お待たせして申し訳ない。
最近ハイパー忙しくて投稿出来ませんでした…
4月からは落ち着くと思うんですが…
大事な伏線? を入れたので許して…
完全に持ってくる装備間違えたなぁ……
それが、さっきから魚雷を全く当てられない癖に被弾しまくっている俺の率直な感想だった。
敵の水上艦には戦艦や空母や重巡はおろか、軽巡も居なくて艦載機とかも無いし、SGレーダーがあまり仕事をしてない。しかも敵の攻撃手段の殆どが魚雷だから盾も実質機能してないに等しい。
無数に居る子供たち……もうクソ餓鬼でいいや。そいつらの攻撃を大鷹さんに通さないように被弾しなくちゃいけない。白い潜水艦の魚雷は明らかにヤバそうだから一緒に避けてるけど。
クソ餓鬼1人1人の攻撃力自体は貧弱だからコラテラルダメージとして受け入れられるんだけど、当然それも積み重なれば無視できないダメージになる。しかも数が多いから総合的な攻撃力が地味に高くて馬鹿にできない。
だったらさっさと倒せよって感じになるんだけど、魚雷がサッパリ当たらないから実質俺は大鷹さんの前に立ってるカラーコーンと大差ない状態にある。
あのクソ餓鬼の数を減らすのは風雲と岸波が頑張ってくれているけど、2人の負担が激しすぎる。
でも2人の様子を見ると対空機銃が効果アリな感じにみえる。あとは風雲が熟練見張り員の妖精さんを連れてきてるって言ってたから、多分それも重要なんだろう。
う〜ん……何にでも対応出来る様にって言うのはやっぱり傲慢なのかねぇ。
積めば積むほど動けなくなるし。
それはそうと機銃の攻撃で倒れるってさてはクソ餓鬼相当脆いな?
逃げない上に経験値を貰えないメタルスラ○ムかな?
「すみません……もう少し耐えてください」
駆逐艦2人を観察していた俺に大鷹さんが申し訳なさそうに声を掛けてくる。
「焦らないでください。まだ大丈夫ですので」
大鷹さんが焦るのも分かる。
クソ餓鬼に対して自分の攻撃が殆ど当たってないから相手の手数が一向に減らず、護衛である俺に攻撃が集中している様を目の前で見せられたら責任も感じるというもの。
でも艦載機に集中して欲しいから、大鷹さんを引っ張って避けるなんてことはしない。多分まだ中破くらいで済んでる筈だからもう少し無理が出来る。
『ウザくない? 何か良いモノ持ってないの?』
ほぼ同時に北上さんからも通信が入る。
声の様子から相当ウンザリしてるのが分かる。でも俺なんて既にイライラが4周して落ち着いてるくらいだから、北上さんも一回クールダウンしよう?
このクソ餓鬼の嫌らしいところは笑いながら素早く移動することと、数が多い癖して攻撃が全然当たらないことだ。多分北上さんは自慢の魚雷を尽く避けられたんだろう。
そして、何か持っていないかと聞かれたら―――
「ありますよ」
こう答えるしかない。嘘を吐くTPOくらいは弁えている。
普通の砲撃戦ではまずありえないような『攻撃が当たらない』というニッチな需要を満たす物を俺は持っている。
それは投擲物。クソ餓鬼の数がやたらと多いから、多分どれを投げても効果はあると思う。
但し今のシチュエーションだったら、味方に
そうなると、使えるのは発煙筒か音響手榴弾の2択か。
発煙筒はいざという時の撤退用に残しておきたいから……音響手榴弾か? 水中にブチ込めば潜水艦に特効だけど、潜水艦キラーの沖波が居る上に曰く潜水艦は1隻らしいから使っても良いのかな?
でも明らかに雑魚ですって感じのクソ餓鬼に対して、例え効果抜群だと分かってても投擲物は投げたくない。でも今の状態が続くと、クソ餓鬼の全滅より先に俺がやられて、大鷹さんに魚雷を通してしまう。
なんか負けた気がするけど、背に腹は代えられない。
他の人に耳を塞ぐように通信しようと思った矢先、俺の横を一陣の風が通り過ぎていった。
「君たちに足りない物は、それは!」
『『『ウワァーーーッ!』』』
その風の主の声と共に、今まで笑い声ばかり上げていたクソ餓鬼たちの悲鳴が聞こえて来た。
「情熱、思想、理念、馬力、初速度、加速度、運動量!」
『『キャーーーッ!』』
一つの単語が聞こえてくると共にクソ餓鬼が一人、また一人と海面に倒れて沈んでいく。
「その意味するところは! 速さが足りない!」
『アッーーーー!』
クソ餓鬼の群れに穴を開けた犯人、島風から最後に飛び蹴りを放たれたクソ餓鬼が吹き飛び、複数のクソ餓鬼を巻き込んで沈んでいった。そして島風は決め台詞と共に動きを止めた。
「支援艦隊、到着したよ!」
支援艦隊……艦隊? 1人しか居ないじゃん。
どうせ持ち前のスピードでぶっちぎってきたんだろうけど……うん、少なくとも艦
「ありがとうございます。見ての通り水上の深海棲艦、そして潜水艦は未知の相手です。気を付けてくださいね」
「当たらなければどうということはないよ! 当てられるとも思ってないしね。だって私、早いもん!」
そう言ってまた凄いスピードで突っ込んでいった。
自分のスピードに自信を持ってるからこそ言える言葉だからか説得力がある。でも死亡フラグにしか聞こえないのは俺がおかしいからか?
そもそも、元から快速なのに更に
そのせいで火力は控えめになったけど、今の相手のクソ餓鬼は攻撃が当たりさえすれば大した耐久力じゃないらしく、そんな速度全振りの島風の攻撃で次々と沈められていく。
やってることは単純。ちょこまかと動き回るクソ餓鬼にそれよりも早いスピードで距離を詰めてはゼロ距離射撃。
距離を詰めれば誰だって砲撃を当てられる。問題はクソ餓鬼が矢鱈と素早くて距離が詰められないことだったんだけど、こんなに丁寧にゴリ押すようなヤツがあるか!?
多分『艦これ』的には風雲と岸波がやってるように上級見張り員の妖精さんと機銃で弾幕を張るように攻撃するのが正解だと思うんだけど……
「納得いかねぇ」
まさか速度全振りなんて一見してクソビルドに見える装備群に需要があるとは思わなかった。
『潜水艦が逃げて行きます!』
『『『キャーーー!』』』
突然、沖波から通信が入ったと思ったらクソ餓鬼が蜘蛛の子を散らすように逃げ始めた。生物的本能なのか、
「どーも! 支援艦隊到着です! ……1人フライングしてますけど」
支援艦隊が来たことで数の利が消えたからか。
青葉さんがカメラで早速沈みかけのクソ餓鬼を写真に収めている。あわよくば未知の潜水艦も沈めてから引っ張り上げて写真に収められるように、支援艦隊には
『ちょっと何よコレ! この辺、爆雷多すぎてまともに動けないわ!』
……相当ご立腹らしい。
沖波と大鷹さんの艦載機がばら撒いた爆雷で海中がマインスイーパーみたいになってるらしい。逃げた潜水艦も潜水艦だよ。よくそんな状態で逃げたよ。
「ご、ごめんなさい。妖精さんに言って何とかしてもらいますね!」
「みんな、お願いしますね」
なんと、妖精さんの手に掛かれば不発弾のように思える爆雷も海底資源、もとい資材に早変わりらしい。原理は知らない。
でもそうやって資材として生まれ変わった物をまた俺たちが調達することになるのは面倒だけど、結果的には自給自足みたいになってるから……凄いクリーン! 艦娘と深海棲艦は地球に優しい戦争してるぜ。
「どうするの? 追う?」
「そうですね~……情報は持ち帰りたいですよねぇ。被害状況はどうですか?」
青葉さんが訊いてくる。
他の人たちは小破や中破で済んでるみたいだし、俺も大破寄りの中破くらいで留まってるように思う。
ここで誰か1人でも大破ですって答えたら多分撤退になるんだよなぁ……
殆どを島風と風雲と岸波が対処したクソ餓鬼の情報だけでも持ち帰ることは出来るけど、肝心の潜水艦を逃がしたくはない。
それに実際に消耗してるのは駆逐艦4人と北上さんだけで、大鷹さんはまだ余力どころかほぼ全力残してる感じだし……進んだ方が良さげな感じがする。
「私も精々中破よりの小破くらいですねぇ」
だから嘘を吐いた。
『如何にも余裕です』ってアピールも忘れない。
でも支援艦隊に峯雲は居ないから艤装の応急処置も出来そうにないし、大人しく支援艦隊の誰かと交代させて貰って補欠になろう。
「天龍さん、よろしくお願いします」
「おうよ。後は任せとけ」
やっぱり頼れるイケメンの天龍さんだよね。
艦これ世界だけど『艦これ』じゃないから出来るアレコレは多い。岸波かわいいよね
狭霧はPT小鬼群に特効持ってる。
・島風
大湊のイロモノその②。
最大の敵は他所の島風と
早さを活かして様々な役割を持てる。
PT小鬼からしたら
加速しまくった飛び蹴りの威力は殺人的。
連装砲ちゃんは重たいのでお留守番。
余計な
「早さを一点に集中させて突破すればどんな分厚い塊であろうと砕け散るっ!」