淫ク☆アクター KN   作:火野 彩也子 ソルツ

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mp3イクヨー
遂にUDK アーマーになります!
(拙い文章ですいませへぇぇ~ん!)
TNPが悪すぎるってそれ一番言われてるから


クッキー☆ キッス 2010.mp3

ーーーー2010年

タ淫夢マジーンから降りると、既に、アナザーUDKとUDKは戦っていた。

 

「お、この前の金髪の子、来たみたいね。」

 

「未来じィィィィィィィィィン………」

 

UDKの言葉が歪に、遮られる。

ビデオを止めるように、UDK達はピタリとも動かなくなった。代わりにひょこりと少女が飛び出す。

「オジャマ・キング!」

 

MGとRUと同じような、巫女の姿。最近流行ってるんかな?

 

「おっす!おっす!私はMCY。」「やめてくれないかなぁ…私は王の両立がしたいだけなんだけど。」

 

「おまえタイムジャッカーか?なんか巫女っぽくねぇなぁ…」

 

「へー、私達のこと知ってたんだ。」  

 

タイムジャッカー、MCYはスキップしながら、こちらに寄ってくる。

 

「彼はね、アナザーUDKは、本来の歴史なら不幸にも黒塗りの高級車に跳ねられて死んじゃうんだ。でもね…そんな彼の時間を私が動かしてあげたってわけ。」

 

「あのさぁ…無理があるでしょ!?それは時間を動かしたことにはならないと思うのぜ…」

 

「おっと、会話が成り立たない馬鹿が、一人登場…

 

「時計の針は好きに動かすことはできる、巻き戻すことだって…でも人生は違うと思うんだよなぁ…

自分の未来は自分で選ぶしかない。」

 

MCYは台詞に遮られたのが心底むかついたのか、口をへの字に曲げた。

 

「るせえええええええええええ!

…でも、やっぱり、若くてもオーマキノウなんやなって…

フハハッどんな未来になるか見せてもらおっと。」

 

MCYが瞬間移動しながら消える。

…気付けば止まっていた時も動き始めていた。

 

「そこでだ、一緒に行きますよ〜イクイク!」

 

「暇だったからいいわよ」

 

ピロピロピロ....キノウ!!....

チッ チッ チッ ....ムギ!!......

 

ー変身!ー

ー変身ー

 

アクター↑タ淫夢!

アクター↓タ淫夢!

 

淫ク☆アクター↑キノウ…

淫ク☆↓アクタームギ!!

 

「変身するなんてびっくりだぜ…

よっしゃ!次は勝とうぜ!」

 

「はいはい、私はサケノミでいいわね?」

 

サケノミと呼ばれた生物がアナザーUDKを体当たりで吹っ飛ばす。

 

ここに似ている服を着ている二人組が二つ出来た。

『なんか…いける気がする!』

 

「よっしゃ今度は良いところをって、げっ…」

 

RUとUDK が光に包まれる。

 

「もう…無理みたいね…」

 

「良いとこ見せれなかったぁん!後は任せたぜ!」

 

「4人で集まっても、43人が集まって誕生した私には勝てないんだぜ…恋符!マスタースパーク」

 

アナザーUDKは空を飛び、小箱から沢山の光線を放つ。それが流星群のように落ちてくる。

それはとても熱く、身を焦がす。

 

『アツゥイ!』

 

『聞いてないし、知ってる。ほら、ボケッとしてないで。』

 

MGはもう一つのウォッチを取り出すと、起動し、ベルトへと差し込んだ。

 

ピロピロピロ...カンナ!!

アー↑マー↓タ淫夢!

お邪魔するわよ〜 KNN!

 

MGは炎を纏った翼を広げ、弾幕を避けながら空を優雅に飛び、勢いよく、かかと落としを決めた。

 

俺も…ウォッチを使えば戦いを有利に進められる…!

UDK から預かったウォッチを起動する。

『こ↑れ↓』

ピロピロピロ...ウズキ!!

 

「ちょっと待ってくださいよぉ!我が魔王!」

 

『またまた、君かぁ…壊れるなぁ…』

 

「……それを使えば、力どころか、歴史すらも受け継ぐことに な り ま す。

この本によれば、勝利にはそれ相応の代償があります、あります。…貴方にその覚悟がお有りか?」

 

…UDK の…歴史を………!?

でもUDK の歴史ってなんだよ?(純粋無垢)

 

『…力を受け継ぐことができるんだろ?じゃあやらない理由はないのぜ!』

 

 

ウォッチをベルトに差し込む、

 

ベルト、一回転させる。

 

そう、時計の針が動き始めるみたいに!

 

アー↑マー↓タ淫夢!

 

UDK が映し出され、そのUDK がアーマーとして、俺を新たな姿へと変える。

 

あああああああああ!!忘れてたああああ! UDK !!

 

「祝え!全クッキー☆ 声優の力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者。その名も淫ク☆アクターキノウ・UDK アーマー。まずひとつ、クッキー☆ の力を継承した瞬間だよ。」

 

横からUDK が耳打ちをする。どうやらカッコつけて、とのことだった。

余程カッコつけれなかったのが悔しかった模様。

 

「弾幕は…」『なんかいける気がするんだぜ!』

 

UDK はええっ…と言いたそうな顔をしている。まるで精神が壊れてしまった人みたいに脱力した。

 

MGは、アナザーUDK を地面に叩きつけるとお腹辺りを蹴ってこちらに飛ばした。

 

飛んできたアナザーUDKに対し、腕に張り付いた小箱の光線をゼロ距離でつるづるっこんでやると、不思議と倒せている感覚がして気持ちがいい。

 

『この小箱を使って倒せばいいんだよね?』

 

「よっしゃ!恋符 マスタースパーク!」

 

会話の隙をアナザーUDKは逃げようとするも、MGの弓に妨害される。

 

『動くな、逃げるな。』『終わらせるわよ、キノウ!』

 

ベルトに差し込まれた二つのウォッチを再び起動する。

 

フィニッシュタイム!!ウズキ!!

 

まりな 一生ネットの笛 素人声優 棒読み

まりなはクッキー☆ の太陽だよ。美大落ち

マスタースパークはピカイチ とろろそば

三回見たら死ぬ絵 星態勇儀 岩永坊主

音大なら受かった 天使 屑 ラーの鏡

 

すると、何処からか理解出来ない言葉が現れ、一本の坂道をつくりだした。その道の先ではアナザーUDKが文字に拘束されている。

 

「え?なにそれは…(困惑)」

「草」

 

『ハァァァァァァァ!』

 

その道を、小箱をブースターにしながら下って行き、思いっきりアナザーUDKを蹴り上げた。

 

『復活禁止ビーム』

 

フィニッシュファイト! レウ!

キョウモイイテンキスパ-クシュ-ト!!

 

MGの一撃を喰らった後、アナザーUDKに、再び往復してきた俺の必殺技が当たる!

 

『最後の一発くれてやるよ!』

 

「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁいやぁぁぁぁぁぁ」

 

轟音とともに爆発四散する。

ウォッチが破壊され、もうアナザーUDKが蘇ることはなくなった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦いを終え、気づけばもう夜になっていた。

流れ星がキラリと輝く。

 

「なんで…?」 「なんであなたがウォッチを持っているの?」

 

MGが俺の胸ぐらを掴み、その綺麗な顔を寄せる。

 

「あ、これはUDKからの、プレゼントなんだぜ。」

 

「彼女達がウォッチを持っているはずがないじゃない…」

 

「…なるほどですね!」「UDK !RU!ちょっと!これ受け取って!」

 

まだ、なんの力も籠もっていない空のウォッチを二人に差し出す。…恐らくこれが未来にUDKウォッチやRUウォッチになるのだ。

 

「UDK …?私は石川まりな…だせ?女性!宜しく!」

 

「誰だかわからないけど…ありがとう?行くわよ、まりな。」

 

「…ドラゴンクエストに出てくるんだよラーの鏡っていう………

 

UDK とRUではなくなった二人が歩み出す。

また、一つ流れ星。…今日はよく星がみえるなぁ…

 

「どうなってるのよ…?」

 

「知wらwなwいwよw

…でも、彼女達は歴史が変わっても、魔理沙と霊夢になる道を選ぶ…そんな気がする!」

 

…この時空ともサラバダー

 

マジーンから見た二人はとても小さく、まるで寄り添う二つの流れ星であるように思えた。 

 

ーーーー2010年

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー2019年

流れ星などない、ただ、満月の夜。

 

「…霊夢さん…本当に彼はオーマキノウになるのでしょうか…

………あの時、キノウが助けてくれるなんて思ってもいなかったんです。」

 

「………アナザーUDKを倒しても、UDK は消えたままだった。」 「そして、キノウがUDK ウォッチを手に入れた。…確実にオーマキノウへと近づいている。」

 

「ど、何処行くんですか…?」

 

「帰りたいのは山々だけど…

私たちのやるべきことをするだけよ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーしりしり堂にて

 

「渋いKNくん、おはよ〜、ご飯もジュースもいっぱいあるよ〜!」

 

「おはようございな〜す」

 

うとうとしながら階段を降りると、朝ご飯の匂いにつられて歩き出す。

 

「はい、新しい入居者、挨拶よろしくぅ〜」

 

「私はBBANと申します。」「MGです、よ ろ し く。」

 

「あのさぁ…」

昨日散々見た顔がそこにはあった。

MGが思いっきりハグする…ハグって言うよりも締め付け…イタァイ!

 

「(私は貴方を殺したくてウズウズしているので)」

「はーい、宜しく。」

 

「朝からハグなんて、MGくんは自意識高い系なのかな?…どうだいKNくん、仲良くできる、してくれないと困るんだけどさぁ…」

 

「なんかうまくいける気がするのぜ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…かくして、キノウはUDK の力を得た。彼の覇道は始まったばかり。しかし、次なるレジェンドとの出会いはすぐ訪れた…おっと、私のパンケーキ鍋が煮えてきたので、これで失礼するよ。」

 




mp3…終わったんやなって…
UDK と、アナザーUDK、どっちが喋っているのか?少し分かりにくくなる程度にややこしくしたつもりです。

次回は更に更新が遅くなると思います。まだ内容は秘密ですが…
最後に宣伝なんですけど、リスペクト元のボイスドラマは面白いので見てくださると、嬉しい限りです。

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