やはり伝説の餓狼達が俺の師匠なのは間違っているだろうか。 作:佐世保の中年ライダー
とんでも無い悪臭を放つJrの両手を清める為に俺は洗面所へとJrを案内し序に俺も自分の手を洗い、二人して洗い終えると再び先程まで食事を摂っていた席へと戻りJrを交えての話を再開する。
『全く、お前なぁ……グローブの手入れくらいマメにやっとけよな、そんなんだとお前誰も側に寄り付かなくなってしまうぞ。
それによ、グローブってのは闘う時に自分の拳を預ける相棒だろうが、だったらソイツは自分の手で日頃のメンテをやって、それで自分の手の及ばないところはプロに預けるとかしろよ。』
柄にも無く俺は説教めいた事をJrに言ってしまったが、それは何も間違った事は言っちゃいないと己に言い聞かせながらJrに告げた。
『ワッハッハッハッハァ!イヤ悪かったなハチマン、確か「ゴウにイッテはゴウにシタガエ」だったかな、この国にはそんな言葉があるんだよな。
しかしハチマンは英語が上手いな、テリーさんやロックに習ったのか、ああそれと一つ頼みがあるんだが出来るだけ日本語で話してくれないか、俺の日本語の勉強の為にもさ。』
俺に謝罪しながらJrはそんな要望を述べる、それに俺も了承し以後は日本語でJrには話す事にし、英語が堪能な雪乃は除き結衣やいろは北斗丸にもJrには日本語で話す様促す。
「うむ、中々良い心掛けだぞフランコJrとやら、しかしな八幡少年の言う様に己が使う道具は大切に扱わなければならぬぞ、何せこの日本は八百万の神が棲まう国故な「万物に神は宿る」と言うてなこの世のあらゆる物には命が宿っているとされているのだ、故にこそ何物にも慈しみの心をもって接しなければならぬのだぞ。」
長くアメリカで暮らしている坂崎のご隠居がその言を以って早速、文章にすると長文となるであろうセリフでJrに諭すが。
「スイマセン、マスターサカザキ、日本語でとイイマシタけど、まだ……Longな言葉だとキキトレません。」
俺もそうだったけど、ロックやテリー兄ちゃんに英語を習い始めた頃は長文は聞き取れなかった、何て言ってるのか全く判らなかったからな。
けどまぁこのJrはほぼ独学で日本語を学んでるって言ってたし、短文で難しい言葉でなければある程度理解出来ている様だし、そう考えるとコイツはマジに大した奴だな。
「まあ拓馬の言っとる事を平たく言うとじゃな、道具は大切に扱えと言う事じゃよ。」
自分の顎髭に触れながら本当に平たく簡潔にまとめて十平衛先生がJrに説明する、これなら日本語初心者のJrにも理解出来るだろう。
「オーッ、OK!ワカリマイタ、道具をダイジにデスね、ハチマンも言ッテルしそうしマ〜ス!」
慣れないせいも有るだろうけど、何ともお調子者的な口調になってはいるがJrも道具については反省している様だから、この件に付いては此処らで締めても良いだろう。
御老体二人もそんなJrの返答に苦笑しながらもそれを是とし頷く、その様子はまさにバカ○ンのパパよろしく『これでいいのだ』と言わんばかりだ。
「あのジュニア君が今回日本に来た目的は武者修行とはちくんに会う事が目的だったんですよね、と言う事はやっぱりはちくんと闘う事も目的の内なんですかね?」
一つの話題の集結を見届けた後、おずおずとしながらもいろはがそうJrに尋ねたのは、やはり俺の身を按じてくれたが故の事だろう。
「……ああ、ソウダなオレも一人のファイターとしてテリーサンやロックが認めるオトコと闘っテみみたいサ、ナンタッてオレには、aim…あーっとモクヒョウがアルカラな。」
グッと右手の親指を己の胸元へ向けて語るJr、修行と同時に実戦経験を積む為に海を渡り目標へ向かって進むか。
俺も確かに強い相手と拳を以て語りたいと思うがその前に一つJrに聞いておくかな、何かチラチラとJrの奴俺に視線を向けて来てるし。
これはアレだな、何かネタをやりたくて突っ込みを待ち望んでいるって態度だな。
「……はぁ、それでJrお前の目標ってのは何なんだ。」
まぁ俺もヲタとしてはネタをやりたいって気持ちは理解出来るし、それをやりたいって奴にその為に振るのも吝かでない訳で、なので振ってやったぞJrお前のネタを見せてみろ!ってのは少し大袈裟だな。
そんでもってJrは俺の振りに対して良くぞ振ったとばかりにニヤリと笑い、ガバっと椅子から立ち上がりポーズを決めて宣い始めた。
「このフランコJr・バッシュには夢ガある、ソレはキックボクシングスーパーヘビー級のワールドチャンピオントナる事、そしてHeterogeneous martial artsデモ、サイキョーとナル事そして…」
堂々とジョルノのネタを交えながらもそう宣言するJr、先ずはキックとHeterogeneous martial arts=異種格闘技とでの世界でチャンピオンそして最強になるとだと。
しかしそこで一旦言葉を区切り勿体ぶってタメを作りグッと拳を握り込み、そして。
「ビックでメジャーな存在とナッテ、アメリカでジャパニメーションのEvangelist伝道師トなり、そしてぇッ!」
と、再びそこで勢い良く言葉を切ったんだがその雰囲気がさっきとは違う様だった、さっきのは何て言うか自己演出の為に言葉を区切った様だったが今のは途中迄は勢いに任せて言い切ろうとしていたけど、なんだか途中で戸惑ったみたいな感じに見受けられる。
「そして、何だよ!?」
そこに若干の焦れったさを感じた俺はJrに言葉の続きを話す事を促す様にそう尋ねた、その言葉を受けJrは『いやそれはな、あ〜何だ。』と英語で言い倦ねてもぞもぞとして、しかもその顔を少し赤らめていたりするんだが、それも数秒の事だった。
やがて意を決したJrはさらに顔を赤くして大きな声で半ばやけくそ気味に宣言した。
「そして、そのアツカキあかつきニハ、オレはVoice アく、あーっオレはッ、セイ、せっ……声優サンと結婚スルんだァーっ!!」
パオパオカフェ店内に響き渡るJrの絶叫の如き宣言、それにより俺を含む周りのみんなは椅子に腰掛けているにも関わらず、思わずズッコケそうになってしまったわ。
そして流れる何とも微妙な空気、だが俺にはこの空気感に馴染みがあったりする訳なんだが、どうやらそう思わなかった人もチラホラと居る様だ。
「ぷっ、あはっ、あははははっ、何かおかしいねっ、ジュニア君って何かさアメリカ版のハッチンって感じだよね。」
その空気をご破産にする様に、結衣が大きな声で笑いながらそんな事を口にするではないか、その結衣の意見に同意して頷く雪乃といろはと小町。
そして苦笑いのアンディ兄ちゃんと舞姉ちゃんに、変わらず微妙な表情の坂崎のご隠居と鶴見母娘とマイヤさん、そしてそんな中に在って変わらずマイペースな十平衛先生と感情の読めない雪乃の姉である陽乃お姉やん。
確かに俺とJrにはオタクとネタ使いと言う共通点がある、だから結衣達がそう思うのも解らんでも無いが、だが誤解しないで欲しい。
「ちょっと待て結衣、確かに結衣が言う様に俺とJrには相通じる物がある事は否定できないが、だがなぁJrがアメリカ版の俺ってのは少しばかり違うぞ、何故なら俺はッ声優さんは確かに好きだが結婚したいとまでは思っちゃあいないぞっ、だってなぁ俺にはお前達がいるのに他に目移りしている暇は無いっての。
だからコイツな、言うなればアメリカ版の俺じゃなくってアメリカ版の材木座だっ!」
ズビシっとJrを指さして俺は断言する、コイツは俺よりも材木座要素をこそ多く持ち合わせているってな。
何故かって、それはだな材木座の奴が言っていたんだよ『我は格闘の出来るラノベ作家となり、そして我の作品がアニメ化された暁にはっ、我は声優さんと結婚する!』ってな。
そして、俺のその一言に材木座よ事を知る総武高校組プラス小町は『ああ』と納得した、それは今年奉仕部を立ち上げて間もない頃持って来た材木座からの依頼、そうあの妄想とパクリに満ちた原稿の感想を聞きたいとの依頼だ。
その時材木座が俺に言ったのが、声優さんと結婚したいって事だった。
「なぁ、やっぱそう思「我がどうしたと言うのだ相棒よ。」………ってぇ!?材木座ァッ!?」
ああ、と納得した結衣達にそう思うだろうと確認しようとしたその時、俺の背後から聞こえてきた声に振り向くとそこに居たのは、相変わらずの指ぬきグローブにトレーニングウェア姿に何時もの眼鏡ではなくゴーグルを装着した、材木座だった。
「して、もう一度問うが相棒よ、我がどうしたと言うのだ!?」
眼鏡の代わりに装着しているゴーグルをスチャっとイジり格好を付ける材木座の奴が、何時もの口調で俺に呼び掛けてくる。
材木座の奴は別にイメージチェンジって訳じゃ無いんだろうがゴーグルタイプの視力矯正器具が、すこぶる似合って無い。
「……てかお前、何処から生えてきたんだよ材木座。」
このグダった状況下に突然現れた材木座に正直俺はゲンナリしてしまい、溜息を吐きたいのを我慢しながら材木座に問うんだが、まぁそのゲンナリ感は多分消しきれちゃいないだろう。
「なっ、ちょ、ちょっとぉ相棒それ酷く無〜い!?我生えないからイキナリ生えたりしないからっ!!」
そんな適当にあしらわれた感を材木座も感じてだろうな、何時もの作り口調を忘れて素の状態で涙ちょちょぎれさせて言い募る、あ〜ぁ面倒クセェと思っていた俺だったが有り難いことにそんな材木座を嗜める人がいた。
「アハハハ、材木座君皆さんに挨拶もせずに急に声を掛けちゃそうなっても仕方が無いよ。」
ポンと軽く材木座の肩を叩きそう言いながら材木座の背後より現れたのは、年の頃は舞姉ちゃんより確か少し歳下なんだが、ショートカットのヘアスタイルにこれまた材木座と同様にトレーニングウェアを着装しているせいか活発で元気な少女の様な印象を抱かせるそんな女性だった、それは。
「あっ、春日野先生!」
その人の登場にいち早く名前を呼んだのはいろはだった、そうこの人は俺達の母校である総武高校に於いて女子の体育を受け持つ教師であり且つ、俺と材木座の校内でのトレーニングの監督を務めてくれている春日野さくら先生だった。
その春日野先生の登場に現役総武校生である、雪乃達は掛けていた椅子から立ち上がり挨拶の会釈と言葉を掛ける。
「やあ、こんにちは皆数日ぶりだけど元気そうだね、それとはじめましての方達もいらっしゃるけど……これはまた物凄い顔ぶれだね。」
先ずは俺達生徒に声を掛け、然る後他の面々を見渡し春日野先生は本当に驚いたって表情を浮かべるが。
プロでは無かったとは言えども春日野先生も格闘の世界に身を置いていた事もあるんだからな、ここに居る人達の事を知っていてもおかしくは無いよな。
「いやぁまさかこんな所でアンディ・ボガードさんや不知火舞さん、それに極限流空手の開祖タクマ・サカザキさんにお会い出来るなんて思ってもいませんでした。
はじめまして、総武高校にて体育教師を勤めさせて頂いております春日野さくらと申します。」
春日野先生は教師らしくと言うのは語弊があるか、うむ此処は模範的な社会人としておこうかな、その模範的な態度を以って綺麗な姿勢で頭を下げて挨拶を行うのだった。
そして始まるのは大人達の自己紹介タイム、十平衛先生などは春日野先生に対して最年長者らしく肩肘張らずざっくばらんに行こうとアドバイスを贈り、以後は春日野先生もリラックスムードで語り合い始めた。
女性にだらしないセクハラ爺さんだけどこう言う時は年長者としての役割はしっかり果たしてくれるんだよな、つか本人が堅苦しいのが嫌いなだけかもなんだがそれは言わないでおこう。
「ところで春日野先生は何故材、ざ財津君?とご一緒なのですか。」
各人の紹介と挨拶も済んだところで雪乃が核心?たる材木座と春日野先生がこのパオパオカフェへと来店した理由を尋ねるが、雪乃さんあいも変わらず材木座の名を覚えちゃいないのね。
アンディ兄ちゃんや坂崎のご隠居と言った歴戦の
「ほう、知りたいのかね雪ノ下嬢、我と春日野先生がこの場へと馳せ参じた理由をっ!?」
眼鏡の代わりのゴーグルの端をクイッとカッコつけるが、残念ながら当作は文字媒体だからな当然アニメの演出の様にキラリと光ったりはしない残念だったな材木座、お前のカッコつけはある意味徒労に終わったと言っても過言では無いって事だてか材木座よお前それよか先ずは雪乃に名前を覚えてもらえる様に財津ってのは訂正しろよ。
「良かろう、ならば教えて進ぜようではないかっ!!」
「ああ、それはね実は昨夜材木座君から連絡があってね、今まで取り組んでいた新しい技が形になって来たから監修をお願いしたいって事だったんだよ。」
材木座が勇んで説明しようとした矢先に春日野先生がことのいきさつを材木座が勿体付けている間に空かさず説明してくれた。
「なぬっ!?先生それは我のセリフでありますぞなもし……。」
材木座の悲しい抗議に春日野先生は後頭部を掻きながら笑って誤魔化しつつゴメンと謝罪する。
「ほう、と言うと材木座が夏休み前から取り組み始めた例の技ですか、でどうなんですその完成度的に。」
俺としても材木座が取り組んでいた技には興味があったし共に鍛錬に取り組んでいる仲でもあるし、まぁそんな訳で俺は春日野先生へと聞いてみたんだが。
「良くぞ聞いてくれた相棒よ!、ムハハハハッ!我の新たな技であるがな、本日めでたく春日野先生より合格点を頂いたのであるのだ。」
春日野先生への質問だったのだが俺の質問にお得意の胸元での腕を組み、ガイナロボ立ちで得意げに答える材木座意だが、こいつの場合は図しての意趣返しって訳ではなく単に俺に対して自慢をしたいだけだろうな。
「うん、形としては完成と言ってヨシだね、後はこれから更に研鑽を積んで磨きを掛けて行かなきゃだけどね。」
だが、流石に春日野先生は大人の余裕があるんだな、材木座のそれに気を悪くする事無く寧ろその材木座の自慢話しの後を継いで補足説明までしてくれた。
全く材木座よ、お前春日野先生と出会えた事を感謝しろよ、こんなにもお前の事を考えてくれた上に嫌な顔ひとつせず付き合ってくれる人なんてそう滅多に居るものじゃ無いからな。
「なあ、ソコのFat Man、ザ、ザイモッコってイッタか!?」
黙ってペプ○コーラを飲みながら話を聞いていたJrが徐に材木座へと呼び掛ける、つかザイモッコってJrもどんな聞き間違いをしてるんだか。
まぁ雪乃も材木座の名を未だに覚えようとしてないしそれは良いとしとくが、何だか材木座を見るJrの目が剣呑な光を発している様に思えるのは俺の気の所為だろうか。
「ふむ、其処な異人よファットマンと言うのは我の事を指しておるのか、まぁそれは取り敢えずは良しとしてやろう。
だがしかし我が名はザイモッコなどと言う名では無いっ!
我が名は材木座義輝、剣豪将軍との誉れも高き室町幕府第十三代将軍足利義輝の魂をこの身に宿し現代に顕現し、刀を拳に置き換えしは人呼んで拳豪将軍材木座義輝とはッ!あっ我の異な〜りィ!」
かなり完成度は低いが歌舞伎役者の様に見得を切り得意の名乗りを上げる材木座、俺は普段からやられているから途中であしらって中断させるが初見の皆は何事かと最後まで見ていた。
まぁあまりのアホらしさに皆は開いた口も塞がらないだろうな、俺はそう思いながら周りを見渡すと。
舞姉ちゃんやアンディ兄ちゃんは漏れ出そうとする笑いを必死に堪えてるし、雪ノ下さんや藤堂さんそれにマイヤさんと鶴見先生なんかポカンとしている。
凄えな材木座、お前古武術の達人をして呆気に取らせているぞ、そして雪乃達は冷めた目をしてもう既に材木座の方を見ずに女子陣でデザートに付いて語り合っている(この中に留美も含まれる)んだが。
「ふっ、フハハハハハッ、良いぞ材木座少年よ!その名乗り実に面白いッ!」
坂崎のご隠居や十平衛先生には何故だか解らないが好評な様で大きな声で笑っているしな、材木座都市でもこれ程の好感触は経験が無く御老体に対して恐縮仕切りってかんじだ。
しかしふむ、これはアレだな所謂ジェネレーションギャップの為せる技なのだろう、今の様な見得を切る様な挙動とかが御老体達の琴線に触れたのだろう、そういう事にしておこう。
これ以上御老体達の事に触れていちゃ肝心のJrの態度についての話題に行けやしないしな。
「ザイ、ケンゴウ!?ハッ!ソンな事はどうデモイイぜッ、ファットマンオマエいまハチマンを相棒ってイッタナ!」
椅子から立ち上がりJrは威嚇する様に材木座を睨めつける、はて材木座が俺の事を相棒と呼んだ事で何故Jrに怒りの電流が迸ってんだ。
「うむ、そうであるぞ異人よ、我と八幡は時に共に拳を合わせ修行に励み、時に轡を並べ共に強敵と相対した間柄であれば、これを相棒と呼ばずして何をそう呼ぶのだ!?」
再度腕組みをして自慢話をJrに聞かせる材木座だが、その言っている事はかなりオーバーじゃないのか。
確かに俺達は共に組み手などの修行を行っているよ、それは認めるがな。
だが轡を並べて強敵とって、それってお前がゲーセンに屯するヤンチャ君達と揉めた時のことだろう、そんな連中に勇んで意見したは良い物のいざバトルとなったらビビッて何も出来なくり、トミマツネタで材木座をバーサクモードにさせた時だろう。
てか、関係無いけどヤンチャとヤムチャって似てるよな、何方も漫画とかアニメじゃ噛ませっぽいし。
「…トモに闘ったダト……!?」
しかし材木座の発言を聞き、信じられない事を聞いたとばかりにボソリとJrは呟く。
「相棒っテノは、ベストパートナーとかッテ意味の日本語ダッたよな!?」
「はい、ですですそんな感じで合ってますよジュニア君。」
Jrの疑問の声にいろはが空かさず応えてやる、答えてくれたいろはにJrはThanksと礼を述べフムッと唸り。
「No!!俺ハ認メねェゾ、Fatmanッ、ハチマンのNumber1のダチは俺ダぜ!
リングに上ガレよfatmanッ、オマエもファイターならココはコブシで勝負ダぜ!」
「はあっ!?」
突然にJrが告げた材木座への闘いの申し込みとその理由に俺は思わず大きな声で疑問と驚きの声を上げてしまった。
つか何それ、Jrと俺はまだ出会って数十分間程度の時間しか経過して無いんだよ、なのに一番のダチとかって……。
何なのアメリカ人ってそう言う感じなのん、いや少なくともロックはそんな性格じゃ無いし。
「あら八幡君、貴方男子にもモテるのね、この光景を海老名さんが見たらどんな反応をするかしら……。」
雪乃がこの状況を面白がっているのかそんな事を宣う、止めてっ、お願いだから止めてねそう言うの無いからね、マジお願いします。
俺は腐の皆さんの為の薄い本のネタになんかなりたく無いからね、止めて想像したくない〜っ。
「良かろう、異人よその挑戦我が受けて立とう!」
俺がこの混沌たる状況に頭を抱えているのを他所に材木座の奴はJrからの挑戦を受けるなんて言い出すし、一体どうなってしまうんだよ。
と、言う事で次回は重量級対決の予定です。