男は願った、生まれ変わりたいと
彼は願った、人を殺したいと
貴方は願った、誰よりも強く、負けない心が欲しいと
君は願った、何としてでも自身の居場所を探すと
俺は願った、かの殺人鬼と、切り裂きジャックと一体になりたいと
そして…わたしたちは願う、かの場所へ回帰することを
神は聞いた、それでもいいのかと
神は承諾した、全てを叶えると
神は堕とした、願いを叶えられる世界へと
神は悔いた、願いを叶えるべきではなかったと
神は嘆いた、彼のような人が産まれてしまったことを
神は哀哭いた、一欠片の希望を掴めた彼の人生に
今こそ全てが乱される、それが正義か悪かそれは何者にも分からない
──────新たな物語が………始まる───────
2度目の人生は、平凡だった………父と母が居り、姉と弟が居た
このまま終われば何も問題はなかった、運命がそれは許さぬとばかりに2度目の平凡な人生に終止符を打った
わたしたちは分かっていた、こうなることを決まっていたことだったから
わたしたちは俺に選択を委ねた、どうするか?と
そんなことは勿論決まっている、喰らった自身の平凡な人生を終わらせた敵を……いや、食料を
俺は喰らった、自身の血縁をも
その味に、自身の味覚が壊れたかと思うほどの味、甘美だった
俺はまた食べたいと思った、それに、わたしたちは言った俺に付き従うと
1度目は人間として産まれ、わたしたちを知った
共感した。一目惚れだった。もし本当にわたしたちが存在しているならと何度も願った
2度目はナニカとして産まれ堕ちた、わたしたちと一体となった、人間の美味さを知った
力を持った、それはわたしたちの力、俺の力
俺は歓喜した、人を殺せると……
俺は忌避した、人を美味いと思ったことを……
結局俺は人間、それの成り損ないというだけだったのだ
俺は前を向かなかった、後ろを向いた
歩こうとしなかった、立ち止まった。座り込んだ
俺が進もうとはしないだけで、周りは進む
俺を置いて先に行くのだ
それならばと俺も進んだ、もう既に俺の道は塞がれていた
俺は俺自身の道を外れて泥沼のような道をひたすら進んだ
誰の道かも分からないような道を進んだ
楽ではなかった、だが全て吹っ切れた。慣れてしまった
そこからは楽しかった、唯一の楽しみは食と力のみ
戦えば戦うほど、喰らえば喰らうほど強く、強くなった
同種と競いあった、いつも引き分けだった。次会うときは更に強くなっていた
俺も負けじと強くなった
何れどちらか死ぬ、それは分かっていた
それが同種だっただけだったのだ、初めての感情だった。少しの喪失感と、哀の感情
そうして生きているときに気付いた、俺には友達が居ないと
1度目のときに居たわけでもなかったけれど
俺の周りに居るのはわたしたちだけだ
少し虚しい気持ちになった
だから今度は、友を作るために生きてみようと思った
ジャックについて
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そのうち分裂できるようにする
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主人公の体に入ったまま
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主人公に吸収される
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ジャック死亡、座に還る
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オルタ化 分裂する ヒロイン続行