全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく   作:クリス&シェリー全力投球

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※コナンオリ主ハーレムものです。原作&CP&キャラ崩壊してますのでご理解くださいm(__)m
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60話

<灰原美樹side>

 

 私達がキャンプ地に向かうバスがバスジャックされ、携帯も取り上げられてしまいどうするかを考えていた。

 犯人の制圧に関してはおそらく偵光君達がどうにかするだろうから、私がするべきことは偵光君達が動きやすくなるようにサポートすることね。

 志保の様子もさっきからおかしいままだし、偵光君も少し様子がおかしかったっことを考えると、ベルモットが乗客として乗ってるってとこね。誰に変装してるかが分かれば動きやすいんだけど。

 そう言えば、もう一人組織にいた人間が乗ってたわね。確か名前は諸星大だったかしら。何回か組織の任務で顔を合わせたから覚えてるわ。

 確かライとコードネームをもらった後にNOCだとバレて、ずっと組織が追っていたはずなんだけどベルモットにとっては志保の方が最重要ターゲットみたいね。

 まあ、バスジャックと偵光君っていう想定外がいたからここで何かするってことは無いだろうけど。子供達の安全を守る方を優先させないといけないわね。

 

「歩美ちゃん、心配しなくても大丈夫だからね」

 

「う、うん」

 

「灰原さん、聞こえますか?」

 

 歩美ちゃんが安心するように話しかけていると、後ろのキャメルさんが小声で話かけてきました。

 

「聞こえます。どうしました、キャメルさん?」

 

「そのままで。おそらく、私達の後ろにも犯人の共犯者が乗っています。

 怪しい動きをすると察知される可能性が高いので、動かないようにお願いします」

 

「ええ、分かりました。偵光君はどうするつもりですか?」

 

「所長は協力者が絞れて、チャンスが来たら指示を出すそうです。

 所長から指示が来たら私と所長で制圧しますのでご安心をそれまで待機しておいてください」

 

「分かりました」

 

 私がそう言うと、犯人の一人が反対側のコナン君の所へと向かい彼を掴み床に放り投げた。

 

「おい、ガキ! 今度下手な真似をしたらただじゃおかねえ。おっと、コイツは預かっておくぜ」

 

 私はコナン君に駈け寄った。

 

「大丈夫、コナン君? 怪我は無いみたいね」

 

「う、うん。ありがとう、美樹さん」

 

「良いのよ。それと大人しくしてて。偵光君が今動く機を狙ってるから、彼が動いた時が勝負よ」

 

「わ、分かったよ」

 

 そうしてコナン君は席にもどり、私も席へと戻った。

 その後バスが長い間走っていると、犯人グループがバスの通路の真ん中に大きい二つのバッグを置いた。

 あのバッグは一体なんなのかしら? 偵光君の方をちらりと見てみると、そのバッグを見て顔つきが変わっていた。

 ということは、おそらく良くない物が入ってそうね。考えられるのは爆弾かしら? 

 爆弾なら早いこと何とかしないと・・・ってコナン君!? 大人しくしてなさいって言ったのに! 

 

「またお前か! 命が惜しく無いのか? ならお望みどおりにしてやるぜ。おい、ボウズ、立て」

 

「「「コナン君!?」」」

 

 彼が立つと、先ほど新出先生と呼ばれていた男性がコナン君を庇っていた。

 その庇った男性を犯人が拳銃で撃とうとした瞬間、

 

「さっきからキャンキャン吠えてうるっせえな。バスジャックしたんなら堂々と構えろってんだ。小物っぽさが滲み出てるぜ、犯人さんよ」

 

 偵光君がようやく動きだしたことによる嬉しさ半面、犯人を煽って何をしでかすか予測がつかないこと私は不安を覚えるのだった。

 

<灰原美樹side out>

 

 

<偵光side>

 

 俺はコナンを庇ったクリスが狙われていたので、咄嗟に犯人を煽る言葉を言った。

 さてと、これで犯人二人がこっちに来てくれたら動きだすぞ。

 共犯者は後ろの女性ってのを桜子ちゃんとキャメルさんに伝えて俺が犯人の制圧に動いた瞬間、キャメルさん、桜子ちゃん、美樹ちゃんは俺の考えを分かって動いてくれるはずだ。

 あとはクリスもたぶん動いてくれるはずだと思うんだが・・・めちゃくちゃ睨まれてるな。 俺が無茶しだすの分かってたから、止めようとしてたのにって感じですね。

 こりゃあ、後で怒られっかな。まあ、哀ちゃん狙ってるんだろうが残念ながら、それは失敗に終わるようにさせてもらいますよっと。

 で、問題は俺のことを伺ってる、変装したクリスの横にいる外国人の女性と後ろにいるニット帽をかぶりマスクをしてる男性なんだよな。

 あの二人のこと全然知らないんだけど、どうして俺マークされてんの? キャメルさんが真っ青になってたからキャメルさんの知り合いかと思ったんだけど・・・って、犯人さん二人釣れましたね、ラッキー。とっとと事件解決しますかね。

 人の休暇を潰した輩は容赦なくいかせてもらうぜ!

 

「おい! もう一度言ってみろ!」

 

「だからぁ、吠えるなっての。こんな言葉でいちいち動揺してたら、小物だぞって言ってるんだよ」

 

「何ぃ!? よほど死にたいらしいな。お前だけは殺すと決めた」

 

 犯人は俺に拳銃を突き付けてきた。コイツ素人だな。容赦ない犯人なら既に俺は撃たれてるよ。

 

「「白銀さん!?」」

 

「社長!?」

 

「偵光君!?」

 

「大丈夫だから。殺すってんなら、これぐらいの覚悟ぐらいは持たないと」

 

「「っつ!?」」

 

 俺は犯人達に向けて殺気を飛ばした。クリスとか組織連中の真似をしてやってみたけど結構効果あるもんだな。

 普通の人には気づかないように飛ばしたんだが、ウチの所員達とクリスに哀ちゃんにコナン、気になっていた二人組は殺気に気づき俺の方を見ていた。

  桜子ちゃん達まで怖がらせるつもり無かったんだけどな。

 まだまだ修行が必要だなってこんなこと考えてる場合じゃねえ。犯人達は怯んだし、このチャンスを生かさないと!

 

「運転手さん、ブレーキ踏んで! 早く! 乗客の皆さんは何かに捕まってください!」

 

 俺が指示を出したと同時に、美樹ちゃんと桜子ちゃんは爆弾が入っているであろう荷物を持ち、運転手さんが急ブレーキをかけてバスは止まり、犯人達は立っていたので、倒れてしまった。

 犯人達が起き上がる前に俺は飛び出し、犯人二人を制圧し、後ろの共犯者の女性はキャメルさんがとり抑えていた。

 

「ぐはっ!」

 

「なんだと!?」

 

「きゃあ、ちょっと、何よ!?」

 

「すみませんが、拘束させてもらいます。貴方が共犯者なのは既に分かっています。白銀さん、こっちは大丈夫です。そちらは大丈夫そうですね」

 

「ありがとう、キャメルさん。美樹ちゃんも、桜子ちゃんもありがとね。さてと、爆弾は・・・」

 

「い、いえ。社長も無事で良かったです。皆さんにも怪我がないようで良かったです」

 

「そうですね。偵光君、爆弾は大丈夫そう?」

 

 美樹ちゃんと桜子ちゃんから荷物をもらい、荷物の中身の爆弾を確認するとタイマーが作動していた。

 ははは、やっぱりそうなんのかよ!? 爆発までは一分ちょいかよ! 解体するにしたも間に合わねえか・・・

 

「みんな逃げろ! 爆弾が動いてる! 爆発まで一分もない! 急いで逃げろ!」

 

「その人の言ってることはホントよ! さっきの急ブレーキで時計をぶつけちゃって起爆装置が作動しちゃったのよ! 早く逃げなきゃ! 一分も無いわよ!」

 

 共犯者の女性が俺と同じことを言った瞬間、俺とキャメルさんを除いた乗客たちはみんなバスから降りて逃げ始めた。

 美樹ちゃんと桜子ちゃんは子供達と逃げてくれたから大丈夫だな。

 キャメルさんはバスの前の出口近くで乗客を誘導し終わり

 

「所長、皆さんの避難終わりました。後は私達だけです!」

 

「了解! 最後にもう一回バス内確認してから俺も逃げるから、キャメルさんは先に避難しといて!」

 

「分かりました! 気をつけてくださいね!」

 

 キャメルさんはそう言い、バスから離れていった。よし、バス内を確認して俺もとっとと避難しないと。

 もう爆発まで時間が無いからな・・・・って哀ちゃん!? 

 逃げ遅れた訳じゃなくて死ぬつもりか! クリスが見てたからか! 消火器は・・・あった! 

 俺は消火器を持ち、後ろのガラスを割った。

 

「・・・え?」

 

「ホント世話がやけるね。ガラス割るまで俺がいたことに気づいてなかったし。

 ここで爆弾とお陀仏ってのはオススメしないかな。行くよ、哀ちゃん!」

 

「あ! ええっ!?」

 

 俺は哀ちゃんを抱え込み、後ろの割れたガラスを突き破って外へと出た瞬間爆弾が爆発し、哀ちゃんを爆風から庇うようにして転がってた。

 いたた、腕擦りむいたな。

 

「哀ちゃん、怪我は無いかい?」

 

「どうして私なんかを助ける為に無茶したの!? 血が出てるじゃない!」

 

「かすり傷だから大丈夫だよ。それに哀ちゃんを助けて守るって前に約束したからね。

 哀ちゃん、組織の連中は怖いのは分かるが、自分の運命から逃げちゃだめだよ。明美ちゃんだって逃げずにいたよ。

 安易に命を捨てる真似だけは絶対にしないで欲しい」

 

「そうね・・・。ごめんなさい、白銀さん。自分の運命からはもう逃げないわ。その変わりに絶対護ってよね」

 

「もちろん♪」

 

「それと貴方も絶対に無茶して死なないで。ホントは怪我もするなって言いたいとこだけど難しいでしょうし」

 

「そうだね。そこは善処しますと言いたいとこなんだけどね」

 

「まったく、もう・・・・助けてくれてありがとう」

 

「偵光君、哀ちゃん大丈夫!?」

 

「社長大丈夫ですか!?」

 

「所長! 無茶しすぎですよ!」

 

「白銀さん、灰原大丈夫か!?」

 

 哀ちゃんと話していると、キャメルさんと美樹ちゃん、桜子ちゃん、コナン達が慌てた様子で駆けつけてきた。

 

「三人とも大丈夫だよ。ただ、哀ちゃんが怪我しちゃったから悪いんだけど子供達と一緒に病院に連れてってもらえるかな、桜子ちゃんと美樹ちゃんの二人で。

 事情聴取に関しては、俺とキャメルさんが受けるから早く病院に連れてってあげて」

 

「分かりました。偵光君もちゃんと治療受けてから行ってくださいね。子供達のことは、私と桜子さんに任せてください」

 

「社長怪我なさってるんですか、美樹さん!? 社長も病院行った方がよろしいのでは?」

 

「かすり傷だから大丈夫。ほらほら、哀ちゃんの為に急がないと、二人とも」

 

 俺がそう言うと、二人はしぶしぶだが子供達を連れて病院へと向かっていった。これで一安心かな。

 

「良かったんですか? 灰原さん、所長の怪我の具合に気づいてましたよ。そんなに軽い傷では無いですよね?」

 

「自分が今までした怪我の中では軽い方だから大丈夫だよ。平気、平気・・・痛っ!」

 

 左腕を誰かに捕まれ袖を捲られた。痛いじゃねえか。

 一体誰だよ!?ってやばっ! めちゃくちゃ怒ってますね、クリスさん!

 

「やっぱりこんな大けがしてるじゃないか! 無茶苦茶だな、君は。

 事情聴取はちゃんと治療を受けてからだよ! それと、事情聴取が終わって事務所帰ったらお話ね♪」

 

 最後の言葉は俺にしか聞こえない声で言い、本気で怒ってるのを察し、事務所に帰りたくないなーという思いが強くなったが全てを諦め、腕の治療を行いキャメルさんと共に事情聴取を受けるのだった。

 

 

<偵光side out>

 

 

<灰原哀side>

 

 バスジャック事件から数日後、私は白銀さんにお礼を言う為に彼の事務所を訪ねて来ていた。

 事務所内は、萩原さんと越水さんだけしかいないわね。まあ、良いわ。確認してみましょう。

 

「失礼するわね。こんにちは、萩原さん、越水さん」

 

「おりょ? 灰原ちゃんじゃねえか。いったいどうしたんだ? 美樹ちゃんにでも用事か?」

 

「あ、哀ちゃん! 久し振りだね! 今日はどうしたんだい?」

 

「今日は美樹さんに用事じゃないわ。白銀さんに用があったんだけど彼はどうしたの?」

 

「あー、白銀なら陣平ちゃんと一緒に、交通課のマスコットキャラクターの着ぐるみの助っ人と、佐藤さんから呼び出されて警視庁に行ってるぞ。

 一年前の事件について再捜査することになったから協力して欲しいってな。今日は戻ってくるの遅くなると思うぞ?」

 

「マスコットキャラクターって、警官の帽子を被った犬のやつかしら? 一年前の事件の再捜査? 珍しいわね。

 しかも白銀さんに協力要請するって何か理由があるのかしら?」

 

「ああ、それはね。その事件の被害者の遺族から詳しく事件を調べてくれって依頼があったみたいなんだよ。

 それでその当時の事件を調べていたのが所長と松田さんだったんだ。

 その関係で、警察でも掴めてない情報を知りたいってところじゃないかな? それとマスコットキャラクターについては由美さんからの要請だって」 

 

「なるほどね。それにしてもあの人は次から次へと色々なことに関わっていくわね。せっかくこの間のお礼を言いたかったのに・・・」

 

「ああ、それってバスジャック事件のことだろ? 灰原ちゃん守る為にまた無茶したらしいな、白銀。

 あの日帰ってきたら、キャメルさんや美樹ちゃん達から報告があって、みんなからしこたま怒られてたからな。七槻ちゃんもすごかったもんな」

 

「ボクだけが凄かった訳じゃないよ! 桜子さんやクリスさん、安室さんとかの方が容赦なかったよ、絶対!」

 

「ああ、あの三人は特に怖かったな。怪我してたのを隠して事情聴取受けようとしてたから特にな。

 まあ、白銀には良いクスリなんじゃねえのか? 俺はごめんだが」

 

「萩原さんもよくセットで怒られてるじゃないか。この間の合コンの件忘れたとは言わせないよ・・・」

 

「うっ、すみません。それより、灰原ちゃんはどうするよ? なんだったら白銀帰って来るまで待つか? 一応メールしたから早めには戻ってくるだろうけど」

 

「そうね。それなら待たせてもらおうかしら。博士も夜までいないことだし、帰っても一人なのよ」

 

「それならサマーライト行っておやつ食べない? ボクは仕事終わったし、萩原さんも一緒にどうかな?」

 

「そうだな。休憩がてら行くか。白銀達が戻るまで仕事は進めれないしな。灰原ちゃんはそれでも良いか?」

 

「サマーライトなら全然問題無いわ♪」

 

 私はサマーライトのお菓子が食べれるという嬉しさのあまり食い気味で答えてしまった。

 

「お、おう。何か急に機嫌良くなったな、灰原ちゃん」

 

「そりゃあ甘いものが嫌いな女性はいないもんね、哀ちゃん♪ 夏美さんが新メニュー出したって言ってたし楽しみだな♪」

 

「新メニューできたのね。早く行きましょう」

 

 私は新メニューと聞き、更に嬉しくなりお菓子を食べながら白銀さんと会えることを楽しみにしながら、萩原さんと越水さんと待つのだった。

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