全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく   作:クリス&シェリー全力投球

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※コナンオリ主ハーレムものです。原作&CP&キャラ崩壊してますのでご理解くださいm(__)m
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73話

〈水無怜奈side〉

 

 白銀君から渡されたメモを毛利さんに渡した後、彼は推理を披露し見事に事件を解決したが、犯人である成実先生が姿を消しコナン君が走り出し彼をエレニカさんと共に追っていると、公民館にたどり着いたんだけど燃え盛っていた。まさか、犯人が自殺する為に火を付けたの!? はやく消防に連絡して火を消さないと、犯人や中に入っていったコナン君が危ないわ! 白銀君は、キャメルさんと中に間違いなく突入してるわね。エレニカさんに指示を出して行動しないと。

 

 「エレニカさん! 消防に連絡して、火事をどうにかするわよ! おそらく白銀君達も中にいるはずだから、早くしないとマズイことになるわ!」

 

「え? シロガネも中にいるの・・・? 助けないと!」

 

 そう言って彼女は顔を真っ青にし焦った様子で、そのまま中に入ろうとしていたので、私は彼女の腕を掴み止めた。

 

「ちょっと、何してるの!? 危ないわよ!」

 

 

「離して! シロガネを早く助けないと! でないと彼が!」

 

 エレニカさんの様子が明らかにおかしいわね。何かトラウマでも刺激されたような感じね。白銀君達なら大丈夫だから心配して無いんだけど、彼女にまで建物内に入られたら流石にまずいことになるわね。何としても止めないと!

 私は彼女を羽交い締めにして落ちつかせる為に声をかけ続けた。

 

「ちょっと落ちつきなさい! 彼なら大丈夫よ! このぐらいの修羅場いつも潜り抜けてるんだから! 貴女まで中に入ったら、足手纏いになるし逆に危険よ!」

 

「離しなさい、レナ! 助けにいかないと彼が死んでしまう! 旦那や息子みたいに彼までいなくなってしまう! もう助けれないのは嫌なの!」

 

 やっぱりエレニカさんはトラウマが刺激されて周りが見えてないわね。ああ、もう! 凄い力ね!? どこからそんな力が出てくるのかしら!? どうにかして止めないと! って、急に何なの!? 窓ガラスが割れたけど・・・ってコナン君!? 私は、こちらに向かって飛んできたコナン君をキャッチした。

 

「うわぁぁぁぁ!?」

 

「コナン君、どうして中から? 大丈夫!? 

 って中に入ったら危ないわよ!」

 

「少年! シロガネ達は見ていないか? おそらく彼らもこの火の中に入っているはずなんだが、会わなかったか!?」

 

「ううん、見てないよ! 火をつけて自殺しようとしていた成実さんを助けようとしていたんだけど、クマとイヌの着ぐるみを着た奴らに、身体を掴まれ外に放り投げられたんだ! 正体不明の奴らの近くに成実さんがいるから何かされたら危ないんだ!」

 

 クマの着ぐるみにイヌの着ぐるみですって!? 組織が追っているメンバーだとしたらまずいことになるわね! ここには一般人が多いのに、どうにかしないと。白銀君達がてっきりいるのかと思ったんだけど....,

 ちょっと待って。白銀君なら犯人が自暴自棄になることをおそらく予測できたはずよね? 彼なら絶対対策してるはず。その対策が着ぐるみだとして、組織が追っているクマの中身も彼だとしたら?

 もし、彼ならば平然とやりかねないってすんなり納得できたわ。ただ、何の目的で?

 いや、確認してみないことにはどうにもならないわね。正面側は火の手が周ってるから、脱出するとしたら裏口ね。

 私はコナン君をエレニカさんに任せて、裏口へと周るのだった。

 

〈水無怜奈side out〉

 

 

〈偵光side〉

 

 俺とキャメルさんは、それぞれスーツを着た後公民館に来てみると燃えており、ピアノの音が聞こえたので中に侵入しピアノがある部屋へ向かうと、コナンと犯人が楽譜を見せながらやり取りしていたので、コナンの首根っこを掴みキャメルさんが開けてくれていた窓から外へ放り投げ脱出させた後、成実さんを手刀で気絶させた。

 

「所長、容赦無さすぎじゃありませんか? ってかこのスーツ凄いですね。変声機能に、色々な道具もついてますし機能が完全に戦闘向きなのですが・・・」

 

「俺のデータを元に改良を重ねていったからね。色々ある機能や道具は、俺に無茶させないようにする為と、怪我させないようにって目的で山川さん達が魔改造したからね。さてと、犯人も回収しましたし脱出しますかね。探偵として犯人の自殺は絶対にさせちゃダメだからね。あと、FBIみたいに犯人を切り捨てて殺しても良いって理由にはならないからね」

 

「それを聞いてすぐに納得してしまった自分が怖いです。分かってますよ。私も捕まえるのが一番だと思ってます。上司達みたいに割り切って、命を奪うってことは嫌いですからね。それで脱出は、裏口から出れれば良かったんですが、崩れた瓦礫とかがあってドアが開きそうにありませんよ? 

 引き戸みたいですし、コナン君と同じルートに変えますか?」

 

「いや、大丈夫だよ。ドア蹴飛ばして開けるから。ダイヤル回してっと。じゃーん、どうよこの威力! 博士のキック力増強シューズの技術もこのスーツに詰め込んだからね! 道具無しでもこんなこともできるんだよ! 凄いでしょう?」

 

 

「どうしてそんなに嬉しそうなんですか!? さっき凄い音しましたよね? 人が集まってきますよ!? しかも、この感じ・・・・。

 さっきの衝撃で建物崩れませんか?」

 

「やべぇ、やりすぎたかも。 音に関しては大丈夫。火事でそれどころじゃないだろうしね。建物崩れる前に早く脱出するよ、キャメルさん!」

 

「どうして貴方はいつもそんな感じなんですかぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 俺とキャメルさんは、裏口から脱出し建物の崩壊に巻き込まれない位置に移動した。

 

「ここまで来ると大丈夫かな? 成実さんにも怪我は無いな。キャメルさんも大丈夫?」

 

「はい、大丈夫です。所長もピンピンしてますし怪我も無さそうで良かったです。入院することも無いですし今回は皆さんから怒られずに済みそうですね」

 

「あはは、そうだね。事件終わった後って怪我してるパターンが多いからね。今回は怪我も無かったし、やっぱりこのスーツ持って来てて正解だったよ。おや? どうやら客人が来たみたいだよ」

 

「動かないで! 成実さんをその場に下ろして両手を上げなさい! 何か少しでも変な動きをしたら撃つわよ?」

 

「逃げ遅れていた人がいたから、せっかく人助けをしたのに物騒なものを向けないで欲しいな、水無ちゃん? 久しぶりに会ったってのに、その扱いはあんまりじゃないかな? それにここで銃なんか出してると、君の仲間や刑事さん達に目撃されちゃうよ?」

 

「やっぱりあの時の・・・。あら、敵のくせにそんな心配をしてくれるなんてありがたいわね。ご忠告どうもありがとう。でも大丈夫よ。ここにすぐに、人が来れないようにちょっと細工させてもらったから。早くても10分以上はかかるわ。まあ、ある人が後から来たなら、それ以下の時間になりそうだけど」

 

「ありゃりゃ、そんなこともしてたんだ。うーん、どうしよっか、イヌ君? ここで水無ちゃんと戦う? それはそれで楽しそうだよね」

 

「もう、遊ばないでください。そうやって、すぐにふざけ始めるの貴方の悪い癖ですよ? あんまり遊び続けるようなら、帰って皆さんに報告しますからね? 早くスーツ脱いで収納カバンに入れてください!」

 

「うぐっ、それだけは勘弁してもらえませんかね? キャメルさんが何か冷たいよ。ってかスーツ脱ぐの早くない!!

 はぁ、分かったよ。真面目な話し続けるのって疲れるから、気を紛らわせようとしただけなのに。やれやれ、頭はずしますかね。ごめんね、水無さん。騙してるつもりは無かったんだよ。キャメルさん、悪いんだけど、

このスーツと成実さんをお願いね。警部さんや小五郎さん達にも、スーツのことは伏せた上で説明しておいてもらえるかな?」

 

「分かりました。私は先に行ってますね、所長、水無さん。それと時間は稼いでおくので、ゆっくり話してください。失礼します」

 

 そう言ってキャメルさんは去っていった。いやぁ、ホント色々察してくれて動いてくれるから助かるよね!

 さてと、彼女に説明してこちら側に引き込みますかね。

 

「!? やっぱり、クマの中身は貴方だったのね、白銀君。予想はしてたけど、確信までは持って無かったわ。キャメルさんと2人で犯人を助けだしたのね」

 

「そうだね。水無怜奈さん? それともキールかCIA所属の本堂怜奈さんって呼んだ方が良いかな?」

 

「なるほどね。私の正体についても既に掴んでる訳ね。当たり前よね。私とお父さんがやりとりしていた現場に貴方も居たんですもの。どうして私達を助けてくれたの? そのせいで、貴方は組織に追われるようになってしまった・・・」

 

「目の前で助けれる命があるなら、俺は何がなんでも助けようとするからね。助けたいから助けた、ただそれだけだよ。組織とは、クリスや透達の件で元々やり合うつもりだったからね。まあ、あの時はスーツの性能悪くて、水無さんが何て言っていたか聞こえなかったんだけどね。適当に頷いてたら、ジン達から急に襲われるから何かやらかしたとは思ったんだけどね」

 

「ただそれだけの理由で私達を助けたのね。ありがとう、白銀君のおかげで私も父も生きることが出来てるわ。貴方が組織とやり合う理由については、ある程度予測出来てるわ。私も含めて、事務所や会社に所属している組織の人間を助けだすつもりね?」

 

「そうだね。あの組織はたくさんの人を傷つけすぎた。だから、絶対に叩き潰すよ。何人かとは何がなんでも守り抜くって約束したしね♪」

 

「あら? 私のことも守り抜いてくれるのかしら?」

 

「もちろん♪ 水無さんも含めて、絶対に守り抜くからね! あ、自分の命も含めてだよ?」

 

「まったく、白銀君は、色々な人をたぶらかすのが得意なようね。貴方の言葉は安心できるし、協力関係を結びましょう。CIAや私にとってメリットしかないしね。

 組織の情報が入ったら、貴方に流すようにするわね。あと、今後私のことは名前で呼びなさい♪ 分かったわね?」

 

 

「こちらとしても協力関係を結ぶのは助かるかな! それはありがたいよ!

 これからよろしくね、怜奈さん♪

 あ、そうそう! 組織について知ってるのは、俺、山川さん、萩原さん、松田さん、伊達さん、キャメルさん、美樹ちゃん、哀ちゃん、野山さん夫妻、コナンぐらいかな? 

 山川さん、美樹ちゃん、哀ちゃん、野山さん達は、組織に居たからね。これは内密にね」

 

「ちょっと待って、白銀君。予想以上にとんでもない情報が聞こえたのだけど気のせいかしら?」

 

「気のせいじゃないよ。野山さん達は、宮野夫妻、美樹ちゃんは、宮野明美、哀ちゃんはシェリー、山川さんはスコッチだからね。哀ちゃん以外は、俺が変装させて技術叩きこんだんだよ? 誰からもバレてないから凄いでしょ!」

 

「どうしてそう自信満々に爆弾情報をさらりと言うのかしら!? 改めて白銀君が恐ろしさを感じたわ。まあ、良いわ。その人達にも、協力者になった私の情報は伝えてもらえるかしら?

 そろそろ、他のみんなも来るでしょうし、また機会を作って話しましょうってあら? あれは、エレニカさんね。凄い勢いで白銀君の方へ向かって来てるわね?」

 

「うん、伝えておくよ。詳しいことはまた後日に。ホントだ。エレニカさん、凄い勢いでこっち来てるね。ってか、止まる気配なくない? あの勢いで来たのを受け止めるってなると、流石に骨が折れるよ? 流石に止まってくれるよね?」

 

「うーん、どうかしら? 彼女、燃え盛る建物を見て、その中に白銀君がいるって言ったら様子がおかしかったわよ?」

 

「ちょっと怜奈さん? どうして、俺から距離を取るんですかね?」

 

「さてね。しっかり彼女を受け止めてあげなさい。それと、その後起こることについて、私はフォローしないわよ」

 

「シロガネ!」

 

「わぶっ!」

 

 エレニカさんが凄い勢いで飛び込んできて、俺は抱き止めたが倒れこんでしまった。痛え! 背中思いっきり打ったぞ。エレニカさんには怪我は無さそうだなってめちゃくちゃ泣いてますね! え、何で!?

 

「いたたたた。エレニカさん、急に飛びつかれたらビックリするんですが?」

 

「ぐすっ、心配したのよ? 本当に無事で良かった・・・」

 

「俺は大抵のことじゃ、怪我しないよ。心配かけたみたいでごめんなさい」

 

 彼女震えてるな。こりゃあ、トラウマでも刺激した可能性が高いな。はぁ、とりあえず彼女を落ちつかせる方が先だな。怜奈さんはどうにかしなさいよって視線で訴えてくるし、助けてくれても良いんですよ?

 俺は、身体を起こし彼女を抱きしめ背中と頭を優しく撫でて落ちつかせていると、背後から恐ろしく低い声がした。

 

「お兄ちゃん、エレニカさんといったい何してるのかな?」

 

 ゆっくりと振り向くと、呆れたような顔でこちらを見てる小五郎さん、コナン、キャメルさんがおり、その前で異様なオーラを放っている蘭ちゃんがいた。

 やべぇ、蘭ちゃんがめちゃくちゃ怒ってる!? ってか顔は笑ってるけど、目が笑ってないよ? しかも声色怖いし、手に持っているスマホは何かな? カシャって音がしたし、非常に嫌な予感がしますよ!?

 

「ら、蘭ちゃん? 何してるってエレニカさんが混乱してるから落ちつかせてるだけですよ? やましいこととかは何も無いよ! 怜奈さんが証人だからっていねぇ! あの人逃げやがった!?」

 

「ふーん。お兄ちゃんって落ちつかせる為にわざわざ抱きしめたりするんだね。それに怜奈さんって名前呼びまでして、すんごく仲良くなったんだね♪ お兄ちゃんが、今まで何をしてたか色々聞かせてもらうからね?」

 

 これは、逃げれない奴だ。ちくしょう、やっぱり最後はこうなるのかよぉぉぉ!

 俺は諦めて、蘭ちゃん達に必死に弁明するのだった。

 

〈偵光side out〉

 

 

〈山川光side〉

 

 偵光達が月影島から帰ってきて、エレニカさんの件とキャメルさん、水無さんについて、クマスーツを着て正体を明かしたことについて説教をしっかり受けた後、事務所で俺、偵光、美樹さんの3人で休憩していた。

 

「偵光君、随分と絞られてたね。エレニカさんの件も蘭ちゃんの勘違いみたいだったし大変だったね」

 

「ずっとそう説明してたんだけどな。犯人の自殺も防いだんだし、むしろ褒められるべきじゃない? 

 ってか、怜奈さんとキャメルさんに正体バラした件で更に怒られるとは思わなかったなー」

 

「当たり前だ、バカ。正体バラしたりしたらリスクが上がるんだぞ? 偵光の場合、その点についてはしっかり考えた上でバラしたんだろうが、一言ぐらい相談して欲しかったよ」

 

「悪かったって。景光も、俺の考え理解した上で怒ってたよね? 怒る必要あった?」

 

「建前上仕方なくな。それで次のツインタワービルのパーティーには誰を連れて行くんだ? 水無さんからの情報で、組織に関わる人物がオープンに関わっているんだろう? ジンやウォッカも関わってくる可能性が高いぞ」

 

「私も気になります。組織が関わる以上、絶対に何かが起こる可能性が高そうですね」

 

「のんびりパーティーが楽しめれば良いんだけど、そうはいかないよなぁ。はぁ、嫌になるな。

 連れて行くメンバーは、もう決めてるよ。俺、山川さん、美樹ちゃん、イレイナさんの4人だね。イレイナさんは、組織から命令が来ていて、ツインタワービルで、組織の構成員の情報を探り、俺が関わってもフォロー出来るようにしておけって命令が来てるって怜奈さんから聞いたからね。この4人ならある程度のことには、問題無いでしょ?」

 

「メンバーに異論は無いな。キュラソーに関しても大丈夫だろう。灰原さんもそれで良いかい?」

 

「はい! お二人のサポート頑張りますね♪」

 

 俺達は、わいわいとしながら休憩時間を楽しむのだった。




今回久しぶりにクマちゃんスーツの出番がありました。
すみません、話が長くなったので次回から天国へのカウントダウン編に入ります!
天国へのカウントダウン編もどんどん更新していきますので、よろしくお願いしますm(__)m
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