とある転生者の番外図書(アウターズブック)   作:変色柘榴石

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番外観察
「彼は所謂メタ視点役だね。知る立場と知らぬ立場の人間が共に主人公と言うことだ。日野ひなたが一極、古城聖刃が多様性のあるデバイスであることにも注目だ」


2.古城聖刃

古城聖刃(ふるきせいば)

 

 海鳴市内で高町家よりも少し大きい日本家屋に住む金髪碧眼の少年。

 デバイスはナイト・セイバー、クラレント・セイバー、クラウディウス・セイバー。

 転生者で、前世は学生だったらしく学力はそこそこ。転生学力チートなんてなかった。

 日本人の父とイギリス人の母を両親に持つハーフで、転生当初の自分を取り巻く環境に些か混乱していた。両親には隠せないと思い、自らが転生してきた存在であることを告白。それでも変わらぬ家族に感謝しきれない思いがある。

 聖刃本人の能力としてはほとんどの部分で母親の血が色濃く出ており、父の家事の才能も受け継いでいるものの、両親……特に父親はフラグ体質とか巻き込まれ体質であるが故に、その部分まで受け継いでいるという難点があり、師として仰ぐ少女を連れて来た際には一悶着あった。

 転生当初の願いは「原作介入」、今現在は周囲の環境故に決め兼ねている。

 

・一期後

 イギリス人ハーフの転生者。PT事件を終え、そこはかとない複雑な思いのまま二期に突入。改めて自分のいる世界が想像以上に普通とはかけ離れていることに悩むも「いつものことか」と一蹴。主に精神が鍛えられた模様。

 強敵ギアナイト(正宗)との死闘の末に勝利し、少しは師に認めてもらえたかと期待半分でいたところに「技と“鞘”に頼り過ぎだ」と一蹴され、尚且つ修行が次の段階へ厳しくなった。心中でデス仙人と呼ぼうか検討中。

 師である巡にオリ主らしく助ける方法=魂の移し替えを提案するも、事件後それを保留。結果、師の手によりプレシアは完治。アリシアに関しては、死人に対し思うところがあったのかクロノ達と共にアルトセイム地方の墓地に埋葬した。

 

 

・神託

『型月に存在するセイバークラスのデバイス化』

=五次セイバー、赤のセイバー、嫁王

『SSSランク魔力の才能』

=生まれた当初はBランク相当の魔力から

『古代ベルカ式』

=母方の先祖にベルカ王家の血筋があるらしい?

 

・バリアジャケット

頭:髪一本縛り

上半身:蒼い服(五次セイバー戦闘服)

鎧:銀鉄の大鎧(赤のセイバーの鎧)

下半身:赤い腰マント(EXTRA赤セイバーの赤いスカート部分)

 

 

 ナイト・セイバー

使用者:古城聖刃

 

『騎士の王剣』。インテリジェントデバイスに勘違いされがちだが、実は有人格型アームドデバイス。母親のインテリジェントデバイス『エクスカリバー』のAIをアームドデバイスのAIとして使用。

 デバイスである他、聖刃の幼少時代では教育係として共に過ごしてきた。

 教育面は心を担当。

 生真面目で曲がったことは許せない正義感の持ち主で、騎士然としている様子は『騎士の王剣』の名に相応しいAI。

 愛称は『ナト』

……が、転生者観点で言えば神託の結果その1。

 三機のデバイスの中で最もポピュラーな両刃長剣型で、『stay night』の顔である人物の代名詞だけあって斬撃型砲撃魔法を多く登録している。

 意外に尖った系統魔法だが、神託代償による魔力資質とベストマッチしている。

 代名詞魔法は無論『黄金一閃(エクスカリバー)』。

 SLBのような収束とまでは行かないものの、周辺魔力残滓と自分の魔力をありったけ叩き込む最大にして最終魔法。

 

・スタンバイモード

鞘に入った剣型のキーホルダー

この状態でも僅かながら回復機能がある。

他二機のスタンバイモードも同様。

 

・デバイスモード

煌びやかな装飾の剣と鞘のワンセット。

姿そのものは『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』と『全て遠き理想郷(アヴァロン)』そのまま。

 

・アヴァロン

シグナムのレヴァンティンの鞘とは違い、スバル・ナカジマのマッハキャリバーとグローブのようなワンセット式の無人格アームドデバイス。

納刀状態の剣を中心に数百以上のパーツへと分割展開する『妖精壁』と、片側展開によって片手盾になる『堅城壁』、納刀状態のままの剣を大剣として扱う『騎士王大剣(レアケース)』がある。

 

 

 クラレント・セイバー

使用者:古城聖刃

 

 ナイト・セイバーと同様にクラレント・セイバーも有人格型アームドデバイス。母親のインテリジェントデバイス『エクスカリバー』のフレームの一部を素材に形成されており、実質上『エクスカリバー』の後継機となっている。

 ナイト・セイバー同様、聖刃の教育係であったが、どちらかというと兄弟子のような関係になっている。教育面では体を担当。

 基本AIはナイト・カリバーとは正反対な性格であるものの、それなりに筋を通す気質。言うなれば義理堅い不良とかスケバンとか。

 愛称は『クラー』

……で、例の如く神託の結果その2。

 丸みを帯びたクレイモアタイプの大剣で、ナイト・セイバーの刀身が黄金に輝く半面、クラレント・セイバーの刀身は銀色に輝く……が、登録魔法使用時は赤黒い稲妻が(ほとばし)る。

 登録魔法の殆どはカウンター型。相手の攻撃を受けて吸収し、強化や反撃に使うのが主な運用方法。必然的に接近戦となる聖刃にとっては、ある意味で『盾』ともいえる。

 その中でも『我が憎き怨敵への反撃(クラレントブラッドカウンター)』は受けた攻撃の威力と制度に聖刃の魔力を上乗せして返す最大のカウンター攻撃。

 その運用方法から、クラレント・セイバーのデバイスフレームには、ひなたのレオブロウのナックルスピナーと同様の素材が使われている。

 

・デバイスモード

クレイモア型の大剣。

鍔と刀身はそこまで広くないものの、剣自体そのものは大きい。

 

・コールブランド

元ネタは『境界線上のホライゾン』から双剣状態の『王賜剣一型(エクスカリバー・コールブランド)』。

一見、ナイト・セイバーとクラレント・セイバーを両手に持っただけに見えるものの、デバイス間でデータリンク。魔力斬撃用の魔力譲渡のやりとりが交互に行われている。

 

 

 クラウディウス・セイバー

使用者:古城聖刃

 

 聖刃が五つの誕生日と共に、鍛錬第一部をやり遂げた褒美として、ひっそりデバイスマスターの資格を取っていた父親からプレゼントされたインテリジェントデバイス。

 他二機とは違い、完全に新規パーツから作成された新品のデバイスで、基本AIの元となった人物は資格獲得の時に知り合った少年の婚約者らしい。

 教育面では第二段階である技を担当。

 尊大で我儘で、人間にしていたら浪費癖があったであろう性格だが、その根っこは犬気質。褒められたら絶対尻尾を振っている……ように感じるらしい。

 芸術品には目が無く、本編中でもギアナイトの月明かりに照らされた姿を見て「家に飾りたい」と言っていた。

 愛称は『クラウ』

……言うまでもなく神託結果その3。

 形状は『EXTRA』の赤セイバーの剣を参照。似ても似つかないが、かなり歪にした赤黒いフランベルジュと表されるのかもしれない。

 登録魔法は良くも悪くも変則的。強いて言うならプラズマランサーが一番近い魔法と言える。

……要は魔力刃を飛ばす魔法や、その他型に嵌らない魔法が多く登録されている。

 その中でも一際目立つのが、自身以外の魔力に大きな負担を掛ける『招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)』という結界魔法である。

 相手の魔力に負荷をかける他、大気中の魔力素をクラウディウス・セイバーを介して魔力を回復し、自身を強化することが可能となる反則空間。

 しかし、発動条件にバリアジャケットの一部パージ。クラウディウス・セイバー以外が使えなくなるという点があり、さらに魔力刃投擲魔法も一部使えなくなる。言ってしまえば『近接限定短期決戦劇場』となるのだ。

 

 尚、元の大剣は隕鉄を使っているが、デバイスフレームが既製品であるかどうかは定かではない。

 

・デバイスモード

前述のとおり『EXTRA』の赤セイバーの剣を参照。かなり歪にした赤黒いフランベルジュと表される他無し。

尚、デバイスの魔法自身に特性が集中している為、モードチェンジはオミットされている。




番外観察
「ちなみに彼の実家は、そこそこ大きな武家屋敷だ。モデルになった作品の武家屋敷よりかは小さいけどね」

「あ、少しだけ修正したよ。すまんね」
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