじゃね?」
「ただな俺も曲がりなりにも兄貴だからな、出来るだけ妹には心配は掛けたくないし、あぁ悪いこりゃ独り言じゃなくなるな…じゃあ俺は行くわ。」
川なんとかさんを建屋に残し俺はタラップをつたい降りて先に教室へ戻る。
ほんの少しでも良いから川なんとかさんが俺の言った事を考慮してくれりゃ良いかな。
その2日後、俺達は再び小町よりサイゼへ集まる様にと招集を掛けられた。
「皆さんスイマセン、実は昨夜姉ちゃんのバイト先だと思うんですけど、連絡があったんす、それでその…電話掛けてきた人が言ったバイト先の名前が何か変なって言うか、ヤバそうな感じの名前だったんです!」
そう前振りして大志が告げた店名は。
「俺も何か焦ったって言うかなんて言うか、そのよく聞き取れなかったんですけど…パヤパヤとかパヨパヨとかって言っていたんです!何かいかがわしそうな感じがしないっすか!?」
…あ〜、何かそれ落ちが見えたよ、うん多分きっと…あれだな。
「…お兄ちゃん…。」
だよな小町もそう思うだろう。
それしか無いよな…俺それ知ってる、チョー知ってる、だってテリー兄ちゃんが言ってたし。
『実はなハチマン、今度お前の街にパオパオカフェの日本一号店が出来るんだとよ、機会があれば行ってみろよ。』って連絡があったんだよな、確か開店が先月だったよなぁ…。
「なぁ大志、それってもしかしてパオパオカフェって言わなかったか!?」
だとしたら俺も一応身内が世話になってる所だし、動かないとだよな。
…テリー兄ちゃん、ちゃんとツケ払ってんだろうな………………。
サキサキのバイト先を原作のエンジェル・ラダーからパオパオカフェに変更しました。
店内でバトル観戦する様な店が風営法その他条例的にどうなのよ!?
ですが、そこは伝家の宝刀、ご都合主義と言う事で。