全力で死亡フラグを回避しようとしたら、事態は加速していく   作:クリス&シェリー全力投球

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※コナンオリ主ハーレムものです。原作&CP&キャラ崩壊してますのでご理解くださいm(__)m

 今回はベルモットとのイチャイチャ回です。ベルモットがデレたらこんな感じだろうなーと思って書いたのでキャラ崩壊してます。
 どうかご了承ください。
 砂糖の貯蔵は充分か、皆さん?
 覚悟ができたならご覧ください。



5話

<ベルモット Side>

 

 私は今、大切な人と杯戸ショッピングモールに来ている。今日は組織の指令が無く、彼も休暇を貰えたらしいのでこの日にデートの約束を取り付けた。彼はデートではなく家族サービスって思っているでしょうけど。

 彼と出会って14年が来るのね。早いもので彼は23歳になり非常に好青年に成長した。ハイスクールまでは通い、そこから会社を立ち上げ仕事をしている。彼のスペックは常人以上で、彼の会社は知らずしらずのうちに大きくなっている。組織も目を付けるかと懸念していたのだけど、手を出す気はないらしい。

 正確にはクリーンすぎて手を出せないって所ね。裏では彼の手腕で手を出させないようにしているんでしょうけどこちらとしてはヒヤヒヤしているわ。

 でも彼なら組織の幹部が来ても返り打ちにするぐらいの技量はあるわね。むしろ手を出したらこちらが大打撃を受けるレベルね。

 だからボスも手を出せないんでしょう。

 私がそこまで出来るよう鍛えたってのもあるかもしれないわね。

 予想以上に成長しちゃったけど。彼なら私に何かあっても生きていけるでしょう。

 ふふっ、私がいなくなることを許さないだろうけど、私のヒーローさんは。

 組織の方は私が白銀(ホワイトシルバー)には絶対に手出しはさせないわ。

 彼と彼の身の周りの人物たちの保護を優先するつもりだけどね♪

 何でもできる彼はカッコよさ、性格の良さを自覚しておらずたくさんの女性に慕われてることが分かってないのが問題なのよね。初めは私だけだったのに、美和子、由美、怜子から慕われるようになり、夏美は・・・・まだ分からないわね。時間の問題な気がするのは気のせいかしら? 

 

 私の知らない所でも女性を引っかけてそうね、この天然くんは。腹が立ったので、腕に抱き着く力を強めた。ふふふ、顔が紅くなったわね。ホント可愛いんだから♪ 

 今は女に生まれてきて良かったと思うわ。

 

「あー、クリス? そんなに抱き着かれると色々と当たって恥ずかしいんだが。それに色んな人から見られてるし」

 

「あら役得じゃないの? アナタに意識してもらいたいから態と当ててるのよ♪ 見られてるのはアナタにも理由があるわよ? アナタほどカッコいい人なんていないもの」

 

「冗談は辞めてくれ。零とかの方がイケメンだぞ? 見られてる原因は、クリスが美人すぎるからだろう。俺がガキの頃からキレイなままだし」

 

 全く、急に綺麗だとか言いだすもんだから驚いたじゃない。彼は昔からこう思っていることは平然と口に出すから困るのよ。私だけではなく他の女性も被害にあってるわね。私は顔に熱がともるのを感じながら答えた

 

「そ、そう。thank you。アナタにそう言われて凄く嬉しいわ。偵光も昔から変わらずカッコいいままよ。ただ綺麗だとかサラッと言うのは辞めてもらえるかしら? 心臓に悪いわ。こちらも心の準備が必要なのよ」

 

「一体なに言ってんだよ。ん? 顔が紅いぞ? もしかして体調が悪いのか? んー、熱は無いみたいだな。おい、顔真っ赤だが大丈夫か? 体調が悪いなら帰るか?」

 

 なっ!? ちょっと顔が近すぎるわよ? 家の中なら分かるけど、ここは外じゃない! お願いだからこれ以上私を攻めないで! 攻めるのは好きだけど、攻められるのには弱いのよって何を考えてるのかしら!? 

 そう、私は組織の幹部ベルモットよ。こんなこと組織の命令に比べれば余裕よ。落ち着きなさい、私。

 偵光のペースに呑まれないようにしなさい!

 

「だ、だいじょうぶにょ・・・こほん、大丈夫よ。体調は全然問題無いわ。アナタが外でいきなりキスしてくるかと思って恥ずかしくて焦っただけよ」

 

 あら? 変な事を口走った気がするけど気のせいよね。

 

「なに言ってるんだよ・・・。クリスにキスする訳ないだろう。体調大丈夫ならって痛っ! 何するんだよ!?」

 

「別に。誰かさんは女心が分かってないと思ってお仕置きしただけよ」

 

 キスする訳ないですって? 決めたわ、彼が油断してる時に私の方から絶対にキスしてやりましょう。

 

「何だよそれ。んー、人の感情読むのには自信あるんだけどな」

 

「それは事件が関わったときか、自分に向けられる以外の感情だけでしょう?」

 

「そんなことないと思うんだが」

 

「自信ある人なら普通は、私に対して彼氏作ったら? って言わないと思うけど」

 

「んー、クリスには幸せになってもらいたいって気持ちが強いんだよなー。こんな俺を引き取って面倒みてくれたしな」

 

「あらアナタが幸せにしてくれても良いのよ?」

 

「あー、はいはい。クリスに良い人が見つかるまでは俺が頑張るさ。家族だからな。見つかってからはその人にバトンタッチだな」

 

「ふふふ、そう。それまではよろしくね♪」

 

 こういう優しい所が彼の美点なのよね。これだから愛してしまうのよ。良い人についてはもう隣にいるから大丈夫よ。教えても理解はしないでしょうけど。

 

「クリスにそういうばかりじゃなく俺もそろそろ相手見つけな・・・いえ、何でもありません。それを口にした瞬間クリス達から何かされる嫌な予感がしたぞ。ってか腹が減ったからご飯でも食べに行かないか?」

 

「偵光にはそういうのは必要ないのよ。好きな相手って見つけようと思って見つけるものではないでしょう? 良いわね。レストランで食べた後、観覧車にも乗ってみたいわ」

 

「ああ、分かったよ。人が多くなる前に行こうぜ」

 

「ええ! それにしても大きめのバッグだけど何か持ってきたの?」

 

「自衛道具だよ。俺が外にでたら大抵何か起こるからな。何も起こらなければ万々歳なんだが、準備しておくことにはこしたことないだろう」

 

「今日は私もいるから大丈夫よ。アナタにとって幸運の女神が付いているんですもの。早く行きましょう、偵光」

 

「ああ、そうだな」

 

 私がいる限り彼には絶対に手を出させないわ。そう決心しながら彼とレストランに向かった。

 

 

 

あの美男、美女カップルのラブラブ空間はんぱねえ(周囲の人間談)

 

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「はい、あーん」

 

「おい、何してるんだよ」

 

「あら、分からない?」

 

「いや、分かるがどうしてそんなことするんだって意味で聞いたんだよ。周りにめちゃくちゃ見られてるじゃねぇか」

 

「それはアナタが早く食べないからでしょう? 家族なんだしおかしくないでしょう? ほら、あーん」

 

「いや家族でもなかなかしないぞ。夫婦や恋人ならするだろうが、ああもう分かったよ。あーん、上手いな、このカルボナーラ!」

 

「でしょう? 私もこの味は好きだわ。偵光が作ってくれた料理には負けるけど」

 

「そういってもらえると作る側としては嬉しいね。このミートパスタもおいしいぞ、ほら」

 

「わ、私は良いわよ」

 

「何照れてんだよ、今同じことしてたしミートパスタも気になってたんだろ? メニュー見る時カルボナーラとどちらにするか迷っていたみたいだし。ほら、あーん」

 

 彼はニヤニヤしながらフォークをつきだしてくる。全く全部分かっているところが腹立つわね。まあ、私の事をちゃんと見て分かってくれて嬉しいって気持ちの方が大きいのだけど。

 

「ほらほら。早く食べないとずっと注目されるぞ?」

 

「わ、分かったわよ! あーん」

 

「こっちも美味しいだろ!」

 

 彼は満面の笑みで私を見ながら言うのだが絶対に意識されてないわね。

 あの笑顔には負けるのよね。一番好きな顔だし。

 

「ええ、そうね」

 

 私も満面の笑みで返し、食事を楽しんだ。

 

 

 

 

 空気甘すぎて吐きそう。ブラックコーヒー飲みたくなった(レストランの店員談)

 

 

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 私達は食事して、すこしゆっくりし観覧車の列に並んでいた。観覧車に乗るのを楽しみにして見上げていたら彼が話しかけてきた。

 

 

「ショッピングモールの中に観覧車があるってのは凄いな。普通遊園地の中とかだろ」

 

「観光名物にする為に作ったみたいよ? パンフレットにはそう書いてあったわ」

 

「なるほどな。そう言えばクリスとは遊園地に行ったことなかったよな?」

 

「そうね。あら? もしかして連れていってくれるのかしら?」

 

「そうだなー。今度トロピカルランドにでも行くか」

 

「そ、それってみんなで?」

 

「いや、クリスと二人でだな。みんなとは行ったことあるしな。それにクリスとこうどこかに出かけるって少なかっただろ? 

 遊園地に行くなんか家族っぽいし、どこかに旅行に行くのも良いかもな」

 

 もう! どうして私を喜ばすことばかり言うのかしら、この子は!

 

「・・・も行きたい」

 

「ん?」

 

「どっちも行きたいわ。遊園地も旅行も。我儘だけど悪いかしら?」

 

「ははっ! クリスから我儘言われたの初めてだな。無理なことはダメだがそのぐらいなら全然大丈夫だ。どっちも行こうぜ! 

 それと俺に対してもう少し我儘言って大丈夫だぞって順番きたみたいだから乗ろうぜ」

 

 彼は笑いながら私の頭を撫でた後、手を引きいつの間にか順番がまわってきていた列の先頭から観覧車に向けて移動を始めた。

 こういう所がずるいし、ますます好きになってしまうじゃない。

 

「ちょっと、待ってよ。分かったから引っ張らないで」

 

 彼に笑顔で返答し、観覧車に乗るのだった。

 

 

 え、なにあのカップルが発する甘々空間、彼女さん外人で美人だし彼氏にべたぼれじゃん。ショッピングモール内で話題になってる甘々カップルじゃん(観覧車の従業員談)

 

 

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 観覧車に乗り外の景色を二人で肩を並べながら楽しんでいた。

 

 

「うわあー、人が小さくなっていくぞ、クリス! しかも高くて外の景色がよく見えるな!」

 

 

「ええ。とても綺麗な景色ね。こんなに暖かい場所なんて初めてよ」

 

 

「暖かいのは当たり前だろ。俺の腕に抱き着いてるじゃねーか。離せって言っても聞かないだろ?」

 

 

「もちろんよ。ねえ、偵光。

 今日は私と出かけてくれてありがとう。凄く楽しいデートだったわ」

 

 

 私はデートが終わってしまうことが寂しかった.

 

「そりゃあ、良かった。寂しそうな顔してんじゃねーよ。今は14時半だし時間はあるだろう? どこか行きたいとこ会ったら付き合うぞ。居酒屋とか酒飲むんだったらテンションあがるけどな」

 

「もう、何言ってるのよ。まだ夕方にもなってないじゃない。そう言えば、アナタの好きなお酒は聞いたこと無かったね。やっぱり日本酒? よく家で飲んでるし」

 

「そうだなー。日本酒も好きな方だが一番好きなのはヴェルムトいやベルモットってワインか? それが一番好きだな。初めて飲んだ時からずっと気に入ってるんだよ」

 

「!?」

 

 私は彼の口からベルモットと聞いた瞬間、心臓が止まるかと思った。彼は私の仕事は知らないはず・・・まさか気づいている? いや、それは無いわね。気づいてたら私から離れているはずよね。でもベルモットが好きって私のことを好きって言われたみたいね、ふふふ。

 

 

「おーい、固まってどうした? ・・・ん?」

 

 

「アナタがワインを嗜んでいるとは思わなかったのよ」

 

 

「気のせいか? まあ、いい。悪かったな。さっきの話の続きだが、今日が終わったとしてもトロピカルランドと旅行に出かけるんだろ? だから心配する必要ないぞ」

 

 彼が綺麗な笑顔で私を真っすぐ見てくれている。もう駄目ね。

 

「ありがとう、偵光。愛しているわ」

 

 彼を愛する気持ちが溢れてしまい、目を閉じ彼の唇へ顔を近づけていった。

 

 

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 口に何かが当たる感触がした。ゴツゴツしていて固いし唇じゃないわね。

 

「しっ! 何か聞こえないか、クリスって目を閉じて何してるんだ? それと悪い、指が顔に当たって・・・ひっ!?」

 

 私は顔に熱がこもるのを感じながら目を開け、彼を睨んでいた。

 

「アナタにムードってものは無いのかしら?」

 

「何をそんなに怒ってるんでしょうか!? ってそうじゃなくて何か聞こえないか?」

 

「帰ったら覚えておきなさい。恋愛映画見ながら女心に関しての勉強を叩きこんであげるわ♪ 

 分かったわね? せっかく良い雰囲気だったのに何なのよ・・・・カチカチ? 時計の音?」

 

「はい、喜んでやらせていただきます。やっぱり気のせいじゃないよな? 

 観覧車の中か・・・・? はは、まさかな。頼むから見つからないでくれよ」

 

 彼がごそごそと辺りを探り始めたので、外の様子を見ながら訪ねた。

 

「いったいどうしたのよ? 偵光、外に観覧車から逃げ出す人と一人で乗った人がいるんだけど、どうしたのかしら」

 

 何が起きたというの? 観覧車でのトラブル? 火災が発生している訳では無いし、爆弾? いや、その可能性は・・・

 

「おいおい、嘘だろ。こんなとこに仕掛けるとか笑えないぞ!」

 

「どうしたの!? それは!」

 

「ああ、爆弾だろうな。タイマーの時間から爆破時間は15時か」

 

「そんな。ここで爆発したら大変なことになるわ! 三十分あるのならこのゴンドラは下まで降りるはずよ! そうしたら避難しましょう」

 

 一体誰なのよ、こんなことを考えるバカは! 偵光の身だけは絶対に護らなければ・・・・

 

「それは難しいだろうな。この爆弾、水銀レバーが付いてやがる。人が下りてゴンドラが傾いた瞬間コイツで導通してドカンだな」

 

「そんな・・・どうすれば」

 

 考えなさい! 私は組織の幹部ベルモットよ。彼だけは何があっても守りきってみせるわ。

 

「大丈夫だ、心配すんな。お前を死なせるつもりはないし、俺も死ぬつもりは無いからな。解体道具持ち歩いていて正解だったな。それにしてもまた爆弾かー。運の悪さには嫌になるな」

 

 彼は私の頭を優しく撫でてバッグから道具を出し爆弾の解体にとりかかった。彼の解体作業を見守っていると

 

「ちっ、やっかいな」

 

「どうしたの?」

 

「今メッセージが表示されてな『勇敢なる警察官よ、君の勇気を讃えて褒美を与えよう。もう一つのもっと大きな花火のありかのヒントを表示するのは爆発三秒前』だとよ。俺は警察官じゃねえよ。爆弾の解体はすぐにでも出来るんだが、このメッセージの内容のせいで最後まで解体ができない」

 

「なんですって!? 花火は爆弾のことね。もう一つの箇所を特定できないと被害が出るわね。それに三秒って・・・」

 

「三秒で解体はむりだな。ヒント待ってたら二人とも爆弾でドカンだな。さてどうするかな? 外の様子は、警察が集まってるな。

 飛び降りるのは・・・・高すぎるか」

 

「そうね。飛びおりても死ぬわね。もう一つの爆弾の在処が分かって解除できればいけるのだけど・・・」

 

「50分までに人員そろえて解体ってのは難しいだろうな。大まかな場所までは絞れるんだけど動ける人材が・・・いやいたな。

 ただ一か所に絞る時間が足らねえな」

 

「大まかな場所が分かったの!? 私は人が集まる箇所、街の中心部辺りを予測してるんだけどそれ以上は絞れないわ。教えてくれるかしら?」

 

「そうだな。この爆弾を仕掛けた犯人の感情を予測したら絞れたぞ。さっきのメッセージ読んだ瞬間警察に恨み持ってるって分かったしな。警視庁、米花中央病院、東都タワーのどれかだな。

 警察の恨みの線で考えると警察を直接狙うか、たくさんの一般市民を守れず警察の信頼を落とすかのパターンを狙ってやがるな」

 

「なるほど。その推理は信憑性があるわね。問題はその三か所に爆弾が無かったパターンと解体が間に合わないパターンの時にどうするかよね」

 

「ハズレていた場合はヒント見るしかないか」

 

「それだけはダメよ! アナタが助からないじゃない!」

 

「いや、お前も一緒だろ。怪我するリスクは高いが、脱出できないことは無いぞ。無茶なことしちまうが、道具も揃ってるしなんとかする。だから、クリス、俺を信じて命預けてくれないか?」

 

 どうしてこんな状態で笑えるのよ。だからいつも心配なのよ。アナタが帰らない人にいつかなるんじゃないのかって。いいえ、闇に染まっている私が幸せを掴もうとしたから罰が当たったのね。やっぱり私がいなければ・・・

 

「っつ! 痛いわね」

 

「当たり前だ。どうせ私がいなければとかアホなこと考えてそうだったから拳骨したんだよ。お前が俺の考えが分かるように、俺もお前がどんなこと考えてるか表情見れば分かるんだよ。クリスは変なところで繊細だよな。お前が側にいても死なないって約束しただろうが。もう忘れたのか?」

 

「ふふっ、そうだったわね。んっ」

 

 私はそう言いながら彼の唇を奪った。

 

「ん!?」

 

 数秒して唇を離し驚いて固まっている彼の目を見つめながら言った

 

 

「約束して。何が起こっても、怪我しても良いから絶対に死なないで。私の唇を奪ったのだから約束して。私の命を預けるわ、偵光」

 

 

「いきなり何するんだ!? びっくりするだろ!?

 いや唇奪ったって俺が言い返したいんだが。はあ、まあ良い。

 お前の命預かる限り絶対に死なねえよ、更に約束もしたしな」

 

 

「もちろんよ。私もこんな所で死ぬ気はないから守ってよね、私のヒーローさん♪」

 

 

「ああ、任せろ」

 

 

 彼の返答を聞き、私達は行動を開始するのだった。

 

 

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