やはり伝説の餓狼達が俺の師匠なのは間違っているだろうか。   作:佐世保の中年ライダー

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やはり不知火家での団欒は間違っている。

 

 マイ・ホーム・タウン千葉より百数十キロの距離を納車したての愛車を駆ってのショートツリーング、その目的地は俺の敬愛する兄貴分と姉貴分が切り盛りする不知火流道場。

 到着したのが夕刻に近い時間だったのもありやがて舞姉ちゃんと小町が作ってくれた夕飯を皆でいただき、その片付けを俺とアンディ兄ちゃんと十平衛先生、そして何故か居る北斗丸とで担当者。

 一通り片付けた後皆で不知火家の居間へ集合、そこで俺達の近況報告会へと相成り俺は坂崎のご隠居さんやロバート師範と出合い、そして極限流道場でロバート師範と手合わせした事を告げた。

 

 「ほう坂崎拓馬とな、これはまた随分と久し振りにその名を聞いたわい。」

 

 煎餅をバリバリと噛み砕き、緑茶を飲みながら十平衛先生は坂崎のご隠居の名を懐かしそうに口にした。

 まぁそれは良いんだが、十平衛先生貴方先程夕飯を食べましたよねなのにもう別の食い物を食べてんですね、ジョーあんちゃんじゃ無いけど俺もこの人は百を超えて生きるってマジ思えるわ。

 だが、そんな呆れとも付かない思いなんぞオクビにも出さず俺は十平衛先生に話しかける。

 

 「あぁ、そう言や坂崎のご隠居が言ってましたっけ、若い頃に舞姉ちゃんのお祖父さんに挑戦してコテンパンにやられたって、その時十平衛先生も一緒に居たんすよね。」

 

 俺がそう言うと十平衛先生は『うむ』と何時になく重く頷く、その仕草に俺はこの老いた格闘家が遥か昔に出会った若き格闘家との出合い時のエピソードをどんな感慨を以って思い出しているのかものすごく知りたいと思うのは、多分に出歯亀的根性の発露もあっただろう。

 

 「うむ、そうさのう確かにあの時ワシも此処に()ったよ、それとタンの奴ものう。」

 

 くぅ、アンディ兄ちゃんの師匠で舞姉ちゃんのお祖父さんである不知火半蔵さんに十平衛先生とテリー兄ちゃんの師匠のタン老師の三人と極限流空手開闢前の坂崎のご隠居との邂逅か、五十年以上昔の遠い過去の出来事とは言え格闘家の端くれとして俺もその場に立ち会いたかった。

 つか流石に開闢って表現は大袈裟すぎるかな、ここは初代無敵の龍、初代Mr.空手誕生前夜位が適当だろう。

 

 「当時既にそれなりに名が売れ油の乗っていた儂らを前にして彼奴(あやつ)め一向に臆する事無く突っ掛かって来よったが、しかしまだまだ基本も完成しておらん小僧であったからな返り討ちにしてやったわ、しかし倒れても尚些かも衰えぬ闘志はあの時から目に見張るものがあったわ。」

 

 ははは………俺からするとまだまだ雲の上の存在の様な坂崎のご隠居が十平衛先生から見ると跳ねっ返りの小僧っ子なのかよ、笑えねぇ〜っ、てもそれは“当時は”との但しが付くんだろうけど。

 

 「ワシは兎も角として、半蔵の体術と忍術、そしてタンの八極正拳の気功などはその後の彼奴の成長を見るに随分と彼奴の力となった事じゃろう。」

 

 確かに、不知火流の骨法や忍術を駆使した格闘法は中々にトリッキーだしな、そう言ったトリッキーな闘い方をする相手と対する際には不知火流との対戦経験が生きるかもだし、タン老師との対戦によって八極正拳の気功の技を知り自らもその後鍛錬によって気功の技を身に着けた、それが覇王翔吼拳や龍虎乱舞を編み出す切っ掛けとなったのかもな。

 

 「彼奴は何だかんだと三日ばかり此処に居座りよってな、半蔵のお内儀がこさえてくれた飯も遠慮せずにたらふく食って行きよったわ、しかも丼メシ三杯もいきよった。」

 

 そうか、五十年以上昔って言ったら高度経済成長期の頃だよな、その当時の日本人の体格って現代よりもまだ小さかった筈だよな、戦中派の十平衛先生の体格とか見るとそれは明らかだ。

 その時代にあれだけの体格を持っていた坂崎のご隠居って、やっぱりそれだけ食っていたって事だろうな、それであの身体が作り上げられたと考えりゃ納得行くわ、しかしなぁ他所様ん家で丼メシって……ありえねぇ『居候三杯目にはそっと出し』って言葉知ってるのかな。

 

 「まあしかし彼奴め、帰りしなに山に入って百キロ近くはあろうかという大きな猪を仕留めて来よってな、丁寧に血抜きまでして儂等に礼を兼ねた土産だと言うて置いて行きよったわ、ふふふっ。」

 

 …………………はっ、思わず絶句しちゃったよ、周りを見ればアンディ兄ちゃんと舞姉ちゃん、小町と北斗丸も目を丸くしてるわ。

 だがこれで納得したわ、あの時代の人にしてはかなりデカい坂崎のご隠居の肉体はおそらく山籠りとかして野生動物を狩ってたっぷりと食っていたんだろう、ビバタンパク質。

 

 「どんだけ野生児なんすかね、坂崎のご隠居さん………。」

 

 しっかし坂崎のご隠居、十代で血抜きの技術を持ってただなんて『異世界料○道』の森部○民よりは文明的な野生児だったんだな、確か作中に出てくるギバって猪にデカい牙が生えている様な感じだったっけ。

 

 「うむ、じゃがまあ猪位なら八坊、お主でも十分に仕留められる能力(ちから)はあるじゃろう。

 なんじゃったら試しに八坊も山籠りでもしてみてはどうじゃ、普段の鍛錬では得られん事が経験出来るかも知れぬからよってな。」

 

 十平衛先生の言う様に猪位なら確かに今の俺なら仕留められるけど、流石に血抜きの仕方とか分からないうえに捌き方とか味付けとかも解らしな、折角仕留めた獲物も美味しく味わえないなら勿体無い、小町を筆頭に俺の周りには料理上手な女性陣が大勢いる為か俺の口は贅沢になり過ぎているし、それに。

 

 「………いや、まぁ必要に迫られればサバイバルも已む無いっすけど、そうで無いならなるだけ余計な殺生は避ける方向で、それに山とかって虫とかいっぱい居るじゃないっすか……。」

 

 俺は基本的にインドア派だからな鍛錬以外はあんま積極的に外に出たくない派に所属する議員だし、って何時俺は議員になっんだよ。

 

 「ふむ、まあそれはそれで良いじゃろう、ところでな八坊話は変わるがそろそろ教えてくれても良かろう、ぬふふ。」

 

 話題を代えようと提案する十平衛先生の表情はまさに十平衛先生らしい助平爺さん以外の何物でも無い表情で、この爺様が今何について知りたいと思っているのかそれは一目瞭然だ。

 

 「はて、一体何を言ってるんすかね十平衛先生、俺には何の事だかさっぱり解りませんが?」

 

 なので俺はこの爺様の毒牙から大切な彼女達の貞操を守護(まも)らなければならない、我が全力を持ってしてな。

 

 「またまたそう惚けんでも良いじゃろう八坊、ほれほれ話してみぃ!」

 

 うりうりとだらしなく表情を崩した八十過ぎの爺様の助平な面とか一体誰得なモノを俺に見せつつせがむ様は本当にかつては鬼と称された格闘家なのかと疑問に思わずにはいられ無い。

 しかしそんな俺の思いを他所にその助平な爺様に助け舟を出す者が現れた、それが何と最も俺に親しい人物。

 

 「もぉお兄ちゃんはさぁ、十平衛お爺ちゃんだけ仲間外れにするなんて可愛そうじゃん、いくらお爺ちゃんがエッチだって言ってもさ、やっていい事と駄目な事くらいは弁えてるよ。」

 

 ねっ、お爺ちゃんと小町は俺を窘めつつ十平衛先生を労る様な事を言っているが、だがしかし俺は見落とさなかった。

 小町の目と表情が悪戯を企てている()っるい顔をしている事に。

 

 「そうだよ八兄ぃ!自分ばっかり良い思いするとかそりゃ無いとオイラも思うけどな、老い先短い十平衛の爺ちゃんにちょっと位いい思いさせてやっても良いんじゃないの、ニッシシシシッ。」

 

 頭の後ろに両手を組んで北斗丸が小町に同調して合いの手を入れるように巫山戯た事を言いだす、ってか何気にスルーしてたけどさて何でコイツはさも当然って感じで此処に居るんだ。

 

 「おい北斗丸お前何で何気に此処に居んだよ、良い子の中学生はお家に帰っている時間だろうが、父ちゃん母ちゃんが心配しんじゃねぇのか、だから早く帰った方が良いぞってか帰れ!」

 

 いくら夏休みとはいえども夜遊びは教育的によろしく無い、俺は年長としてこのガキンチョを正しい道へと導いてやるべく苦言を敢えて呈した俺『我が名は、八幡はまさに年長者のあるべき姿を体現する者』だ。

 しかし俺の忠告を受けた当の本人である北斗丸は、事もあろうか『へっ、コイツ何も知らないんでやんの』とでも言わんばかりのムカつき指数をガン上げしてくれるかの様な顔を俺に向け。

 

 「あのさぁ、八兄ぃ知らないだろうけどさ、へっへぇーんオイラ今は此処に下宿して師匠に鍛えてもらてってんだ、だから今は此処がオイラん家なの!」

 

 スクッと立ち上がり俺に指を突きつけて得意気に宣いやがる北斗丸、コイツはマジで俺のムカつきのゲージを上げてくれやがる、その内両腕の裾から惑星をも断ち割るハチマンソードとか放てそうなくらい。

 いやまぁそれはそれとし、今コイツ何か聞き捨てならない事を言ったよね、下宿って言ったか。

 

 「はぁっ!?マジで………。」

 

 俺の疑問の声に、今度は指突きつけから得意気に腕を胸の前で組み替えムフフって感じにドヤる。

 こんにゃろーどこぞのガイナの巨大ロボでもあるまいし、ちっこい北斗丸にそのポーズは似合わない『百年はえーんだよ。』と言っておこうか。

 

 「そっか、八っちゃんには言ってなかったわね、四月に北斗丸のお父さんが転勤になったのよ、それでお母さんはお父さんと一緒に転勤に着いていったんだけどね、北斗丸はアンディの元で修行したいからって家に下宿する事になったよゴメンね言い忘れてたわ。」

 

 「ああ、そう言う事なんだよ八幡。」

 

 舞姉ちゃんとアンディ兄ちゃんが北斗丸の言ったことを肯定する、舞姉ちゃんはお茶目にテヘペロって感じでごめんなさいのポーズ付きで、アンディは物静かに一言だけだったけど優しい声音に歳を経て培った威厳の片鱗を添えて。

 

 「ほ〜ん、そうなんだ。」

 

 気の無い風を装い呟いた俺にアンディ兄ちゃんは更に補足説明を。

 

 「北斗丸自身が希望した事もあるけどご両親も目標を持つ北斗丸の願いを叶えてやって欲しいとの事でね。」

 

 「うん、うん。」

 

 アンディ兄ちゃんのそれを聞きながら北斗丸は腰をおろし胡座をかきつつ相変わらず腕を組みっぱで相槌をうつ。

 

 コイツはどうしてくれようか。

 

 「オイ北斗丸、お前こんな所で何をのんびりしてるんだよ、お前にはやるべき事があるだろうが!」

 

 俺はさっきの意趣返しにと北斗丸に人差し指で指し示して言う、腕組みしながら俺を見る北斗丸だが、その顔と頭の中にはクエスチョンマークが浮かんでいる事だろう。

 

 「お前は雷門中を率いてフットボールフロンティアに出場しなけりゃならないだろうが、こんな所でのんびりお茶なんか啜ってないで鉄塔公園でタイヤを止める特訓でもして来い!あと序にサッカー部の部員も集めなきゃなんないんだからな、グズグズしてんじゃねえぞハリアップ・ゴーッ!」

 

 「って何だよそれ、意味分かんねえよぉッ!?

 ホント八兄ィってそんな意味の解んないことしょっちゅう言ってるよな、オイラ流石に呆れっちゃうぜ……ふ〜ぅ、やれやれ。」

 

 いやさ、中の人的にコイツやりそうじゃね『ゴットハンド』とか『マジン・ザ・ハンド』とか。

 つか何だよその『ふ〜ぅ』とか、ガキンチョのくせに人の事をコイツどうしようもねぇなぁとかって態度しやがって、ぐぬぬぅどうしてくれようか。

 

 「のほ〜っ何じゃとぉ、このかわい子ちゃん達が八坊の彼女達じゃとな、うぬぅどの娘も皆めんこいが、この乳の大きな娘っ子は特に堪らんの〜ぅ。」

 

 この場に居るただ一人の爺様の声が響く、俺が北斗丸とグダグダとやっている内にどうやら小町が自分のスマートフォンを、その中に収められた写真を十平衛先生に見せていた。

 両手をワナワナと何かをモミモミする真似をしながら、ニヤけきっただらし無い顔をして。

 十中八九アレは結衣のあの部分の事を言っているんだろう、セクハラ爺さん()ぇーッ結衣には手出しはさせん。

 

 「あ〜、うん結衣さんのはねぇ〜、あれは反則だよねぇ、小町もさぁアレ位とまでは言わないけどさもっと欲しいって結衣さんとか舞お姉ちゃんの見る度に思うんだよね。」

 

 「イヤイヤ小町ちゃんはそれでええんじゃよ、今のままのめんこいマスコットキャラで十分じゃよ。」

 

 以前から己の胸の膨らみが薄い事を気にしている小町だが十平衛先生が慰める様に諭す、以前から十平衛先生は小町の事を孫か曾孫の様に可愛がってくれていてセクハラのターゲットに小町を入れる事は無い。

 そこだけは信頼して構わない、てか十平衛先生は助平過ぎるって欠点はあるが案外と面倒見が良い人だ。

 今もこうやってアンディ兄ちゃんと舞姉ちゃん夫婦の事を気に掛け、顔を出すのは亡くなられた舞姉ちゃんのお祖父さんに対する友情をずっと大切にしているからだろう、まぁ独り身で寂しくて此処にしょっちゅう顔を出している説もあるんだけどな。

 

 「ほれ見てみい、この黒髪ロングのかわい子ちゃんとて然程小町ちゃんと変わらぬ大きさに見えるぞい。」

 

 だがしかしだ十平衛先生、そこで俺の大切な女性(ひと)達を引き合いに出すのは、こいつはメチャゆるさんよなああああ……だ。

 

 「オイ、そこの二人一体何をしていて何を言っているのかなぁ、俺にも聞かせてもらおうじゃあないかなぁーっ!」

 

 俺は立ち上がり世紀末救世主伝説、胸に七つの傷の男よろしく両手の指をポキポキと鳴らし気を発し威嚇しながら優しく質問する、うん威嚇する程度なんだから優しいよね。

 何なら次のやさしさライセンスの更新は減点なしのゴールド免許で五年後更新まであるな。

 

 「あっお兄ちゃん丸君とのお話し終わったの、小町は十平衛お爺ちゃんにみんなの写真見せてただけたよ!?

 てか何、にひひぃ雪乃さん達の事十平衛お爺ちゃんに知られるのが怖いの、そこはお兄ちゃんがちゃんと守ってあげればいいだけじゃん。」

 

 いけしゃあしゃあとムカつく笑みを浮かべてふざけた事を言う小町に俺のポイントはダダ下がりだ、しかもそんな事を言いながらも更に小町は他の写真まで見せている様で、十平衛の爺様も次を次をとせがんでいる。

 

 「ぬほぉ〜っこの気の強そうな金髪ドリル娘もええ味出しとるの〜う、おおこっちの青い髪の娘っ子も目の下のほくろが色っぽいのう。」

 

 「でしょう、あっこっちの沙希さんはねぇ極限流の遣い手なんだよ、そんでねな・ん・と・沙希さんもお兄ちゃんの事をねぇニッシシシ。」

 

 俺の威嚇を無視して二人は総武高校女子の写真を回し見る事を止めない、しあもあーしさんや川崎の事迄。

 それはもしかしたら俺が泣くまで止めないのかも知れない、何故だ別に俺はズギューンしたって訳でも、あっイヤ…そのだな、うんあったよ確かにっても小町はそれを知らない筈だしなぁ。

 

 「なんと!?八坊は四人もの娘っ子をたらしこんでおるのか、ぬうぅやるではないな男たる者そうでなければのう。」

 

 「おいそこの爺さん、たらし込んだとか失礼な事言うな!

 全く、俺と結衣達は出会ってからこの方共に絆を培って来た俺にとって兄貴達と親しい存在だし、川崎は同じ道を歩む好敵手で同志みたいなもんだからね。」

 

 十平衛先生のあんまりな発言を俺は正し否定する、この爺様はちょっと良い所を見せたかと思えば直ぐにこんな感じでアホな発言で台無しにしてくれる。

 

 「ふふふっ、でもねえ、八っちゃんはそう言うけれど沙希ちゃんだって八っちゃんの事を憎からず思っていてくれてる事、本当は解ってるのよね。」

 

 まさかの舞姉ちゃんまでもが彼女達の話題に参戦し俺を誂って来る、いくつになっても色っぽさと悪戯っ子気質が感じられる邪気に溢れるニンマリ笑顔で。

 いかん此処で舞姉ちゃんまでそちら側に付かれてしまっては、俺の敗北は決定的になってしまう起死回生の一打を打つ事が出来なけりゃな、しかしお姉たまそれは言わない約束ですわよ、まぁ約束とかしてないがな。

 

 「だけど八幡、この間少しだけ話をさせてもらったけど皆いい子達なのと八幡の事を大切に思っていてくれているって僕にも伝わって来たよ、だからまぁ八幡は堂々としていれば良いんだよ、もし実際に彼女達に対して十平衛先生がセクハラ行為に及んだ時は八幡が鉄拳制裁を加えれば良い、その時は僕も協力を惜しまないよ。」

 

 更にアンディ兄ちゃんまで参戦し敵方に回るのかと思えばそうでは無く、中立よりかは比較的俺寄りの方に回ってくれた、やったね八幡。

 制裁執行の御墨付を頂いちゃったよ、まぁ昔はアンディ兄ちゃんも十平衛先生には舞姉ちゃんがセクハラによる被害を受けてたし、門下生の女性の方達も一部同様だっしそれに頭を痛めていた事だろうが、流石に八十超えの爺ちゃんに鉄拳はやんない方が良いだろうな。

 

 「ぬをぉーっこの黒髪のナイスバデーの娘っ娘も堪らん物を持っとるのう。」

 

 「ああうん、その人はね平塚先生って言ってねお兄ちゃんの先生でジョーお兄ちゃんの彼女だよ十平衛お爺ちゃん。」

 

 「何とな!?このペッピンの娘っ娘がジョーの奴めの彼女とな、グヌヌぅっ許さんぞジョーのくせしよってこんなベッピンをものにするなんぞ!」

 

 前言撤回、やっぱこの爺様には鉄拳の一発や二発はどうという事も無いだろうな、うん。

 




十平衛爺様の若き日のエピソードや極限流の気にまつわるエピソードも創作です。
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