バディファイトif〜臥炎キョウヤに弟がいたら〜 作:楠木東弥
ほんとはマジで言いたくないのですが、前回の話を削除して、大幅な路線変更をしました。
ので、以下より始まる文の繋がりに違和感を覚えた場合、前回を読んでください。読め(豹変)
あと最近起きた事象で面白かったのは物理わからなすぎて詰んだのと、in the worldで疑問詞を強調する文になる事です。
これを友達に草生やしながら笑ってたら、「世界レベルで驚いてるんでしょ」って言われて更に草生やしました。
そんな友達は波乗り型カメックス使ってるそうでやべーよ面白すぎる。
リビングから場所を移し、未門家
僕と大盛が向かい合い、彼の側にライブラリーである宇木くぐるが座る。
そして大勢の野次馬に囲まれながら、まず僕が口を開いた。
「僕のデッキはドラゴン・ツヴァイだ。これだけは変えられない」
【エーヴィヒカイト】を始め、【イーター】や【ドラム バスターブレイク】等、僕のデッキはドラゴン・ツヴァイだからこそ入れる事の出来るカードが多い。
各々のポテンシャルを完全には引き出せない代わりに、重量打線で一気に勝負を決める。
それが大まかなデッキコンセプト。
「じゃあまず、必須なカードから洗い出していくか。サポート頼むぜ、くぐる」
「わかったわ、爆ちゃん」
大盛がいつも持ち歩いている工具箱が開けられ、ゆうに一万は超えているであろうカード達が顔を出す。
そこから何十枚か取り出して僕の前に並べられると、それらの共通点に気が付いた。
「全部、チャージカードか……? しかもツヴァイでも使える……」
「アンタのデッキはいつか組んでみたいと思ってたからな。準備は出来てる」
「そうか」と言葉を返しつつ、カードに目を落とす。
ゆっくり、ゆっくりと、一枚一枚手に取って、思考の海に沈む。
「……【魔竜の眷属 ゴライオウ】。このカードは、ベストじゃない……な。【黒晶竜 ルシアンブラック】か、【刻印竜 レルブレイン】の方が良い」
【ゴライオウ】は手札から捨てる事でゲージ+2、【ルシアンブラック】は登場時ゲージ+2、【レルブレイン】は登場時ライフ1を払う事でゲージ+3。
こうして比較してみると、【ゴライオウ】を選択するのはナンセンスに思える。
「あぁ、その通りだ先輩。【ゴライオウ】は手札から出せるチャージカードだが、【エーヴィヒカイト】の能力候補に上がっちまったら完全に損でしかない。登場時効果がないしな」
【エーヴィヒカイト】の能力はデッキトップ3枚、その時必要なカードが来てくれるわけではなく、その貴重な枠を【ゴライオウ】で埋めるべきではない。
もっと言うと、大盛の言う通り【ゴライオウ】は手札からしかゲージを貯められない、出す価値がないのだ。
よって、【ルシアンブラック】か【レルブレイン】か。
「【レルブレイン】四積み」
ツヴァイはライフの価値が低い、よって【レルブレイン】一択。
が、チャージカードがこれだけというのはあまりに心許ない。
何か他に欲しい所……。
「二つ、選択肢があるわ」
「へぇ、聞かせてもらっても?」
「今の悠斗先輩のデッキ、ドラゴンズ・ヴァーズィン……だったかしら? それのデッキコンセプト。二つ思いついたの」
「こっからは俺が説明する。まず、今までのデッキの延長線上、色んなワールドの色んな強いモンスターを採用しまくる形」
「もう一つは?」
「スタードラゴンワールドが持つ特性、[
それは、その選択肢は、考えた事がなかったわけではない。
ただ、それは、
「……【イーター】も【ドラム】も、採用する余地が残らないな」
「あぁ、どうしてもスタードラゴンワールドの真似事になっちまう」
僕が積み重ねて来た努力を、少なからず否定する。
抵抗はない。だが、どうしようもなく勇気が出ない。
本当にそれが最適解なのか否か……いや、ダメだな。
デッキ構築なんて頭の中でぐるぐる考えて完結するものじゃない、つまり今僕がすべきなのは。
「真間雁、一旦クロスナイズ軸で組んでみるから、チューニングを頼む」
「えぇ、いいわよ。将来ジンが対戦するかもしれない相手のデッキ把握は、しておいて損ないもの」
そう真間雁が頷く横から、元気のいい声で体を乗り出す少年とそのバディが一組。
「いや、悠斗先輩! そういう事なら俺が相手になるぜ!」
「牙王の言う通りだ! オイラももう一度戦ってみてぇ!」
「おいおいちょい待ちぃ。そんなら俺も立候補させてもらうで。ABCカップじゃ戦えなかったしなぁ」
「あら、それはワタクシも同じですわよ」
「俺も荒神先輩を倒した悠斗先輩に興味あるYO!」
「あ、じゃ、じゃあ僕も……」
あぁ、どうしてこう、バディファイターは闘争本能が高いのか。
同じ穴のムジナ達にそう思わざるを得ないが、思えば僕も、欲求不満のようなものが溜まっていたのかもしれない。
ABCカップには出れなかったし、夜もまだまだ更ける様子はない。
「あぁ、良いぜ。思う存分戦おう」
デッキを完成させてからと、そう付け加えて。
僕は大盛が用意してくれたカード群を手に、最適解を模索し始めた。
◆◇◆◇
まず、牙王と戦ってデッキが回らない事を確認する。
「んー……《ネオドラゴン》と《ドラグアームズ》の比率がダメだな。《ネオドラゴン》を増やそう」
ジンと戦って、不安定すぎるデッキトップ参照を考え直す。
「ソウルに入れる《ドラグアームズ》をデッキトップじゃなく、ドロップゾーンから仕入れる。くぐる、あるか?」
「えぇ、【超剰元竜 EXA・ディメンジョン】と【超高次竜 EX・ディメンジョン】がピッタリね」
鈴羽と戦って、採用する《ドラグアームズ》の弱点が露呈する。
「能力が細分化しすぎてて、取捨選択が
黒岳テツヤと戦って、大胆な選択を迫られる。
「《ドラグアームズ》は《ネオドラゴン》のソウルにないと能力が発動しない。だからサイズ3は全部《ネオドラゴン》にしよう。幸い、【エーヴィヒカイト】も《ネオドラゴン》だしな」
氷竜キリと戦って、ゲージ管理の難しさに直面する。
「だぁぁぁ! 悠斗先輩が【ゴライオウ】を採用してた理由がわかった! ゲージが足りねぇ! 手札からチャージしてぇ! モンスターだと【エーヴィヒカイト】を押し出さなきゃならねぇ!」
「爆ちゃん! 【超星骸 スターレムナント】を採用しましょう! あれなら腐りにくいわ!」
そうして、数々の試行錯誤を経て。
気付けば空が白みがかり、外から冷たい風が吹いてくる時間帯に、僕のデッキは完成した。
全員が本気で取り組んでくれた結果であるが、まだだ。
まだ、最後のチューニングが残っている。
……このデッキで最初に戦い相手は、最初から決まっている。
「ファイトだ……ソフィア」
「ダー。了解しました」
今までの行為をずっと静観して見守ってくれていた彼女が、立ち上がる。
大丈夫だ、いつもと違って対策が出来ている。
だが、ソフィアも先の短時間で僕のデッキは理解し尽くした。
勝負を決めるのは判断力と、運だけだ。
最早面倒臭くなって省略したフラッグ開示と口上を経て、僕らのファイトは始まる。
「では、私のターンから。ドロー」
さぁ、今日こそ勝とうじゃないか、相性最悪にして最愛の、ソフィア・サハロフに。
ニコニコで遊戯王op集見てたら遊戯王詳しくなったし興味が湧いたので、原作を知ってる初代をすっ飛ばしてGXから見始めています。
今んとこ10話くらいまでしか見てないのですが、ダントツで三沢が好きですね。
後に裏切るらしい翔よりも常識人だしちゃんと強いのですが、終盤ではopにすら映らなくなるのでほんとに悲しい。
彼を攻略できるTFやりたいな……早く大学生になってバイトしてPSP欲しいなと思いました。
あとゲームって安くなる事はあれど高くなる事はないと思うのですが、なんでTFってあんなプレミアついてるんですかね?
PSPのeショップみたいなやつが閉鎖でもされたんですかね?