Q.最近投稿ペース遅くない?
A.言い訳をさせてください!
投稿頻度は以前よりも遅くはなりま
こんな蒟蒻みたいな意思で続けますが、お付き合い頂けたら嬉しいです。
北方棲姫と港湾棲姫を警備府に近い島に連れて行く。
目的地は長良さんが発見した、比較的簡単に行ける距離にある上に資源まで取れたことから人気があった島だが、今では資源も枯渇気味で、新人の初遠征やその他諸々の事にしか使われていない。
確か最後に使われたのは……遠征を面倒くさがった望月が、わざと資源の代わりに艤装の大半を置いていったことだったか。翌日の朝イチで多摩さんに回収されててガン萎えしてたのを覚えてる。
因みに、空母と戦艦を除けば俺も含めた全員がこの島に一度は訪れている。まだ
まぁ、そんなちょっとした出来事が偶によく発生する場所に、とうとうトンデモ案件がブチ込まれようとしている訳だ。
現に俺たちは、港湾棲姫のクソデカ艤装を引っ張って『艦』娘、深海棲『艦』にあるまじき遅さで移動していた。
「何引っ張ってんの!?」
辺りは真っ暗。こんな時間に警備府近海とは言えないこの辺まで来る人に心当たりは一つしかない。『艦これ』の
こんな時間まで
「「「……」」」
だけど俺たちはそれどころじゃなかった。
港湾棲姫の艤装は当然俺のパワーではビクともしない。響が加わっても同じこと。多摩さんと陽炎、白露が加わってようやく動き始めるレベルだ。しかも港湾棲姫がコッソリ押していてコレだ。馬力が違い過ぎる……。
結果として手が空いているのは初春と菊月だけで、その二人は北方棲姫の艤装と五人分の資源を運ばなきゃいけない。
簡単に言うとオーバーワークだ。
そんな俺たちの前に、身軽な装備で現れたらどうなるか。
「良いところに! モチロン手伝ってくれるよにゃ?」
まぁ、こうなるな。
「よ……夜が私を呼んでるから! 頑張ってね!」
そう言って
あっ、ヤバい! 期待と背骨と根気が砕けそう!
「今度夜戦付き合いますから!」
「本当!?」
「えっ、ええ……」
それなりに距離あったのにほぼノータイムで俺の手を握る川内さん。魚類めいたスピードを実現するとか世界観壊れてない? 夜にだけギャグ補正かかるようになってんのか?
川内さんが参加した直後に遠征艦隊の六人目である伊58と、呼ばれた助っ人の伊勢さんが来た。
一気に負担が減ったのは嬉しいばかりだけど、俺の夜が一日潰れる形になってしまったのは流石に残念だと言いたい。
「特にそれらしいものは無いでち!」
黒い海の中でも僅かな光と
「なるほど。……続きは明日になりそうですね」
仮に俺たちが島を側面から削って海底洞窟っぽいことにしようと思ったら半月以上掛かることは間違いない。遠征終わりの多摩さんたちや、演習明けの俺は休んでても罰は当たらない筈だ。
それに、土木工事なんて妖精さんに任せておけば聖ヨゼフの螺旋階段だって一晩だろう。今は岩と資源しかない殺風景な小さな島も、北方棲姫の要望に応えた地下スペースを有する秘密基地にビフォーアフターしてくれる筈だ。絶対に妖精さんにスティーブって名前のヤツ混ざってるぞ。
「取り敢えず何も無いところですが……明日以降から色々と始めるように伝えますので」
「ソウカ」
「……」
港湾棲姫が頷く。だけど北方棲姫がまだ何か不満があるらしい。
「腹ガ、減ッタ」
……うん。
そうだね。俺たちもだよ。
今の時間は分からないけど、川内さんが警備府に居ないってことと、それから一時間は経ってるから確実に午後十時は過ぎているだろう。
先に港湾棲姫の艤装を一人で持って帰った伊勢さんと、夜戦食を補給してきただろう川内さん以外の、食に対する切実な欲望を零した北方棲姫にほぼ全員が和む。
「コラ、ホッポ……」
「あ~……大丈夫ですよ」って言って、空腹に喘ぐ事態になることは無いと励ます。
「何故ダ」と訊いてくるが答えは簡単だ。
ウチの提督は変なところで気が利くから。
「皆さ~ん! お待たせしました~!」
「「「 やったー! 」」」
噂をすれば間宮さん。空腹も相まって全員のテンションは爆上がりだ。護衛に龍田さんを就けるなんて贅沢だなぁ……。
「はい、どうぞ♪」
「アリ……アリガトウ」
「ふふ。はい、貴女も」
「感謝スル」
潮風に吹かれながら食うおにぎりが美味いなぁ……。穏やかな顔の港湾棲姫も、笑ってる北方棲姫も、こうして見てると敵性の存在だって認知されてたのが信じられない。……何故戦争が起きるか? それは美味い物が食えていないからだ。満足できる食事は心を豊かにする。つまり美味い飯は世界を平和に……
「ハッ!?」
俺は何を……。
「あっ!?」
呆け過ぎたのか、あと一口といったサイズのおにぎりが足元に落ちていた。
間宮さんがにこやかに、それでいて季節にそぐわない冷気を発しながら俺の方を見てくる。
飯が美味くて真理を見たって熱弁したら
「マタコイヨ!」と見送られて数時間。日付が変わりそうになった頃、警備府に戻ってきた。
律義にも俺たちの帰りを待っていた提督に出迎えられて、俺の永い一日が終わったと実感した。
疲れたからすぐに寝たいけど、提督が起きていたんだから仕事は頼まないといけない。妖精さんと会話できるのは提督だけだからね。例の二人の隠れ家の準備ヨロ。……これでヨシ。
……ねよう。あたまいたい。
演習の後にハプニングで日付が変わるまで海の上に居た俺は、多摩さん達と同じように休みになった。まぁ、順当だと思う。
……それなのに
「執務室に来い?」
「そうなの~。提督が昨日のことを詳しく知りたいらしいから、後で来てね?」
「……分かりました」
俺に逃げられないように龍田さんを今日の秘書艦にするとは……提督め、俺の扱い方を理解してきやがった。龍田さん怖いから今回は行くけど、折角の休日を潰された俺がいつまでも大人しくしてると思うなよ……!
そう心に決めて唐辛子で赤くなった納豆を食べる。
悍ましいモノを見る目をしてきた暁のことは努めて無視をする。
暁は
ホラ、美味そうだろ? 間宮さんから食の真理を教わった俺の飯はよぉ?
……何故目を逸らす。
朝食後、突然の休日ということもあって特にやりたいことが思い浮かばず、取り敢えずな感覚で執務室に向かう。
適当に三回ノックすると、いつものように部屋に入る。
「失礼しま……うおっ!?」
室内に入って第一歩、いきなり浮遊感!?
気が付いたら衝撃と共に床に張り付いていた。
「……」
視界には俺の今も右腕と襟を掴んだまま俺を観察するように見る龍田さん。
普段の様子からして龍田さんならまぁ、
「……やられちゃいましたね」
「……あら~。結構全力でやったのに殆ど無傷だなんて、傷付くわね~」
「ええと……提督? コレはどういうことなんですか?」
俺の危機管理能力のテスト? 最近弛んでるって?
「提督は関係無いわよ~? コレはただ、私が勝手にしたことだから~」
「……手合わせならいつでも歓迎しますよ?」
「あら嬉しい♪ でも違うのよ。スチュワートちゃん、貴女、何者?」
「……」
その言葉を聞いた瞬間、身体が硬直する。
「……」
チラリと見ると、提督も完全に固まってる。
「~♪」
視線を正面に向けると、目だけが笑ってない満面の笑みを崩さない龍田さん。
「……」
頭のなか真っ白だよ……。
主人公「
響「
雷「
電「
皆「どれを食べたい?」
暁「い、電のやつ……」
私は「
熱いご飯に↑と冷えた緑茶で、お茶漬けにするのが最近のマイブーム。
次:7/25 23:01