バディファイトif〜臥炎キョウヤに弟がいたら〜 作:楠木東弥
そろそろ名前とか変えてみようかなとか思ってる楠木です。
楠木って名前気に入ってるけど、呼びにくいんだよなぁ(切実)
まま、いつか変えるよいつか。
にしても、闘技場編が予想以上に長い……長くない?
原作ではタスクくんがドラゴパニッシャーブッパして終わりなのにさぁ。
もっとテンポ良くしてほら(無理難題)
これじゃおちおち異世界にも行けないよ……もっと伏線とか張りたいのにさぁ。
じゃけんもっと頑張りましょうね〜(自己解決)
「チャージアンドドロー。レフトに《幻星の巨神 アストライオス》をコール」
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《幻星の巨神 アストライオス》
ワールド:レジェンドワールド
属性:[星][オリンピア]
サイズ:0
打:1/攻:2000/防:2000
■君のメインフェイズ開始時、君のレフトとライトに[星]がいるならカード一枚を引き、君のライフを+1!
『アストライオス。多くの謎に包まれた、星の男』
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背中に《星神 アストライオス》を提げた色白い男が、レフトエリアに現れた。
このモンスターも感性に合わなかったのか、アクシアは若干顔を歪め引いている。
だが、ソフィアは無視。
すぐさま次のモンスターをコールする。
「ライトに《魔王の右腕 ソフィア》をコール」
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《魔王の右腕 ソフィア》
ワールド:レジェンドワールド/ダークネスドラゴンワールド
属性:[星]
サイズ:1
打:1/攻:4000/防:1000
コールコスト:ゲージ1を払う。
■君のレフトとライトの星は破壊されない。
■君のメインフェイズ開始時、君のレフトとライトに[星]がいて[星]が設置されているなら君のデッキの上から二枚をゲージに置き、君のライフ+2!
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ソフィアが以前コールした《謎多き占い師 ソフィア》とは違う、別のモンスター。
しかし、その容姿は非常に似通っていた。
藍色の長いローブを纏い、《幻星の巨神》と同じくアストライオスを携え、あちこちから魔法陣を展開させている。
「センターに《謎多き占い師 ソフィア》をコール。登場時、手札一枚を破棄してデッキから設置魔法一枚を手札に」
《魔王の右腕》、《謎多き占い師》、そしてファイターのソフィア。
そんな異常で奇怪な光景に、ロウガは嘲笑うように口角を上げた。
「クハハッ、ソフィアと呼べる存在が三人か。随分と気味の悪い光景だな」
「貴方には関係ない。それより、早く全身の血を拭いなさい」
「フン、ここは闘技場だ。そんな事、どうでも良いだろう」
「えぇ。なら、私が三人いたところで貴方はどうでも良い。そうでしょう」
ソフィアが強気にそう言うと、ロウガは一瞬だけ目を見開いて再度笑い飛ばした。
まるで、予想外と言わんばかりに。
「あぁそうだ。貴様が三人いようと、強弱以外に興味などない。さぁ見せてみろ!貴様の強さを!」
「《謎多き占い師》でアタック。ターンエンド」
★ソフィア ライフ:10/手札:3/ゲージ:1/センター:《謎多き占い師 ソフィア》/ライト:《魔王の右腕 ソフィア》/《幻星の巨神 アストライオス》
「俺のターンだ。ドロー、チャージアンドドロー。装備!《崩滅槍 甘抉り》!」
ロウガ十八番のアイテムを装備し、センターエリアに降り立つ。
悠斗とファイトした時とは違い、ディザスターフォースを発動しているため二刀流ならぬニ槍流である。
しかし、しかしだ。
バディファイトで同じカードは4枚までしか入れることができない。
だというのに、サーチカードも無しにかなりの高確率でアイテムを装備できるというのは、少々理不尽なのではないか。
ソフィアは鉄仮面の下で、そう愚痴を漏らす。
「キャスト、《危竜同舟》。ドロップゾーンの《アーマナイト・デーモン”A”》を《甘抉り》のソウルに入れ、ゲージ+1だ」
《A》属性のモンスターは、武器のソウルに入って初めて真価を発揮できる。
そのため、本来は《竜王番長》デッキに入れてソウルを増やすだけの《危竜同舟》で、それ以上の恩恵を受けられるのだ。
「さらにキャスト、《武練鍛生》。ゲージ+2、さらにライフ+1だ。そして《甘抉り》の能力発動!ゲージ+1し、このカードは二回攻撃を得る」
これでロウガのゲージは5。
ゲージを激しく消耗しやすいデンジャーワールドで、ここまで溜まるのは割と珍しい。
それもこれも、エースデフィートに限りなくマッチした魔法カードのおかげである。
「出でよ!《アーマナイト・バスター・ケルベロス”A”》!そして”魔装合体”」
「ハッ!暴れるぞロウガァ!」
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《アーマナイト・バスター・ケルベロス”A”》
ワールド:デンジャーワールド
属性:[アーマナイト]
サイズ:2
コールコスト:ゲージ1を払う。
“魔装合体”:場のこのカードを君の武器のソウルに入れて良い。
■このカードが君の武器のソウルにあるなら、その武器を打撃力+1する。
■このカードがソウルにある武器のソウルが3枚以上あるなら、その武器は貫通を得る。
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ライフ5以下の制限を無くしたケルベロス。
地獄の番犬を視たソフィアは、そう評価を下した。
「ライトに《タイラント・ジン》をコール。そのまま《占い師》にアタックだ!」
《ジン》の拳で《謎多き占い師》が破壊され、センターがこじ開けられる。
それはつまり、打撃力3の《甘抉り》がソフィアに届くという事だ。
「喰らえ!《崩滅槍 甘抉り》ィィ!」
「っくぅ……!」
ロウガの二回攻撃により、ソフィアのライフが4にまで減少。
これで終わりと判断したが、まだロウガのターンは終わっていない。
「まだだ!《アーマナイト・デーモン”A”》の能力発動、ゲージ1を払いスタンド!再び喰らえ、《甘抉り》!」
これで早くも、ソフィアのライフは1となった。
明らかなピンチに、アクシアはハラハラとしている。
ソフィアはいつも通り無表情だが。
「ね、ねぇ、大丈夫なの?ソフィア。勝てる?」
「そんなの、未来でも見れば良いでしょう」
「む、無理よ!可能性が多すぎわ!」
それは、占星術の制限。
ソフィアはそれについて尋ねようと口を開くが、
「フン、随分と余裕だな。ソフィア。まだ俺のターンは終わってないぞ」
「っ……!?」
それより早く、ロウガは残り一枚の手札を掲げる。
すると《甘抉り》がひとりでに上昇していき、それにゲージが3つ吸収されて一本の巨大な槍を生み出した。
「ファイナルフェイズ!キャスト!」
そしてロウガはその槍を掴み、腰を捻って振りかぶると、
「《怒裏留バンカー!!》」
ソフィアに向けて、勢い良く振り落とした。
それは一瞬でソフィアに直撃し闘技場を震撼させる。
血が混じった土煙が闘技場を包み込む中、ソフィアは、
「……キャスト、《エリネドの指輪》」
静かに、防御魔法を使用していた。
ゲージ1を払い、ライフ+1して手札一枚を交換する。
なんとか、なんとか凌ぎ切ったが、ソフィアの表情は暗い。
(これでゲージは0……チャージカードが来ないと《凍てつく星辰》を設置できない)
《グレムリンの嘲笑》や《ホーリーグレイル》があれば、ソフィアは迷わずそちらを使っていただろう。
しかし、ソフィアの手元にあったのはゲージを消費する《エリネドの指輪》のみ。
このままでは、《凍てつく星辰》を設置する事は不可能だ。
「ソフィア。なぜ貴様がここにいるのか、そんな事は今更どうでも良い。俺は貴様に頼みがある」
「貴方が頼み事……」
ソフィアはロウガの口から発されたとは思えない言葉に耳を疑いながらも、しかし耳を傾けた。
ソフィア本人にも、その理由はわからない。
「貴様がいるという事は、臥炎悠斗もこの闘技場にいるはずだ。もう一度、戦わせろ」
「……なぜ」
悠斗は今、別の闘技場でソフィアを探しているのだが、今この場にいる者でそれを知る人間はいない。
悠斗はとっくに闘技場を出ているとソフィアは思っており、だからこそその事を隠す。
「俺はあいつに敗北した。だからこそ、俺は勝たねばならん。友の力となるためにな」
言い切ってから、ロウガは余計な事を喋りすぎたと口を閉ざす。
が、今の言葉だけでソフィアには十分だ。
ロウガが望んでいることがなんなのか、考察することなど。
(友は恐らくキョウヤ様のこと……そしてキョウヤ様のために勝つ。だから悠斗様に勝負を挑みたいのだろうけど……違う)
ソフィアの頭の隅で、気持ちの悪いものが自己主張する。
ロウガの言葉には違和感が……正確には、矛盾のようなものがあると。
だが、それが明確な形を伴わない。
判断を下すには、材料が少なすぎるのだ。
「……貴方が悠斗様と戦いたいのは、よく分かった」
それでも、ロウガは言った。
悠斗に挑み、そして勝利を収めたいと。
なら、ソフィアがすべき事はただ一つ。
「なら、私に勝ちなさい。私如きに負ける存在に、悠斗様に挑む価値はない」
悠斗に危害が及ばないように、勝つ。
それが、悠斗の従者であるソフィアの役目。
「フン、ならば証明してやろう。俺は、貴様より強いという事をな」
ライフは2、手札は2枚、さらにゲージは0。
ソフィアの切り札、《凍てつく星辰》も《Re.リジェネイトワールド》も使えない。
それでも、ソフィアは勝つと決めたのだ。
「ドロー」
彼女のドローで、3ターン目が開始する。
風花さんという方から《魔王の右腕》使ってほらほら、と言われたので強化パッチを施して使いました(傀儡奴隷)
それとアクシアのキャラ付けに悩んでるで候。
やっぱその場のノリで原作キャラなんて使うべきじゃないんだよ……。
今から修正なんてめんどいから頑張る(自己解決)
それとキャラの反応とか深夜の脳味噌で書いてるので、マジで暇すぎてすることがない人は考察してみてください。ただの時間の無駄だから(辛辣)
じゃあ今日のカード!
今日は《C・シルフ》を紹介するゾ。
普通にカオス化したシルフだけど、普通に可愛くて好きなのでいつか登場させます(n回目)
だってこの作品、既にシルフ登場させてるしちゃんと掘り下げないとね?(理由作り)
終わり!閉廷!みんな解散!