やはり伝説の餓狼達が俺の師匠なのは間違っているだろうか。   作:佐世保の中年ライダー

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夏休み到来。いざ千葉村へ、やって来た男。

 

 「と言う訳で、これにて一学期の授業は終了となる、皆九月に元気な姿でまた会おう。」

 

 平塚先生の締めの言葉で高校二年の一学期が終了した。

 去年の夏休みはその大半をバイトに費やしたので今年は少しセーブして、皆と過ごす時間を儲けよう。

 

 「あ〜、帰る前にすまんが比企谷と由比ヶ浜は少し時間をもらえないか、頼みたい事があるんだ、雪ノ下と一色にも声を掛けてもらえると助かる、これは奉仕部への頼みだ。」

 

 …速攻家に帰って、今日は自堕落に過ごそうと思っていたのに、あ〜あそれは儚い夢と消え去るのか。

 

 

 

 

 

 俺達奉仕部四人は、揃って職員室へ赴き応接室で平塚先生からの頼み事とやらを拝聴する事となった。

 

 「小学生の野外学習のサポート、それも2泊3日。」

 

 「ああ、そうなんだよ、実は先方の小学校からの依頼もあり今月から頭から掲示板に生徒によるボランティアスタッフの募集を掛けたんだがね。

 思いの外人が集まらなくてね、君達へ依頼を兼ねて頼みたいのだよ、何だったら君達だけでは無く、他校の知り合いなどにも声を掛けてもらって、もう幾人か来てもらえると助かるんだがね。」

 

 だそうです、いや今言われてもなぁ、バイトのシフト組み直してもらわなきゃいけなくなっちまったじゃ無いのさ、しゃないコレから日ペンの美子ちゃん、じゃ無いや、いっぺんバイト先に顔出してシフトの変更頼むしかないか…あとそうなると。

 

 「あの、平塚先生、中学生もスタッフとして参加させる事は出来ますかね、家は共働きなんで、俺が家を空けるなら妹も一緒に連れて行きたいんですけど。」

 

 「ああ、構わんよ何かあれば責任は私が取る、中学生ならば一通りの仕事はこなせるだろう、だから頼むよ比企谷、もっとも君の妹さんの意思を第一に尊重するつもりだが。」

 

 了解しました、小町にも確認取りますよ、多分小町なら何の躊躇も無く行くと答えるだろうけどな。

 しかし2泊3日の避暑地でのイベントか…コレがもし戸塚と一緒だったら、どんなに楽しい旅になるだろうか…嗚呼想像しただけで俺は、今日の晩飯三杯はイケるぜ!

 でも戸塚も部活があるかもだし、そうだ千葉村から戸塚に手紙を書こう。

 千葉村からの手紙、嘗て昭和の時代にヒットした『カナダからの手紙』を超えるヒット曲になる事間違い無しだ!

 て、歌うのかよ…やだそれ八幡恥ずらかしい〜ぃ!

 

 「そうだ、彩ちゃんにも聞いてみようか!?部活が無ければ彩ちゃんも来れるかもだよ!」

 

 ナア〜イス!だ由比ヶ浜、お前はなんて気の利いた奴なんだ、まさにベリーナイス!

 

 「良いぞ!良く気がついたな結衣、戸塚と一緒、何たる響き!」

 

 戸塚と一緒、その響きは『サンベルト共和国』の国名にも引けを取らない程の輝きを放つ響きだ、それを俺はフィル少佐の演説よりも大々的に宣言できる迄ある!

 

 『戸塚と一緒、何たる響き!』

 

 「せんぱいどんだけ戸塚先輩の事好きなんですか!」

 

 「ホント、ヒッキーって彩ちゃんの事好き過ぎだよ!」

 

 「もしかして私の最大のライバルは同性ではなく異性なのかしら…。」

 

 「爆発しろ!」

 

 

 

 

 夏休みに突入し、キング・クリムゾンが発動、今日から俺達は千葉村でのボランティア活動だ。

 

 「よぉ〜し、カアくんのご飯もOK!戸締まりもOK!ほらほら早く行こ、お兄ちゃん!」

 

 そんなに急かさなくても時間に余裕はあるぞ小町。

 こういう時は、急がず騒がす自然体で居ることこそが正解なのだよ、コマソン君。

 

 「慌てなくても千葉村は逃げないから落ち着けよ。」

 

 「え〜でもさ、結衣さんや雪乃さん達と旅行なんて嬉しいじゃん、ついでにいろはさんもだけど。」

 

 旅行じゃ無いんだけどな、けど小町ちゃんや、お前なんだかんだ言ってるけどさ、実は一色の事結構好きだよな。

 好きじゃなきゃ、相手をしなけりゃ済むのにさ、自分から一色に絡みに行ってるからな。 

 

 

 

 

 

 集合場所たる駅前のバスロータリーへ到着すると、髪をポニーテールに束ね、随分と気合の入った登山ウェアに身を固めた平塚先生が大型ワンボックスカーの側に佇んでいた。

 この人は、マジで見た目完璧美人なのに中身が残念な人だからなぁ…。

 

 「やあ、来たか比企谷、そしてそちらが君の妹さんかね。」

 

 おっ今日は平塚先生、殺気を飛ばして来なかったな、俺のポーカーフェイスも以前よりも磨かれたと思って良いのか。

 

 「うっす平塚先生、そうです、妹の小町です。」

 

 「初めまして、お兄ちゃんの妹の小町です、三日間よろしくお願いします、平塚先生!」

 

 ニカッと笑顔で、一色張りの敬礼ポーズを決め口元に八重歯を覗かせている小町。

 うん、かなり贔屓目抜きにしてもカ・ワ・イ・イ!

 

 「うむ、元気があってよろしい!よろしく頼むよ小町くん!」

 

 「はい、頑張るであります!」

 

 「あ〜、ところで比企谷、君のその帽子だが、もしかして…あの伝説の餓狼、テリー・ボガードさんが被っていた物と同じタイプではないかね?」

 

 うへ?何この人、帽子見ただけでそんな事解るのん?

 

 「ええ、まあそうっすね。」

 

 「やはりそうかね!いやぁ良いなぁ比企谷…私もその帽子が凄く欲しかったんだよ、私の世代にとって、伝説の餓狼達は永遠のヒーローだからな。」

 

 そんな物欲しそうな顔してもあげませんからね、でも…そうだなテリー兄ちゃん今は帽子被って無いから、もしかすると頼めば幾つか送ってくれるかもな。

 今度聞いてみようかな、多分二つ返事でOK!って言ってくれるだろうな。

 

 「あっ、お〜いヒッキー小町ちゃんやっはろー!」

 

 「おはようございますせんぱい、何だお米ちゃんも居たんですね。」

 

 「おはよう比企谷君、小町さん。」

 

 大量の菓子類を詰めたコンビニ袋を両手に抱えた三人娘が挨拶をしてくれた。

 涼やかな夏の衣に包まれて、この場が一気に華やいだ様だ、やはりなんだかんだ言ってもこいつ等はそこいらの女子とは一味違うな。

 

 「やっはろーです皆さん、あといろはさんは一言多いです!」

 

 「よう、おはようさんってか、凄え買い込んでんな、あんまり食うと太るから程々にしとけよ。」

 

 「うん、分かってるよヒッキー、あっ先生これも車に積み込みますね。」

 

 三人はそのまま荷物を積み込むため車へ向かった。

 

 「後は、戸塚だけか…。」

 

 嗚呼戸塚、早く来い来い我が元へ。

 

 オドロキ、桃の木、山椒の木、ブリキにタヌキに洗濯機、やって来い来い!

 

 『トツカエル(大巨神)!』

 

 

 待つ事、一分弱、遂に、その時が、やって来た!

 

 「お〜い、八幡!」

 

 銀鈴の音声と共に降り立った天使!

 

 戸塚彩加、俺はお前の為なら何時だって『大天馬』になれる、だから一緒になろう『大馬神』に!

 あっ、言っとくけど、戸塚は扁平足なんかじゃ無いからな!

 

 「ハァ、ハァ、おはよう八幡!」

 

 「おはよう戸塚、良かった元気そうだな。」

 

 「もう八幡は、この間一緒に朝練したばかりだよ。」

 

 ああ、ああ、確かにそうだけどさ、この夏休みたまに戸塚と一緒に朝練やってるんだよ、あの雑木林の公園にも一緒にな。

 因みに戸塚は俺と違って、虫とか苦手じゃなくて、カブト虫とか平気で捕まえてるけどな。

 

 「良し皆揃ったなでは「お兄ちゃん!あれ見て!!」…。」

 

 平塚先生は多分皆に車に乗り込む様に促そうとしたんだろうが、その指示を小町が大声で遮った形になっちまった。

 小町が指し示す方向、即ち駅の出入り口。

 そこから出てきた、とても良く知るその出で立ち、ツンと天を向く黒髪の箒頭のその男。

 アロハシャツに短パン姿で、肩にボストンバッグを下げたその男は…。

 

 あっ、こっちに気が付いた!

 

 「お〜い八幡、小町ィ!」

 

 大声で俺達の名を呼び、右手を大きく振りながら駆け足で此方へ向かって来たその男は。

 

 「よう!久し振りだな八幡、小町、何だお前らどっか行くのか!?」

 

 元ムエタイ世界チャンプ、ジョー・ヒガシ…毎年恒例、この時期に来日ってか帰国してくるけどさ、アポ無しはねぇだろう。

 

 「あんちゃんさ、来るなら来るでアポ取ってくれよな、俺達が居なかったらどうするんだよ。」

 

 「ナッハハハ!いやぁ悪りィな、お前達を驚かそうと思ってな、それより元気してたか八幡、小町!」

 

 全くさ、此処で会えたからまだ良い物の、コレから三日俺と小町は留守なんだからね。

 危うくニアミスするところだったじゃねぇかよ。

 

 「うん!小町は元気だったよジョーお兄ちゃん。」

 

 そうかそうかと男臭い笑顔で俺と小町の頭をガシガシと掻き回すジョーあんちゃんは相変わらず、イタズラ小僧がそのまま大人になった様な、昔のままのあんちゃんだな。

 

 「ひ、ひ、比企…。」

 

 そんな俺達に平塚先生は驚きに満ちた顔をして、言葉に詰まりながらも何かを言おうとしている。

 

 「比企谷っ、何故だ!何故此処に、ジョー・ヒガシさんが居るんだ!?君は、君達はヒガシさんと一体、どう言う関係なんだっ!!!???」

 

 はい、さっき言ってましたもんね、先生にとって伝説の餓狼達は永遠のヒーローだって。

 その、ヒーローがいきなり目の前に現れたんだもんな、パニくるのもしょうが無いですよね。

 さて、どう説明するかと思案していたら…。

 

 「おい、八幡!このどえらいべっぴんさんは誰だ!?お前とどう言う関係なんだっ!?」

 

 俺の胸倉を掴み、興奮気味にまくし立てるジョーあんちゃん、なんか似てなくねこの二人。

  

 

 

 

 

 

 

 「いや〜あまさか八幡の学校の先生がこんな美人さんだったとは、思ってもいなかったっすよ!」

 

 「そんな…美人だなんて、ヒガシさんもテレビで見るよりもずっと格好良くて男らしいですよ、今日はヒガシさんに会えて私の人生最良の日ですよ!」

 

 平塚先生の運転の元、助手席にジョーあんちゃん、その後に小町、俺、そして戸塚。

 その後に、結衣、雪乃、いろはと言う配置で乗り込んでいる。

 結局、千葉村へジョーあんちゃんも同行する事になり、しかもジョーあんちゃんと舞姉ちゃん迄もが今日家にアポ無しで来るつもりだったとの事で、出発前にあんちゃんが舞姉ちゃんに連絡し、その舞姉ちゃん迄、千葉村へ来ると言い出したそうで…。

 

 「ほえ〜、ヒッキーのお師匠さんって有名人なんだ、凄いね。」

 

 本当に凄いと思っているのかどうか分からない様な口調で由比ヶ浜がほんわかと感想を述べ。

 

 「ですです、どうやってそんな有名人の弟子になれたんですか?」

 

 興味津々な様子で聞いてくる一色、そしてマイペースを崩さない雪ノ下。

 

 「ああ、それはな…」

 

 俺に代わりジョーあんちゃんが、説明を始めた、テリー兄ちゃんとロックとの出会いから始まった、俺達の関係を。

 

 

 

 

 「そうだったんだ、大変だったんだねヒッキー…。」

 

 「貴方も虐めを経験していたのね。」

 

 「良かったですねせんぱい、素敵な人達と巡り合って。」

 

 「うん、だから八幡は強くて優しい人なんだね。」

 

 皆がそれぞれに感想を述べ、それぞれの感慨に耽っている。

 なんか、あれです…照れますのです、ハイ。

 

 「しかし八幡、お前の学校は先生だけじゃ無く女の子達もかわいこちゃん揃いじゃねぇかよ、全く羨ましけしからん限りだぜテメェ〜よ!」

 

 かわいこちゃん…て、今日び使わないんじゃね…あんちゃんやっぱり昭和の時代の人間だよな。

 

 「んで、その隣の銀髪の娘が、本命なのか?」

 

 流石だなジョーあんちゃん、良く解るな…けど…。

 

 「あの…僕、男です。」

 

 「………何い〜っ!!?」

 

 戸塚の告白に心底驚いたと言わんばかりに大声で絶叫するあんちゃん、ハッキリ言って喧しい!

 

 「マジかよ…。」

 

 まぁ初めて戸塚を見た者のお約束みたいな物だから仕方無いか。

 助手席から半身を捻り、後方を向いて戸塚を見つめるジョーあんちゃんは、絞り出す様に一言発し。

 

 「なんか、すみません…。」

 

 戸塚が申し訳無さそうに詫びるが、戸塚には一切の非はない!

 

 「いや、坊主お前は悪くねぇ、スマン悪いのは俺だ、この通り。」

 

 頭を下げるジョーあんちゃんに、あたふたとしながら頭を上げるように促す戸塚と。

 

 「本当に、何と男らしく潔い方なんだヒガシさん♡」

 

 もうね、平塚先生はジョーあんちゃんにメロメロって感じだ…メロメロってのも今日び使わねぇ〜。

 平塚先生、脇見運転だけはしないで下さい。

 

 「へっ?そっ、そうすかね?」

 

 しかもジョーあんちゃんも平塚先生に好印象って感じなんだが、ジョーあんちゃんには確か…。

 

 「なぁ、あんちゃん、確かリリーさんだったっけ?」

 

 俺が、その名を出した瞬間、ジョーあんちゃんは…。

 

 「…………。」

 

 口を噤み、落ち込んでしまった…振られてたのかよ。

 俺はジョーあんちゃんの肩を優しくぽんぽんしてあげた。

 悪りぃなあんちゃん、弟分としてこれ位しか俺にはできないや。

 

 「…う〜ぅん??!」

 

 そんな前方で繰り広げられる、出来事に我関せずで居た後方の由比ヶ浜が、何だか疑問を抱いているような感じで呻っている。

 

 「どうかしたの由比ヶ浜さん。」

 

 「やぁ〜、何かヒガシさんの声って、どっかで聴いたことある様な…何処だったっけ?」

 

 …あぁ、そう言や俺もなんか、そんな感じが…。

 

 

 

 「ああ!分かった、中二だ!中二の声と似てるんだよ。」

 

 

 

 確かに、言われてみると…ヤバっコレから材木座と話す度に思い出しちまいそう………。

 

 

 

 

 千葉から車が離れて行くに連れて、視界に入ってくる色は、緑が増えて来た。

 車内の前方の席では平塚先生とあんちゃんと俺、そして戸塚の四人が主に語り合い、と言っても何だか平塚先生とジョーあんちゃんのねるとんフリートークコーナーと化している感が、やっぱこの二人相性バッチリっぽいな。

 

 後方の結衣、いろは、雪乃にプラス小町は女子トークで盛り上がっている。

 きっきゃウフフの女子トークとゲームとお菓子を四人でお楽しみの様だ、さっきも言ったけど食いすぎんなよ。

 

 

 「ところで八幡、最近何か変わった事とか無かったか、話のネタになりそうな事がよ?」

 

 と言われてもな、いやパオパオカフェの事とかあるか。

 そうだな、その辺の事話しとくか。

 

 

 

 

 「そうか極限流とやりあったか。」

 

 「ああ、すっげぇ強かったぜ。」

 

 俺はサキサキとの仕合の話った、勿論サキサキの黒い黄金聖衣の事は話せる訳が無いけど。

 

 「まさか川崎が極限流空手を習得していたとはな…。」

 

 ジョーあんちゃんも平塚先生も驚きを隠せないで居る、まさかこんな身近に極限流の遣い手が居るとは思っても居なかっただろうからな、うん。

 

 「良いなオイ、かぁ〜俺も極限流と手合わせしてみたいもんだぜ!」

 

 ムエタイのリングには上がらなくなったが、格闘家としてはまだ現役のジョーあんちゃんだ、強い奴との出会いを臨む気持ちは、まだまだ衰えは無いって事だな。

 今晩、仕事が片付いたら一丁組手の相手をしてもらうか。

 

 「そんで、他には無いのか!?」

 

 後ね、リュウさんの事は話したよな…

 

 

 「そう言や、テリー兄ちゃんってちょいちょい映画とか出てんじゃん、この間テリー兄ちゃんが出てる映画のDVD借りて来たんだけどさ、英語と吹き替え両方観て見たんだけど、その吹き替え版のテリー兄ちゃん役の声優さんが、すっげぇテリー兄ちゃんの声とそっくりだったんだよ。」

 

 「あ〜あの映画だよね、小町もそれ思ったよ!テリーお兄ちゃんが日本語で喋ってんのかと勘違いしちゃったしね。」

 

 俺の説明に小町が付け加えた、それだけ俺達が観た映画の吹き替え声優さんがの声や口調がテリー兄ちゃんその物の様に感じられる位にソックリだったんだよマジで。

 

 「なぁ、俺ももしかしてわざわざテリー兄ちゃんが吹き替えの為に日本に来てたのかと思ったくらいだよ。」

 

 「ほう、それで、その声優は何て名前の人なんだ、俺も聞いて見たいわ。」

 

 「ああ、確か…橋本さ○しさんって人だった。」

 

 

 

  

 

 更に目的地に近付くに連れて、緑と稜線の凹凸が増えて来た。

 

 「わあ〜山ですよせんぱい!」

 

 「うん山だねゆきのん。」

 

 平野部の関東、千葉育ちの俺達は滅多に山にお目にかかる事が無いからな、感慨もひとしおだろう、俺と小町はアンディ兄ちゃんと舞姉ちゃんの居る不知火の里へ良く行くからな山の風景には慣れてるんだよ。

 何なら山の滝で水行とかやってるし、今更感慨も無いかな。

 

 「わあ〜山だよ八幡、大きいね!」

 

 「おう!だよな戸塚、山は偉大だよなうん!、何なら今夜が山田迄あるな。」

 

 

 

 

 

 

 そして俺達は千葉村へ到着した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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