時間は掛かったけど
説明会…かな?多分
「あはっ!!アハハハハハッ!!」
その悍ましい雰囲気から誰も立ち入らない廃工場に少女のような高い笑い声が響く
何が楽しいのか、笑顔で暗闇の中で颯爽と走り回る
「くそっ、クソクソクソ!!やってられないわよ!!こんなの!!」
その笑い声に追われる一人の女性らしき者は悪態をつく
この自分を追ってくる笑い声のことを知っていたからである
ここに来る前に、聞いていたにも関わらず油断し慢心していたのだ
私なら大丈夫だと。何をもって大丈夫だと思っていたのか、そう考えながらも必死に走りながら迎撃する
しかしその攻撃は、相手にいとも容易く全て避けられてしまう
軽い軽い身のこなしで、どうともないように避けていく
そして、唐突に気配が消え失せる
未だに笑い声が四方から聞こえるが、正体は見えない
「何よ、ふざけるなふざけるなよ!!」
その状況に冷静さを欠き、乱心した女性らしき者は滅茶苦茶な攻撃をする
とにかく周りを攻撃して壊すように
するとそのとき、ピタリと首筋と自身の腹に何かを当てられた
それと同時に攻撃は止めてしまい、体から冷や汗を出すだけになってしまっていた
体は震え、自身の確定とした死を待つだけだった
そして、聞こえ出す死神の呼び声
「ねぇ貴女は────」
その意味の分からない言葉を否定する女は次の瞬間に解体され、物言わぬ食料へと姿を変えた
「そう、残念……」
笑い声は本当に残念そうな声をだし、目を閉じる
「………ぐふっ」
そんな中でその場に似合わない、吐血するような音が聞こえる
実際は吐血はしておらず、精神的にダメージを受けていただけである
「……………うまっ」
ぐちゃりぐちゃりと、バラバラに解体された食料から心臓を、子宮を抉りとり口に運び喰らっている
全てを食い終わった後には、そこで戦闘があったと思えないほど綺麗に何もかもが消え去っていた
──────【笑い声】───────
ウィリアムです
外国人みたいな名前ですが、一応日本人です
髪の毛は白いですがね
何故、俺がこんな風に人を喰らっているのか。何故、白髪の幼女になっているのか
何故、俺がこの2度目の人生を歩んでいるのか
少し長くなりますが、話を1つ聞いていってください
1度目の人生では、人として生を受けた
俺の後産まれた妹を産んだ後、母は衰弱死
当時俺は4、姉は10のときだった
姉は泣き、俺は幼く何がなんだか分からなかった
その後産まれた弟は不可解な死を遂げた
母が死に、その後は弟まで死んだのだ
その事が明るみに出たのは俺が死ぬ直前だったが
弟が死ぬ少し前ほどに、父は変わっていた
何というか、よくある不幸話だろう
その父から姉は俺を守ってくれた
母に似て美人で、学校でモテモテな程美人だった姉だが、それがいけなかった
せめて少し酷いが、不細工であるならば救いはあったのかもしれない
姉が18になる頃、父は姉を強姦した
俺の前で泣き父に止めてくれと叫ぶ姉に、今まで頼りにしていた姉の像が全て壊れた
そんな姉を見て、俺は座り込んでしまったのだ、その行為は三日三晩続き、姉の意識も無くなっていた
俺はそんな姉を見ていられなかった、父が飽きたのか知らぬが家を出たときに、意識もなく酷い有り様の姉を一思いに殺した
そのときが俺の初めての殺人だった
父が帰ってくるとそれはそれは怒るだろうと思い
姉の遺体を袋に詰めて持って家から飛び出した
小学生が自身の姉を殺すなんてこと流石の警察でも暴くことは難しいだろう
そのまま父のせいになればいい、そんなことを思いながら真夜中の街を
小学生の体に人、一人分の重量を運ぶのは苦ではあったが、途中見つけた荷車に乗せて運んだので少しは楽だった
山奥に入ると、黄色い花が咲いている花畑があったので、姉をそこに埋めて俺は山を降りた
今世で知ったが、花の名前はフクジュソウと言うらしい
その後は、行くところもなくフラフラと街中を彷徨っていた
父は無事に捕まったが、警察は姉の死体を見つけられなかった
その後の話は少し省略するが、わたしたちを知ったときの話を少しだけ
最初にわたしたちを知ったのは、何となしに見た深夜のテレビアニメだった
その狂気、心情、目的、在りかた、容姿、体型、声、何もかもが全てに俺にドストライクだった
こういうのをロリコンオタクと言うそうだが俺は何も気にしない
そんなこんなでわたしたちを知り、そこからは熱心に情報を集めた
深夜のその時間になれば、テレビで毎週観ていた
わたしたちが死んでしまったときは何度も泣いた
え?死んだ理由?
どうってことない理由ですが、何の間違いか釈放された父が恨み嫉み妬みで俺を不意討ちでブスリ&ビリビリ&ドロドロでした
刺されて、電流で焼かれて、薬で溶かされる
そんなことをされたわけだ
そうして死んで、俺はわたしたちと一体になりこの世界にまた生を受けたということ
「そんな感じ」
「ふむ、本にしてもいい?」
「俺のことを書いても面白くないし、何せ高槻泉の作品には合わないんじゃないのかな」
「んー、まっ小説みたいな話をそのまま本にしても面白くないか。それで、君は自分の中にもう一人の自分が居ると、そう言ってるのかな?」
「それはどうだろう、一体になったとはいえ、この体はわたしたちのものであって………え?今はみんなの?」
「ふぅ~ん、まぁ考えても仕方ないか。ほれじゃ、またね」
「ん?バイバイ」
少しだけ主人公の願いを解説します
主人公が、ジャックと合体したい。(俺自身がジャックになりたい)
↓
神OK
↓
産まれる
↓
髪の毛が白く染まって、途中で成長が止まる
そこで第2の人格という名の英霊の降霊が始まる
↓
ジャック(アサシン)をその身に宿す
体の主導権は特になし、勝手に変わって勝手に変わる主人公自身も別にそれについて異議はない
スキルは使える
宝具は使えない為、自身の嚇子で代用
ジャックについて
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そのうち分裂できるようにする
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主人公の体に入ったまま
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主人公に吸収される
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ジャック死亡、座に還る
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オルタ化 分裂する ヒロイン続行