全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく 作:クリス&シェリー全力投球
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74話
〈偵光side〉
俺、山川さん、美樹ちゃん、イレイナさんの4人は西多摩市のツインタワービルのオーナーからパーティーの招待を受けて、ツインタワービルの見学に来ていた。
「それにしても凄いビルだな。米花シティービルより高いんじゃないか?」
「そうだね。米花シティービルって言うと、爆弾に巻き込まれて大怪我した事件を思い出すよ。いやぁ、あの時はマジで死ぬかと思ったね」
「もう、笑い事じゃないですよ? あの時は大変でしたよね。偵光君は哀ちゃん達を庇って意識不明の大怪我してましたし、森谷帝二による爆弾事件が続いてましたし」
「そんなに大変だったの? 美和子達から話には聞いていたけれど、相当無茶していたようね。それにしても窓から外を見ると絶景ね♪」
「そうですね! 私も写真に撮っちゃいました♪ それにしても、西多摩市のこの土地にこれほどのビルを建てるなんて凄いですよね!」
「それはここのオーナーの常盤美緒が、常盤財閥のご令嬢だからね。TOKIWAは、パソコンソフト開発が中心の会社だが、最近はコンピュータ関係の仕事ならなんでもしてるみたいだよ。TOKIWAに勤めてるプログラマーの知り合いとか結構いるしね」
「TOKIWAにもコネがあったなんて驚いたわね」
「そりゃあ、偵光はコンピュータ関係にはめちゃくちゃ強いからな。事務所は会社にあるパソコンのシステムとかソフトなんか、博士と一緒に作った物もあるし、現在開発されているVR型ゲーム機『コクーン』の開発にも博士と共に助っ人として呼ばれてるよな?」
「偵光君ってそんなに凄かったんですね! そう言われれば、壊れたパソコンとかすぐに修理してましたよね?」
「小さい時から、その編の技術はクリスと野山さん、博士に叩き込まれて詳しくなっただけだよ。『コクーン』については秘密にしといてね。
ねえ、みんなに相談なんだけど、この後ゲームブースに行ってみない? 色んなゲームがあるらしくて、どんなのがあるか気になるんだよ! 行っちゃダメかな?」
「あら、楽しそうね。私は良いわよ。白銀が眼を輝かせるほどの物があるのは気になるしね」
「ふふふ、そうですね。偵光君が、興味あるのは見てみたいですし私も良いですよ」
「やれやれ。偵光がこうなったら行く以外の選択肢は無いからな。俺も興味あったし、良いぞ」
「いよっしゃあ! みんなの許可も得れたし、早く行くよ!」
俺はそう言って、めちゃくちゃ興味があったゲームブースへと向かうのだった。ゲームブースに来てみると、知り合いがおり、集まっていた。よし、ここは気配を消して近づいてみるかな。山川さん達はため息をつき、俺がすることに気づいたみたいだ。
何かの写真を見ているのか? 何話してるのかは全然聞こえないけど。
「ほう、若い時の英理にそっくりだな。偵光君もこれなら・・・」
「偵光君にはもったいないぐらいじゃな」
「これなら白銀さんと並んでても美男美女同士って感じだし、絶対に彼を骨抜きに出来るわね!」
「これだけ美人になった蘭ねえちゃんなら、白銀さんも放っておかないね!」
「何言ってるのよ、園子!? コナン君まで!? 写真見るのは、ここまでよ!」
よしよし、話に夢中になりすぎて誰も気づいていないな。俺は蘭ちゃん
が手に持っていた写真を手に取り、見ながら話かけた。
「おはようございます。随分と盛り上がってますね、皆さん。へぇ、これって蘭ちゃんが大人になった時の写真かな? 美人さんだね♪」
「・・・え? ってお兄ちゃん!? どうしてここにいるの!? って美人さんだなんて急に言わないでよ! 心臓に悪いでしょ!?」
「「偵光君!?」」
「「「白銀さん!?」」」
「「「あっ、イレイナさん!」」」
「おい、偵光。満足したか? 皆さんおはようございます。偵光が朝からすみません」
「皆さん、おはようございます。所長が悪ふざけしてしまい、すみません。貴方達の姿を見たら、驚かすって言って聞かなかったものですから」
「白銀の悪い癖が出たってとこね。元太君達もおはよう」
挨拶を終えた俺達はは、グループごとに別れイレイナさんは元太君達と話始め、山川さんは小五郎さんと博士と会話し、俺と美樹ちゃんは蘭ちゃん、園子ちゃん、コナン君、哀ちゃんと話ていた。
「うぐっ、みんなの言い方が凄く辛辣だったんだけど。ご、ごめん、蘭ちゃん。そこまで驚かすつもりは無かったんだよ。はい、写真は返すよ。美人だなって思ったのは嘘じゃないからね? それでこの写真はどうしたの?」
「そこの機械で撮ったんだよ。10年後の自分が写るんだって。お兄ちゃんと美樹さんも撮ってみたらどうですか?」
「いやぁ、俺はいいかな。10年後っていうとアラフォーのオッサンだし、老けすぎてたらダメージでかすぎて立ち直れなさそうだし」
「私もいいかな。偵光君と同じでダメージ受けそうだしね。コナン君や哀ちゃんは撮ったの?」
「私もいいわ」
「僕もパス!」
2人がそう言うと、コナン君は小五郎さんが椅子に無理に座らせられ、哀ちゃんは子供達に座らせられていた。これはちょっとまずいかなぁ。配線はと、これ抜けば機械に影響は無い且つエラーが出るようになるはずだから大丈夫かな。これで良しと。
写真を撮り終えて、エラーが出たのを確認した後エンジニアが調べ始めたのを見て、抜いた線を元に戻して哀ちゃん達の元へと向かった。
「いやぁ、運良くエラーが出て良かったな、2人とも。エラーが出たから、俺達も写真撮ること出来なくなったね、美樹ちゃん」
「そうですね。2人共、偵光君のフォローに感謝するんだよ? 配線抜いてエラーが出るように誤魔化してくれたから」
「ありがとう、白銀さん。助かったよ。マジで危ないとこだったぜ」
「あはは、美樹ちゃん達にはバレてたか。哀ちゃんもコナンもこのことには内緒に頼むよ? それと、哀ちゃん? そんな暗い顔しないの。ほら、笑顔、笑顔♪ せっかくの可愛い顔が台無しだよ?」
「わふっ、ちょっと何するのよ!? 急に頭わしゃわしゃされたらビックリするじゃない! それにセットが崩れるし、セクハラで訴えるわよ?」
「ごめん、ごめん。哀ちゃんに元気が無さそうに見えたからね! 訴えるのだけは勘弁して欲しいかな! 俺は蘭ちゃん達の所に戻るから、美樹ちゃんは2人をよろしくね♪」
俺はそう言い、蘭ちゃん達の所へ向かった後、オーナーに会いに75階ののパーティー会場へみんなで向かうのだった。
〈偵光side out〉
〈毛利蘭side〉
私はツインタワービルに行った次の日に、光彦君と歩美ちゃんから相談があると言われファミレスで、相談を受けた。まさか恋愛相談されるとは思わなかったな。いつの間にか、私とお兄ちゃんの進展についてどうなのか?って話になってたし、最近の小学生って進んでるのね。うーん、私もお兄ちゃんの事務所のお姉さん達と一緒に色々考えてるんだけど、なかなか進展しないのよね。お母さんとかにも相談してみようかな? お父さんってお兄ちゃんに並ぶほど鈍感だったらしいし、似てる部分が多いとも聞いたし。
って早く買い物して帰らないと遅くなっちゃう!
晩御飯の材料を買って帰ろうと思い、スーパーに寄ると見知った顔を見つけたので、声をかけた。
「こんにちは、お兄ちゃん! もしかして、夕飯の買い出し?」
「こんにちは、蘭ちゃん。ここで会うなんて奇遇だね。そうだよ。ちょうど食材切らしててね。帰って食べる物が無いから、色々と安いこのスーパーに買物に来たんだよ。蘭ちゃんも夕飯の買い出しかな?」
「うん、そうだよ! あ、そうだ、お兄ちゃん! 明日ってお休み?
予定とかってある?」
「うん、休みだよ。どうしたの? 明日は、珍しく家でのんびりするつもりだったから予定は無いよ」
「そうなんだ! お兄ちゃんさえ良かったらなんだけど、今日、私の家で晩御飯食べて泊まってかない? それで明日なんだけど、新しい洋服買いたくてお兄ちゃんにもコーディネートしてもらいたいなって思ったんだけどダメかな?
お父さんやコナン君も喜ぶと思うし、私ももちろん嬉しいし♪
あ、もちろん無理そうなら断ってくれても良いからね!」
「いや、全然大丈夫だよ。蘭ちゃんのお言葉に甘えさせてもらおうかな。明日の件についてもオッケーだよ。こんな俺のコーディネートでも良ければ喜んで付き合うよ! 蘭ちゃんからのお願いだしね♪
さてと、泊まるならお酒たくさん買っていかないといけないね。夕飯は何作る予定なの?」
「ホント!? ありがとう、お兄ちゃん!
今夜はハンバーグにしようかなって思って。確か好き嫌いは無かったよね?」
「あはは、蘭ちゃんが喜んでくれるなら良かったよ。うん、好き嫌いは無いね。ハンバーグならミンチと玉ねぎがいるね。あとは・・・・」
私は大好きなお兄ちゃんと買い物を終えて、家に帰り夕飯の準備をして、ご飯を食べた後洗い物をしながら、お兄ちゃんとお父さんが楽しそうに晩酌してるのを見ていた。
「偵光君は相変わらずいい飲みっぷりだな!」
「お酒に強い人達と呑んでたら自然と強くなりましたね。いやぁ、蘭ちゃんが作ったおつまみ美味しいですね♪」
「あはは、そうだろう! 蘭は家事も出来るし気がよく利くし、良いお嫁になるぞ、偵光君! 君がもらってくれると、君は俺の義息子になるし万々歳なんだがなぁ」
「ちょっとお父さん!? お兄ちゃんに迷惑がかかるようなこと言わないでよ!」
「あははははは! 小五郎さんのことは父親みたいに思ってますよ。それに蘭ちゃんは俺になんか勿体無いですよ。お、コナン、風呂から出たのか? それじゃあ、俺もお風呂いただくとしますかね。コナン、悪いんだけど俺が出てくるまで小五郎さんの相手頼むわ」
「うん、出たよ! 分かったよ、白銀さん!」
お兄ちゃんが着替えを持ってお風呂に向かった後、私は洗い物を終えてテーブルに向かうとお父さんとコナン君がジト目でこちらを見ていた。
「ちょっと何なのよ、2人とも?」
「せっかく偵光君と距離を縮めるチャンスなのに、偵光君の素の行動で攻められて、恥ずかしくなって洗い物に逃げるんだもんなぁ。偵光君が手伝ってくれようとしてたのに顔真っ赤にして断るし、そんなんだと大変だぞ?」
「蘭姉ちゃんって、よく分かんないとこでヘタレたりするよね。おじさんや僕がさり気なく協力してもこの結果だもんね」
「ちょっと2人共酷くないかしら? あんな急にグイグイ来られたら誰だって逃げるわよ!? お兄ちゃんと違ってこっちは意識しすぎてドキドキしっぱなしなのに。ってか、お父さん達にそこまで言われる必要あるのかしら?
ヘタれるって、こう見えて、今日のお泊まりと明日一緒に服見に行こうって誘ったんだからね? 私はデートのつもりなんだけど、お兄ちゃんはそうは思ってないんだろうなぁ」
「何だと!? 蘭が偵光君をデートに誘っただと!? コナン、蘭、明日についてのプランをしっかり考えるぞ! 偵光君はお風呂から出るまでは30分以上あるからな。タイムリミットはそれまでだ!
蘭がせっかく手に入れたチャンスを活かせるようにするぞ!」
「そうだね! 蘭姉ちゃんの為に僕も協力するよ!」
「ちょっと2人共、落ちついてよ、もう!」
私達はお兄ちゃんがお風呂から出るまでの間、明日のことについて考えるのだった。
今回から天国へのカウントダウン編へと入りました!
どのくらいの話数になるかは分かりませんが、更新頑張っていきますのでよろしくお願いしますm(_ _)m