全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく   作:クリス&シェリー全力投球

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※コナンオリ主ハーレムものです。原作&CP&キャラ崩壊してますのでご理解くださいm(__)m
 今回で世紀末の魔術師編は終わりです。

 アンケートについて一か所訂正があります。黒の組織の再会編ですが、過去にもう書いており、事件のタイトルを間違えており申し訳ありませんm(__)m
 再度修正したアンケートを実施します。
 『黒の組織と真っ向勝負満月の夜の二元ミステリー
』編となりますのでよろしくお願いします!

 アンケートの期限は6月15日までを予定しています。


58話

<偵光side>

 

 俺は犯人を追って、走っていた。くそっ、逃げ足早いな、あの人。後ろからは二人ほど付いてきてるみたいだな。

 おそらくコナンと瑞紀ちゃんだな。あの二人なら協力あいて犯人を追い詰めることができるが、逃げられたら元も子もないから俺が時間稼ぎするか・・・ってあぶね! 手榴弾まで持ってやがんのかよ! 流石に爆発するとと厄介だから、ピンは抜かせないように持っていた小石を投げて犯人の手に当てて、落とさせた。よし、放っておいてくれたな。

 これは回収してっと。ちょっとロスになったか・・・。再び追いかけようとしたら、コナンと瑞紀ちゃんが追い付いてきた。

 

「白銀さん、犯人は!?」

 

「大丈夫ですか、白銀さん!?」

 

「悪いけど、話してる暇はないぞ二人とも。手榴弾の爆発阻止するのにてまどっちまった。二人とも急ぐぞ!」

 

 俺達三人は再び走り出し、地下室への入り口近くの階段を上っていくと、入り口が閉じられていた。

 

 

「しまった!」

 

「ちっ、やられたか! コナン、瑞紀ちゃん、どこかに中から開けられるスイッチがあるはずだ! それを探して見つければこちら側から開けれるはずだ!」

 

「そうか! くそっ、どこだ!?」

 

「ありました! ここのブロックだけ大きさが違います! 押してみます!」

 

 瑞紀ちゃんがスイッチを見つけ押すと、扉が開き上がってみると辺りが燃えていた。ちっ、火まで放ったのか! 完全に面倒臭いことになってるじゃねえか!

 

「早いこと犯人捕まえて、俺らも逃げないとお陀仏だぞ。騎士の間の方向か!」

 

「そうだよ! でも、犯人はピストル持ってるからそれをどうにかしないと・・・」

 

「犯人のピストルの種類が分かれば、装弾数も分かるんですけど・・・」

 

「おそらくワルサーPPKSだ。犯人を追ってる時に手に持ってるの見えた」

 

「ってことは八発か。それをどうにかすれば・・・」

 

「一丁だけならな。それと装填してる状態でマガジン入れたら九発になるぞ」

 

「そうですね。三人で撹乱するのはどうでしょう? それが一番犯人に銃を撃たせやすいのでは?」

 

「瑞紀ちゃんの言う通りだな。寒川さんの声で話しかけたりしたら効果高いだろうな。コナンは推理もしながら犯人を足止めしてもらいたいんだが良いか? 

 俺と瑞紀ちゃんはお前をフォローしながら脱術経路を探しておく。コナン、ピンチになったら迷わず隠れろ。俺と瑞紀ちゃんでどうにかするから」

 

「大丈夫なの、二人とも?」

 

「白銀さんの研修で鍛えられたから全然大丈夫だよ!」

 

「クリスのキャンプに比べれば全然マシだ。作戦どおりにいかないイレギュラーが起きたらその都度対処しよう。それで良いか、二人とも?」

 

「うん!」

 

「はい、大丈夫です!」

 

 俺達は作戦通りに行動を開始し、犯人である青蘭さんをかく乱していった。犯人に全発弾を撃たせ俺達は青蘭さんの前へと姿を現した。

 

「どうやら全弾撃ち尽くしたみたいだな、青蘭さん」

 

「そうですね。貴女にもう逃げ場はありません」

 

「貴方達もやっぱりいたのね。やはり貴方は一番初めに消しておくべきだったわ、白銀君。ことごとく邪魔をしてくれたわね。いつから私のことを疑っていたの?」

 

「もちろん始めからですよ。手を見た時にピストルを撃ちなれている手をされてたのが一点。俺に色仕掛け等をして無駄に関わろうとしてる割に警戒されていて怪しいと思ってましたし、寒川さん殺害時のアリバイが無かったのは貴方だけだったんですよ」

 

「そう。アリバイについても調べてたってことね。警戒してるつもりは表に出してなかったんだけど? それに色仕掛けって、貴方の事がタイプなのは間違いなかったのよ、ひどい男ね」

 

「よく言うよ。その手の人間は今までにたくさん見て来てるんだ。それにアンタぐらいのレベルだと分かりやすかったぜ。おかげで俺が警戒されている間に、萩原さんや瑞紀ちゃんに行動してもらったわけだ。

 それに今回はコナンもいたしな。アンタが犯人として仮定して動いたから色々と対処しやすかったぜ。ただ、関係ない夏美ちゃんや蘭ちゃん達まで狙ったのは許せねえ」

 

「そう。今回は貴方だけじゃなくその坊やとお嬢さんも警戒するべきだったわけね。あの二人を狙ったのは、エッグをただ手に入れる為だけに撃ったわ。それで死んだら死んだ時よ」

 

 ああ、いらつくな。こっちをイラつかせて隙を見つけてるってとこか? 俺が一番腹立つことを平気でやりやがるな、コイツ。コナンや瑞紀ちゃんも怒っているようで犯人を同様に睨みつけていた。これ以上青蘭さんと話しても、俺達の命がヤバくなっていくだけだな。そろそろ行動を開始するか。

 二人にアイコンタクトをして動こうとしたら、左肩を撃たれ、焼けるような痛みが襲い、左肩に触れると出血していた。くそっ、特製防弾チョッキでは守れてない位置を撃たれたか・・・・・・

 

「ぐうっ!?」

 

「大丈夫ですか、白銀さん!?」

 

「白銀さん!? てめえ!」

 

「動かないで! ごめんなさい、白銀君。悪いけど、貴方から死んでもらうことにしたわ。貴方はおそらく右目を打ち抜こうとしても阻止されるはずだから、肩をまず撃たせてもらったわ。次は心臓よ」

 

「二人とも慌てなくても大丈夫だ。おいおい、ポリシーはどうしたんだ? そんなんだと天下の大悪党であるラス・プーチンがあの世で泣いてるぜ。子孫はいつから臆病者になったんだってな」

 

「・・・! そう、よほど死にたいようね。でも、貴方より前に先に消さないといけない人が出来たわ。貴方はその人の次に殺してあげるわ」

 

 ん? 青蘭さんのライフルの向きが変わった? 俺の背後には誰もいないはずだ。いったい何を言ってるんだ?ってどうしてここに!? まさか付いて来てたのか!? マズイ!

 

「はぁ、はぁ、はぁ。やっと追いつけました、先生。火事が起こってるので早く逃げましょう」

 

「夏美さん!? どうしてここに? 危険ですので、早く逃げてください!」

 

「やべえ、間に合うか!?」

 

 瑞紀ちゃんとコナンが後を追ってきた夏美ちゃんを守る為に犯人の制圧にうごいたが、それより早く青蘭さんが彼女の心臓へと銃口を向けた。俺は夏美ちゃんを庇うように飛び込んだ。

 

「わざわざ来るなんて馬鹿な女。それじゃあね」

 

「夏美ちゃん、危ない!」

 

「・・・・え?」

 

 俺が代わりに銃弾を受け、夏美ちゃんを身体全体で庇うようにして倒れこみ、青蘭さんからさらに数発の銃弾を背中に受けるのだった。

 

 

<偵光side out>

 

 

<香坂夏美side>

 

先生が私を庇うようにして、青蘭さんから撃たれ血を流して倒れていた。私が先生を追ってきたから? それより先生を助けないと! 私は血の付いた手で、先生に触れ呼びかけた。

 

「先生、しっかりしてください! お願いですから、死なないでください!」

 

「まずい、早く救急車で連れてって白銀さんを治療しないと!」

 

「コナン君! 焦る気持ちは分かるけど、青蘭さんを制圧する方が先だよ。夏美さん、このバッグの中に包帯が入ってます。それで彼の止血をお願いします!」

 

 瑞紀さんは私の方にバッグを投げてきて、コナン君と共に犯人と対峙していた。瑞紀さんに青蘭さんを任せ、私は先生の応急処置をしようとすると倒れていた先生に腕を掴まれた。

 

「せ、せん・・・うむっ!」

 

「しー。犯人に気づかれるから小さい声で静かにね、夏美ちゃん。悪いけど、肩だけ先に包帯巻いて止血してもらえる? 肩だけは本当に怪我してるから。

 他の箇所は血糊入り防弾チョッキの血糊だから。怪しまれないように包帯だけは巻いて欲しいかな。心配かけたみたいでごめんね」

 

「ホントですよぅ、ぐすっ。わかりました。応急処置をしてるように見せれば良いんですね。それで、これからどうするつもりなんですか?」

 

「隙を見て、青蘭さんを制圧する。早くしないと、俺達も火事でお陀仏だからね。青蘭さんを制圧したらとっとと脱出だ」

 

「分かりました。すみません、私のせいでご迷惑をおかけして・・・」

 

「良いんだよ。俺達が心配だったから来てくれたんでしょ? ありがとね♪」

 

「そうですよ・・・先生はいつも無茶するんですから、心配するこちらの身にもなってください」

 

「すみません、気をつけます」

 

 先生も反省したようで、その後は黙って隙を伺っており、コナン君と瑞紀さんが犯人の隙を作った瞬間、起き上がり犯人の背後に周って制圧し気絶させていた。凄いですね! 全然見えなかったです!

 

「かはっ! どうしてお前が・・・・!?」

 

「撃ったのにってか? 防弾チョッキしてたからな。血糊入りのな。あーあ、おかげでこの服洗濯しないといけないじゃねえのかよ」

 

「そういうことだったんですね。夏美さんと遠目に話してるのが見えてたので大丈夫だとは思ってました」

 

「白銀さんが博士からもらってた防弾チョッキのある仕掛けって血糊のことだったんだね」

 

「先生凄いです! こほっ、こほっ!」

 

 火事の煙が充満してきており、煙を少し吸ってしまい咳き込んでしまい膝をついた。思ったより煙と火が広がっておりしんどくなってきました。

 先生達はどうして平気なんですか? クリスさんに鍛えられた影響なんですか?

 

「そういうことだ。大丈夫かい、夏美ちゃん!? 早くしないと不味いな。今は話してるより脱出するのが先だ、瑞紀ちゃん、コナン。脱出ルートは・・・」

 

「そうですね。窓を突き破って出るしかないですね。入り口側は火が広がってしまってるので、無理ですね」

 

「そうか。コナン、そこの鎧の頭二個をあそこの二か所の窓に向かって蹴ってガラスを割ってくれ。その後、俺は夏美ちゃんを抱えて左の窓から出る。右の窓からは、瑞紀ちゃんが青蘭さんを抱えて脱出。コナンは一人でも大丈夫だな?」

 

「力には自信あるんで、青蘭さんのことは任せてください! 白銀さんは夏美さんのことをよろしくお願いしますね!」

 

「うん! 分かったよ。それじゃあ、早く窓を割るね」

 

 そう言ってコナン君は、窓に向かって鎧の頭を蹴り窓ガラスが割れた瞬間、私はお姫様だっこの形で先生に抱えられた。ええっ!? この格好は恥ずかしいです、先生! 先生にされるのは嬉しいですけど、もっと違う場面でして欲しかったです。

 デートしてる時とか、結婚式とかでしてもらいたいなって私はいったい何を考えてるんでしょうか!?

 

「ごめんね、夏美ちゃん、少し我慢しててね。それじゃあ、脱出するぞ!」

 

「は、はい!」

 

 コナン君と瑞紀さんが先に脱出し、私は先生にしがみつき抱えながら城から脱出するのだった。

 

 

<香坂夏美side out>

 

 

 

<佐藤美和子side>

 

 私はスコーピオン事件の調書をまとめる為に、偵光から話を聞く為に彼の事務所へと足を運んできていた。事務所に来ると夏美さんと瀬戸さんが応対してくれた。

 

「すみません、佐藤さん。先日は私の家の関係でご迷惑をおかけしました」

 

「大丈夫ですよ。夏美さんにも怪我が無くて良かったわ。あのバカだけ怪我したみたいだし。瀬戸さんも無事で良かったわ」

 

「はい! こちらお茶と夏美さんが作ったお菓子になります。はい! ああいう修羅場は小さい時からたくさん経験してきてたので大丈夫でした!」

 

「そ、そうなの。偵光と似てるのね。それでアイツに話を聞きたいんだけどどうしてるの? 今日は事務所にいるって聞いてたから足を運んだんだけど」

 

「それがですね・・・」

 

「あと、一時間ぐらいは難しいかもしれないです」

 

「何かあったの?」

 

「クリスさん、七槻さん、怜子さん、安室さんが出張から帰ってので、朝から説教されているんです。萩原さんも一緒に怒られてます」

 

「ああ、なるほどね。今回の事件の詳細を夏美さん達が話した訳ね。朝からって、今は午後二時よ? 随分長いこと説教されてるのね?」

 

「はい、そうなんです。この前の爆弾事件から皆さんには黙ってずっと行動してたってので凄く怒られてますね。私初めてみたんですけど、いつもあんな感じなんですか?」

 

「ええ、そうね。クリスさん、越水さんが関わった時は特に長いわね」

 

「そうですね。あと、佐藤さんと宮本さんが怒ってる時も長いですよ?」

 

「うっ、そんなに長く怒ってるつもりはないんだけど、付き合い長いからついつい言い過ぎちゃうのよね」

 

「そうなんですね。そう言えば、鈴木会長の船に乗って、エッグを東京に持って帰ってる時の夏美さんもすごかったですよね」

 

「あ、あの時は先生が萩原さんに誘われてよく合コンに参加してたからって聞いたからですよ!」

 

「あちゃあ・・・。これは、説教時間延長ですね。ご愁傷様です、白銀さん」

 

 ふーん。合コンね。偵光が合コンに参加してるなんて全然知らなかったわ。由美にメールしてと。クリスさん達にもこれは報告しないといけないわね、ふふふ。

 

「さ、佐藤さん? 先生も悪気があった訳ではないのでほどほどにしてあげてくださいね?」

 

「分かってるわよ♪ ちょっと私も参加して来るわ。それが終わったら話を聞かせてもらうわね♪」

 

「佐藤さんの笑顔が怖いです・・・白銀さんと萩原さん命あるかなぁ」

 

「そればかりは私も分かりません。先生、ごめんなさい」

 

 

 私は二人が何か背後で言っていたのを聞かず、笑顔を浮かべながら説教されている二人の元へと向かい、合コンしていたことをみんなに伝え説教に参加するのだった。

 思ったより白熱し、夕方頃までそれは続き、その後話を聞いて調書をまとめるのだった。

 

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