「鬼滅の刃」世界のあの世が「鬼灯の冷徹」世界だったら 作:淵深 真夜
本当は映画公開記念に丁度いい話のネタがあり、それで始めたかったけど、まだ書き上げるのに時間がかかりそうなのと、色々と前置きを予告で入れた方が良さそうな内容なので、ストックしていたこちらの小ネタ集でひとまず楽しんでいただけたら幸いです。
自作の前置きというか注意点予告は後書きで書きますので、できればご一読をお願いします。
1:29巻252話「難易度エクストリーム」
蓬
「スマン。オリジナリティの追及はしすぎたかもしれん」
鬼灯
「……内部パラメータが複雑そうだ……」
蓬
「うん、そう、そこだよ。『攻略』って意味ではやり甲斐あるぞ。
まず
鬼灯
「そのスキルがあるプレーヤーは、今思いつく限り篁さんと義経さんとついでに無惨の奴くらいですかね」
烏頭
「あぁ……そういやあいつは腐っても平安貴族か。しかも、一応嫁は5人いたしな」
蓬
「けど全員自殺してるというかさせたから、個別ルートに入ってからがダメそうだよな」
お香
(……鬼殺隊や狛治さんがいなくて良かったわ)
* * *
2:4巻29話「お山の泥沼姉妹」
イワ姫とサクヤ姫の確執と、鬼灯の巻き込まれ泥沼を眺めていた狛治の何気ない発言
狛治
「……というか、イワ姫って鉱物全般を司る女神なんですよね? なら文字通り、『磨けば光る』タイプであって、別にそんな卑屈にならなくてもいいのでは?」
イワ姫
「!? な、何よ!? い、いきなりそんなお、お世辞を言われたって嬉しくないわよ! あんたみたいな、サクヤのようなゆるふわ美少女を嫁にした男のお世辞なんか!!」
狛治
「いや別にお世辞なんかじゃないですよ。
というか、俺は正直言って恋雪さんを異性として意識しだしたのは、師範から恋雪さんの気持ちを聞いてからで、それ以前はぶっちゃけ親父の面影しか見てませんでした」
イワ姫
「違う意味で信用できないわよ、あんたの発言!! 嫁に謝れ!!」
* * *
3:シロの足跡2巻20話「アサルトブレイク」
「閻魔大王より前に地獄(あの世)には女王がいた」という話を聞いて、女王が大王の母親だと勘違いしたシロ
シロ
「ねーねー不死川さん、聞いていい?」
実弥
「ん? 何をだ?」
シロ
「何で地獄のトップが閻魔様なの? いつからあんなに偉くなったの? 親の顔が見てみたいけど……」
実弥(真っ青ドン引きな顔でシロの両肩?を掴んで)
「シロ……。どうした? 大王がなんかしたのか? それとも鬼灯の奴になんか吹き込まれたか?」
シロ
「?」
誤解が解けた後
実弥
「あぁ、そういうことか。いきなりすげー毒を吐くなと思ったわ……。
けど俺は亡者としては若い方で詳しいことは知らねーから、大王本人か鬼灯に訊いた方がいいぞ」
シロ
「わかった! 聞いてくる!!」
実弥
「おう、行ってこい。………………! 待てシロ! 俺に言ったことそのまんまの質問はやめろ!!」
実弥の忠告虚しく、原作に続く
* * *
4:26巻225話「部下は辛いよ美味しいよ」
妲己
「お迎え課って聞くところによると、マゾ男の巣窟になってんでしょ。
マジでアンタが
茶吉尼
「バカじゃないの」
茄子
「あのー、その写真にプラスでさぁ……唐瓜もいれてあげるといいよ。良い写真になるよ」
唐瓜
「!?」
鬼灯
「なるほど」
狛治
「『なるほど』じゃないです、鬼灯様。いくら似合うからって、風営法に直球で引っかかりそうな構図を普通に納得しないでください」
唐瓜
(狛治さんにまで『似合う』と認識されてる!?)
* * *
5:28巻238話「シロが賢い」①
シロがかかったミキちゃんの催眠術動画を、炭治郎も見てた場合
炭治郎
「カナヲ! 俺、賢くなったからなんか問題出して!!」
カナヲ
「え? ……えーと、じゃあ134×72は?」
炭治郎
「えーと……」
(地面に筆算を書いて)
「9千と……648!」
カナヲ
「……うん、合ってるけど……筆算を使えば前からこれくらいの計算は出来たよね?」
炭治郎
「…………本当だ! 俺、賢くなってなかった!」
* * *
6:28巻238話「シロが賢い」②
シロがかかったミキちゃんの催眠術動画を、伊之助も見てた場合
アオイ
「伊之助ー。本棚の前で何してんのー。頭のまで取って珍しい」
伊之助(さわやかな満面の笑顔で)
「やぁ、アオイ。これから事務仕事も出来るよう、文字の勉強もかねて読書をしようかと思ってね。
ところで今日は肌寒いから、羽織か開襟シャツでもないかな?」
アオイ
「…………………………………………!?
こ、琴葉さん! 電話! 桃源郷に電話して!! カナエさん助けて伊之助が! 伊之助がおかしくなっちゃった!!」
桃源郷に連絡して、連れて行った後
白澤
「あー、これ桃タロー君が言ってた、シロちゃんと同じ状態だろうね?」
アオイ(心配のあまり伊之助に半泣きで縋り付きながら)
「し、シロちゃんと? 同じ状態?」
桃太郎
「えぇ、なんか催眠術の動画を見てたらしくて……。だから、大丈夫ですよアオイさん! すぐに治りますから!
シロなんか、無惨を食べたのかって心配されまくりましたけど無事に……」
アオイ
「!!?? 伊之助、無惨をついに食べちゃったの!? いやあぁぁぁぁっ!! 吐いて! 今すぐ吐いてお願いぃぃぃっっ!!」
桃太郎
「違いますよ!? っていうか『ついに』って、いつか食うと思ってたの!?」
白澤
「職場柄、あり得そうっちゃあり得そうだけどね……」
カナエ
「伊之助君、動物枠で就職してましたしね……」
* * *
8:シロの足跡3巻23話「なかよし」
賽の河原の子供たちに「昔話なんてリアリティなくてダサい」と言われ、キレるシロ
シロ
「そんなこと言ったら、君達の好きな少女漫画はどうなの!? よーく考えてよ!!
知らん人に壁ドンされたら! お姫様だっこされたら!! 即通報ですよ!!!!
狛治さん以外!!」
狛治
「何でいきなり俺が話題に上がったあげくに除外されるんだ!?」
桃太郎ブラザーズ&賽の河原の子供達&悲鳴嶼
『少女漫画のヒーローが土下座で弟子入り頼むくらいの完璧王子様だから!!』
狛治
(行冥にまで熱弁された!!)
* * *
9:シロの足跡1巻9話「裏庭に生えてるやつ」
シロが相談した怪我や体の不調の症状に、桃太郎が全部ドクダミを勧めたことを、カナエと白澤に話していたら……
桃太郎
「自分で勧めといてなんですけど、そりゃシロもドクダミを仙桃並みの万能薬扱いしますよね」
カナエ
「あはは。確かにそうよね。
……! もしかして、『青い彼岸花』ってドクダミの隠語だったのかしら」
白澤
「カナエちゃん、すごく納得してるところ悪いけど、違うから。あれ、隠語でも何でもなくそのまんまだから」
カナエ
「そうなんですか? けど、しのぶも珠世さんも、人間化薬にドクダミを使ったって言ってましたよ?」
白澤・桃太郎
「「そうなの!?」」
* * *
10:19巻157話「縁談破棄」
茄子
「あのさ、まずねーちゃんの好みってどんな?」
甜瓜
「好み?
……………………………………………………………………仁王?」
茄子
「よし、悲鳴嶼さん紹介しようぜ」
唐瓜
「悲鳴嶼さんにはめちゃくちゃ申し訳ないけど、あの人が義兄は嫌だ!!」
* * *
11:23巻197話「墓場というなら最期まで」
唐瓜の姉にさんざんヘラとゼウスの泥沼やら、地獄のやたらと種類のある不倫に関する地獄の話をした後に
鬼灯
「あの一応、誤解がないように言っておきますが……、結婚というのは絆と信頼で結ばれる、神聖な契約です」
甜瓜
「信じられるか」
唐瓜
「姉貴。落ち着け。狛治さんと恋雪さんを思い出せ。あの人たちこそが結婚という契約の理想形だ」
鬼灯
「いえ、あの夫婦も夫婦で大問題です。
生前とか夫婦になるまでの経緯はもちろん、現在の話に限っても、未だに『恥ずかしいから』で白い結婚のままなんですよ、あの人たち」
* * *
12:シロの足跡4巻33話「教えて電気屋さん」
呵責用の巨大フードプロセッサーと間違えて、ミキサーとジューサーを買ってしまったが、違いがわからないシロと芥子の後日談
耀哉
「フードプロセッサーはどんなに刻んでも固体なのに対して、ミキサーは液体状になるまで調理することができるんだよ。
そしてジューサーは食材の水分を抽出する為のものだから、ミキサーで作ったジュースとは違って、サラサラとした液体になるんだ」
シロ
「すっごーい! 耀哉さん、何でそんなに詳しいの? 無惨で試したの?」
耀哉(天使のような笑顔と声で)
「もちろん!! 実に楽しかったから、また今度一緒にやるかい?」
* * *
13:27巻231話「話を聞くという薬」
「すげえモテたいス!!」と熱弁するカミキリに、白澤様がアドバイスした後
白澤
「ま、これはあくまで僕の経験と、男視点でのアドバイスだ。
せっかくだから、女の子本人の意見も聞いてみよう。カナエちゃんは、どうしたらモテると思う?」
カナエ
「狛治君をそっくりそのまま見習えばいいと思います」
白澤
「……カナエちゃん。君の言ってる事は正しい。だが、無理言わないで。
正論でも実現不可能なことは、もはや机上の空論ですらなく、妄言になっちゃうんだ」
カナエ
「実在している人を見習えって言うのが、そこまで無茶ぶりなんですか!?」
桃太郎
(……これに関しては、白澤様が正しいな。っていうか、マジで何で狛治さん実在してるの?)
* * *
14:26巻218話「料理する」
樒
「あら、言ってなかったっけ?
私、元地獄の平獄卒よ」
シロ
「そうなの!?」
樒
「高速の千切り鬼と呼ばれていたわ」
鬼灯
「あまりの手際の良さから、着実に昇進された方です」
シロ
「樒さんの料理上手って、拷問で培ったものなんだ……」
狛治
「いや、そこは逆だろ。料理で培った技術を拷問で生かし……すまん。これはこれで嫌だな」
* * *
15:シロの足跡1巻1話「うまみ」
シロが「この頭蓋骨おいしいよ! バター醤油味!!」とか言い出した後日
鬼灯
「……狛治さん。この質問は不謹慎だと思うのですが、どうしても気になったのでお聞きします。
あなたが鬼の頃に食べた人間の頭蓋骨の中で、バター醤油味だったものってありました?」
狛治
「ポテチでも食べたいんですか? それとも眠気がМAXなんですか?
どっちにしろ、今日はもう今すぐ休んでください」
次回は映画公開記念&江口夏実先生の現在連載中「出禁のモグラ」アニメ化記念としてのクロス番外編です。
前々からネタとして出来てたんですが、鬼灯と同世界観っぽいとは言え多重クロスになるので、どのタイミングがいいのやら……と悩んでいたところ、最高のタイミングだったのでここで公開します。
が、読んでいただく前に注意点が二つ。
1.「出禁のモグラ」に関してのあらすじや、キャラの説明を入れるとやたらと冗長になるので、説明なし&単行本最新刊までのネタバレ全開という超ストロングスタイルを取ってます。
2.この話、私がこの連載で絶対こうすると決めている最終回エピローグに当たる話の現世サイドという設定。つまりは本編より最低でも数年後にあたる話です。
上記、特に2のせいで「いつ公開しよう」と思ってた話ですが、多分読めば「このタイミングだ」と納得してもらえると思います。
ですがあらゆる意味でネタバレ注意どころじゃない話になってますので、エピローグ別サイドというのもあって、読み飛ばしても問題ない話ではありますので本当にご注意お願いします。