全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく   作:クリス&シェリー全力投球

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※コナンオリ主ハーレムものです。原作&CP&キャラ崩壊してますのでご理解くださいm(__)m
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39話

<白銀偵光side>

 

 

 俺は、怜子さんを庇う為に飛び込むと、左腕に痛みが発生した。ちっ、ナイフで切られたか。狙いは怜子さんだったか。犯人をどうにかしねえと・・・・。

 俺は庇ってて動けないから、どうするか・・・

 透も小山内さん庇ってて動けないし、この手を使うしかないか! 犯人の位置はあそこらへんか・・・よし何とかいけるか。

 

「怜子さん! 悪いけど携帯借りるよ!」

 

「ちょっと偵光! 急に何なのよ! ビックリするじゃない!」

 

「ごめんけど、今はちょっと余裕ないから後にしてもらえるかな!」

 

 俺は怜子さんの言葉を遮り、犯人のいる方向に向かって怜子さんの携帯を投げつけた。

 すると、ドンという音がした後に、走りさっていく音が聞こえた。

 何とか犯人に当たったみたいだな。安心していると、電力も回復して、ラウンジ内が明るくなり、辺りの様子を確認していると、小山内さん達の安全を確認していると、怜子さんが話かけてきた。

 

 

「ちょっと、さっきのは何だったのよ・・・って、偵光、左腕怪我してるじゃない! もしかして、さっき私をかばって・・・」

 

「あはは。かすり傷だから大丈夫だよ。包帯持って来てるからそれで縛ってれば血は止まるから心配しなくていいよって言っても無理だよね」

 

「当り前じゃない! ちょっと待ってなさい!」

 

 怜子さんはそういい、ラウンジのテーブルにある俺のカバンを取りに行き、包帯を取り出して俺の傷口の手当を始めた。

 

「まったく、アンタはいつも無茶するんだから。

 心配するこっちの身にもなりなさいよ。米花シティービルみたいなことはもうやめてよね」

 

「分かってますって。あら? お前も怪我とは珍しいな」

 

「うるさい。お前には言われたくない。犯人が秋庭さんを狙った後すぐに、小山内さんを狙ってたからそれを庇ったんだ。小山内さんには怪我一つない。蘭さんとコナン君も無事だ。

 あそこで固まってもらってるし、犯人はお前の機転で、逃げたみたいだから大丈夫だろう。それに、すぐに目暮警部達がここに戻ってくるだろう。秋庭さん、携帯です、どうぞ。

 それとお二人の仲を邪魔して申し訳ないのですが、僕の手当もお願いできますか?」

 

「お二人の仲って何なのよ! って安室さんも怪我したのね。偵光と同じでかすり傷みたいね、分かったわ。

 偵光のは終わったから、すぐに手当するわね」

 

「ありがとうございます。それと偵光、手当が終わったなら・・・」

 

「ああ、分かってるよ。向こうで蘭ちゃんがすごい心配そうな顔でこっち見てるし、コナンは話したそうにしてるから行ってくるよ。

 怜子さんのこと頼むわ。怜子さん手当ありがとう。助かったよ」

 

「お礼は今度買い物に付き合いなさい。私こそ助けてくれてありがとう。

 事件が解決するまで絶対無茶しちゃだめよ。早く、蘭ちゃんの所に行ってあげなさい」

 

「了解ですよっと」

 

 俺はそういい、蘭ちゃん達のとこへ向かい話しかけた。

 

「蘭ちゃん達も無事で良かったよ。小山内さんも大丈夫ですか?」

 

「ええ。安室さんが助けてくれたから、無事よ。白銀さんは包帯巻いてるけど大丈夫なの?」

 

「かすり傷ですから大丈夫ですよ。今の所は犯人に狙われる心配もないですし、俺と透が何があっても護るので安心してください」

 

「え、ええ。ありがとう」

 

「蘭ちゃんとコナン君も大丈夫かい?」

 

「うん。僕は何ともないよ!」

 

「私は何ともないけど、お兄ちゃんこそホントに大丈夫なの?」

 

 蘭ちゃんは心配で泣きそうな顔で俺の手を握ってきた。

 あらら、蘭ちゃん泣きそうになってるじゃねえか。女の子の泣き顔って昔からマジで苦手なんだよな。蘭ちゃんの頭を撫でながら

 

「こら! 全然元気だから泣きそうな顔しないの。米花シティービルの時と比べてちゃんと意識もあるしこうしてお話できるでしょ? 

 だから、心配しなくても大丈夫だよ」

 

「うん・・・あの時みたいのはもう嫌だよ。お兄ちゃんがいなくなったら・・・」

 

「はいはい。いなくならないから大丈夫。蘭ちゃんともいなくなったりしないって約束したでしょ? 

 俺ってこうみえても、その約束だけはちゃんと守ってるんだよ。無茶しないでって約束とかはよく破っちゃうけど、いなくならないって約束だけは生まれてからずっと破ったことないから、心配しなくても大丈夫。な、透、怜子さん」

 

「何、蘭ちゃん泣かしてるのよ、アンタは。どうせまたバカなことでも言ったんでしょう。それとも変な事でもしたの?」

 

「痛いんですけど、怜子さん。抓りながら怖い目で言うの辞めて欲しいんですが・・・。ってか見てないで助けてくれよ、透」

 

「俺は知らん。自業自得だ。蘭さん、このバカになにか変なことされませんでしたか?」

 

「お前まで酷い言いようですね! 幼馴染に対してもう少し優しくしてくれても良いんじゃないでしょうか!? 事務所や会社のみんなの優しさが最近圧倒的に足りないんですが! 

 そんなに虐められると家帰って泣くよ!? ってかもうお家帰る!」

 

「外に出られない状況なのに、バカなのアンタ? 帰れるならとっくに帰ってるわよ」

 

「外に出る方法が無いのに、バカなんですか? 帰れるならもう帰ってますよ」

 

 ははは。二人の容赦ない言葉が俺の心に突き刺さってくるぜ、ちくしょう。コナンと小山内さんなんか目が点になってやがるじゃねえか。

 蘭ちゃんは、もう少しだな。

 

「うわーん。蘭ちゃん! 二人が俺のことめっちゃ虐めてくるんだけど。虐められすぎて泣きそう! 助けて、蘭ちゃん!」

 

「ふふふ。お兄ちゃんたら全然泣きそうにないじゃない。それにお兄ちゃんには良いクスリだと思うよ。

 お兄ちゃんって事務所でも、いつもこんな感じなんですか、怜子さん?」

 

「ええ、そうよ。事務所ではもっと賑やかな方よ。

 それに、安室さんや美和子達から聞いた面白いエピソードもいっぱいあるからお手洗いに行きながらでも教えてあげるわ。蘭ちゃん、小山内さん、一緒に行きましょう。

 手を洗ってくるだけだから、偵光達はここで待ってなさい。美和子もすぐ来るでしょうから、そこで合流して行くから心配しなくても大丈夫よ。さっき起きたことも説明しておくわ。

 さあ、行きましょう、蘭ちゃん、小山内さん」

 

「え。ええ」

 

「分かりました。お兄ちゃん、安室さん待っててくださいね。コナン君も待っててね」 

 

「う、うん」

 

「3人ともお気をつけて」

 

「ありがと、怜子さん。助かるよ」

 

 そうして3人は、慌ててラウンジに入ってきた美和子と一緒にお手洗いに向かった。怜子さんの空気読みにはホント助けられるな。

 今度マジでちゃんとしたお礼しよう。事務所と会社のみんなにもお世話になりっぱなしだからな。ホントたくさんの良い人達に恵まれてるよ。

 さてと、今のうちに犯人についての情報共有でもしておきますかね。毛利さん達や、怜子さん達が戻ってきたらできないし。

 

「透も、ありがとな。蘭ちゃん元気づけるのに助かったよ」

 

「いえいえ。偵光とは付き合い長いですから、だいたい考えてることはすぐに分かります」

 

「付き合い長いと、その辺は良い点なのか悪い点なのか考えものだよな。って、コナンどうした?」

 

「さっきのやりとりわざとだったの?」

 

「いいや、本気。透と怜子さんいつもどおりのマジな反応だったし」

 

「ええ。思ったことを言ったまでです。演技の部分は、偵光が蘭さんに泣きついてた所ぐらいですね」

 

「おいおい、マジかよ・・・。相変わらず、白銀さんの周辺って、白銀さん含めてとんでもない人が多いよね」

 

「俺は割と真っ当って思ったらダメなんだろうな。ってか、犯人についてなんか絞れたかコナン?」

 

「いいや。白銀さん達はもう犯人が誰か当たり付けてるよね? さっきの対応も速かったし、ここにきてからの動きがそんな気がしたから」

 

「おや、鋭いですね、コナン君。犯人は絞れてるのですが、証拠をまだ掴めてないんですよ。

 証拠さえ掴めれば捕まえるように動けるのですが・・・」

 

「さっき襲われてる時にも、対処はしたが、確証を掴むには今この場で調べられないからな。

 ちくしょう、こうなるなら鑑識セットも持ってくるべきだったか?」

 

「鑑識セットって、もしかして博士の発明品? それで何を調べたら確証を得れるの?」

 

「なるほど。秋庭さんの携帯に付いていたストラップの繊維ですね。それが衣服から出てきたら、このラウンジにいたことがバレてしまいますからね。

 僕と偵光は手でしか触ってないので、衣服から出でくることは無いですし」

 

「白銀さん、そこまで考えてて投げたの?」

 

「とっさに投げれるものが無かったからな。ジュースとか飲んでたならそっち投げたんだが。

 ん、待てよ。コナン、ジュースはどうした? 蘭ちゃん達のはテーブルに置きっぱなしになってるな」

 

「そうだ! 半分以上残ってて、ラウンジの外に出ようとして蘭姉ちゃんに見つかって、地面に置いたんだよ。そのすぐ後に停電になって・・・・

 そう言えば、犯人が逃げる時にジュース缶を蹴った音がしたんだ! ジュース缶は・・・・あったよ! 中身がほとんど無くなってるから、犯人が蹴って逃げたのは間違いないよ!」

 

「それなら犯人のズボンのすそは濡れてますね。ただ、濡れてるだけだと逃げられる可能性がありますね・・・どうしますか、偵光?」

 

「そうだな。コナンのジュースの件で、その犯人のズボンの裾が濡れていたら確実だがっと、いや確定だな。

 美和子に今メール送って確認してもらったら、犯人のズボンの裾のみ濡れてたそうだ。これであとは・・・」

 

「お前いつの間にメールなんか送ったんだ。昔からこういうことになると異常な行動力を示すよな」

 

「ちょっと、待ってよ。僕にも犯人を教えてよ! 二人だけで話進めていて全然分からないんだけど!」

 

 俺は周囲に誰もいないことを確認し、コナンと透に説明し始めた。

 

「ああ、そうだったな。犯人は沢木公平さんだ。動機も合わせて説明するぞ。動機は一つのことに起因するが、その前に、沢木さんは味覚障害だ。

 その味覚障害になった原因ってのが、小山内さん、辻さん、旭さんにあって、あとは予想になるが、仁科さんってとこだろうな。

 小山内さんは、3ヶ月ほど前に、沢木さんの運転するバイクと接触事故を起こしそうになり、沢木さんのバイクが転倒して、それが怖くなって逃げ出したそうだ。

 その事故の後遺症とストレスが原因で、ソムリエとしての道を諦めることになり復讐をって感じだな。ウチの所員達が調べて裏も取ってるから間違いないな。

 味覚障害についても、さっきワインセラーに入った時にあの人、調味料の棚の前で香辛料舐めて何も反応してなかったから間違いないはずだ。それ以外の人達については、数字になぞらえて他の人が犯行をしたようにカモフラージュするために襲ったり集めたってとこだろうな。

 ただ、その沢木さんにも、俺達っていうイレギュラーがいたから、なりふりかまってられなくなってるってとこだな。俺達は旭さんが独断で呼んでたゲストで沢木さんにも知らされてなかっただろうしな」

 

「なるほど。俺達はまんまと犯人に村上が犯人だと思いこまされてた訳なんだね」

 

「そうだね。それとコナン君、僕たちは村上がもう殺されているってのも知ってたんだよ。沢木さんと会った以降消息が掴めず、山奥で遺体となって発見されたらしいよ。

 ちなみにこのことは、偵光がすでに目暮警部達にも伝えていて、犯人についても教えていて、実際に行動を起こしたところを確保するって話になってたんだが、さっきみたいに上手くいかないってのがよく分かったよ」

 

「だなー。俺と透が狙われるならすぐに対処できるんだが、他の人が狙われたら護るので精一杯で後手に回るからな。

 俺の予想では、小山内さんの殺しも失敗したし、次仕掛けてくるとしたら、全員揃ったところで爆弾爆破させてこのアクアクリスタル崩壊させるとかかな?」

 

「偵光がそれ言うと、マジでシャレにならなくなるからやめろ」

 

「あはは。とんでもない人たちだね。白銀さんも安室さんも。そこまで掴んでるとは思わなかったよ。

 いやむしろ、白銀さん達だからこそ、そこまで先を読んで行動出来るってとこかな。白銀さんと安室さんのバッグが大きかったのは、そういうことが起こっても対処できるようにする為だったんだね」

 

「ああ、そうだよ。っと・・・おや」

 

「げっ・・・」

 

 ん? コナンと透どうしたんだ? 俺の顔見て・・・なんも付いてないよな。気にしても仕方ないか。

 

「当たり前だろ。こういうこと想定して対策しておかないとうるさい連中が多いんだよ。特に俺の親と幼馴染連中と、あとは怜子さんとかな。まあ、対策しておいても意味ないことが多いからいつも怒られるんだけどな。

 だいたいクリスや美和子、怜子さん達は心配症すぎるんだよ。そんな怒ってばかりだと、嫁の貰い手がいなくなるぞっと・・・って誰だよ、俺の左腕掴むのは。そこ怪我して痛いんだが・・」

 

 振り向くとそこには、

 

「あはは・・・」

 

「へー、誰の嫁の貰い手が見つからないですって?」

 

「怪我したからって聞いて、心配して急いで怜子さん達と戻って来たっていうのに、何話してたのかしら?」

 

「随分と楽しそうな話をしていたようだね。僕にも詳しく教えて欲しいんだけど良いかな?」

 

 苦笑いしている蘭ちゃんと、ものすごく笑顔なのに怖い、怜子さん、美和子、白鳥刑事がいた。

 ってか怜子さんが左腕掴んでるのね。結構痛いんですよ? そう言っても怒られそうですね。透とコナンの反応は、この人達が戻ったのが分かったからかちくしょう! 分かってたなら教えてくれよ!

 ああ、これ絶対死んだわ。

 俺は冷や汗を流しながら、その場に正座するのだった・・・・




次は、土曜日ごろに更新できたら良いなと思っておりますm(__)m
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