全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく   作:クリス&シェリー全力投球

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※コナンオリ主ハーレムものです。原作&CP&キャラ崩壊してますのでご理解くださいm(__)m
 
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46話

<偵光side>

 

 客のピークが終わり、夏美ちゃん達が休憩に行ってから、ユキさんと二人で店をまわしており、厨房でのんびりしていた。

 いやあ、さっきまでの客の多さが嘘のようだな。今は店内に二組の客しかおらず、のんびりと接客できている。いつも、このぐらいなら楽なんだけどな。オーダーも入ってこないから、新しい客も来てないな。

 ってか、ユキさんだけで回せるんじゃないか? あの人マルチタレントが本職のはずなんだけど、今も店で働いてるの?ってぐらい、すごいんだけど。タレント業の合間にサマーライトも手伝ってもらうかなー。

 仕事に余裕がある時だけだけど。瑞紀ちゃんも、イレイナさんも料理とか普通にできるし、店を合間に手伝ってもらうようにしようかな。探偵業の方も、イレイナさん、瑞紀ちゃんの頭の回転の速さは助かるからな。

 桜子ちゃんの方は、事務仕事と店の仕事をメインに覚えてもらって、マネジメント関係もやってもらうようにしてもらおう。

 ホント、優秀な人材が一気に三人も増えて嬉しいんだけど、俺の死亡フラグが乱立されやすくなったんだよなぁ。

 瑞紀ちゃんは、快斗君が変装してる姿だし、怪盗の仕事とか近くでされたら絶対他にも事件起きるよ? 

 快斗君のスペックは事件解決できるぐらいあるし、さらに鍛えて頑張ってもらおう。師匠からも面倒見てくれって頼まれてたし。

 イレイナさんの方は、どうしてウチの事務所入ったか分かんないんだよなぁ。予想では、黒の組織の幹部ラムからの命令って所が一番可能性ありそうなんだが、俺をどうしたいのかが読めないんだよな。てっきり暗殺しに来たのかと思ったが、そんな雰囲気は無いしな。俺の事を探ってるって感じはあるけど、全然踏み込んでこないし、ってかむしろ警戒されてる気がするんだよな。何かしたっけ? イレイナさんに付きっきりで仕事教えてあげてるだけなんだけどなー。

 そのおかげで、クリスの機嫌はすごく悪くなってるんですけどね! イレイナさんといると、凄い冷めた目で見られるんですよ!あんな目で見られ続けたらメンタルやられるんですよね! おそらく心配してくれてるんだろうけど、無言の圧力が凄くて怖いんだよ! 

 こりゃあ、どっかで機嫌取らないと不味いかな。それはおいおい考えよう。

 今はそんなことよりも、新一君が暴走して素顔とかを曝さないように動かないといけないんだよな。哀ちゃんから、絶対にバレないようにしてって頼まれたし。哀ちゃんの方は、俺がコナンに変装させたからバレる心配はないんだが、新一君の場合は黒衣の騎士の仮面取ったりしたらバレるからなー。仮面は取るなって釘刺したから大丈夫だと思いたいが、心配なんだよな。

 事件とか起こったりしたら、絶対仮面取るよね、あの子? 学園祭だから事件は流石に起こらないと思いたいんだが、俺と新一君がこの学校にいるからな。八割がた何か起こりそうな気がする。事件なんて起こらなくて良いのに、どうして俺が出かけたりしたら事件が起こって巻き込まれるんだよなー。

 あれ? もしかして、俺の方が事件を呼び寄せてる? ははは、まさかねー。うん、ないない。俺は平和に暮らせるのが一番なんだ!

 

「何、ボーっとしてるのよ?」

 

「いひゃいよ、ユキさん。どうひたの?」

 

「あら、白銀さんのホッペ凄くプニプニね。これはなかなか癖になるわね・・・って、こんなことしてる場合じゃなかったわ。

 新しいお客が来てオーダーが入ったのよ。サンドイッチセットとケーキセット一つずつよ。あそこのカップルさんね。凄い美男、美女よ」

 

「カップル? あの人達は、この学校の教師だね。ほら、生徒達に先生って呼ばれてるし。サンドイッチセットとケーキセットね。すぐに作ったら俺が持ってくよ」

 

「ホントだわ。先生だったのね。良いの? 私が持って行こうか?」

 

「大丈夫だよ。ユキさんはゆっくりしてて」

 

 あのカップルって変装してる、透とクリスじゃねえか。俺と目合って驚いてたし、こっちはすぐに気づいたぞ? ってか、俺が店にいるってそういや言ってなかったわ。クリスと透に伝え忘れてたの今思いだしたわ。

 これ、後で俺の方が怒られるパターンじゃない? 怒られるの嫌だなぁ。特にクリスは最近家でも怖いんだよな。組織関係でピリピリしてるっぽいし、キュラソーが俺の近くにいるもんだから余計に気が気じゃないんだろうな。

 

「何見惚れてるのよ?」

 

「見惚れてないよ。知り合いかな?って思ったけど人違いだったよ。って、どうしたの、ユキさん?」

 

「白銀さんってああいう人の方がタイプなのかな?って思っただけよ」

 

「タイプ? うーん、ユキさんの方が俺は美人だと思うけどね。サマーライトの制服姿も似合ってるし。よし、完成♪ 

 それじゃあ、持って行ってくるね」

 

「ちょっと! ・・・・急にそんなこと言われるとビックリするじゃない。これにみんなやられていくのか・・・危険だわ。私はまだ負けないわよ・・・」

 

 俺は小声で何かを言っていたユキさんを背に、透たちの所へ料理を運んだ。すると、女性の方が話しかけてきた。

 

「あら? 随分と仲良しで楽しそうですね♪」

 

「お待たせしました。サンドイッチセットとケーキセットになります。笑顔なはずなのに目が笑ってませんよ、お客様? ってか、何してんだ、こんな所で」

 

「それはこっちのセリフよ、ねえ、透」

 

「そうですね。お前が帝丹高校の学園祭で働いてるって知らなかったんだが?」

 

「あははー。伝えるの忘れてました、ごめんなさい。ってか隠す気ないのね」

 

「偵光には変装した姿を見られたら、すぐにバレるんだから誤魔化すだけ無駄よ。今店にいるのは、ユキと二人だけみたいだけど、他にもいるの?」

 

「夏美ちゃん、イレイナさん、瑞紀ちゃんの三人は今休憩に行ってるよ。三人が戻ってきたら、俺とユキさんが休憩に入る予定。14時から蘭ちゃんの劇が始まるし、それまでは色々学園祭を周る予定なんだよ。

 って何だよ、その顔は」

 

「ふーん。保護者様を置いて自分は、可愛い女優さんとデートって訳ね。羨ましいわね、透」

 

「ええ、そうですね・・・・」

 

「デートじゃなくて休憩な。ったく、そんなことをわざわざ言いにきたのか?」

 

「分かってるわよ。偵光が可愛いからついつい虐めちゃうのよね。

 私達はただの気分転換とちょっとした調べものよ。その調べものについては・・・」

 

「聞くつもりねえよ。ってか、聞いても教えてくれないの分かってるからな。料理食べてゆっくりしていってくださいな。俺はそろそろ持ち場に戻るわ。これ以上話してると、ユキさんに怒られそうだし。

 それじゃあ、お客様、ごゆっくりとお召し上がりくださいませ」

 

 俺はそういい持ち場に戻り、透達が食事を終えて会計を終えて出て行くのを見送ると、入れ替わりで夏美ちゃん達が店に戻ってきた。ありゃ? 蘭ちゃんもいるな。

 

「あ、先生! 蘭さん達と一緒にお茶したいんですけど良いですか?」

 

「三人とも学園祭しっかり楽しめたみたいだね。うん、構わないよ。蘭ちゃんもいらっしゃいませ。五名様ですね。こちらの席にどうぞ」

 

 夏美ちゃん達を席に案内すると、ユキさんが水を持ってきてくれた。

 

「ありがとう、ユキさん」

 

「はい、どうぞ。蘭ちゃんも久しぶりね。夏美さんったら色々買ったのね。ぬいぐるみまで売ってたの?」

 

「お兄ちゃん、急にお邪魔してごめんなさい。ユキさんもお久しぶりです。お元気そうでよかったです」

 

「そうなんですよ♪ 先生とユキさんにもお土産ありますよ♪」

 

「ありがとう、夏美さん。蘭ちゃんは知ってるけど、そちらは初めてだったわよね。岳野ユキです。

 元アースレディースで、今は、そこにいる白銀さんの会社でマネージャー業やったりタレント業やったり色々なことさせて貰ってるわ。よろしくね」

 

「俺も初めまして。白銀偵光です。職業は探偵やったり、会社の社長したり、サマーライトのヘルプやったり色々しています。よろしくね」

 

「初めまして! 私は鈴木園子って言います! ちょっと蘭! 白銀さんってめちゃくちゃイケメンじゃない! しかも岳野ユキまでいるし、凄いわね! こりゃあ蘭が・・・わぶっ!」

 

「ちょっと、園子! お兄ちゃん達に迷惑かけちゃだめでしょう! ごめんね、お兄ちゃん」

 

「ははは。大丈夫だよ。園子ちゃんも蘭ちゃんも楽しそうにしてるから良かったよ。ね、ユキさん」

 

「そうね。そういえば、蘭ちゃん達は劇するんじゃなかったの?」

 

「14時から開始で、少し時間があったので園子と周ってたら夏美さん達と一緒になったんですよ」

 

「そうだったんだね。それにしても夏美ちゃん、たくさん買ったね。これ全部売ってたの?」

 

「はい♪ ぬいぐるみもたくさん種類ありましたよ!」

 

「マジで!? 俺も後で色々見て買ってこようっと。やっぱりこういうお祭りって楽しまないと損だよね。

 いつも買いすぎて、たいてい誰かに怒られるんだけどついつい買いすぎちゃうんだよね」

 

「夏美がたくさん買ってたのは、白銀の影響だったのね。夏美がこの状態だったから凄く注目されてたのよ」

 

「そうですねー。夏美さん、目キラキラさせて凄く楽しんでましたし、なかなか言えなかったんですよ」

 

「そんなに目立ってましたか? うー、すみません」

 

「遠慮せずに楽しめるのが一番だよ。俺もここの学生の頃、好き放題してたしね」

 

「え? お兄ちゃん、ここの卒業生だったの!?」

 

「そうだよ。俺と透、美和子に由美は高校ここだしね。学園祭も劇やったりしたんだよ」

 

「ちょっと、それ初耳なんだけど、白銀さん。どんな劇したのよ?」

 

「ああ、私知ってます! イケてるお姫様と囚われの王子様って劇ですよね! 

 前に由美さんから教えてもらって、実際にその劇見たいなってずっと見てみたいなって思ってたんですよ! 由美さんはタイトルと先生が主役だったことしか教えてくれなくて」

 

「お兄ちゃん主役だったの!?」

 

「イケてるお姫様と囚われの王子様って・・・・あ、思いだした! ウチの学校で、演劇部が行った伝説になってる劇よ! 歴代最高の数のお客さんがその時の学園祭を見に来てすごい人気だったって聞いたことあるわ! 白銀さんがその時の主役だったんですか?」

 

「あはは。今の校長や教頭は当時、先生してたからそりゃあ知ってるよな。それにしても伝説ってそんな大げさなもんじゃないんだけどな。ただ・・・」

 

「ただ、何なのよ?」

 

「色々とやりすぎたのは間違いないな。演劇部が廃部になるからどうにか助けてくれって、由美と美和子が友達から頼まれて、学年違う俺達も巻き込まれたんだよ。

 メイクとか衣装とか俺と透と景光の3人で気合入れすぎて相当クオリティ高いの作りすぎたし、クリスが演技指導に来てたから、学園祭でやる劇ってより、学園恋愛ドラマみたいな感じになったんだよ」

 

「へえ、クリスが演技指導してたなら凄い劇だったのね。私も見てみたくなってきたわね。白銀が主人公の王子様ってのは分かったけど、イケてるお姫様は誰が演じたの?」

 

「美和子だよ。満場一致で俺と美和子の配役は決まったからね。演劇部の連中もこの二人以外主役できないでしょ!って感じでな。

 美和子の奴はすんごい嫌がってたけど、まあそこは由美が上手いこと乗せてたよ」

 

「そうなんですね。白銀さんの劇の話聞いて凄く気になってきました。当時の映像とか無いんですか? 夏美さんや蘭さん達も見たいですよね?」

 

「お兄ちゃんの劇は確かに見てみたいかも。学生時代どんな感じだったのか気になりますし。ねえ、園子はどう?」

 

「私はもちろん見てみたいわよ。伝説の劇って聞いてから凄く気になってるのよ」

 

「私も映像があるなら先生の勇姿を見てみたいです!」

 

 うわぁ、夏美ちゃん、瑞紀ちゃん、蘭ちゃん、園子ちゃんがすんごい期待のまなざしで見てくるんですけど。ってかユキさんやイレイナさんもすんごい見てきますね! 

 当時の映像かあ。あるにはあるんだが、それを見るってなると暴走するのがまず1名、そして恥ずかしいのか怒り出すのが2名いるんだよなぁ。

 誰かって? 暴走するのはウチの保護者様です。目キラキラさせながら、俺のどこが良かったとか、このシーンの演技がどうとか、学生の頃の俺はどうだとかマシンガントークしだすからな。

 恥ずかしがって怒るのは、美和子と透の二人です。山川さんと由美は懐かしいなって笑いながら一緒に見てくれるだろうから、あの二人にばれないように、山川さんと由美に協力してもらうようにしよう。

 

「当時の映像は、クリスがビデオで撮ってて、ウチにあるからみんなの予定を合わせて事務所で見るようにしようか。

 あ、これだけは約束して。俺達の学園祭のビデオ見ることを美和子、透の二人には言わないように。あの二人に知られると俺が殺される・・・」

 

「あはは。佐藤さんと安室さんは、恥ずかしいから見ないでってことかしらね。まあ、みんな口は堅い方みたいだし大丈夫でしょう。

 それより、そろそろ私達も休憩に入りましょう。学園祭見てまわるんでしょう?  それに、私と約束もしたわよね?」

 

「ああ、はいはい。悪いんだけど、夏美ちゃん達お店お願いできるかな? 人手がいるようだったら、すぐに連絡して! 

 なんかトラブルとかあった時は、イレイナさんお願いね。蘭ちゃん達も劇頑張ってね。劇はちゃんと見に行くからね」

 

「分かりました! 先生達も楽しんできてくださいね!」

 

「分かってるわよ」

 

「蘭! ちょっと良いの? 白銀さんどうみたってこれからデ・・・」

 

「園子! う、うん! ありがとう、お兄ちゃん! また後でね!」

 

 蘭ちゃんどうしたんだろ? なんか相談事あったパターンかな? 後で顔出した時に聞いてみるかね。俺は夏美ちゃん達と別れ、ユキさんと学園祭を見てまわるのだった。

 

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