全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく   作:クリス&シェリー全力投球

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※コナンオリ主ハーレムものです。原作&CP&キャラ崩壊してますのでご理解くださいm(__)m
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 今回でこのお話も50話目になります。たくさんの方が読んでくださってありがとうございます。
 これからも更新を頑張っていきますので、この作品をよろしくお願いします!


50話

<伊達渉side>

 

 俺は探偵事務所の所長の指示のもと、安室と一緒に米花中央病院へと来ており、病院のスタッフに事情を説明し爆弾を捜索して発見し解体を行っていた。

 

「それにしても白銀の名前出したら、病院調べれるってどういうことなんだ?」

 

「ここの病院は顔パスみたいなものなんだよ。偵光の奴、事件に巻き込まれて怪我したらたいていここに運びこまれるからな。主治医の先生や病院のスタッフなんか、今度はどんな怪我したの?って感じで運ばれてからの対応が凄く早いんだよ。

 それと、コミュニケーション能力がずば抜けてるから、病院の人気者になってるからな。そのおかげでこうして事情を説明したらすぐに調べることができた訳だ」

 

「なるほどな。けど、それってどうなんだ? そんなに白銀の奴って怪我してるのか? 俺がここに入ってからは見たことないんだが」

 

「アクアクリスタルの一件以降は大きな怪我とかしてないからな。だからこそ、今回の事件で、アイツの身に何か起こる気がしてならないんだよ。

 その場合誰かを庇って怪我するんだろうがな」

 

「そうなのか。降谷の勘がそう言ってるなら、確かに何か起こりそうだな」

 

「おいおい。俺の今の名前は安室透で通してるんだ。すまないがそちらで呼んでもらいたいな、伊達班長」

 

「おう、悪かったな、安室。俺ももう班長では無いんだが、言っても無駄だろうな。萩原達までそう呼びやがるし」

 

「警察学校時代に戻ったみたいで、みんな嬉しいんだよ。一人いなくなってしまったけどな」

 

「・・・・・・・・・ああ、そうだな。話かわるけどよ、俺達がこう動いてるのって警察にバレたら不味いんじゃないのか?」

 

「そこはもう手を打ってあるから心配するな。だから気にせず、爆弾を解体していけばいい」

 

「なるほどな。やれやれ、俺は松田達と違って、爆弾の知識が凄くあるって訳じゃないんだがなぁ」

 

「偵光の研修は受けたんだろう? それなら大丈夫さ。アイツの研修受けたらスペシャリストになれるからな」

 

「それは身に染みてるよ。警察学校の時の訓練の方がマシに思える研修って何なんだよ。帰ってナタリーが作ってたご飯食べただけで涙出てきたぞ。生きて家に帰れてるって感じで。

 その話を嫁は、凄く楽しそうにして聞いていたが」

 

「相変らず幸せそうでなによりだよ。ウチの事務所で結婚してるの、伊達班長と野山さんだけだからな」

 

「お前らには相手とかいなさそうだよな。萩原は軽すぎるし、松田はおそらく興味がない。安室も同じ感じか? 」

 

「ええ。僕の恋人はこの国ですから」

 

「ああ、はいはい。お前の愛国精神は分かってるよ。白銀と山川はどうなんだ?」

 

「山川さんは僕らと同じ感じがしますね。偵光は聞きます?」

 

「いや、だいたい予想付く。すげえ、人気だもんな。佐藤さん幼馴染連中に、クリスさん、事務所や会社にも色々といるな。あれだけ人望もあれば納得はするが。

 そういえば、萩原達が、白銀が誰とくっつくかって事務所で賭けてたな。秋庭さん達に見つかって正座させられてたけど。人の恋愛ごとを面白半分で冷やかすからああなったんだろうけど」

 

「それはアイツらが悪いな。人の恋愛ごとに首を突っ込まない方が得策だぞ」

 

「同感だ。それに白銀のことだから、ちゃんと俺達も含めたみんなの幸せを考えて良い選択するだろうよ。

 よし、こっちは終わったぞ。安室、そっちはどうだ?」

 

「苦手とか言いながら早いじゃないか。こっちも今終わったぞ。これで、ここにあった爆弾は全部だな。これで病院は大丈夫だ。

 次は南杯戸駅周辺だな。爆弾じたいは一か所に集めさせてあるかか早いとこ行くぞ。結構な量があるらしいからな。タイムリミットに間に合わなくなるぞ」

 

「分かってるよ。やれやれ人使いが荒いな。南杯戸駅が終われば、みんなと合流だったよな?」

 

「ああ。早く終わらせて合流するぞ」

 

「了解」

 

 俺と安室は病院の爆弾を解体し終えて、南杯戸駅へと向かうのだった。

 

 

<伊達渉side out>

 

 

<松田陣平side>

 

 

「おいおい。これで何個目だよ。単独犯でよくこれだけ仕掛けたな。威力が全然ない爆弾ばかりってことはここもハズレか?」

 

「無駄口叩かずにさっさと手を動かせ、萩原。こんな爆弾でも爆発したら誰か怪我でもするかもしれないし、中に威力が高い奴もあるかもしれないだろうが。

 この感じだと、ここは完全にハズレっぽいけどな」

 

「分かってるよ。それにしてもウチの事務所って爆弾に好かれるよな。正確に言えばウチの白銀がだな」

 

「所長は爆弾だけじゃなく、事件まで呼び寄せるだろうが。所長と副所長が動く時点で、東都タワーが一番本命の可能性が高いって予測してたんだろうよ。

 あの二人、俺達に危険が及ばないように自分たちが一番危ない場所へと行くからな。山川の奴は警察学校の時からそうだし、佐藤さん達から聞く話だと所長は昔からそんな感じだったらしいしな」

 

「やれやれ。面倒くさい性格してるよな、二人とも」

 

「それは俺達みんなにも返ってくる言葉だぞ」

 

「そう言われてみればそうだな。今回も所長は怪我しないと良いんだが、嫌な予感がするんだよな」

 

「同感だ。俺も嫌な予感がしやがる。三年前の事件みたいなことにならないと良いが」

 

「そうさせないために俺達が頑張ってるんだろうよ。三年前のここで起こった事件で、所長は大けがして意識不明になってたからな。

 あの時は流石に堪えたぜ」

 

「俺は刑事で、爆弾の場所を突き止めて、観覧車にあると睨んだんだが、まさか先に見つけてる一般人がいるとは思いもしなかったぜ。

 それに、あそこで所長の方が爆弾を見つけてくれたから、俺の命は助かったのかもしれないしな。俺だったら、暗号文を仲間に送って、爆発に巻き込まれて死んでたさ」

 

 

「俺もそうだな。秋庭さんとデートしていたアイツが爆弾を解体してなかったら、巻き込まれて死んでただろうな。

 そう考えたら、白銀って俺達同期組の命救ってるんだよな。伊達班長と山川も死にかけた所を救われたわけだからな。恩がすげえあるな」

 

「だな。その恩をしっかり返す為にも早いこと終わらして、他のメンバーと合流してこの事件を早く解決しようぜ」

 

「ああ。事件解決して所長の奢りで飲みにいこうぜ」

 

「それはナイスアイデアだな」

 

 俺と萩原は、仲間達と合流する為にショッピングモールにある爆弾を急いで解体するのだった。

 

 

<松田陣平side out>

 

 

 

<偵光side>

 

 俺と山川さんは東都タワーに到着すると、タワーから煙が出ており大勢の人が集まっていた。

 あれは、火災が起こってるのか? エレベーターが止まってるな。いったい何があったんだ?

 

「おい、偵光! 大変だぞ! さっき小さい爆発が起こってエレベーターが止まってるそうだ。中には小さい女の子が取り残されているらしい!

 警察が来るまでまだかかるそうだ!道具一式持って早く助けに行くぞ!」

 

「それは大変だ! 急いで向かわないと!」

 

 俺と山川さんは止まってるエレベーターの前まで来ると、母親がエレーベーター内にいる娘さんを呼んでいたので話しかけた。

 

「すみません! 大丈夫ですか? 救助に来たものですが」

 

「娘が怖がっちゃって出てこないんです、明美、何してるの? 早く出ておいで!」

 

 あちゃあ、こりゃあ完全に怖がってやがるな。さて、どうするかな? そういやあそこに・・・ああ、いたいた。 ちょっと借りてこよう。

 俺はスタッフに事情を説明し、クマの着ぐるみを借りた。

 

「おい、偵光どうする? 俺が話かけてもダメなんだがってどうしたその恰好? 東都タワーのクポンじゃないか」

 

「スタッフから事情説明して借りたんだよ。ああ、この黒いクマそんな名前なのね。キャラクターの説明は聞いたし、なりきって女の子に話かけてみる。ヤッホー、こんな所でどうしたポン?」

 

「クポン・・・?」

 

「そうだポン。君の名前は何て言うのかな? 僕の名前はクポンだポン」

 

「明美」

 

「明美ちゃんて言うんだね。良い名前だポン。明美ちゃんが持っているクマさんの名前を教えて欲しいんだポン。お友達になりたいポン」

 

「ジャムちゃんって言うんだよ」

 

「ジャムちゃんって言うんだポンね。男の子で良いのかな?」

 

「うん。ジャムちゃんは明美のお誕生日にママが買ってくれたんだよ」

 

「そうなんだね。そのママが外で待ってるし、僕もジャムちゃんと遊びたいからこっちに来るポン」

 

「うん!」

 

 女の子はそう言うとこちらに来たので、抱えてエレベーターの外に出して母親に渡すと、二人とも泣いて喜んでおりお礼を言われたので、手を振り返し親子と別れエレベーター周辺の調査を開始した。

 

「相変らず子供への接し方は上手いな。それに、演技力も流石だな。それで着ぐるみは脱がないのか?」

 

「目撃してる子供が多いからな。流石に子供の夢を壊すのはね。それで、犯人はどこに仕掛けると思う? エレベーターの上は定番として」

 

「内部とエレベーター下部辺りも怪しいかな。内部も調べたい所だが、入るには隙間がちょっと無いな。子供ならは入れそうなんだが・・・」

 

「そうだよなあ。うーん、どうすっかな? ん? どうややら、エレベーター復旧したみたいだな。これで、乗れるぞ」

 

「よし、中に入って調べてみようぜ」

 

「さて、爆弾はどこかな? って、この音と揺れは!?」

 

「ちっ、ヤバいな!」

 

 俺と山川さんがエレーベーターの中に入り調べていたら、上の方で大きな爆発音がして、エレベーター内が大きくゆれて落下していくのだった。

 

 

<偵光side out>

 

 

 

<江戸川コナンside>

 

俺達は東都タワーで爆発があったと聞いて、エレベーター周辺に来て情報を集め終わり、白銀さんに連絡しようとしていたら佐藤刑事が合流した。

 げっ、佐藤刑事じゃねえか。白銀さんが動いてるのバレたらまずいことになるだろうな。佐藤刑事にもばれたら、灰原にも間違いなく伝わるしどうにかするしかないか。

 

「高木君! いったいどういう状況なの?」

 

「佐藤さん! それがですね、先ほどまで小さい女の子が止まったエレベーター内にいたそうなんですが、青年とクポンが助け出した後爆弾が仕掛けられてるので調べると言って動いたエレベーター内に入って少しして爆発が起こり、エレベーターが落下していったそうです。

 今、その二人の人物の安否を確認してる所なのですが・・・」

 

「ちょっと大丈夫なの!? 青年は分かったけど、クポンって何なのよ?」

 

「東都タワーのマスコットだよ。女の子と助け出す為に、その青年の人と一緒に行動してた人がスタッフから借りたみたいだよ」

 

「ちょっと、それってどういうことなの?」

 

「コナン君! それがですね。スタッフからそのマスコットキャラの衣装を借りた人物がいたのは間違いないそうです。それでその人物達なのですが・・・」

 

「いち早く現場に到着した爆弾処理班の人達が乗ってるんだって! だから心配しなくても大丈夫だよ! 爆弾もその人達が解体するみたいだよ。だから、ここは高木刑事が残ってれば大丈夫じゃないかな?」

 

「コナン君!?」

 

「そうなのね。でも・・・爆弾があるなら私もいた方が」

 

 俺は高木刑事に静かにするようにジェスチャーをしながら

 

「良いの? この状態で、爆弾犯捕まえにいち早く動く人物がいるんじゃないの? その人が暴走しちゃうんじゃないの?」

 

「暴走って、コナン君。確かに一人思い当たるわね。今日は事務所で大人しくしてるように言ったんだけど、ちょっと連絡してみるわね」

 

「ちょっとコナン君? 佐藤さんにホントのこと言った方が良いんじゃないかい?」

 

「ダメだよ。佐藤刑事に余計に心配かけるのは分かってるけど、佐藤刑事にばれたら佐藤刑事が犯人から狙われる可能性が高くなるだろうしね。

 おそらくそれも分かってたからこそ、白銀さんもスタッフには、僕達の特徴だけを詳しく教えて、僕達以外には伏せてくれって言ってたんだろうし」

 

「うーん、良いのかなぁ。佐藤さんに危険が及ぶってのは分かるけど・・・」

 

「・・・ダメね。繋がらないわ。外に子供達待たせてるから、子供達を送る合間に、もう一度偵光に連絡してみるわ。高木君悪いけどここお願いね。

 コナン君ってあら? どこ行ったの?」

 

「え? さっきまでそこにいたんですけど、もしかして車に戻ったのかもしれませんね」

 

「そう。何か追加で分かったら私の携帯にかけてちょうだい。もう、あのバカ。電話かけたらすぐ出なさいよ・・・」

 

「ふう」

 

「どうやら行ったみたいだね、佐藤刑事」

 

「コナン君!? どこに行ってたんだい?」

 

「ちょっとトイレに。ん、電話? 高木刑事にも聞こえるようにスピーカーモードにするから耳近づけて」

 

「う、うん!」

 

「はい、もしもし。白銀さん?」

 

「おーコナン。東都タワーにはもう着いたか?」

 

「うん、着いたよ。どうして僕がここに来るって分かってたの?」

 

「単純な推理だよ。事件が起こる場所にはいつも来るしな。近くに高木刑事はいるか?」

 

「いるよ。この電話を一緒に聞いてるよ。佐藤刑事はいないから大丈夫だよ」

 

「あー、俺の考え察してくれて助かるよ」

 

「ちょっと、白銀さん! いったいどういう状況なんですか!?」

 

「すみません、高木刑事。すぐに、説明しますんで」

 

「今、俺と山川さんでエレベーター内で閉じ込められてるんだが、問題がありまして。

 エレベーター内部に一個、屋根の上に一個、床下に一個爆弾が仕掛けてありますね」

 

「何だって!? 大変じゃないか!」

 

「落ち着いて高木刑事。白銀さんと山川さんなら解体できるんじゃないの? その為にここに来たんでしょ?」

 

「まあな。ただ問題があってな。水銀レバーは無かったから安心していたんだが爆弾の構造が厄介でな。ここにある三つの爆弾は、サブの爆弾でな。メインの爆弾が他の場所にあって、そいつと連動してやがるんだよ。

 メインの爆弾から解体しない、ここにある三つの爆弾は爆発する構造って訳だ。そのメインの爆弾の解体を急いでもらいたいんだが」

 

「それは本当なの!? 白銀さん!? 急いでメインの爆弾見つけないとヤバいことになるってことだね」

 

「ああ。まあ、そのメインの爆弾の場所の当たりも付けてるんだけどな。その階のエントランス近くに消火栓ボックスがあるだろう? おそらくその中にあるはずだ。

 あ、そうだ。開けたら水銀レバーが起動して、振動起こした瞬間に爆発するって可能性は低いから心配するな」

 

「爆弾の場所もそうだけど、どうしてそう言いきれるの?」

 

「三年前にあった杯戸ショッピングモールの事件でも、消火栓のボックスの中に爆弾があったからな。今回の事件は、三年前からの因縁が関わってる訳よ。その辺の説明は、今は省くけどな。

 水銀レバーについては三年前の爆弾事件に仕掛けてあったんだけど、全部失敗に終わったから今回は改良してるっていう訳だ。俺達からしたら面倒くさいことになっただけなんだけどな」

 

「理由は分かったよ。それじゃあ、僕達の近くにある爆弾を解体しないと白銀さん達が動けないってことだね?」

 

「そういうこった。あ、あとおそらくだがエレベーター内と一緒で盗聴器が仕掛けられてるだろうから気づかれないようにな」

 

「だから小声で話してたんだね。分かったよ。高木刑事!」

 

「分かったよ! すぐに爆弾処理班を手配するよ! コナン君はここで待っておいて!」

 

「う、うん! 白銀さん! 高木刑事が爆弾処理班をすぐに手配してくれるって!」

 

「ちっ! いや、どうやら処理班を待つ余裕はないみたいだ。爆弾のタイマーが残り一時間に早まった。俺達の方はもともとこういう計算だった訳かよ。さてどうすっかな・・・」

 

「そんな! なら、僕が! うわっ! え・・・?」

 

「ちょっと借りるわね、コナン君」

 

 俺は、その人物を見て驚き携帯を取り上げられるのだった。

 

<江戸川コナンside out> 

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