やはり俺がバンドリ少女たちと関わっていくのは間違っている 作:ギルクラ
ピピピピ……
「……んぁ?……うる…さ…い」
手元にある目覚まし時計という名のスマホを止めるため手を伸ばし時間を確認する。
「…まだ6時半じゃねぇか…」
これならまだまだ寝れるな。
俺は目覚まし時計もといスマホを枕元に投げ再び夢の世界へ旅立つために布団を被る。睡眠こそジャスティス!
が、そんな俺のジャスティスは部屋の扉が思いっきり開いたことによって儚く散っていった。ウソダドンドコドーン。
「おーにーいーちゃーん!!!朝だよ!!起きて!」
おぅ…俺はまだ寝ていたいのに…大体朝だって言ってもまだ6時半だぞ。少なくともまだ5日は寝れるだろ!!
など思っているがそんな考えを口にしたところでゴミを見るような目をされるのは分かっている。だから俺は新しい手を使うことにする。
「スピー…スピー…」
そう!これこそ!俺の新しい手!!狸寝入りだ!これなら流石に……
「…狸寝入りしてるの分かってるからねー早く起きないとお兄ちゃんのパソコンにあるファイルのエッチな画像を消しちゃうぞー」
ガバッ!
「っ!!!落ち着け妹よ!それはあまり得策ではない!もう少し落ち着いて考えるんだ!それだけはいけない!」
「うわぁ…ほんとにあるんだ…」
な、なにぃ!この妹、実の兄を鎌にかけただと!お兄ちゃんはそんな子に育てた覚えはありません!
「ま、そんなことはどうでもいいけど……おはよ!お兄ちゃん!」
やだこの子…どうでもいいなんて!まあ可愛い妹が言うんだから兄としてスルーするのも立派な務めだからな!
「おう…おはよ…小町」
俺の可愛い妹であり天使でもある……比企谷小町
同じ親から生まれたとは思えないほどのコミュ力とあざとさを持つ小町は果たしてほんとに妹なのだろうか?
とまあ色々と考えていると
「お兄ちゃん、もう朝ごはん出来てるから早く支度してね」
「おう、いつもすまないねぇ」
「それは言わないお約束でしょ!それじゃあ小町先に降りて待ってるからね!あ!今の小町的にポイント高い!」
「あいよ、それと最後のがなければよかったぞ。お!今の八幡的にポイント高い」
など朝から仲良しな兄妹をやるのがこの比企谷家の日常だ。ここテストに出ないけどな。
小町は足早に部屋を出ていき下に降りていった。
「さてと…あと15分は寝れ…「ピロン」ん?」
二度寝の体勢に入ろうとしたところで枕元に置いていたスマホが鳴った。
「なんだなんだ…「二度寝はしないでね!次は起こさないから!」おぅ…俺の行動パターン読まれてるじゃん」
仕方なく俺はベッドから起きて支度をする。
今日から高校二年になる俺…比企谷八幡は…羽丘女子学園に通うことになったボッチだ。