全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく 作:クリス&シェリー全力投球
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〈毛利蘭side〉
次の日になり、私とお兄ちゃんはショッピングモールへとデートしに来ていた。今日は気合いを入れた格好をしてきたのだが、それをお兄ちゃんに褒められて、お兄ちゃんとデート出来ることの嬉しさも上乗せされて上機嫌になっていた。
「蘭ちゃん、えらくご機嫌だね。それにしてもこのショッピングモール久しぶりに来たけど、店とかだいぶ変わったな」
「嬉しいことが続いたからだよ♪ お兄ちゃん、ここのショッピングモール来たことあったんだね! 私は園子とかとよく来るから、店が変わってもすぐに分かるよ」
「そりゃあご機嫌にもなるね♪ 前来た時ってクリスと爆弾事件に巻き込まれて怪我したんだけどね。それ以来、数年ほど来てなかったんだけどここまで変わってるとは思わなかったよ」
「あー、ショッピングモールの件は、クリスさんや佐藤刑事達から聞いたことあるよ! 観覧車が爆発した事件でしょ? その時もお兄ちゃんが、だいぶ無茶をしたって聞いたよ? 心配するこっちの身も考えて欲しいかな」
「無茶したくてした訳じゃないんだけどね。心配かけないように気をつけてるつもりなんだけど、そうならないことが多いんだよね。この間の月影島の時は怪我して無かったでしょ?」
「怪我は確かにして無かったけど、火が付いていた建物に入って成実さんを助け出す為とはいえ無茶はしたよね? 普通は火事の中突っ込んでいったりしないよ? エレニカさんも凄く泣いてたし、私も心配したんだからね?」
「うぐっ、ごめんなさい。成実さんを自殺させる訳にはいかなかったんだよ。昔からなんだけど、目の前で助けられる命があれば放っておけなくてついつい自分の身体より優先させちゃうんだよね。エレニカさんにあそこまで流れたの流石にビックリしたけどね。
まぁ、悪い癖だったから矯正して、だいぶマシにはなったんだけどね。
蘭ちゃんや他のみんなから注意されたから気をつけていくようにはするよ。
それより、今はせっかく遊びに来たんだから思いっきり楽しもうよ!
あ、ここって蘭ちゃんが言ってたお店だよね? よーし、気合い入れて蘭ちゃんのコーディネートするぞ! 服がたくさんある中から選ぶのって気合い入るんだよね!」
「お兄ちゃんたら全然反省してないでしょ? 仕方ないな、もう。治ってるならとっくに治ってるよね。
うん、ここがその店だよ!ってお兄ちゃん!? どうしてそんなに勢いよく入っていけるの!? 女性客ばかりで凄く注目されてるけど平気なの?」
「全然平気だよ? お菓子屋巡りとかも女性客ばかりで慣れたし、服選びは色々な人のを見てきたし、クリス達に飽きるほど付き合わされて慣れたからね。このぐらいの視線とか注目は気にならないし、気にする方が負けだよ?
俺のメンタルは並大抵のことじゃへこたれないよ!」
「ふーん、なるほどね。クリスさん達とよく来ているならそりゃあ慣れちゃうよね。よしっ! ってお兄ちゃん、凄い勢いで服取ってるね!? もしかして・・・」
「蘭ちゃんに似合いそうなのばかり選んでるから、全部試着してみてね♪
その中で、蘭ちゃんが気に入った物を選ぼうか。久しぶりの服選びだから腕がなるね!」
「お兄ちゃん? 周りの人に凄く注目されているしほどほどにして欲しいかな?って聞いてないよー」
私はお兄ちゃんの勢いに押されながらもデートをしっかりと楽しむのだった。その後、お父さんから電話があり警視庁にお兄ちゃんと一緒に来て欲しいと言われ共に向かうのだった。
〈毛利蘭side out〉
〈山川光side〉
昨日西多摩市の市議の大木さんがツインタワービルのスイートルームで殺害されたと聞き、蘭ちゃんとデートをしていた偵光も合流し警視庁で、被害者と会っていたということで事情聴取を受けた翌日。事務所で俺、灰原さん、コナンの3人で話し合っていた。
被害者はナイフと思われる物で刺され、死亡推定時刻は午後10時〜午前0時の間で現場には、凶器が無く割れたおちょこが置いてあったそうだ。
割れたおちょこが何かのメッセージなんだろうが、動機についての方向性は絞れるな。動機の件から考えて、これはまだ事件が続きそうだな。
考えていると偵光が話しかけてきた。
「まだ事件は続くな。コナンもそう思うだろう?」
「うん。やっぱり山川さんもそう思う。」
「犯人の動機が俺の予想した通りだったらな。まあ、その動機についても確定じゃないから何とも言えないが。偵光もおそらく俺と同じ考えにいきついてるだろう」
「白銀さんなら間違いなくそうだろうね。白銀さんに話聞きたかったんだけどどこにいるの? 今日は2人だけ?」
「2人共、犯人の動機がもう分かったんですね。偵光君は哀ちゃんに元気が無いから一緒に遊びに行ってくる!って出ていったのよ。他の人は、仕事で出払っているわ。
偵光君、ああいう人の感情には敏感だし、私も気になってたのよ。ごめんね、コナン君」
「ううん。白銀さんが灰原のとこに行ったなら安心できるよ。あの人に任せておけば、絶対元気になるだろうし。相変わらずこの事務所は忙しそうだね」
「今は落ちついてる方だ。それに偵光はあんな感じだから仕方ないさ。
それで、偵光には何が聞きたかったんだ? 例の組織関係についてか?」
「うん。ジン達が来るなら絶対灰原が危険になるから協力してもらおうと思って。アイツらは一般人がいようがお構いなしにするから」
「そうね。ジンは特に容赦が無いわね。ジン達が何かして来たとしても偵光君や山川さん、私がいるから心配しなくても大丈夫よ。偵光君なんかある理由かは組織相手には特に容赦が無いからね」
「ありがとう、美樹さん、山川さん。その3人がいると100人力だよ。ねぇ、一つ聞いても良い? 白銀さんが組織に拘るのってベルモットが関係してる?
最初は白銀さんもベルモットと同じで、組織に関わってるのかと思ってたんだ。だけど、あの人の育ての親って言ってたし、この間あの2人が話してるのを見たのと、白銀さんの善人っぷりからそれは無いなって感じたんだ。そこから推理してベルモットを助ける為に、組織にケンカふっかけたりしてるかなって思ったんだけど違う?」
「へぇ、そこまで予測しているとは凄いな。理由についてはコナンの推理どおりだ。偵光の一番の目標は、ベルモットを救うことだからな。まあ、ベルモット自体も反対に偵光のことを救うってのが絶対だから、お互いに気持ちがぶつかり合ってるって感じなんだけどな。あの義親子は面白いぐらいにそっくりだよ」
「そうですね。私達女性陣が羨ましがるぐらいに想い合ってますもんね。まあ、あの2人の絆は私達とは比べ物にならないんでしょうけど。それでも、誰にも負けるつもりは無いんですけどね♪
他の皆さんも同じ気持ちです」
「あはは。こりゃあ、蘭の奴も苦労するな。まあ、白銀さんの今までの行いで苦労しなかったことなんてないか」
「そうだぞ。アイツと付き合いだすと絶対に何かしらに巻き込まれるからな。退屈しないから良いんだがな」
「偵光君といると確かに楽しいですけど、怪我とかするのだけは辞めて欲しいですね。こっちの心臓が持たないです」
「そればかりは難しいと思うよ?」
俺達は、雑談に花を咲かせ楽しむのだった。
〈山川光side out〉
〈灰原哀side〉
私は白銀さんから無理やり連れ出され杯戸ショッピングモールへと来て私の服を色々と選んでもらった後に、疲れたので喫茶店で休憩をしていた。やっぱり、サマーライトの方が美味しいわね。
ってか、博士も楽しんで来なさいと言って止めてくれないしいったい何なのかしら? 私のことを見る時はニコニコ笑顔だし、あの笑顔はホント反則なのよ・・・
悩んでいても仕方ないし聞いてみようかしら。
「ねぇ、どうして私を無理やり連れ出したのかしら?」
「ストレートだねぇ。哀ちゃんと遊びに行きたかったからだよ♪ ってか、無理やり連れ出したって言い方は酷くない!?」
「嘘ね。貴方が理由もなくこんなことしないでしょう? 私の意見を聞かずに連れて来たんだから無理やりでしょう。まあ、フサエブランド関係のイベントしてるのは知らなくて、そのイベントに参加出来たのは良かったけれど」
「えー、俺って理由もなくて、透達とかよく連れ回してたよ? 言い方酷いなぁ。
フサエブランドに関しては、クリスが好きだから自然とイベント関係の情報は集めるようになったんだよ。哀ちゃんと同じであのブランドのファンだからな。まあ、クリスの場合、それだけでは無い気がするがな。
哀ちゃんもフサエブランド大好きでしょう? だから、喜ぶと思ってね♪」
「そうなのね。ベルモット・・・いえ、彼女もファンなのね。彼女と関わりがある貴方なら、私が元気無い理由も分かってるんじゃないの? お姉ちゃんも気づいてたし、貴方が気づいてない訳無いわよね?」
「関わりがあるっても俺の保護者ってだけだけどな。アイツの裏の顔は当然知ってるし、本人は気づかれてないって思ってるけどな。いや、気づかれて欲しくないってとこか?
まあ、哀ちゃん達には手出しさせるつもりないから心配しなくても大丈夫だよ♪」
「貴方には組織のことについて関わって欲しく無いんだけど、ベルモットが親代わりだし、私やお姉ちゃん、お父さんやお母さんを匿った時点で無理って諦めたわ」
「ありゃ? お父さん、お母さんってことは野山さん達から聞いたの? いや、美樹ちゃんか?」
「ええ、そうよ。ついこの間ね。お姉ちゃんだけかと思ってたら、まさかお父さん、お母さんまで生きてるとは思わなかったわ。宮野家は、みんな貴方に助けられて感謝しきれないぐらい恩があるわ、ありがとう。みんなを助けてくれて」
「野山さん達は、マジでたまたま居合わせただけだからね。まあ、こうして助けれて良かったと思うよ。それで、話戻すけど哀ちゃんはどうして元気が無いの?」
「それは・・・・
この頃、私はここに居ても良いのかなって思うの。お父さん、お母さん、お姉ちゃんが生きていて近くにいるのはもちろん嬉しいわ。
私が組織から脱走したせいで、ジン達は今も私を追っているわ。私を殺すまで探し続けるはずよ。もし私の正体がバレたら貴方を含めた周りのみんなが消されるわ。そう考えたら凄く怖いのよ! お父さん、お母さん、お姉ちゃんが殺されるのは嫌だけど、それ以上に貴方が一番真っ先に殺されそうで私の側から居なくなったらって考えたら・・・・」
私は白銀さんがもしそうなったらと考えてしまい、身体が恐怖で震えていつの間にか涙を流していた。彼が居なくなったことを想像してしまい、最近はあまり眠れていない。お姉ちゃん達が居なくなるよりも、彼が居なくなる方が怖いのだ。江戸川君やお姉ちゃんにも相談したが、笑って白銀さんにその気持ちを素直に言えと言われ、今正直に話したのだ。
こんなこと急に言われても迷惑よね。いけないわ、涙を早く止めないと心配されちゃうわね。
ハンカチを取りだそうとすると、優しく頭を撫でられ目元を指で拭われた。
「こーら、泣かないの。可愛い顔が台無しだよ? はい、ハンカチ。これ使って。俺のことで泣いてくれてありがとね。俺は死ぬつもりは無いから心配しなくても大丈夫だよ。みんなと約束してるし、今までどんな大怪我してもちゃんと生還してきたでしょ? これからも無茶して大怪我とかするだろうけど、絶対に志保ちゃんの所に帰ってくるって約束するから、泣くの辞めてくれないかな? 俺が泣かせたみたいで、周りからすんごく冷たい視線がきてるんだよ」
彼は笑顔から急に真面目な顔をして約束してくれたと思ったら、周囲の視線を感じ苦笑いをしていた。もうちょっと彼を困らせてみようかしら?
ちゃんと約束してくれたし、この人は今まで約束破ったこと無いから信じれるわね。それに彼の純粋な所にお姉ちゃんも私も惹かれたのかしらね。いつも心配させる仕返しでもしましょう♪
「貴方が悪いから、なかなか泣き止めないのよ。だからもっと頭撫でて私に優しくしなさい。でないと大声で泣くわ」
「そんなぁー。哀ちゃんの頼みちゃんと聞くから泣き止んでくれるとお兄さん嬉しいかなー。やばい、ひそひそ声が強くなって凄く注目されてきたよ! 絶対にこの後大変なことになるよね!?
哀ちゃん! お願いだから泣き止んでよー!」
私は彼に意地悪をしながら、彼との時間を楽しむのだった。
黒鉄の魚影をまたまた見てきました(^ ^)
やっぱり何回見ても面白いですね!
哀ちゃんが可愛すぎる(*^▽^*)