やはり俺がバンドリ少女たちと関わっていくのは間違っている 作:ギルクラ
あのあと特に何もなく学校に到着した俺は足早に教室へ向かう。
八幡「やっぱり、早く着きすぎたな…」
案の定、教室には誰も居なかった…やっぱり家でゴロゴロしてた方がよかったよこれ。
今から家に帰るか…?いや流石にそれはめんどくさいから無しだな。それか教室で寝てるか?いやそれは後から来たクラスメイト達に変な目を向けられるから帰るより無し。うん?何で分かるかって?それは既に経験済みだからだよワトソン君……誰に向けて言ってるんだろうか…
八幡「とりあえず適当に歩くか…」
結局早く来ても遅く来ても何も変わらないことが分かったので明日からは遅く来よう。むしろ遅刻ギリギリを狙って来る方がいいな。ふっ…。
早く来ることがないため静かな廊下というのもなかなかに新鮮であると同時に今この場には自分しかいないという何とも中二病的な台詞を吐きたくなってしまうという気持ちにもなる。いやだって普段こんなことないし、カッコつけたくもなってしまうでしょ?えっ…ない?俺だけ?
八幡「…屋上にでも行ってみるか」
この学校の屋上は普段はそれなりに生徒が出入りすることが多いため俺なんかのボッチ愛好家からはなかなかに行くことが出来ないと有名なのである……まあボッチ愛好家なんて俺だけなんですけど。
屋上に近付くに連れて人の気配がしてきた。
まさかこんな朝早くから人がいるとは…まさか俺と同じボッチ愛好家か?!
屋上の扉に手をかけて開けるとその瞬間、ひときわ強い風が吹き目を閉じることを強制される。
風が落ち着き、視界を開くとそこには水色の髪を持った女子生徒が俺の目の前にいた。いやほんとに鼻と鼻がくっつきそうになるくらい近い。
八幡「っ??!!」
慌てて距離を取ろうとした俺は屋上の扉の段差に躓きそのまま女子生徒を巻き込みながら倒れ………そうになったが女子生徒は華麗に避けて俺だけが綺麗に倒れる。ドウシテダヨォォォォオ!!!
八幡「いってぇぇ…」
???「大丈夫???鼻血出てるよ!」
巻き込みを回避した女子生徒は再び近付き顔を覗いてくる。
八幡「お、お、おう…大丈夫だ、問題にゃい」
……本日2度目の噛みを発動。効果、俺のメンタルが壊れる。
???「ほんとに大丈夫???うまく喋れてなかったよ?にゃいなんて猫みたいだね!あはは!」
ウッ!この生徒はあれだ、さっきの後輩ちゃん達(名前が分からない)よりもストレートに八幡の心を攻撃してくる!もうやめて!八幡のライフはもうマイナスよ!
というかこの状態で笑うとはずいぶんと図太い精神をお持ちのようで…。
八幡「…まああれだ気にするな、お前みたいな可愛い子がいきなり顔を覗いてきたから緊張しただけだ……ん?」
なんかこの言い方だと誤解を生みそうな気がするんだけど今の俺ほんとに大丈夫か?
???「あはは!可愛いなんて嬉しいこと言ってくれるね!ありがとう!」
あ、誤解は無さそうで何よりですわ。まあとりあえず…。
八幡「…離れてもらえると有難いんだが」
???「あっ!ごめんね!よいしょっと!」
そういうと女子生徒は離れてくれた…がその時にまた強い風が吹いた。
その結果、俺はまだ立ち直りの状態つまり前屈みなわけでして女子生徒は立っているつまりは…。
ふわっ…
スカートというなの第1の布が浮き、中の第2の布が俺の視界に入ってきたのである。
八幡「…白ですか」
???「っっ?!?!///」
冷静状況を理解した俺はそのまま立ち上がり後ろを向く。
八幡「……じゃ」
これはしょうがない。決して見たかったわけではないのだ。不幸に不幸が重なった結果論なのだ。
さてと脳内にしっかりと保存してと、いやだってね?しょうがないじゃん!八幡だって男の子だもん!
足早に教室へ向かおうと歩き出そうとしたら肩に手を置かれた。しかもちょっと痛い…いや待って!少しずつ力強くなってるだけど!いや痛いから!爪が刺さってるから!
俺は後ろを振り向くとそこには…。
???「生徒会室にいこ?ニコニコ」
可愛らしい笑顔とその笑顔とは裏腹に腹の底から出したであろう声が待っていた。
八幡「は、はいぃ!!」
俺はこの日思った。ラッキースケベが通じるのは本物の主人公だけだと。
こんな感じで大丈夫かなぁ…