やはり伝説の餓狼達が俺の師匠なのは間違っているだろうか。   作:佐世保の中年ライダー

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格闘家たちが雪ノ下家へ集うのは間違っている?

 

 不知火道場から帰宅して間もなく雪乃からの掛かってきた電話、俺はスマートフォンのモニターからそれを確認すると直様通話状態にして右の耳へと当てた。

 

 『今日は八幡君、今大丈夫かしら。』

 

 スマートフォンのスピーカーからでもハッキリと分かる雪乃の静かだが滑舌のしっかりとして艶のある声が俺の名を口にする。

 『八幡君』とこの世でただ一人彼女が親愛の情を込めて男子の名を呼ぶのは、俺だけなんだと言う事がやけに誇らしく感じられる、いやそれは結衣やいろはも同様なんだけどな(結衣の場合はあまりセンスのよろしく無いニックネームで呼んでるけど)

 そんな事だけで口の端を緩めてしまう俺、あっ間違い無いわ俺ってチョロインならぬチョーローだわ……って漢字にすると長老じゃねえか、やだわそんなの俺の界隈では十平衛先生だよそう呼ばれるべきは、なのでチョーローって呼び方は却下の方向でオナシャス。

 

 「ああ、構わないけど、どうかしたのか雪乃?」

 

 雪乃の声音から何某か(デートとかそう言った類のお誘いでは無く)要件があるんじゃなかろうかと、俺はそう検討を付けて彼女に尋ねてみた。

 

 『ええ、八幡君、急で悪いのだけれど貴方明日は時間があるかしら?』

 

 やはりな、雪乃がこんなふうに問うてくるって事はやはり何かがあるって事だろう、それがどんな事かは分からないけども気にやって仕方がない。

 

 「そうだな、明日は午前中はバイトが入ってるから午前は都合が悪いけど、午後からなら構わないんだが、ただな明日はアンディ兄ちゃん達が此方に来るんだよ、だからそんなに長くは会えないと思うんだけど雪乃はそれでも良いのか、もし何かトラブルか何か抱えてんなら俺ん家まで来るか?」

 

 そう言った訳なので俺は逆に雪乃を誘ってみる、明日はアンディ兄ちゃんや舞姉ちゃんも居るからもし厄介事を雪乃が抱え込んでるのなら二人にも相談に乗ってもらえるかも知れないしな、だけどその場合は十平衛先生のセクハラから雪乃を守らなきゃならないかもだが。

 

 『そう、アンディさんと舞さんがいらっしゃるのね……えっ、ごめんなさい八幡君、通話中に悪いのだけれど少しだけ待ってもらえるかしら。』

 

 そう言って通話を中断した雪乃の声は何故だか解らないが緊張している様に感じられた。

 それはまるで、受話機の向こう側でボス、声を震わせながらボス、ヤバイことになっちまったジョニーのやつがしくじった………って別に雪乃はアンダルシアに憧れていないって。

 まぁそんな感じで空白の時間を脳内遊びに費やしたんだが『遊びは終わりだ』って天の声が聞こえたからこの位にしておこう。

 そして暫しスマートフォンの向う側から雪乃の声は聞こえずの、無音の十数秒が過ぎて、やがて。

 

 『お待たせしてごめんなさい八幡君、実は明日なのだけれど家の父が貴方と会って話がしたいと言っているのよ、そのもしご都合が良ろしければなのだけどアンディさんと舞さんにもお越しいただけないかとの事なのだけど。』

 

 なっ、なんだってえ〜っ!?雪乃の親父さんが俺と会いたいだとぉーっ!?

 はっ、まさか親父さん俺に言うつもりなのか『何処の馬の骨とも解らぬ奴に娘はやらん!』と、イヤイヤちょっと待てって雪乃のおっかさんと比べりゃ今迄に会った回数は少ないが親父さんとも何度かあった事があからな、俺が比企谷家の馬の骨だって事は親父さんも知っている筈だ……って誰が馬の骨だよ。

 まぁ俺だけじゃ無く、アンディ兄ちゃんと舞姉ちゃんにも会いたいって事は多分そんな宣戦布告的な事を言う為じゃ無いだろう、とすると。

 

 「雪乃、すまんが俺の方はさっき言った様に午後からなら時間があるから構わないけど、アンディ兄ちゃん達の事は今はどうだか解らんから一旦俺の方からアンディ兄ちゃんに連絡して聞いてみて、後で折り返し返事をするって事で構わないか。」

 

 親父さんは何か重要な懸案を俺達に聞かせようって考えなんだろう、なら俺としちゃ断る訳にはいかないだろう。

 だが、アンディ兄ちゃん達の事は俺が独断で返事は出来無い、なので雪乃にはそう返事をしたんだが。

 

 『もしもし八幡君ですか、お久しぶりですね雪乃の母です、毎日暑い日が続いていますけどお元気でしたか。』

 

 あれっ、俺は雪乃と話していた筈なんだが何時の間にか雪乃からままのんにチェンジゲッターしてるのん?

 

 「あっ、はいお久しぶりですね、お母さん……。」

 

 『あら、嬉しいわね私を母と呼んでくれるのですね八幡君、ふふふっ。』

 

 俺は雪乃のお母さんだからお母さんと呼んだんであってですね、他意は無いのですけどそんなに喜んでいただけるとは思ってもいませなんだよ。

 

 『雪乃と共に聞かせていただきましたけど、八幡君はいらしてくれるのですよね、ありがとうございます。

 それに後程アンディ・ボガードさんと不知火舞さんにも連絡を取っていただけるとか、お手数をお掛けしますけれどよろしくお願いしますね。』

 

 この様なやり取りの後、俺は雪乃達との通話を一旦終えてアンディ兄ちゃんに連絡を取り雪ノ下家への訪問の了承を貰い返す刀で雪乃へ連絡し明日の午後雪ノ下家の車で迎えに来てくれるとの事となった。

 序に話を聞いた十平衛先生までも同行を希望した為、その旨をゆきのんのママに伺ったところ二つ返事で了承して頂いた事により、明日は四人で雪ノ下家へ訪問する事と相成った。

 因みに北斗丸は堅っ苦しいのはパスとか言いやがったので我が家で留守番だ。

 

 

 

 

 明けて翌日午後、時として時は何時の間にか過ぎ去って行くものだ、なのでその辺りはスルーして欲しい。

 

 「すっげーっ、デッカイ車だなぁ!」

 

 雪ノ下家からの迎えの車の大きさに北斗丸がこう言った場面でのお約束のセリフをかます、うんそうだよやはり庶民はこうでなくっちゃな。

 

 「雪乃ん家は千葉でも有数の建設会社だし、親父さんは県議だからな対外的にもこれ位のアイテムは所有していないと格好が付かないんだろう。」

 

 別に北斗丸に対して知ったかぶりのマウントを取っているつもりは無いが、聞き様によってはそう捉えられるかも知れない様な言い方になっているが、しゃあなしだ。

 

 「ふ〜んそんなもんなんだ、まっオイラにゃ関係ないけどな。」

 

 ニシシと笑いながら北斗丸は車に背を向けて両手を頭の後ろに組んで家の中へと入っていく、俺とアンディ兄ちゃんと舞姉ちゃんと十平衛先生は案内されるままに雪ノ下家の車へと乗り込み、一路雪ノ下家へと出発。

 お盆休みのおかげか道路もそれ程混雑していなかった為、出発から僅か二十数分程で雪ノ下邸へと車は到着し。

 

 「ほう、何とも大きな家じゃのう。」

 

 やがて到着した雪ノ下邸の大きな門扉をくぐり車から降りその雪ノ下邸の外観を眺めやりながら、開口一番声に出したのは十平衛先生だった、うんこれもお約束だ。

 

 「本当に凄いわね、雪乃ちゃんって本当に正真正銘のお嬢様だったのね、八っちゃん。」

 

 十平衛先生に続いて舞姉ちゃんも雪ノ下邸を見上げ感嘆し、そして俺と雪乃の間柄を良く知っているが故に悪戯な笑みを湛えた顔を見せて揶揄して来る。

 ぐっ、と舞姉ちゃんのからかいに俺は言葉に詰まるし、鏡が無いから分からんけど俺の顔は若干赤らんでいるのではなかろうか……くっころ。

 

 「うん庭も手入れが行き届いている上に多様な植物が植えられている様だ、まさに地元の名士のお屋敷と言うに相応しい佇まいのお宅だね。」

 

 邸内の広い庭を見回したアンディ兄ちゃんのお言葉だ、俺は恥ずかしながら植物などには疎いからこの庭に植えられた植物の種類や名前など殆ど解りかねるんだが、結構博識なアンディ兄ちゃんにはどうやらそちら方面の知識もある様だ。

 イケメンの上に博識で世界的にも有名な格闘家とか、天から何物与えられてんだって思わず嫉妬したくなるわ。

 けど俺はアンディ兄ちゃんが努力と研鑽を積んだ上で現在が在るって事を知っているから本当は嫉妬などしないがな、寧ろしてんのは尊敬た。

 車から下車して僅かの時間、そんな会話を交わしていると玄関扉が開くガチャリと開き、扉の向こうから三人の男女が現れた。

 

 「やあようこそいらっしゃいました皆さん、私が雪乃の父です本日はご足労頂きまして感謝の念にたえません、それから久しぶりだね八幡君。」

 

 「皆様この暑い中私共の願いを聞き届けて頂きまして誠にありがとうございます、

 

 それはこの家の家長ゆきのんのパパとゆきのんのママ、そしてこの家の次女で俺の大切な人の一人である雪乃だった。

 ゆきのんのパパが先ずは代表して俺達へと出迎えの挨拶を。

 続いてゆきのんのママが、二人は挨拶の言葉の後深々と頭を垂れるとそれに合わせ雪乃も続く。

 

 「お久しぶりです雪乃のお父さん、今はお招き頂きありがとうございます。」

 

 俺はゆきのんのパパに少しありきたりで捻りのない挨拶をかえす、こんな場面でネタをかます程の勇気はまだ持てそうに無いし。

 

 「うん、元気そうでなりよりだよ、そしてはじめましてアンディ・ボガードさん不知火舞さん………」

 

  そして続けてアンディ兄ちゃんと舞姉ちゃんへの挨拶、流石は新進気鋭の比較的若手議員、人好きのする笑顔と一本芯が通っていてよく通る感じのしっかりした声で二人を歓迎するが、ゆきのんのパパは十平衛先生へと目を向けて何故か驚いたかの様に固まっしてしまったが。 

  

 「まっ、まさか……貴方は山田十平衛先生ですか!?」

 

 やがて興奮も顕にゆきのんのパパは十平衛先生へ問い掛ける、流石は老いたりと言えど有名人だ地方の名士からもその名を知られていたか。

 

 「うむ、如何にもワシは山田十平衛じゃがお前さんワシを知っておるのか、若いのに感心じゃのぅ。」

 

 いや、ゆきのんのパパは若いったってアラフィフですがね十平衛先生。

 

 「ありがとうございます、いやあ実はですね先生は覚えていらっしゃらないかと存じますが、三十年程前私が高校一年生の頃に私の母校で体育の特別授業がありましてね、その時の特別講師として我が校へいらした山田先生に柔道を教わりまして、その授業がとても楽しくそしてとても実のある授業だった事を私は今でもハッキリと覚えていますよ、あれから三十年まさかこの様な機会に先生と再会出来るとは感激も一入ですよ。」

 

 聞いて驚く意外な事実、まさか十平衛先生が学校で講師的な真似が出来るなんて意外を通り越して……いや通り越しても意外は意外か、しかし一つ気になる事があるんだが。

 

 「十平衛先生まさか、雪乃のお父さんの母校でセクハラ紛いの事やって無いっすよね。」

 

 そう、それこそが最も気になる事だ、綺麗な女性や可愛い少女を見ればだらしなく鼻の下を伸ばす、この爺様の事だ何かやらかしているに違い無い。

 

 「ギクッ…なっ、何を言うか八坊よ、ワシがそのような真似をする訳が無かろうが、全くお前さんはワシを何だと思っとるのじゃ。」

 

 十平衛先生ときたら俺の突っ込みに取り繕った様な返答を返すが、始めにギクッてあからさまに言ったしコレって完全に白状してるじゃないか、この爺様マジでやらかしてんのか本当にしょうがない人だな。

 

 「てか先生の疑問に答えるとっすね俺は貴方をセクハラ爺だと思ってるしなんなら(セクハラ)疑惑の総合商社まである。」

 

 「はははっ、大丈夫だよ八幡君、私の母校は男子校だったからね、いくら先生でも女性に対するセクハラ行為など行い様が無かったよ。」

 

 ゆきのんのパパは笑いながらそう答えてくれたし男子校なら確かに女子セクハラは出来ないな、しかし十平衛先生最初にギクッって言ってたしなおそらくは他の学校でそう言った事をやらかしているに違いないし余罪はきっとたっぷりとある筈だ。

 

 

 

 

 

 

 このような所では何ですのでと、これまたセオリー通りに俺達は雪ノ下家の応接室へと案内され、その応接室の広さと室内に飾られた壺や絵画それからテーブルやソファなどの調度品エトセトラ、エトセトラ………。

 

 「申し訳ありませんが、本日お呼び致しましたお客様がまだお揃いになっておりませんので今暫くお待ち頂く事となります、大御迷惑とは存じますが暫しお寛ぎ下さいませ。」

 

 通された応接室のソファへと腰をおろした俺達に給仕のメイドさんが珈琲と茶請けを人数分用意してくれ、俺はそのお高そうな珈琲の鼻腔をくすぐる芳しさにうっとりとしてゆきのんのママの話を聞きそびれそうになってしまった。

 

 「ありがとうございます、ではそうさせてもらいます。」

 

 高級テーブルと7〜8人は余裕で座れそうな大きくてふかふかのクッションの効いたソファに陣取る俺達を代表しアンディ兄ちゃんが答えそれを合図に俺達は珈琲に口を付けた、一人を除いて。

 

 「ぐひひっ、イヤこれは堪らんのう八坊よ生のメイドさんじゃぞい、いやはや居る所には居るものなんじゃのう。」

 

 それが誰かは名前を出さずとも知れようって物だろう、部屋から退出しようとするメイド服の若い女性のスカートのお尻の辺りにロックオンしてだらし無く鼻の下を伸ばす爺様。

 アンディ兄ちゃんはこめかみを押さえて溜息を吐き舞姉ちゃんは胸元から扇を取り出した、攻撃準備完了ってとこだ。

 

 「てか、何でそこで俺に振るんすか、風評被害を被りたく無いっすから勘弁して下さい、ってか雪乃はそんな目で俺を見ないでくれ、俺は関係無いからね。」

 

 俺の対面のソファに座る雪乃が不穏当な目で俺を見ているっぽい、ほらみろやっぱり風評被害が俺に及んでいるじゃないか。

 

 「あの、八幡君はあの様なコスチュームが好みなのかしら?」

 

 若干首を傾け上目使いで雪乃がおずおずと俺に確かめて来た、その仕草は恰もいろはのあざとさモードが発動した時のようだ、おそらくレクチャーを受けたのだろう……おのれいろはす師弟揃って可愛いじゃないかどうしてくれようか。

 

 「……ノーコメントでオナシャス。」

 

 「そう、けれどいずれ聞かせてもらうから、覚悟を決めておいてね八幡君。」

 

 フフフッと静かに笑う雪乃の佇まいがこの時俺には恐ろしく感じてしまった、だってなぁ、笑顔が笑ってるってより嗤ってるって感じたんだよ。

 

 

 

 それから五分と経たず応接室の扉がノックされその扉を開き都築さんが『旦那様失礼いたします』と挨拶、相変わらずプロフェッショナルなできる大人の雰囲気を醸し出していらっしゃる。

 

 「お客様をお連れ致しました。」

 

 都築さんに案内を受け室内へと通された俺達以外のお客人、それは俺達の良く知る人物。

 一人目は、来日するとは聞いていたがまさかこの場で会うとは思いもしなかった俺ってよりも兄貴達の古い友人。

 そして二人目は、ここ数日の内に何度か会う機会を得た伝説的な格闘家であり川崎姉弟にとっては師匠に当る偉丈夫。

 

 「なっ、マイヤさんに坂崎のご隠居じゃないですか!?」

 

 パオパオカフェオーナーであるリチャード・マイヤさんと極限流空手創始者であるタクマ・サカザキ前総帥。

 そしてそして三人目は、年の頃は三十代前半辺りのこざっぱりとして清潔感のある、見た目一般的なサラリーマンって感じのする………すんません記憶に無い方なんすけど、どちらさんでしょうか?

 マイヤさんと坂崎のご隠居ともう一人の方はは先ずは雪ノ下家の方々へ来訪の挨拶を済ませ、翻り続けて俺達へと。

 

 「やあ久しぶりだね八幡君、アンディとは数日ぶりかな、そして舞と十平衛さんも久しぶりですね。」

 

 「うっす、マイヤさんもお変わりなくて何よりです。」

 

 「お久しぶりねリチャードも元気そうで、お仕事順調そうで何よりだわ。」

 

 「うむ、またお主の店に美味い料理をいただきに行こうかと思って居ったところじゃて。」

 

 俺、アンディ兄ちゃん、舞姉ちゃん、十平衛先生と続けてマイヤさんへの返礼し、続けて坂崎のご隠居へ挨拶をと目を向ければ。

 

 「おおっ!まさか十平衛殿でありますか、いやぁ久しぶりなどと言うには時が経ち過ぎましたが御壮健の様で何よりですぞ、あの節は大変お世話になりましたがおかげでこの歳まで空手に携わって来れましたわ。」

 

 当のご隠居は十平衛先生へといの一番にご挨拶だ。

 

 「うむ、坂崎拓馬か……お主も元気そうで何よりじゃムフフッ、しかしあれからもう五十年以上になるのか、その後のお主の事は風の噂に聞いて居ったが、よもやあの無謀な小僧が一流派の創始者へと成長するとはのぅ。」

 

 超が幾つもの付く程のベテラン格闘家の遥かな時を超えた再会のシーンに立ち会う事ができた俺は、一格闘家として物凄い幸運なのかも知れん。

 普段は目に余る程のセクハラをかます爺様だけど、老いて尚大きな気を放つ柔道の鬼の片鱗は今も健在だしな。

 

 「いやはやしかしお互い歳を取りすぎましたかな、あの頃には無かった顔の皺が深く刻まれておりますしな。」

 

 そんな感慨も去る事ながら、この場に集ったのは雪ノ下家の三人ともう一人のお客人を除けば皆格闘家、或いはそれに準じる面子だ。

 この人達をこの場に集め語られるのは一体全体どんな話なんだろう、まさかこの邂逅に依って事態は風雲急を告げるなんて事になったりしてな。

 

 一通り旧交を温めた俺達、ゆきのんのパパとママと雪乃は静かにそれを見守っている。

 やがてそれもひと段落付き皆がこの応接室のソファへと腰掛ける、俺はこれから語らる話の内容が果たしてどんな物となるのか、一つ思い当たるとすれば格闘が関係する事なのかって位だろうか。

 

 

 




さて雪ノ下家で話し合われる事柄とは一体!?
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