どうも俺の名前は坂上徹-サカガミトオル-だ、俺は今真っ白の空間にいる、何でここにいるのかはおそらく俺が死んだからだ。
そして2次小説によくある転生ではないかと推測出来る。
「その通りです、坂上徹さん、貴方には閃の軌跡に転生してもらいます。」
閃の軌跡だって!?Ⅳまでやっている超大作じゃないか!!おまけに俺はその途中までしかやってないんだよな………。
「それで特典を幾つか授けようと思います、何がいいですか?」
「そうだな………まずはあらゆる武器を使いこなせるようにしてほしいのと、《劫炎》のマクバーンの力の劫炎を雷と風に変えた力と身体能力を10倍にしてワンピースの三色の覇気をお願いします。」
「それだけでいいのですか?」
「はい、それでお願いします。」
「分かりました、それでは貴方の年は主人公のリィンの一つ年上で転生させます、そして三歳になったら記憶を取り戻すようにしますのでご安心下さい。」
「分かりました、よろしくお願いします。」
「それでは転生させますね。」
そして俺の足元が光俺は意識を失った。
どうもトール・アクターだ、年が三歳になったら俺は前世の記憶が戻った。
それで俺の家は普通の一軒家で両親は既に死んでしまい、今はこのシリーズの主人公のリィン・シュバルツァーが住んでる家にお世話になっている、何で住んでいるのかは俺の両親とシュバルツァー男爵は大変仲がよくて両親が死んでしまったのを聞き付けて俺を引き取ってくれたのが昨日だ。
それで俺はまずは特典の見聞色の覇気を使うと家の構造が分かり誰が何処に居るのかすぐに分かった。
次に武装色の覇気を腕にだけ使うと黒くなり固くなった。
覇王色の覇気はまた後日にしよう。
それで色々していると誰かが近付いてきたので俺は布団から出たと同時に俺を引き取ってくれたテオ・シュバルツァーが入ってきた。
「おぉ、起きたか、十分眠れたかい?」
「はい、ぐっすり寝たよおじさん!!」
「そうかそうか!!それならよかったよ、それで昨日話した養子の事はどうする?」
養子とは今の俺のファミリーネームをシュバルツァーにして義理の家族にならないかと言うことだった。
「それは嬉しいけど、お母さん達の事を忘れたくないからこのままでいいですか?」
「そうか、なら私も何も言うまい、そうだ、昨日会わせられなかった息子と娘を紹介しよう。」
テオさんに着いていくと居間に案内されて椅子にはテオさんの奥さんのルシア・シュバルツァーと娘のエリゼが座っておりその隣には主人公のリィンが座っていた。
「紹介するな、ルシアはあってるで分かるから省くとして妻が抱いてるのがエリゼで隣に座ってるのがリィンだ、よろしくしてやってな。」
「はい、よろしくねおばさん、リィン。」
「こちらこそよろしくねトール君。」
「よろしく……。」
俺はここで成長して立派になるんだ。
あれから数年俺は11歳になった、それで俺は今一人で鍛錬している、今は主に刀を扱っている。
この数年で俺は覇気を使いこなし武器もテオさんから色々買ってもらい剣、大剣、直剣、二刀流、導力銃、槍、杖、棒等と色々やっていき全て自由自在に扱えるようになったし雷と風の力も使いこなせるようにもなった。
今では火焔魔人みたいな雷神モードと風神モードに両方が合わさった嵐神モードも使えるし制御も出来る。
それで俺は今八葉一刀流の師匠、ユン老師を待っている、何で待っているのかはユン老師から八葉一刀流を習いたかったからだ。
そうこうして一人で鍛錬していると背後に誰かがこっそり近付いてきてるのに気付いたが俺はそのまま素振りをしていると。
「やぁぁぁぁぁぁぁ!!」
背後から攻めて来たので俺はそれを見ないで交わす、すると俺の居た所に一人の男の子が下の雪に木刀を埋めていた。
俺はその男の子に木刀をかざした。
「まだ一本を取らせる訳にはいかないよ、リィン。」
「くそ~、やっぱりトール兄さんは強いな~、何で分かったの?音だしてないのに。」
「奇襲をするなら掛け声はしない方がいいぞ?すると場所なんてすぐに分かっちまうんだからな。」
「はぁ~い。」
背後から攻撃したのは俺を引き取ってくれた息子のリィン・シュバルツァーだ、俺の影響か俺の真似をして鍛錬をしている。
原作では確かこの頃にリィンは獣の力を手に入れるだろう、けど手に入れないといけないので俺は干渉せず、暴れたら抑えようとするつもりだ。
それで二人で話していると。
「トール兄様、リィン兄様、ここに居たんですね?」
「エリゼか。」
リィンの妹のエリゼが来たのだ。
「リィン兄様、またダメだったんですか?」
「あぁ、やっぱりトール兄さんは凄いや。」
ちなみに二人とも何でか俺の事を凄く尊敬しているみたいに見てくるんだよな~、それに気のせいかエリゼが俺を見る視線が熱っぽいのだが、何でだろうな?(鈍感)
更に時は過ぎて一年、俺はユン老師から免許皆伝をもらい俺はシュバルツァー家を出る。
「本当に行くのか?」
「はい、俺も12になったしユン老師からも免許皆伝したので遊撃士となって一人で生きていこうと決めていましたから。」
「そうか、悲しくなるな……。」
「時々手紙とか帰ってきたりとかしますから心配要りませんよ。」
「そうだな………分かった、無事に帰ってくるんだぞ。」
「はい。」
「それとリィン達には黙って行くのかい?」
「はい、先日やんわりと言ったんですけど必死に止められましたからね……もしも今あったらついてきそうで怖いんですよ………。」
リィンに言った時は泣きながら別れたくないと必死に止めてきてエリゼは眼のハイライトが消えて脅してきたし……恐いよ。
「だから二人の事はよろしくねテオさん。」
「荷が重いな………特にエリゼは………。」
「まぁ、二人にはちょくちょく手紙を出すからと万が一の時は言っといて、そうすれば多分大丈夫だから。」
「あぁ、頼んだぞ、正直エリゼは手に負えないからな……。」
「分かってるよ、それじゃいつまでもここにいるとリィン達が起きるかも知れないから行くわ、それでは、また。」
「あぁ、頑張りなさい。」
そして俺は旅に出た。
あれから更に数年、俺は無事に遊撃士になり様々な依頼をこなして今ではA級遊撃士となり異名も万能のトールと呼ばれるようになった、その過程で俺はサラ・バレスタインやアガット・クロスナーとも共闘したりしたし、劫炎のマクバーンと出会ってしまって俺は嵐神モードになり死闘をしたりして引き分けに終わった、けどあいつ引き際にまた殺りあおうぜと言ってきた、正直そう何度もやりたくないよ。
それから途中オリヴァルト皇子とも縁がありそれによりアルフィン皇女と俺をくっつけようとしてくる、おまけにアルフィン皇女も満更でもないみたいだし……。
それからその繋がりで俺は鉄血宰相のギリアス・オズボーンとも出会いそれにより鉄血の子供たちのクレア・リーヴェルトとレクター・アランドールとも話すようになった。
それに何でかクレアさんがよく俺に連絡してきて俺の好みとか色々聞いてくる。
それから俺は遊撃士の仕事でクロスベルにも行きクロスベル警察特務支援課の面々とも話す仲になった。
そしてそのリーダー補佐を務めるエリィ・マクダエルは俺によく弁当を作ってくれたな~、どれも美味しくてエリィに「良いお嫁さんになれるな」と言ったら顔を真っ赤にして倒れてしまったな。
それからキーア・バニングスからはお兄ちゃんと呼ばれるほど仲良くなった。
それとティオ・プラトーとは普通に話すような関係でランディ・オルランドとは気が知れた関係だ。
ちなみにその間に手紙を2日に一回は出すようにしたお陰でエリゼは穏やかになっているらしい。
それに俺は知り合った皆には俺はシュバルツァー家に引き取ってくれたテオさんの事を誰にも話していない。
そしてそうこうしていると俺の年が18になりとうとう原作が始まった。
どうも俺の名前はリィン・シュバルツァーだ、俺は今トールズ士官学院Ⅶ組で過ごしている、トール兄さんが家を出て6年俺は必死に修行したけどトール兄さんみたいに八葉一刀流を免許皆伝になれずに初伝止まりのまま限界を感じ辞めたのだ。
俺はトール兄さんを憧れていたのだ、武器は何でも扱えるしとても強かったし優しかった、それに俺が獣の力を暴走させてしまったときは止めてくれたのだ。
そして俺は独り立ちしたくて俺はトールズ士官学院に入ったのだ、それで色々起きて皆とは仲良くなってきたのだ。
けどそれも終わりを迎えようとしている、何でかはオズボーン宰相による演説があったのだがそれを帝国解放戦線リーダーCが狙撃してオズボーン宰相は死んでしまったのだ、そしてその狙撃したリーダーの正体とは、俺達と同じⅦ組の仲間のクロウだったのだ。
そして帝国解放戦線のテロリストの駆る機甲兵部隊がトリスタの街に迫ってきたのである。
そして俺は灰の騎神を呼び出して撃退するがリィンが操る騎神とよく似た流麗にして圧倒的なオーラの機体クロウの駆る機体、蒼の騎神オルディーネが来てリィンは撤退を余儀なくされてリィンはⅦ組の仲間を置き去りにして逃げたのだった。
どうやら閃の軌跡Ⅱが始まったみたいだな、だから俺はお前達が集まるのを待とう、だから頑張るんだぞ、リィン。
俺は逃げてからヴァリマールを使い様々な場所に向かい仲間と合流出来て休んでると旗艦パンタグリュエルがユミルに来て俺はクロウと戦い仲間達はルーファス1人と戦うが実力は向こうが上手で俺達は負けてしまう、すると貴族連合軍のトップのカイエン公爵はその様子を見て、訪れた用件を語る。
リィンをパンタグリュエルに招待したい、招待に応じれば、内戦が終わるまでユミルに一切の干渉をしないと。
見え透いた罠に警戒しつつも、攫さらわれたエリゼ達のことを想うリィンは申し出を承諾、単身パンタグリュエルへ乗りこむのだった。
やはりリィンは皆の為に自分をさしだすか、さすがは俺の義弟だな、それじゃ俺も介入しますか!!
暫く待っているとパンタグリュエルの甲板にリィンが出てきてⅦ組皆が揃ったので俺も出ますか!!
俺は無事にアルフィン皇女と一緒に甲板に出てⅦ組と合流出来て逃げようと思っている、けどそれを奴等も逃がしてくれない。
するとーーー
「よく頑張ったな、リィン、後は俺に任せろ!!!」
声が背後から聞こえて皆が振り向くとここ数年会えなかったトール兄さんがたっていた。
「え!?何で万能のトールがいるの!?!?それに、リィン!!!知り合いなの!?!?」
クラスメイトのアリサが凄く驚いて聞いてきた。
「あ、あぁ、俺の義理の兄さんだ。」
俺がそういうと皆が凄く驚いている。
「まさかリィンとトールが知り合いとは思わなかったわね……。」
「はっはーーーーーーーーーーーーやっと会えたぜ!!!トール!!!」
トール兄さんが現れたことによりマクバーンが攻撃するがそれをトール兄さんは。
「八葉一刀流、陸の型、緋空斬!!!」
トール兄さんは攻撃を飛ぶ斬撃をだして打ち消した。
「ここは任せな、お前達は逃げる準備でもしてな、こいよお前ら、俺一人で十分だ!!!」
俺が覇王色の覇気を使うと皆が怯んだので俺は直ぐ様とある技を使う。
「雷神の型、紫電一閃!!!」
俺は雷に包まれて雷速を得て高速で近付き斬りつけて背後に回る。
すると敵はマクバーンを除いて皆倒れていく。
「ははは、何だこいつは………とんでもなく強いじゃないか。」
「よし、撤退するぞ、リィン、それとトールズのⅦ組の諸君。」
そして俺達は紅き翼に乗る。