「(私の名前は玲、南玲。話が始まったばかりなのだが、私は死んじゃった…死んだと思う…だって死ぬよね!トラックに跳ねられたら流石に死ぬでしょ…んー悲しい…)」玲
そう思ってたら気づかぬうちに起きていた。
「嘘っ、人ってトラックに跳ねられても死なないようにつくられてんだぁ。神さまはすごいよ人にトラックに跳ねられても死なない体を与えてくださったなんて。うんうん」玲
と呟いた。
「しかし、こういうのってお約束ってやつじゃないのか?周りに人がいて『心配したんだから』とかいう、ツンデレ美少女とか、『姉さんがいないならこの世に生きている意味がない』というヤンデレクール系イケメン弟とかがいるやつだよね。
「はぁー」
とため息を吐くと
「オネェヂャァァン」???
叫びながら一人の少女が入ってきた。
「お姉ちゃんゴメンね来るの遅くなっちゃって…ダイジョウブ?お姉ちゃんの可愛い顔に傷でもついたら…」???
「(あ、私の妹も随分とヤンデレ気味のシスコンだったわ…)」玲
「大丈夫じゃないけど…心配しないで、ことり。」玲
「お姉ちゃんのいない世界なんて…」ことり
ことりの目に光がなくなっていく。
「(やだっもう、彼女、人の話聞いてないわ…)」玲
そんなことりを見た玲はことりをゆっくりと抱きしめた
「心配させて悪かったな(気持ちイケボ)」玲
「お、お姉ちゃん…好き」ことり
ことりがそう言うと、力をギュッと強めた。
「ん、ことり。ちょっとお姉ちゃん痛いんだけど…」玲
「グヘヘ、お姉ちゃん」ことり
「(だから、人の話聞けよ)って言うか、いろんな骨が折れる…」玲
「あ…ごめんね。お姉ちゃん。こんな妹いらないよね。でも、ことり嬉しくて、つい…」ことり
「もう、つい…じゃないよ。でも、ありがとうね。」玲
そんなことを話していると病室のドアが開い
た。
「この度は申し訳ございませんー!!(焦)。」A氏
そう言って入ってきた刹那凄い勢いで土下座してきた。
「(うわっやばいやつが入ってきた)」玲
あまりのスムーズな動きと速さに引いてしまった玲さん。
「あ、あのー。車で轢いた本人がこんなことを言うのは身勝手だと重々承知なのですが会社の方とかもあるので…」A氏
「もしかして、警察沙汰にしないで欲しいとか言わないでしょうね…」???
「お母さん!?」玲
[由美子=おやどり]
由美子は玲を強く抱きしめて言った。
「私の娘を轢いておいて無かったことにしてくださいなんて反吐が出るわ!」由美子
由美子は声を荒げて言う。
「お母さん、怒んないでよ…もう大丈夫だから、この人もこの人で生活があるんだし、私は大丈夫だって…」玲
「そう、いったん落ち着くわ」由美子
そう言った由美子とことりから、闇のオーラがすごくただ漏れていて、その男は、逃げ去るように病室を後にした。
後に聞いた話だが、その男は会社をクビになっていまは無職になったらしい。
続編やるかもだけど、不定期です。