淫ク☆アクター KN   作:火野 彩也子 ソルツ

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ここからは自分でも読めないゾ…

でも投稿するの…

肉おじゃの語録が少な過ぎるってソレイチバンユワレテルカラ…


ハッピーイースター☆ 2017.mp3

 ーーーー2017年

 

「クキキ……(苦悶の表情)」

 

 尺に齧りつくムキムキの小人……彼は疲れているのか目の下に隈ができている。

 

「肉おじゃちっちゃいのにムキムキで可愛い」

 

 そしてそこに現れた紫髪の少女

 

「時が止まってて笑っちゃうんすよね……お前、タイムジャッカーの可能性が濃いすか?」

 

「おっすおっす! 私はキチガイ地獄外道祭門、困ってることがあるんじゃないの……私だったら力になれる」

 

「力が無くなっちゃったんすよね……これじゃあ姉ちゃんとの約束を守れない可能性が濃いすか?」

 

「ならば、その濃い味をアメリカンテイストに変えてみようか? 薄いbb素材の数を米国の力で補ってあげる」

 

 少女がウォッチを押す。

 

 \WEB/

 

「頼む! そうしてくれ! 俺には姉ちゃんが必要なんだ」

 

「あなたの意見は求めん」

 

 ムキムキの小人の体にウォッチが差し込まれる。

 

 歪にもその体は繭のように糸に覆われて、人形の形を形成した。

 

「これこそアナザーWEB」

 

「クキキ……(ご満悦)」

 

 ──────────────────────

 ーーーー2017年 9月31日

「あなた江本くんね!!」

 

「人違いも甚だしくて笑っちゃうんすよね」

 

 呪いの人形が女に迫る

 

「坂ノ上おじゃる……それが俺の名前っす」

 

 多数の糸が女を貫き、生きるエネルギーを吸い取っていく……

 

「姉ちゃん……俺、約束守るよ……怪異になっても俺が姉ちゃんを守るんだ」

 

 女は最早生きておらず、一つの人形に変わっていた。

 哀れな男はそれを踏み潰した。

 

 ひたすらに、原型が残らないように

 

「みいつけた(NHKで放送中)」

 

「やっぱりな♂早い所、この呪いの人形をお祓いしちゃいましょう」

 

「うん、おかのした」

 

 ー変身! ー

 ー変身ー

 

 アクター↑タ淫夢! 

 アクター↑タ淫夢! 

 

 淫ク☆アクター↑キノウ……

 淫ク☆↓アクタームギ!! 

 

『お祓いの時間じゃい!』

 

 ジカンギレード! ケン! ジドウシタ! 

 ジカンセッ○ス!! 

 

『ズタズタにしてやんよ!』

 

 鋭い刃物で切り裂いたはずのアナザーWEBの体は、みるみる糸が体を修復していく。

 

「そんな攻撃しかできないなんて笑っちゃうんすよね」

 

『あったまきた……(冷静)

 さっさと殺そうぜ? 日が暮れちまうよ!』

 

『そんなこと言ってもキレテナーイ、それなら頭を使うだけよ!』

 

 ピロピロピロ……レウ! 

 

 アー↑マー↓タ淫夢! 

 

 今日もいい天気! RU! 

 

「ん? なんすか?」

 

『やっぱ黒ギャルかな〜(焼き具合)』

 

 〜RU! 〜

 

 少女がウォッチを再び起動し、それに応じて小さな太陽がその姿を覗かせる

 

『ぷは〜今日もいい天気』

 

 言葉が合図だったかのように太陽の光が一気にアナザーWEBに集中し、その体を燃やす

 

「アツゥイ!」

 

 堪らずアナザーWEBは糸を使って天井の方に逃げていく。

 

『よっしゃ! そしたら俺もアーマータイムだ!』

 

 ピロピロピロ……ウェブ! 

 

『なんかいける気が……ってうええ!』

 

 糸をワイヤーみたいに使ってアナザーWEBがKNにキックを仕掛ける。

 

「そうはさせないっす!」

 

『大人しく焼かれて成仏しなさい!』

 

 ソーラービームも俊敏に動くアナザーアクターに効果をなさず、僅かな隙をつかれてMGもキックを喰らう

 

『くっ!』

 

『どこだ……探すぞ…………あった! WEBウォッチ! よし、今度こそ』

 

「させないっす!」

 

 アナザーWEBから繰り出される渾身の右フックは……

 

 青目NYNに片手で止められてしまった。

 

「させ……ないです」

 

 そして青目NYNが繰り出した右フックはアナザーWEBの体に食い込み、思いっきり弾き飛ばした

 

『ええ……何それは(困惑)』 

 

「我が魔王……継承の時間だよ」

 

『気を取り直して、もう一回!』

 

 ピロピロピロ……ウェブ! 

 

 ウォッチをベルトに装填し、ベルトを一回転させる

 

 アー↑マー↓タ淫夢! 

 

 What a wonderful morning!  WEB!! 

 

「祝え! 全クッキー☆ 声優の力を受け継ぎ、時空を超え、国境さえも越える時の王者。その名も淫ク☆アクターキノウ・WEBアーマー」

 

 人形使いのアーマーを纏ったキノウの姿……

 

 そう、それこそがWEBアーマー! 

 

「だからなんだ!」

 

 攻撃の為伸びてきた糸を全て三匹の人形が叩き落とす。

 

「クキキ……」

 

『三匹はどういう集まりなんだっけ? 

 ……まぁいいや、なんかいける気がするのぜ!』

 

 ──────────────────────

 

「(クォクォハ……こんな山奥に家……?)」

 

 "坂ノ上くりーふ"という少女が歩いて行った先は町外れの山……そしてその山奥の幽霊が出そうな洋館だった

 

「ベトベトさんお先にどうぞ……」

 

 少女はくるりと向きを変えてそう言い放った

 

「ダメでしょ? ベトベトさん家までついて来たら……」

 

 少女の目は確かに

 

「ベトベトさんじゃなくて……」

 

 後をつけてきていたBBANを捉えていた。

 

「ちっちゃい悪魔かぁ……」

 

「ご、ごめんなさい、怪しい者ではないんです。私はBBANって言います。こんな所さんに住んでるんですか?」

 

「えぇ、弟と二人暮らしなんです。何か飲んでいかれますか? あ、そうだ、私の十八番のプリンでも食べていってください。弟が大好物でよく作るんです」

 

 少女の笑顔はとても明るくて、それでいてベタつかないすっきりとした笑顔だ。

 

 ……それでいてまるで生きているお人形のような……そんな印象を与えた

 

「是非!! 

 ……って言いたい所なんですけど、ここに来たのは訳があるんです」

 

「大方予想はついてますよ、私達は昼間にも会ってますからね」

 

「落ち着いて聞いてくださいね、貴方は最近噂の女子高生失踪事件の標的にされているんです。あの怪物が貴方を狙っているかも!」

 

 

 

「ソレハチガウヨ!」

 

 後ろから現れたのは

 

「え、WEBさん!? 貴方もつけてきていたんですか!?」

 

 金髪の名探偵

 

「この名探偵、WEBがこのジケンをカイケツするヨ! ……そう、ジッチャンはいつも一つってソレイチバンユワレテルカラ……」

 

「なんかいろいろ混ざってますよ」

 

「すばり! あのバケモノの正体はアナタのブラザーですネ!」

 

 金髪の名探偵がくりーふを指差す。

 

 口から心臓が飛び出しそうな顔をしているくりーふと対照的に、キマッタ! という顔をして……

 

「お、弟……ですか!?」

 

 ーーーー2019年 9月31日

 ──────────────────────

 ーーーー2017年 9月31日

 

「クキキキキ」

 

 地面に転がるアナザーWEB……自慢の白い体は土で黄ばんでいた。

 

『必殺技を突うずるっ込んでやる!』

 

 フィニッシュタイム! ウェブ! 

 

 イースター☆‼︎タイムブレ-ク!! 

 

『シュバルゴ!』

 

 キノウから伸びた無数の糸は、アナザーWEBを

 ぐるぐる巻きにして思いっきり振り回し、空へと投げた。

 

『最後の一発くれてやるのぜ!』

 

 張り巡らされた糸を足場にし、キノウは高く飛び上がった。

 

『レオパルドン! キックビッカー!!』

 

「ハララララァ」

 

 攻撃を喰らったアナザーWEBは火だるまになって、堕ちていく。

 

『っと、やったぜ』

 

『今の何よ……(困惑)』

 

『え、レオパルドンだけど……』

 

 

 

 

「クキキキキ……」

 

 

 

 

『なっ、何故生きている!?』

 

『キノウ……奴の様子が……!?』

 

 

 炎で燃える呪われた人形の体がゆっくり……

 

 ゆっくり……その体は裂けて……

 

 詰まっていた綿が飛び出すように

 

 蛹を破る虫のように

 

『中から別のアナザーライダーが……!?』

 

 その本体が顔を出した。

 

 ──────────────────────ー

「うちの高校で、筋肉マッチョのヘンタイが行き来してるのがモクゲキされてマス! ワタシはそのムキムキ小人の正体を探って遂に正体をつかみましタ!」

 

「それがくりーふさんの弟!?」

 

「な、な、な、なんのことでしょう↑??」

 

「その反応絶対図星じゃないですか……」

 

「ワタシの推理はテキチュウ! だったみたいですネ! ついでに、アナタを突き落とした犯人も言い当てます、ソレは……

 

 

 

「……その必要はないわ」

 

 

 

「what⁉︎」

 

「誰……って、うわっ!」

 

 謎の女性がBBANを押し飛ばし、くりーふの首に謎の首輪をつける。

 

「だって……」

 

「あなた……!?」

 

「真犯人が登場したからー!!! ハッハッハッ!」

 

 白衣の女性は高らかに笑う。

 

「保健室の先生!」

 

 大人びた雰囲気に、何処か幼い顔……

 

「先生の名前は保健室じゃありませーん、私の名前は………………

 

 ──────────────────────

 

「倒せてなくて笑っちゃうんすよね……」

 

『ウッソだろお前wwwwwwww』

 

『なるほどですね、奴の本当の正体は……』

 

 そこにいたのは……まるで虫、そのもの。

 

 お尻が切れかけた電球のようにチカチカ、暖かい光を溢しているー

 

 ーまさに

 

 

 ──────────────────────

 

 

 SNNMでーす! 

 

 

「……出たわね! SNNM! ワタシは最初ョからアヤシイと思ってましタ!」

 

「SNNMさん……ですって……!?」

 

 ──────────────────────

 

『アナザーSNNM……!?』

 

 ー蛍

 

 ーーーー2017年




おま○けのコーナー!
アナザーWEB

変身者:肉おじゃ

モチーフ:
蜘蛛、呪いの人形、繭

詳細:(裏設定?)
名前の通り、糸を操るアナザーアクター…というのも糸が本体。
蜘蛛の巣のような、糸で作った戦場で自分が有利になるように戦うのが基本のバトルスタイル
言ってしまえば海外のホラー映画に出てくるような人形そのもので、無理やり縫われたその姿は痛々しいものである。
また、切られても原型を止めようと再生する。
肉おじゃがタイムジャッカー、キチガイ地獄外祭文と契約して新たに手に入れた力であり、アナザーWEBは本体にとっての繭だと言える。
女子高生の生命力を吸収していたが…彼の目的は…!?
(…というのがお前のシナリオだったな)
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