全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく   作:クリス&シェリー全力投球

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※コナンオリ主ハーレムものです。原作&CP&キャラ崩壊してますのでご理解くださいm(__)m
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 とても励みになります。
 今回はエピローグ&新章のフラグもあります。
 これからもこの作品をよろしくお願いします! 



48話

<灰原哀side>

 

 私は博士の家で、白銀さんと協力して気絶させた工藤君、服部君と話していた。

 

「それで、俺を気絶させた理由をそろそろ聞いても良いか?」

 

「それは貴男が顔を見せようとしたからよ。白銀さんが上手く誤魔化してなかったら大変だったわよ」

 

「急に工藤の頭に凄い勢いでゴムボールが飛んできた時は驚いたで。それで、工藤が顔見せたらマズイってのは例の組織関係か?」

 

「ええ、そうよ。どうやら組織の関係者があの学校に来てたみたいなのよ。白銀さんに問い詰めたら白状したわ。

 あの人隠し事してる時ほど、平然と行動しだすからよく分かったわ」

 

「おいおい、まじかよ。もし顔を曝していたら・・・」

 

「工藤新一は生きていたということなり、組織連中が消しに来るでしょうね」

 

「危ないとこやったな、工藤。でも、組織の奴がおったんなら、あの兄ちゃんなら対処できたんやないんか?」

 

「それは無理よ。白銀さん店出してたし、店やってる途中で気づいたらしいのよ。それで、私と工藤君を見守れる時に見守ってたそうよ。

 現にあなたが正体を現そうとした時に助けてくれたじゃない。私も麻酔銃撃ったんだけど」

 

「まさか麻酔銃を人から撃たれる時が来るとは思わなかったぞ。白銀さんにもお礼言っておかないとな。それで、俺の正体は結局ばれてないってことで良いんだよな?」

 

「ええ。組織にも気づかれてないみたい。どうして組織連中があの場に来ていたのかは分からなかったわ。それだけは聞いても白銀さん教えてくれなかったわ」

 

「ホンマ何もんなんや、あの兄ちゃん。謎が多すぎるやろ。オトンとも知り合いみたいやし、信用できるんか?」

 

「信用だけはできるわよ。あの人自分で抱え込みすぎて、こっちの心配ばかりかけさせるしお人よしすぎるしね」

 

「それには同感だ。あの人ほど善人もいないだろうよ。服部、お前もあの人と付き合っていけばそのうち分かってくるさ」

 

「そんなもんかのう。それで話は変わるんやけど、工藤の身体はいつ戻るんや?」

 

「さあ? 計算では2、3日ってとこかしら。多少前後する可能性は高いけど」

 

「なるほどのう。その間はどうするんや? 工藤は顔バレたらまずいんやろ? そこの姉ちゃんがボウズに変装するのは分かったけど」

 

「そこは大丈夫よ。白銀さんが工藤君を変装させて、事務所で働かせるそうよ。

 事情が分かってる人達しか会わないようにさせてあるそうだから、その点は心配しなくて大丈夫だそうよ」

 

「ホントか、灰原!? やったぜ! 探偵事務所で働かせてもらえるって最高だろう!」

 

「あなたねえ、白銀さんにちゃんと感謝しなさいよ? 服部君も来たいなら来て良いって言ってたわよ。それで心配はなくなったかしら?」

 

「俺も行ってええんか? あの兄ちゃん大物やのう。あの兄ちゃん知るには良い機会やけど、和葉と大阪帰らないけんし、今回はパスしとくわ」

 

「服部も今回はありがとな。助かったよ。それで、俺は明日から白銀事務所に向かえば良いのか?」

 

「おう。今回の件は一つ貸しやで」

 

「迎えをよこしてくれるそうよ。だから、あなたはそれまで家でのんびりしてなさい。私はそろそろ毛利探偵事務所に戻るわ。何かあったらすぐに連絡しなさい。

 それじゃあ、服部君も気をつけてね」

 

「おう、またな」

 

 私はそう言い、二人と別れ毛利探偵事務所へと戻るのだった。

 

 

<灰原哀side out>

 

 

 

 

<安室透side>

 

 俺はベルモットと共に変装し、帝丹高校へ潜入をし、そのミッションを終えてポアロでバイトが入っていたので働いていた。ベルモットが調べたいとうことがあるから付き合った形だ。

 まさか偵光がいるとは思わなかったが。ベルモットも調べものか完了したと言ってたし大丈夫だろう。調べた内容については教えてもらえなかったが、いったい何を調べていたんだ? あの高校で彼女が調べるというと、蘭さんか鈴木さん、後は高校生探偵の工藤新一君か? 

 今は事件を解決する為に色々な場所へと飛び回ってるらしいが、行方を終えていない。公安の部下に調べさせても見つからないとはどういうことだ? 偵光なら何か知ってそうではあるが、聞いても教えてくれるだろうか? 

 いや、アイツの場合教えてくれる可能性は低いな。ベルモットに探りを入れても同じだろうしな。あの二人、似なくても良い所が似てるからな・・・

 ただでさえ、キュラソーが偵光の事務所に入った問題もあるというのに。うーん、どうするか・・・・

 

「安室さーん!」

 

「・・・・・・・」

 

「安室さーん!」

 

「・・・! す、すみません、梓さん。どうされましたか?」

 

「考え事ですか? ほら、ご指名入ってますよ。今は他にお客もいないので相手してあげてください。私は充分話しましたので♪」

 

「ご指名・・・? どうしてお前がここにいるんだ?」

 

 梓さんに言われたように、アイツの他に客もおらずすることが無かったので俺はお言葉に甘え、エプロンをはずしアイツの横に座って話しかけた。 

 

「よっ! いやあ、小五郎さんとこに行く時間より早く着いたからコーヒー飲みながら休憩しようと思ってな。

 お前が珍しくボーっとしてたから、梓ちゃんと話した後にお前呼ぶように頼んだんだよ」

 

「なるほどな。だから梓さんの機嫌が良かったのか」

 

「どういうこと? 梓ちゃん機嫌悪い時とかあるの?」

 

「お前は知らなくて良い。それで、帝丹高校で店出して、しっかり稼いで事件も解決した白銀探偵がどうしてここに?」

 

「あれれ、おかしいな? 学校だと透とは出会わなかったんだけどな。ってか、その呼び方辞めてくれ。お前に苗字で呼ばれるとなんかぞわぞわする」

 

「俺とクリスさんの変装に気づいていてよく言うよ。どうしてあんなことしてたのか聞かないのか?」

 

「透もクリスも教えてくれないの分かってるからな。聞いても無駄なことは聞かない主義なの分かってるだろう?」

 

「確かにな。それで、休憩しにきただけでは無いんだろう?」

 

「あらら。幼馴染が浮かない顔してたのが外から見えたから心配して来ただけなのにその言い方ひどくない?」

 

「お前が心配するってだけで来ることは無いだろうが。心配なら何かアホな行動を追加でしだすに決まってる。

 今回の学園祭の劇の開始前みたいに、お面とか付けたりな」

 

「え、あれマジでしてたんだけど・・・」

 

「昔から、祭りの出店の物を片っ端から漁って身に着けるあの癖は変わらないな。俺や佐藤さんが注意しても全然治らなかったし」

 

「好きでやってるんだから、別に良いとは思うんだけどな。やっぱりあれ目立ってた?」

 

「まあな。あれで目立たない方がおかしいな。クリスさんもあの偵光が気に入ってるから今まで注意しなくてこうなったんだろうけどな」

 

「ああ、アイツ。昔から祭りの時は、すげえ、目キラキラさせながら愛おしそうに見てくるし、買ってくれって頼んだらすぐ買ってくれてたからな。今日もあの状態になってたな」

 

「おかげで止めるのが大変だったんだぞ。それで、休憩しに来た以外の理由を教えてもらって良いか?」

 

「もう、せっかちだな。事務所に戻ったら俺宛にこれが届いてたんだよ。山川さんから聞いた時はびっくりしたぞ」

 

「ん? なんだこれは!?」

 

 偵光から紙を差し出されその紙にはこのように書かれていた。

 

『久しぶりだね、白銀偵光君。我は円卓の騎士の生き残りだ。さあ、三年前の続きを始めよう。愚かで狡猾な警察諸君を巻き込んだゲームの続きだ。

 後日我からのプレゼントを贈るので、そのプレゼントが発見されたらゲーム開始の合図だ。楽しみに待っているといい』

 

「うーん、何って言われても挑戦状だろうな。三年前っていうと、あの連続爆弾事件のことかな? 杯戸ショッピングモールの事件だよ。怜子さんといた時の奴と、クリスといた時の奴。同じ爆弾の型だったしな」

 

「何だと!? あの事件は自首してきた犯人を捕まえて解決したはずだぞ!」

 

「この紙の文面からして、複数犯だったってことじゃないか? 自首してきた犯人以外にもいたわけだ。または、それを真似た模倣犯か、今は何とも言えないな。

 犯人が自首してきて、自供もしておかしいこと無かったから、完全に複数犯ってのは予想外だったぞ。その犯人から情報聞けばいけるか?」

 

「いや、それは無理だ。あの犯人は病気になりもう亡くなっている。聞き出すことは不可能だ」

 

「マジかよ。ってことは、もし相方がいたとしたら警察や刑務所でキツイことをやらされ死んだように見えるわけだな・・・こいつはイタズラじゃなくなってきたな。

 となると、警察関係者と犯人が自首するきっかけを作った俺がターゲットって訳だ」

 

「それだと不味いことになるぞ。あの時ですら一般人がいる場所に仕掛けられてたんだ。今回も同じなら・・・」

 

「大勢の人が巻き込まれるな。さて、どうしますかね? とりあえず、俺と透は動くの確定な。

 あとは、山川さん、伊達さん、松田さん、萩原さんも確定。他の人には伝えないで今回は動くぞ」

 

「良いのか? 確かにそのメンバーなら心配は無いが、お前が動くのはあまりして欲しくないんだが」

 

「さすがに無理だね。ホントはイレイナさん、瑞紀ちゃん、美樹ちゃんにもお願いしたかったんだけどあの人らには他の件があるし、会社の人たちもみんな予定埋まってるんだよね。

 それに俺が狙われてるなら俺が動く方が犯人が釣り上げられる」

 

「はあ、分かった。ただ、三年前みたいなことはやめてくれよ」

 

「まあな。ああ、美和子にはとくにバレないように頼む。トラウマになってるからな。今回も爆弾事件で巻き込まれたってなると余計にトラウマになるからな。他のみんなもそうだからちゃんと気をつけるよ」

 

「動く時期が決まったら教えてくれ。それと絶対に無茶はするなよ! 分かったな?」

 

「はーいっと。分かってるからそんな睨むなよ。梓ちゃん! 会計お願いできるかな?」

 

「はーい! 随分と盛り上がってましたけど、お話はもういいんですか?」

 

「うん、大丈夫。ありがとね、コーヒー美味しかったよ。近いうちにまた来るからね。それじゃあ、またね、梓ちゃん、透も」

 

「はーい。ありがとうございました♪ またお越しくださいね」

 

「ああ、またな。さてと仕事に戻りますね、梓さん。ありがとうございました。良い気晴らしになりました」

 

「いえいえ。楽しめたようなら良かったです。お礼に白銀さんの面白いエピソードまた聞かせてくださいね♪」

 

「もちろん」

 

 俺は、偵光の所に送られた挑戦状について頭を悩ませながら今後どう動くかを考えるのだった。

 

 

<安室透side out>

 

 

 

<毛利蘭side>

 

 私はお兄ちゃんに料理をふるまい、みんなで楽しく晩御飯を食べ終わり、のんびりと過ごしていた。お父さんとお兄ちゃんは楽しく飲んでいてお父さんはいつの間にか酔いつぶれ寝ていた。

 コナン君も眠くなったらしく、お兄ちゃんと一言話して寝室へと向かった。何話してたんだろう? 私にはなぜか頑張ってって言ってきたし、どういう意味なんだろう? って片付けないと!

 

「蘭ちゃん、空き缶とかは袋にまとめれば良いかな? あと、洗い物も手伝うよ」

 

「あ、すみません! お兄ちゃんはお客さんなんだからしなくても大丈夫だよ?」

 

「流石にそれは悪いよ。それに小五郎さんも酔いつぶれて寝ちゃったしね。ビールのゴミはこれで良しと。洗い物はこのスポンジで使っても良いかな?」

 

「もう、大丈夫なのに。それ使ってください」

 

 私はお兄ちゃんと二人で台所に立ち洗い物をしていた。お兄ちゃん凄く手馴れてるなぁ。やっぱりお店で働いてるからなのかな?

 

「ん? どうしたの、蘭ちゃん?」

 

「ううん、凄く手馴れてるなあって思って」

 

「あはは。家事は小さい時からしてたからね。クリスは今だと家事できるけど、昔は全然だったから俺がしててできるようにさせたんだよ」

 

「そうなんだ。クリスさんが家事出来なかったってのは何か意外かも」

 

「今はちゃんとしてるからね。美和子も由美もダメダメだったんだよ? 俺と透がなんとか覚えさせたんだから。女性でも最低限の家事ぐらいできないと、嫁の貰い手が無くなるぞってね。

 それ言ったらめちゃくちゃ怒られたんだけどね」

 

「それはお兄ちゃんが悪いよ。佐藤刑事も由美さんも怒る気持ち分かるな。クリスさんにも同じこと言ったんじゃないの?」

 

「分かる? そうなんだよ。それ以来、そういうことは言わないように気をつけてるんだけどね。

 今の時代、女性ばかり家事をやらせるってのはおかしいからね。男性もある程度できてお互いに協力していかないといけない世の中になって来てるからね。

 俺の場合、家事するのが好きってのもあるんだけどね。蘭ちゃんもそうでしょ?」

 

「うん。家事することは全然苦じゃないかな」

 

「あはは。蘭ちゃんは良いお嫁さんになりそうだね。自分の意見も遠慮なく言うし、家事もできるし、ちゃんと良い旦那見つけないとダメだよ?」

 

「もう、お兄ちゃんたら急に何言うのよ! 旦那さんって高校生にはまだ早いよ!」 

 

「ごめん、ごめん。蘭ちゃんの年齢なら旦那さんてより、恋人かな。蘭ちゃんみたいに可愛ければ、すぐ彼氏とかできそうだけどどうなの? 小五郎さんには内緒にするからそこは大丈夫だよ」

 

「もう、お兄ちゃん! 私にはそんな人いないよ! 気になってるって感じの人ならいるけど・・・」

 

 私は隣にいる人をチラチラと見ながら言った。こう言ったらお兄ちゃんどんな反応するかな? 嫌そうな顔とかしてくれる訳は無いよね。

 

「マジで!? 新一君とかかな? それとも俺の知らない人ってパターンもあるのか」

 

「新一は違うよ。幼馴染で仲が良いだけだよ。別の人だよ」

 

「新一君は違うのか。となると誰だ? 分かんないや。同じ歳の子?」

 

「ううん、違うよ。歳は上かな。それ以上はもう教えないよ♪」

 

「マジかぁ。こう言っててなんだけど、こりゃあ小五郎さんが知ったら大変だろうな。蘭ちゃんのこと可愛がってるし。

 俺は全然応援するんだけどなあ。よし洗い物終わったよって蘭ちゃん、どうしたの? 頬っぺたふくらまして」

 

「べっつにー。お兄ちゃんは私が気になる人と恋仲になるの応援するんだね」

 

「そりゃあ、もちろん。かわいい妹には幸せになってもらいたいからね♪」

 

「そうなんだ・・・って、お兄ちゃん! 急に頭撫でられるとビックリするでしょ!」

 

 

「あははは! 蘭ちゃんの頭がちょうど良い所にあったからね、撫でられるの嫌だったら辞めるけど?」

 

「嫌じゃないから撫でて。それでお父さんもたぶん大丈夫だよ? その人のこと気に入ってるし」

 

「マジかぁ。小五郎さんも知ってる子かぁ。小五郎さんが気に入ってるなら、変な人じゃないし大丈夫そうだね。

 さて洗い物終わったし、蘭ちゃんお話しようか? 何か聞きたいことあったんでしょ? 今日はとことん付き合うよ。小五郎さんにも泊まっていけって言われたしね」

 

 もう、反則すぎるよ。こっちの気持ちも察して優しくしてくれるし、アクアクリスタルの時は命がけで護ってくれたし。今日の事件解決するときは凄くカッコ良かったけど、逆に女心に疎かったり、子供みたいな部分があったりとギャップもすごいんだよね。

 これは、自分でも気づかないうちにお兄ちゃんへの気持ちが大きくなっていってるんだろうな。でも、今は気になってるって感じかな。他の女姓と話してるとモヤモヤしたりもして来てるから時間の問題なんだろうけど、今はこの関係を楽しんで、お兄ちゃんにいっぱい甘えるようにしよう。

 そして、この気持ちが曖昧なものではなく、はっきりした恋心って分かった時は・・・・・その時に考えよう。お兄ちゃんには相談できないけど、相談にのってくれそうなお姉さんはいっぱいいるしその人達に相談して私も胸を張れるようにしよう。

 

「お兄ちゃんの帝丹高校の時のエピソードを教えて欲しいんだけど、良いかな? 私、最近のお兄ちゃんしか知らないから」

 

「そんなことで良いの? いっぱいあるけど、どれから話そうかな・・・」

 

「今日泊まって行くんだよね? だったら眠くなるまで教えて欲しいかな!」

 

「分かったよ。それじゃあ・・・・」

 

 私はお兄ちゃんのエピソードを眠くなるまで聞き、いつの間にかお兄ちゃんの肩を枕にして頭に優しい感触を感じながら眠ってしまうのだった。

 

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