『どうも皆さん、おはこんばんちは。いつもパタパタ空を飛ぶ、天羽飛鳥です。』
『はいはーい。天っ才博士、葉加瀬なのはだよ。』
『前回
『覚醒【復讐者】になってない*1ギリシャはすぐ一夏に堕ちるからねぇ。』
『覚醒ないのと防御結界使えないの合わせて戦力として期待できないんだよなぁ。という訳で放置します。』
『正直早く九尾ノ魂が参戦して欲しい。零落白夜なしで
『九尾ノ魂は謎に強すぎるんだよなぁ……。』
ベルベット・ヘルが転入してから数日。
「ほらほら、頑張るっスよー。」
「……っ!」
第3アリーナ上空。フォルテ・サファイアが連射する氷弾をイメージ・インターフェースで溶かすベルベットを横目に見ながら、ダリル・ケイシーはシャルロット・デュノアの操るリィン=カーネイションと戦っていた。
「はぁ、はぁ……っ。」
「武器の扱いは相変わらず巧いな。でもイメージ・インターフェースの扱いがなっちゃいねえ。」
リィン=カーネイションが持つイメージ・インターフェース、【
シャルロットのかつての専用機であるラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡから機体スペックがかなり上がったリィン=カーネイションは、実戦と訓練で普通の機体としての習熟は既に終わっている。
しかしイメージ・インターフェースだけは未だに十分に扱えないでいた。
「使えてるだけじゃ意味ないぞ。」
【
「本当なら飛鳥かフォルテか、それこそリヴァイヴ名人の山田先生に聞くのが1番良いんだが、まあ手が空いてるのが今はオレだけだからな。面倒だが教えとく。」
「教えるって、一体何を……?」
「んなもんアレだよアレ。」
ダリルはシャルロットに向かってニヤリと笑い、
「必殺技だよ。」
そう言って、ヘル・ハウンドの肩部にある獣頭から炎を噴出させた。
第6アリーナ。高速飛行実習という、普段はそうやらないことのために存在するそこは基本誰も使用しないのだが、今日はそこを翔る青い影があった。
それは葉加瀬なのはから貰った
第四世代――それも紅椿のそれに匹敵する速度でコースを回ったセシリアは1度地上へと降り、ブルー・ティアーズのBTエネルギー残量を見て「はぁ」と息を吐いた。
「やはり、まだまだ【
逆に言えば、【
現に今セシリアがちょっと高速飛行しただけで、BTエネルギーの吸収にロスが出てしまった。
「練習あるのみとはいえ、上達が実感しにくいのは何とも……。」
「あれ、セシリア?」
僅かに暗い表情になったセシリアに、セシリアもよく知る声が掛かった。
「鈴さん?こんな場所に来てどうしましたの?」
中国代表候補生、凰鈴音がISを展開してそこにいた。
「【青龍】の習熟。【白虎】と【朱雀】、あと【玄武】は
セシリアの問いかけに鈴はそう言った。
鈴がなのはから貰った
その中で攻撃力を上げる【朱雀】、壁を形成する【白虎】、相手を拘束する【玄武】は
自分自身どこまで加速できるのか未だに分かっていない鈴はその限界を知るために第6アリーナまでやって来たのだという。
「せっかくだしレースしてみる?」
「いいですわね。わたくしも変化が欲しかったところですわ。」
鈴の提案に乗ったセシリアはアリーナのシステムにアクセスし、レース用の複数人タイム測定モードを起動する。
「準備は?」
「いつでも。」
「それでは。」
アリーナのシステムとリンクした2人のISにカウントダウンが表示される。
それが0となった瞬間、2つの機体は空を翔けた。
「むむむ~。」
IS学園にいくつもあるIS用整備室。その中の1つで1人の少女が唸っていた。
「うーん、イメージ・インターフェースってこれでいいのかな~?」
少女が頭を捻る。
「なんかもうちょっと綺麗に出来そうなんだけどな~。」
無駄がある気がする、と言いながらシステムを見る少女だが、初めて触る部分故に勝手が分からない。
どうしたものかと考えていると、ふと思いついたのか少女は顔を上げた。
「そうだ~!博士に聞きにいこ~!」
そうと決まればしゅっぱーつ!と言って、少女はそのまま整備室を出ていった。
整備室には、1機のISが残されていた。
九尾ノ魂とかいう、打鉄弐式と白式雪羅が援護する所を単機で