淫ク☆アクター KN   作:火野 彩也子 ソルツ

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お久しぶりでございます。

ブランクあるから文がよくわからないことになってるゾーこれ
あーつっかえ(自虐)やめたら、この仕事。


ハッピーイースター☆ 2017.mp1

 この本によると、普通の高校生 霧雨KN 彼には魔王にして時の王者 "オーマキノウ" となる未来が待っていた。

 

 不可解な記憶喪失事件を解決したことで、彼はjokerの力を奪った。

 

 そして、KN達に対し、次に出会う力の主達、二人のレジェンドアクターが言い渡した条件とは……? 

 

 今回の事件のキーワードは……「犬」…………

 

 

『時代を駆け抜けたクッキー☆声優達、今、彼女達の力が、未来へと受け継がれる! 祝え! 新たなる王の誕生を……』

 

 

 ──────────────────────

 ーアナザーJokerの時間から数週間経っていた。

 

 季節は秋、落ち葉がひらひらと舞う季節。地面は一面落ち葉の色、一色だった。

 

 一人の帰り道。今日は、くどい程どこにでもついてくる彼女達の姿は無かった。

 

 ……初めの頃と比べて彼女達への印象は、少しずつ変わりつつある。

 

 まず、BBANが超のつく大食いであること。

 

 彼女は朝ごはんにもかかわらず、ご飯を四杯も食べる。なんの断りもなく夜食を隠れて食べていたこともあった。

 

 なんでもラーメンがお気に入りらしく、最近近くに○蘭が出来たと聞くと、涙を流しながら喜んでいた。

 

 MGは相変わらず男であることが不思議なくらい、女の子で、男な部分を見たことがない。

 

 この前こそお風呂を覗いてやろうとすると、心の中でロマンと罪悪感がぐるぐるして気持ちが悪い。

 

 BBANと比べて食べる量は少ない。当たり前である。

 

 なんだかんだで少しは仲良くなったんじゃないかな。

 

「仲間──か」

 

 ーいや、彼女達にとって俺は倒すべき存在にしか過ぎないかもしれない。

 

 敵対者……良くても同居人止まりなのだろう。

 

 この関係は……もうどうしようもないかもしれない。

 落ちることがあっても上がることは無い。

 

 ────この落ち葉みたいに。

 ──────────────────────

 街は人が居なければTDNの"空虚な箱"である。

 オブジェクトだけが存在しうる世界を、街とは言わないのである。

 

 そして、人は今、オブジェクトと化していた、彼女たちを除いて。

 

 

「うぇーん、ズッズズズッ!!! うひ、うひぃ……!!! 私は……ただ、ズルズルズズズズ! 人を……ズズッ! 助けたかっただけなのにぃ!!」

 

「嘘つくんじゃねーよ、この鬼女! 

 てめぇが、王の両立ミスったの見てたんだよ、こっちわよ!」

 

「……だってぇ……だってぇ……

 ……ん? そもそもMCYだって足止めミスってたじゃぁん!?」

 

「…………ま、それもそうね」

 

「次こそ、このYYSちゃんに任せなさい」

 

 彼女は誇らしそうに、自分の胸を叩いてみせる。

 

「じゃあ、オーマの爺さんのとこ行って、特攻してきて」

 

「お前人間じゃねぇよ……(小声)」

 

「ごちゃごt…………!? …………

 

 上書きしたみたいに、再び時を止められ彼女達は動かなくなる。

 

 身動きが取れないので、消去法で意識が覚まされていく。……そして、近づいてくる何者かに気付く。

 

「(こんなことをするの……KTGIJGKGDUSIMN姉貴ね……!?)」

 

「私の気配に気付くとは……あんた中々センスあんじゃん……」

 

 "巨根"と書かれた服が、風もないのに靡く。

 流血のような赤の髪を隠す程深く被った帽子から、細目とにやけ口が時折、姿を表す。

 

「YYSよ、酒、飲みたいでしょ、私がくれてやろう」

 

 KTGIJGKGDUSIMN姉貴は、オブジェクトと化した通行人からビニール袋を奪い、YYSに押し付ける。

 

「(子供扱いすんじゃねーよ!! このチン○コ野郎!)」

 

「仲良いのは結構。しかし、すでに流れはオーマキノウへと進んでいる…………私達のやるべき事を思い出すんだね」

 

 KTGIJGKGDUSIMNが、人混みをかき分けながら消えていく。

 

 

 

 時が動き出す。

 街が動き出す。

 

 

 

 

 YYSとMCYは忙しない人波に放り出される。

 

 

 

 

 

「…………っは……。やっと動けた、マジなんなのアイツ……」

 

「舐められてる……(小声)」

 

「KTGIJGKGDUSIMNは私たちのリーダーだからって正直調子に乗ってる……ん? その中身…… ゴソゴソ

 お、ビール、ビール〜!」

 

「宴じゃ宴じゃ〜!」

 

「胸毛じゃ〜」

 

 二人の顔がKTGIJGKGDUSIMNへの不満の顔から、無邪気な子供のような笑顔に変わる。

 

 飲み捨てられたビールの缶が……床に、ゆっくり、ゆっくりと……

 

 ーーーー落ちる。

 

 ──────────────────────

 ーーーー2019年  しりしり堂にて。

 

「あり兄貴~……

 は個人的にちょっとあんま好きじゃない

 フーヒッヒッッヒヒヒwwwwww

 ぶっちゃけたけどよwwww

 あり兄貴あんま好きじゃないあの……

 

 ーえっ!? それなら頼まないって!? 

 すいません、許してください。なんでもしますから! 

 ──あり兄貴〜…………

 は個人的にちょっと好き

 

 ……え? なんでもするっていったよね? って!? 

 じゃあ、はい。わかりましたぁ〜直させて頂きますっ……失礼します」

 

「おじさん……客?」

 

「古いオーディオ直してくれっていう電話でぇ……正直……時計を直させて欲しいんだけどなぁ、フヒィ……仕事だから仕方ないね♂」

 

「あっ、そっかぁ……

 って、あれ? MG達ここにいたのか。俺の見張りした方がいいんじゃないのかぜ?」 

 

 二人はおじさんと入れ違う形で部屋から出てくる。

 俺の顔を見るなり、少しおどおどした様子でBBANが話し始める。

 

「魔理沙さん……それはあのぉ……バジリスクタイム……! そう、バジリスクタイムです。私達にも働き方改革の影響で、休みが存在するんですよ」

 

「小悪魔……もしかして、ブレイクタイムのことを言ってる? バジリスクタイムってどっから来たのよ……」

 

「……ってことはアナザーアクターなんだな! ちょっと待っててくれよなぁ〜すぐ着替えてくるのぜ」

 

 はぁ……とMGがため息を吐く。

 

「霊夢さんごめんなさいィ……」

 

「別にいいわよ、怒ってないし。ただ、昼ご飯は抜きね。貴方そろそろダイエットしないと太るわよ?」

 

「そんなぁ……!! 待って霊夢さんっ! 美味しい鰻屋さん行く予定だったんですぅ!」

 

 お前は源太くんかよっ! というツッコミをMGは心の中で飲み込んだ。

 ──────────────────────

 

「女子高生失踪事件……!?」

 

「下北沢警察は気付いていないんですけど、ここ数年にわたって起きているんです。……そしてこの事件には不可解な共通点がある……」

 

「共通点……?」

 

「誘拐されたのは18歳……それも誕生日が、5月10日の女子生徒のみ、そして事件が起こるのは9月31日」

 

「はぇー……って今日!? 事件起こるじゃん! ヤバいヤバい」

 

「ええ……だから阻止しにきたんです。……着きました!」

 

 クォクォハ……

 

「……ドキ☆ドキ学園……!?」

 

「……ああ、作られてからまだ時間の経っていない学校ね。こ↑こ↓朽木市の著名人が教授として収集されているとか、いないとか」

 

「そう、こ↑こ↓で、事件は起きている……ですから、ジャジャジャン!! (絶望)」

 

 BBANが差し出したのは……

 

「制服……!?」

 

 MGの頬を汗が伝う。

 長らく共に過ごしていればわかる……この流れはヤバい! 

 

「皆さんには、これを着て、潜入捜査をしてもらいまーす!」

 

 やっぱりな♂

 

 ──────────────────────

「あのさぁ……」

 

「似合ってますよ! 霊夢さん! 魔理沙さん! ピース、ピース。いい絵撮れてますよー」

 

「やめろ! 流行らせコラッ! 

 なんでも女物なのよ!? 許せるぞ! オイッ!?」

 

 KNとMGの制服は女物のブレザーであり、下はひらひらとしたスカート。

 正直、MGの制服姿は男物よりも似合っている。

 

「MGの女装の写真、俺にも回してくださいよー(ネットリ)

 一枚100……いや1000円出すからさー頼むよー」

 

「じゃあ……(ネットの海へ)流しますね」

 

「やめろぉ!! (迫真)」

 

「俺じゃなくて、BBANに言ってくれよなー」

 

「ハイハイ! 言い合いは終わり! 閉廷以上! 

 ……って事で情報集めて帰ってきてください。皆さん一人一つ情報を入手してくるんですよーいいですねー!?」

 

 小悪魔の指差す学校を見る。

 そう簡単に上手くいくものなんだろうか? 

 

 ーきっと、この雪辱は身を結ぶだろう……結ぶよね? 

 

 ──────────────────────

 

 ──────ダメでした……(絶望)

 

「小悪魔あんた、言い始めのくせして情報出せないとか恥ずかしくないの?」

 

 3人とも情報は一切ゼロ。

 MGはご立腹の模様。

 

「ンンッ……マ゜ッ! ア゛ッ!」

 

「あっ! 小悪魔が急逝した!」

 

「アカンこれじゃ死ぬゥ!」

 

「女装までしたのに手ぶらで帰るのは私のプライドが許さないので。ネットをハッキング、色気落とし、恐喝なんでもするわ」

 

「ん? 今何でもするって言ったよね?」

 

「えっ、それは……」

 

「ぐへへ……」

 

 倒れているBBANを横に、KNはMGに、ゆっくり……ゆっくり近づく。

 

「えっ……それはちょっと……」

 

 MGはじりじりと後ろに下がる。

 しかし、後ろは階段。

 

「金、暴力……」

 

 ー逃げ場はない。

 

「s○x!!」

 

「やめないか!」

 

 KNは襲い掛かるも、MGに避けらた挙句、腹パンを食らい、階段を転がっていく。

 

「ちょっと、キノウ!?」

 

 KNは、膝打ったのか、床をゴロゴロと転がる。

 

「魔理沙さん!?」

 

「保健室ぅ……保健室ぅ……!」

 

「……なるほど。保健室なら生徒たちの情報について探れる。その為にこんなことを……」

 

「魔理沙さん……流石ですねぇ!」

 

「いや、普通に腕が痛いから早くして……(ボソッ」

 

 ──────────────────────

 ーーーー保健室にて。

「どうされました?」

 

 白衣を着た女性がそこにいた。どこか幼さを感じる顔。それでいて醸し出す雰囲気は少し大人びていた。

 

 虫かごの中の……ホタルを覗いていた。

 

「先生、友達が階段から落ちてしまったのですが!」

 

「あーもう我慢できない! すぐ行きます!」

 

 聞くなりドタバタと保健室の先生はドタバタと飛び出していった。

 

「……どうしました? 霊夢さん、早くパソコン覗かないとバレちゃいますよ」

 

「あ……いや……」

 

「運がいいです。霊夢さん! 丁度5月10日生まれかつ18歳の女子生徒の情報が映ってますよぉ!」

 

 確かに既にパソコンは都合よく女子生徒を映していた。

 

「‥該当者は"坂ノ上くりーふ"……?」

 




さて、今回は何編でしょうか?

わかんねぇだろ?
俺もわかんない。

それくらい酷いってことです(絶望)

前半と後半で書いてる時期が違うから雰囲気が違うのには目を瞑って❤️
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