「鬼滅の刃」世界のあの世が「鬼灯の冷徹」世界だったら   作:淵深 真夜

45 / 46
コピペ改変集 その2

 

【1】

閻魔大王

「わしの孫の『蝉の抜け殻って食べられるの?』という幼児特有の突拍子のない発想に梅ちゃんは、『あれって消化できないんだよね。そのままじゃ美味しくないから素揚げして塩振ってみて。それでも中身が入ってた方が美味しいと思うけど』と、具体的に即答してくれたそう。

 あの子、鬼灯くん好みのミステリーハンターなおねえさんの素質があるよ……」

 

* * *

 

【2】

鬼灯

「この間、悲鳴嶼さんが野良猫に話しかけているところを見てしまいました。

『焼き目がついたら裏返します』と言いながら猫をひっくり返したり、『ここでワンポイントアドバイス、お腹を揉みこむと味がまろやかになります』『お~いい色に焼けてますね~(茶トラ)』など、延々とやっていました」

 

伊黒

「たまに甘露寺も参加して、料理の先生と助手になってるやつか」

 

* * *

 

【3】

煉獄

「別に普通にしてるつもりだったのにその日1日だけで5回ぐらい狛治に『頼むから落ち着いてくれ』と言われたことがある」

 

* * *

 

【4】

しのぶ

「姉さんとデスゲームものの映画を見ていて、ゲームの黒幕が『私は人間の本性が見たいんだ!』とか言ったら、鬼にも慈悲を忘れない姉さんが死んだ目で『接客業やればいいのに……』と呟いていたわ」

 

* * *

 

【5】

狛治

「食堂のテレビでサザエさんを観ながら夕食を食べていた鬼灯様。『マスオさんの会社、ボールペンとメモ帳と電話しかないな、特殊詐欺グループじゃなければいいが……』という呟きが忘れられない」

 

* * *

 

【6】

伊黒

「地獄太夫の手違いで、おそらく獄卒の評価査定的な書類が放置されており、それに気が付かず少し見てしまった。

 まぁほとんどあの独特な含みを持った言い回しで意味不明だったから大丈夫だとは思うが、甘露寺の欄には『元気いっぱい』とだけ書かれており、甘露寺が小学生だと思われてる可能性が浮上してきた」

 

* * *

 

【7】

鬼灯

「だいぶ前に茄子さんから、鬼殺隊と無惨の戦いは結局はどんな決着となったのかを尋ねられたので、『炭治郎さんが日の呼吸の最終奥義で太陽となり、無惨と宇宙で爆散しました』と答えたら、めちゃくちゃ信じてたらしく、この間の講習でやっと嘘だと気づいて『炭治郎さん爆散しないじゃないですか!!』と怒られた。しませんよ」

 

* * *

 

【8】

白澤

「ちょっと酔いが醒めたタイミングで桃タロー君から、『さっき白澤様、道端に咲いてるパンジー食べてましたよ』と言われ、いくら酔っててもそんなの食べないよ! と言い返した後、トイレで思いっきりパンジー吐いた。

 

 あれはびっくりした。何かの能力者にやられたのかと思ったよ」

 

カナエ

「そうですか。ところでパンジーの味の感想は?」

 

白澤

「おしべがまずい」

 

* * *

 

【9】

しのぶ

「ねぇ冨岡さん。冨岡さんには気になる人とかいませんか?」

 

義勇

「……いる」

 

しのぶ

「そうですか。……どんな人ですか?」

 

義勇

「よく駅前で立ってる現世の女学生の格好をした髭面の男」

 

しのぶ

「あれ私もすごく気になってます」

 

義勇

「週4でいるしな」

 

* * *

 

【10】

慶蔵

「狛治。

『大丈夫ですか? 返事できないくらい辛いのですか?』と一生懸命話しかけてくれているが、恋雪は熱が下がったから風呂に入ってるだけだ。

 布団にくるまっているそれは、恋雪ではなくお前の現世土産IKEAのサメだ」

 

* * *

 

【11】

不死川

「エロ方面の釣りアカウントからDM来たんだが、テンプレメッセージだろうが、『貴方のプロフィール画像見たらどうしても欲求を止められなくて……』とあった。

 俺のプロフィール画像見て欲求止められなくなったのなら、俺にDMするよりも前に近所の和菓子屋かスーパーにでも走っておはぎ食え」

 

* * *

 

【12】

妓夫太郎

「校内放送で、『謝花 妓夫太郎くん、謝花 妓夫太郎くん。胡蝶 カナエさんより、お弁当の切り干し大根は腐っているので、絶対に食べないでくださいと連絡がありました、絶対に食べないでください』と流れ、切り干し大根食べてないか確認の為に、他クラスどころか上級生まで教室にぞろぞろ来やがった」

 

* * *

 

【13】

鱗滝

「朝から幼稚園で『さんしゃいだよ!』と言いながら5本指を出している4歳児に会ってもう何を信じたらいいのかわからない」

 

* * *

 

【14】

烏頭

「風邪のひき始めかも? と思ったけど、今、葛根湯を飲んだら、体が風邪のひき始めということに気がついて風邪の症状を本格的に出してきてしまうかもしれないから飲んでない、という話をしのぶにしたら、『この会話を体に聞かれてるので、もう手遅れですよ』と言われたので葛根湯飲んだ」

 

* * *

 

【15】

鬼灯

「無限城での戦いを浄玻璃の鏡で見た茄子さんの第一声が、『大江戸温泉物語みたいなところで戦ってんな』でした」

 

狛治

「大江戸温泉物語って無限城みたいなんですか?」

 

* * *

 

【16】

悲鳴嶼

「賽の河原で暴れ狂う小学生に『おやめなさい、仏さまが見てますよ』って窘めたら、『とくとご覧あれ』と返されたことがある。

 なかなかいいワードセンス持ってるな」

 

* * *

 

【17】

しのぶ

「梅が突然『私が自分のことを可愛いと言わなくなったら中身を乗っ取られたと思ってほしい』と言ってきた」

 

* * *

 

【18】

伊黒

「桃太郎のお付きの犬が、デカい声で『甘露寺さんって何柱? 待って当てる! えっと、綺麗だから〜恋柱!』とか言って、(なかなか見る目がある犬だ)と思ってたら、鏑丸が『じゃあ小芭内は?』と訊いた。

 そしたら『伊黒さんは人だから人柱』と返された。合ってるから俺も周りも反応に困った」

 

* * *

 

【19】

宇髄

「あの世にもヤクルトレディっているんだな。

 しかもヤクルトレディの姐さんって、どこそこの病院はオススメだとか、最近〇〇が建ったとか、あそこの通りは事故が多いとか地域の情報量が派手にえげつないから、たぶんヤクルトを配達する傍ら各地の情報収集活動をしてる忍者集団だと思ってる」

 

* * *

 

【20】

「烏頭が白湯飲もうとして『あぶねー、危うく丁寧な暮らしするところだった……』って言って麦茶飲んでたの、偏見すぎて清々しかった」

 

* * *

 

【21】

白澤

「カナエちゃん。パソコンがまた何もしてないのに壊れた」

 

カナエ

「嘘つくとまたWindowsの表示言語、スワヒリ語にしますよ」

 

白澤

「ゴメン、その前に出てきた設定みたいなのいじったかもしれない」

 

桃太郎

「カナエさん、それ俺もビビるからやめてください」

 

* * *

 

【22】

鬼灯

「DVによる罪状で裁判中の亡者が『昔の母親はどんなに忙しくても鰹節を削って味噌汁を作っていた』と言い出した時、狛治さんは即答で『じゃあ昔の父親はマンモス狩って家族を養っていたのだから、狩りに行け』と言い放ちました」

 

* * *

 

【23】

雛鶴

「昔、恵方調べるのが面倒だった須磨が、『いつでも天元様が恵方!』と言い出し、私もまきをもそれに倣って天元様の方向いてさっさと食べきった後に自由行動していたら、間に受けた天元様がフクロウみたいに私たちを見て、恵方巻きを食べてました」

 

まきを

「食べ切った後、『バラバラに動くな!』って叱られたな」

 

* * *

 

【24】

しのぶ

「狛治さんが童磨に言い放った『えっ! 勝手にサイコパスだと思っていたが、もし違ってたらすまん!』のインパクトが大きすぎて、その発言前後のやり取りが思い出せない」

 

* * *

 

【25】

ミキ

「『包丁を使わない! アップルパイのレシピ』っていうのがあったから、これなら私でも出来るかもって思って見てみたら、さり気なく素手で林檎を粉砕することが前提になってました」

 

狛治

「わかりました! 杏寿郎にミキさんの手伝いしてやれって言ってきます!」

 

ミキ

「え!? いや、違っ、手伝って欲しいんじゃなくて食べて欲しくてにゃーっっっ!!!!」

 

* * *

 

【26】

お香

「蜜璃ちゃんが『そんなことある!?』と急に叫んだから『どうしたの?』と聞いたら、伊黒さんがくれてもう全部食べたと思ってた美味しいクッキー缶の底から、もう一段出てきたそう」

 

* * *

 

【27】

義勇

「子どもには驚かされることばかりだな。無限の可能性を感じずにはいられない。

 まさか飲み物なしでバームクーヘンを平らげるなんて……」

 

* * *

 

【28】

鬼灯

「しのぶさんとホラー映画を見ると、幽霊や死体の瞳孔がドアップになった瞬間に縮瞳したら、『は? 生きてるじゃない』と少しキレるのが面白い」

 

* * *

 

【29】

宇髄

「獄卒になったので、改めて仏教について調べてみたら、仏教っていうのは派手に要約すると、『生きるのはつらいですね。死にましょう』『病気が治らない? 死にましょう』『きれいな服を着たいですか? 死ねば必要ありません』って派手にデスメタル全開な教えだよな。全員スキンヘッドだし」

 

* * *

 

【30】

狛治

「現世出張でトラブルに巻き込まれて、警察に立ち会うことになって、鑑識の方が指紋採取の粉をパタパタするの鬼灯様と眺めてたんだが、

 

俺『粉は色んな種類あるんですか?』

鑑識さん『対象物によって使い分けますね』

鬼灯様『大事件の時には、初代警視総監の川路利良の遺灰を混ぜるって本当ですか?』

 

 鬼灯様、鑑識さんの粉が飛ぶからやめてください」

 

* * *

 

【31】

珠世

「『珠世さん! エグザイルから電話です!』と言われ、困惑しながら出たら薬剤部でした」

 

* * *

 

【32】

しのぶ

「技術課で烏頭さんと雑談してて、『私、髪にインナーカラー入れてみたいと思ってるんですけど、実際どこまでやっていいと思います?』って聞いたら、その場で鬼灯様に電話かけ始めて『しのぶの髪なんだけど、広報とかで映えた方がいいよな? インナーじゃなくて派手にやらせていいか? え? 赤と青にしろ? 了解』ってなったんだけど、キキララにでもされるの私?」

 

* * *

 

【33】

閻魔大王(不喜処視察中)

「この子は……シルベスタ・スタローンかな?」

 

不死川

「シベリアンハスキーです」

 

鬼灯

「何でシルベスタ・スタローンは出てくるんですか?」

 

* * *

 

【34】

宇髄

「朝、AirPodsしながら閻魔庁歩いてたら大王が『耳にうどんついてるよ〜』と地味にボケてきたから、『趣味なんすよね。耳でうどん食うの』って何も考えずに派手に雑なボケで返したら、茄子に昼休憩中、『耳でうどん食うってマジすか? 鼻だよね?』って言われた。

 鼻でも食わねえよ」

 

* * *

 

【35】

炭治郎

「どーもくんのことカレールーの妖精だと思ってるしのぶさんの話ってしましたっけ?」

 

義勇

「……………………違うのか?」

 

* * *

 

【36】

狛治

「地獄巡り動画撮影中、下品な言葉で次々と無惨様が鬼灯様を罵り、鬼灯様は何故か『少しは綺麗な言葉使えないんですか?』と謎の煽りをし出して、その煽りに対抗して無惨様が絞り出したのは

 

『…………せ、せせらぎ』

 

 俺も鬼灯様も我慢できずちょっと笑ってしまった」

 

* * *

 

【37】

不死川

「1.今日一日気付かずにスマホのライトが着きっぱなしだった。

2.普段ズボンのポケットに入れてるもそのポケットに穴が空いてた。

3.トイレに行ってチャックを閉め忘れる。

4.不喜処で伊之助・シロ・柿介・ルリオから

『お前・不死川さん股間から光が!!??』

 

 死ぬほど恥ずかしかった」

 

* * *

 

【38】

カナエ

「梅ちゃんがしのぶに『お兄ちゃんがいいーー!!』と言っている声が聞こえて、妓夫太郎くんと向かったら、しのぶが『私がお兄ちゃんよ!』って言い張って、梅ちゃんも謎に納得、妓夫太郎くんは途方に暮れてました」

 

* * *

 

【39】

狛治

「インターネットは火事と喧嘩で出来てるので実質江戸」

 

* * *

 

【40】

無一郎

「刀鍛冶の里の皆や蓬さん見てていつも思うんだけど、オタクって卒業できないの?」

 

「出来るわけないだろ。もしかしてオタクを職業的なもんだと思ってるのか?

 違う、オタクは種族だ」

 

* * *

 

【41】

苺々子

「梅ちゃんと丙ちゃんが『最近のテレビつまらない』って言うけど、つまらないのは番組の方であって、テレビ自体は結構面白いよ。

 みんな解体したことある?」

 

* * *

 

【42】

伊黒

「現世出張で甘露寺と奈良の観光バスに乗った思い出。

 

バスの添乗員『みなさーん、シカってどんなイメージをおもちですかー』

甘露寺『美味しい!!』

バスの添乗員『絶対にバスの外でそれを言わないようにしてください(ガチトーン)』

 

 本当にあれは申し訳なかった」

 

* * *

 

【43】

童磨

「しのぶちゃん!! サンドイッチの差し入れありがとう!! 闇サンドイッチでも嬉しいよ!!

 でも、いくら闇でもまさかバブ挟んでるとは思わなかった!!!!」

 

* * *

 

【44】

烏頭

「『ギシアン』のことを狛治に訊かれたから、疑心暗鬼の略だと誤魔化したら、そのまま蜜璃や伊之助といった純粋組に伝わり、『ギシアンが酷いあの亡者』とか『同僚がギシアンで辛そうです』とか使い始めて、聞きつけた鬼灯に事情を説明したら怒られた」

 

* * *

 

【45】

しのぶ

「園でどんぐりの闇取引が横行しているらしく、梅が毎日リュックのポッケにどんぐりを潜ませて登園する。帰宅すると我が家近辺には落ちていないどんぐりに変わっている。闇の加工業者もいるようで、爪楊枝が刺さっていたりする。

 連絡帳に通報したら、冨岡さんから『もう少し泳がせる』という返答。

 秋だなぁ」

 

* * *

 

【46】

ルリオ

「鬼殺隊や呼吸の知識がろくにないまま、シロが何柱になりたいかの話し合いに参加した結果、貝柱になることが決まった」

 

* * *

 

【47】

鬼灯

「飲み物買おうと寄ったスーパーに、槇寿郎さんが缶ビール両手に持って嬉しそうに誰か探してて、(あぁ奥さんに買って貰えるんだな、嬉しそうだな)と思ってたその数分後、この世の終わりみたいな顔でお酒の棚に戻してるの見かけ、大変申し訳ないですけどめちゃくちゃ面白かったです」

 

* * *

 

【48】

シロ

「頭よくなるって聞いたから、毎日鯖缶食べるようにした!」

 

不死川

(言動が完全にバカだ……)

 

一週間後

 

シロ

「よく考えたら、鯖缶食べたくらいで頭なんか良くならないよね。出費も結構でかいし止めよう……」

 

不死川

「ま、待て! すごい効果出てる! 続けろ!」

 

* * *

 

【49】

ミキ

「煉獄さんが真剣に話を聞いてくれるのは嬉しいんだけど、身体全体を使ってうなずくから右手の飲み物がこぼれてベチャベチャになってた」

 

* * *

 

【50】

狛治

「今朝、お香さんと話してる時に大きめの蛾が出たんだが、いつもとても褒め上手なお香さんが悲鳴を上げて逃げ惑いながらも、『イヤァァァアーーーッッ!! 葉っぱかと思ったわ!!!! 擬態上手!!!! キャーーーー!!!!』としっかり褒めてて感心した。見習いたい」

 

* * *

 

【51】

炭治郎

「竹雄と花子が算数の宿題でイラついている。『わかんねえ! なんで2人で池の周り何周も回ってんだ!』と言っていて、そこは兄ちゃんも助言できないな……と思った」

 

* * *

 

【52】

伊黒

「現世の俳句に関して調べていたら、数年前から稲川淳二が夏の季語になっていた」

 

* * *

 

【53】

玄弥

「現世の観光地で、NHKのインタビューを受けようとした時、『玄弥はインターネットミームになりやすい外見をしてるからやめた方がいい』とその場から連れ去ってくれた時透さんには、今も感謝してる」

 

* * *

 

【54】

狛治

「つい先ほどあったらしい大王と鬼灯様のやりとり。

 

大王『鬼灯くん鬼灯くん、さっき面白いことがあったんだ!』

 

鬼灯様『忙しいので手短に』(仕事しながら睨みつけて)

 

大王(ビビりながら)『昼間に阿部寛そっくりな犬を見かけて……』

 

鬼灯様(仕事を一旦横に置いて向き直って)『すみません、やっぱりその話詳しくお願いします』

 

 俺も詳しく聞きたい」

 

* * *

 

【55】

カナエ

「白澤様が言った『恋人が欲しいなら、縁結びの神社で相手にわざとぶつかればいいんじゃない?』という、神獣なのに神も仏も運命すら全否定する合理性の話が忘れられない」

 

* * *

 

【56】

煉獄

「『報連相』が苦手な我が家。

 母上の誕生日ケーキを俺、父上、千寿郎、母上本人が各々で買ってくるという大惨事が発生したが、甘露寺を招待する事でことなきを得た」

 

* * *

 

【57】

鬼灯

「怖いと評判の台湾ホラー映画をしのぶさんと現世まで観に行きましたが、劇中に出てくる幼稚園に『親親(チンチン)幼稚園』と字幕出て、一旦休憩モードに入りました」

 

しのぶ

「ラブシーンでも濡れ場でもないのに、劇場が気まずさに支配されたのは初めてです」

 

* * *

 

【58】

善逸

「皆でミュウツーの逆襲観たあとたこ焼きパーティーしたら泣きすぎてテンション葬式だし、炭治郎は『人間もタコも同じように生きているのに……』って言いだすわ、伊之助は『人間の手で作られたこれはたこ焼きじゃねえ……タコツーだ……』って言い出すわで、もうワケわからない」

 

* * *

 

【59】

宇髄(上記の話を善逸から聞いて)

「あー、俺も久々に観たけど、あの絶望感は確かにドキドキするな。まさか開始5分であんなに泣くなんて……」

 

須磨

「え? 天元様、そんなにドンファンに感情移入したんですか?」

 

* * *

 

【60】

唐瓜

「肋骨にヒビ入ったからここ1ヶ月服の下にサポーター付けてるって話を鬼灯様にしたら、横にいた狛治さんが『! それは本当か!? うわぁ〜! よかった〜』と言いだした。

 なんで俺の怪我で狛治さんが喜んでいるのかその場の全員がサッパリ分からなかったから理由を聞いたら、この前偶然俺の背中に触れた時に(え? 何これ? まさか唐瓜……ブラをしてるのか……!)と思って、それ以来誰にも言えずまともに目も見れなかったらしい」

 

* * *

 

【61】

マキ

「ミキちゃんがおろしたてのグレーのツヤッとしたブラウスを着ていた時に煉獄さんと会い、煉獄さんは『その服は良いな!! 強いゴリラの尻みたいで!!!!』って褒めてくれたってすごく嬉しそうに話してくれた。

 ミキちゃんが嬉しいならそれでいいけど、強いゴリラの尻みたいなことが良いケースってある?」

 

* * *

 

【62】

瓜子姫

「『いつも強がっている女の子ほど、実は弱いんだよね』みたいな逆張り理論ぶつけてくる男性にしのぶが、『普通に私はいつも強いし、本気出したらもっと強くて、変身をあと2回残してます』と言い返してました」

 

* * *

 

【63】

狛治

「さっきから恋雪さんが『わんわん』としか言っていなくて、え? 可愛いけど何? と思っていたら師範が『すまん。本当にすまない。反省しています。謝るからもう許してくれお願いします』と平謝りで、なんだかただならぬ雰囲気」

 

* * *

 

【64】

伊黒(罰ゲームで蜜璃に非通知でイタ電)

「も、もしもし(緊張で裏声)」

 

蜜璃

「え? どちら様ですか?」

 

伊黒

「あ、あなたが一番愛してる者です!」

 

蜜璃

「嘘です! 桜餅はしゃべりません!!」

 

* * *

 

【65】

鬼灯

「外回りに出て、午後には帰ってくるはずだった狛治さんから『遅れます! 大往生で!!』とラインきた。立ち往生だといいんですけど」

 

* * *

 

【66】

義勇

「胡蝶、数日前から蕁麻疹が出続けてるから診てほしいんだが」

 

しのぶ

「いいですよ。(診察しながら)なにか使ってる薬はありますか?」

 

義勇

「ヴォルデモートという薬だけだな」

 

しのぶ

「デルモベート軟膏ですね」

 

* * *

 

【67】

珠世

「鬼灯様がボソッと呟いた、『小林製薬が媚薬出すとしたらなんて名前でしょう?』を考えてたら30分経ってました。ムラットスールとかでしょうか……」

 

* * *

 

【68】

宇髄

「由緒正しいどころか由緒そのものな義経に、武家っぽい厳格なエピソード聞いたら『クレヨンしんちゃんNG』とのこと。

 思わず、『ぶりぶり左衛門は??』と聞いたら、横にいた鬼灯と狛治に『一番だめだろ』とたしなめられた」

 

* * *

 

【69】

狛治

「『微力ながら応援しています』とはよく聞くフレーズだが、鬼灯様の『絶大な力を持つ私が応援しています』は生まれて初めて聞いた」

 

* * *

 

【70】

鬼灯

「伊之助さんに報告書の再提出を依頼したら、『ポンコツ失礼しました』と返事が来ましたが、そんな言葉はない。何をどう間違えて覚えた言葉だこれは」

 

* * *

 

【71】

真菰

「幼稚園の庭に新しくレモンの木を植えることになって、『力仕事は男の俺たちに任せろ』と錆兎が言うので任せたら、男性陣みんなが植物にあんまり詳しくなかったせいか、前から植えてあった八朔の木の横に植えてしまい、花の時期が同じだから案の定受粉。

 見た目は色の濃いレモン。けど味は八朔より甘いという謎果実が爆誕。

 今では私たちの間で『レモさく』とよばれて、デザートとして活躍しています」

 

* * *

 

【72】

お香

「伊黒さんが『甘露寺はいつも最高だから、イマイチだと思った時は甘露寺側ではなく俺の方が体調が悪い』と言ってたわ』

 

* * *

 

【73】

玄弥

「兄ちゃんは『行きつけの店が潰れる』って特殊能力を持ってるけど、最近覚醒したのか『行こうと思ってた店が潰れる』『勧められた店が潰れる』『これから通おうと思っていた店の店長が長期入院する』まで能力が強化されてた。もう誰にも止められねぇわ、これ」

 

* * *

 

【74】

しのぶ

「冨岡さん、梅は幼稚園でどんな感じですか? お友達と仲良くできてますか?」

 

義勇

「賽の河原に長くいたからか、思ったより遥かに協調性があって良い子にしている。

 あと精神年齢が高いからか、泣いてる子がいたら、上手いこと慰めてくれるのは助かる。

 だから他の子供も梅が好きで、梅が泣いた時もみんな来てくれて」

 

しのぶ

「優しい……!」

 

義勇

「だが他の子は見た目通りの精神年齢だから、梅と違ってみんなどうしていいかわからず、泣いてる梅を円形に取り囲んでじっと見つめるから余計に泣く時も……」

 

しのぶ

「怖い……!」

 

* * *

 

【75】

アオイ

「『えっ!!!!?? 波平吊り上げた!!!!!!』という伊之助の寝言が気になって眠れない」

 

* * *

 

【76】

鬼灯

「久しぶりに鬼インフルに罹った時は本当に辛くて」

 

狛治

「大変でしたね」

 

鬼灯

「熱が40度くらい出て、もう蚊も殺せない感じで」

 

狛治

「はい」

 

鬼灯

「しばらくして熱は下がりましたが、だるくてゴキブリも殺せないレベルで」

 

狛治

「なるほど」

 

鬼灯

「ですが次の日にはムカデもすごい殺せる位に回復して」

 

狛治

「殺し以外の尺度ないんですか?」

 

* * *

 

【77】

義勇

「何度も言うが、絶対タンポポの生存戦略に人間の幼児も組み込まれてる。

 この時期、すれ違う幼児、登園する園児、公園で遊ぶ幼児、お迎えで帰る園児、皆絶対にタンポポの綿毛を持っている」

 

* * *

 

【78】

クレーマー

「今値下げしないと売れないですよ...…。そんな事もわからないんですか? オススメの脳神経外科紹介しましょうか?」

 

カナエ

「え? 行きつけの脳神経外科があるんですか?」

 

* * *

 

【79】

鬼灯

「イケメン好きの滝夜叉姫が、ひょんなことで狛治さん=猗窩座だと知ったらしく、『猗窩座の「勘違いするな、お前の為じゃない」と狛治の『自惚れてくれ、あなたの為だ」の破壊力を比較してみたい』と言っていたそうです」

 

* * *

 

【80】

しのぶ

「現世視察で大阪に行くんだけど、お土産何がいい? ゴーゴーロク?」

 

カナエ

「ちょっと多いわね」

 

* * *

 

【81】

恋雪

「さっき狛治さんが一番サイズの小さい付箋のことを『あれが欲しいです、末っ子の付箋』って言ったのがとても可愛かったので、今後積極的に使っていきたいです」

 

* * *

 

【82】

鬼灯

「宇髄さんと茄子さんが『俺たち二人あわせたらTOEICのスコア700くらいあるから何とかなると思う!』と言い残して、海外出張に旅立っていきました」

 

* * *

 

【83】

無一郎

「あー、現世にあるあれ、『ステラおばさんの事件簿』みたいなチーズケーキ食べたい」

 

有一郎

「情報量が多すぎる。

 ステラおばさんはクッキーで、事件簿はジェシカおばさんで、チーズケーキは、りくろーおじさんだろうが」

 

無一郎

「そう、それそれ」

 

有一郎

「『さんの』しかあってなかった事実を置き去りにして話を進めるな」

 

* * *

 

【84】

禰豆子

「善逸さんとケンカして、八つ当たりでスマホの中の善逸さんの写真でお腹の所を執拗にタップで突き続けたら、三日後に善逸さんがお腹を壊してトイレに篭っちゃった。

 どうしよう、私、スマートすぎる丑の刻参りを発明してしまったのかもしれない」

 

* * *

 

【85】

しのぶ

「梅に『お兄ちゃんに見せたいから守っててね!』と託された。

 私に……守れるのかしら……守り切れるかしら……この綺麗なタンポポの綿毛」

 

* * *

 

【86】

不死川

「廊下から聞こえてきたシロの『♪あったまでっかでーか さえてピッカピーカ それがどうした エビバディセイウォンチュー』って歌でたぶん、4日は思い出し笑いに悩まされる……」

 

* * *

 

【87】

狛治

「かつてはチキン南蛮・ビーフ北狄・マトン東夷・ポーク西戎がセットになっていたが、チキン南蛮以外は廃れてしまったと昔、鬼灯様から教わったのだが、ひょっとしたら俺は騙されていたのだろうか?」

 

* * *

 

【88】

しのぶ

「よくしゃべるタクシーの朧車さんに当たった時、現世ではタクシーに怪談は定番なので、『何か怖い話ってありますか?』って聞いたら、『今眠いです』って言われた時は本当に怖かった」

 

* * *

 

【89】

鬼灯

「仕事でイライラしたら、叩いていい太鼓とか設置してほしい」

 

狛治

「鬼灯様が2秒で粉砕するから無駄でしょう」

 

* * *

 

【90】

義勇

「この前、胡蝶がふわふわとしたワンピースを着ていて、妖精みたいだなと言いたかったのだが、噛んで『要塞みたいだな』と言ってしまった」

 

* * *

 

【91】

狛治

「杏寿郎が手作りっぽいカステラを食べていて、ミキさんの手作りによる訳ありカステラだと言っていた。

 どう訳ありなのかと聞いてみたら、『材料を入れ忘れたらしい!』と。

 訳ありすぎだろ」

 

* * *

 

【92】

不死川

「伊黒から『すまん。あと15年遅れる』ってかなり斬新な遅刻のメールが来た。子供の顔でも見せたいのかあいつは」

 

鬼灯

「15年で足りるわけないでしょう」

 

* * *

 

【93】

桃太郎

「医療ドラマの主人公って外科医ばっかりですよね。内科医じゃだめなのか?」

 

白澤

「これは、多発限局性運動性末梢神経炎、いわゆるルイス・サムナー症候群! お薬出しとくね」

 

カナエ

「これは球脊髄性筋萎縮症、ケネディアルターサング病! お薬出しときますね」

 

桃太郎

「すみません、俺が間違ってました」

 

* * *

 

【94】

茄子

「公園で鹿せんべいを高く掲げたまま、全方位大量の鹿に群がられてワタワタしている狛治さんに鬼灯様が、『投げるんです! 餌を遠くに! 早く!!』って叫んでる姿はハリウッド映画みたいでよかった」

 

* * *

 

【95】

不死川

「弟妹を迎えに幼稚園に行ったら、冨岡が園児の母親らしき人に平謝りされてた。

 どうやら冨岡が子どもにゲロひっかけられたらしく、ペコペコ謝る母親に冨岡は『子どもはゲロ吐くのが仕事だ』って返したんだけど、絶対にそんなことねぇよ」

 

* * *

 

【96】

狛治

「鬼灯様がEU地獄の無茶振りをぶった切った一言、『そんな仕事、キティちゃんですら断りますよ』が強すぎる」

 

* * *

 

【97】

「しのぶちゃんから聞いた話なんだけど、まどマギを普通の魔法少女ものだと思って履修した梅ちゃんとカナエさん。正体を知らぬまま長年愛用してきたキュウべぇのクッションに向かって『お前かーーー!?』とカナエさんが拳を振り下ろしてたらしい」

 

* * *

 

【98】

桃太郎

「『ゴキブリが白澤様やっつけてくれて助かりました』っていうカナエさんの発言に、鬼灯さんの期待が止まらない」

 

* * *

 

【99】

鬼灯

「出来心で、『実はこれが私の本体です。今まで妖術であの姿になっていましたが、とうとう時間が来てしまいました。今までありがとうございました』という手紙と一緒に、机の上に鬼灯を一枝置いて隠れるドッキリをしたら、閻魔大王と狛治さんが大変なことになった。

 その後、私は号泣する大王と狛治さんの前で正座で叱られました」

 

* * *

 

【100】

狛治(お盆に家族と現世旅行中)

「初めての現世で不安だったのか、恋雪さんが離れたらあかりは『かかさまどこ!? どこいったの!?』と泣き喚き、俺や師範達が宥めても泣き止まないのを見てモグラさんが意を決したような顔し、『おまたせっ! かか様だよ!』と凄い甲高い声で言ったのは我慢出来たが、あかりの地団駄踏みながら『だまざれないぃぃぃぃ!!!』という宣言には笑い死んだ」





特に意味はないが、99は笑えると言うよりちょっと感動とか泣けると言うほどではないけどじんわりする系で、ラストは狛治さんとこの娘さんをメインに据えるというマイルールがあるんですが、その2で既に99がじんわりする系なのか微妙な所になってしまった。

あと私はこのコピペ集は、その場限りのネタではなく本編の行間に起こっている他愛無い日常として書いています。
つまりは闇サンドイッチでバブ食わされた童磨やら、綺麗な言葉で罵倒という無茶ぶりに「せせらぎ」と返した無惨様や、正座で大王と狛治さんに叱られた鬼灯様はこの世界ではマジでいる。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。