明久達のSAO (凍結)   作:セイイチ

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え~今回の話はいつも以上に駄文になった様な気がします(汗)
が明久がテスターでも皆の輪に入れるようにしようと思ったらこんなのしか思いつかなかったんです‥‥‥

それではいつも以上に駄文になっていますが本編をどうぞ!


第十一話

 ソードアートオンライン、浮遊城アインクラッドでデスゲームが始まってから2カ月が経ち第一層迷宮区19階まで攻略されていた。

 今日はデスゲームが始まってから一度も開かれた事のないボス攻略会議が行われる事になっていた。

 「準備はいいか? まだボス部屋も発見されてねえのに攻略会議なんざ気が早すぎると思うが、これからのボス攻略に備えて顔合わせ位はしといた方が良いだろうから遅刻しないように早めに行くぞ~」

 一番やる気がなさそうなくせに会議には参加しとくべきだと主張する雄二が皆の準備が整ったか確認してくる。僕も正直に言うと会議なんてボス部屋を見つけてからでいいと思ったんだけど、一番早く19階まで昇った人が集めている会議だから出ない訳にはいかないだろう。

 「皆あんまり乗り気じゃなさそうだけど一応準備はできてるみたいだよ? 雄二」

 皆の代わりに僕が雄二の質問に答える。

 本当に皆やる気なさそうだな。翔子でさえ雄二と一緒に出掛けるっていうのに面倒臭そうにしてるし‥‥‥

 

 

 

 

 

   

 攻略会議が行われる”ホルルンカ”の町の広場では僕達以外のプレイヤーがすでに集まっていた。

 「皆早いね。僕達も遅れないように早めに来てるのに、その僕達より早いって皆早くき過ぎでしょ」

 「どうせ攻略にやる気満々の人達が待ちきれずに早く来ただけでしょ」

 「それだけとは限らないぞ優子」

 「え? どういう意味?」

 優子は自分の思っていた事以外にもこんなに早くにプレイヤーが集まる理由があるのか、と驚いていた。

 「ここにいる連中はほとんどが攻略に期待を持ってる奴じゃなく、自分のステータスに不安があってここに集まった連中の方が多いと思うぞ?」

 「不安? なんで自分のステータスに不安がある人がここに来るのよ? 不安があるならボス戦に参加しなければいいんじゃないの?」

 優子の疑問は正しい。けど今の不安は少し違う意味を指す。

 「あのね優子。皆が持ってる不安って言うのは最前線プレイヤーに自分が遅れを取ってないか不安って事だよ」

 「最前線にいるような奴らは自分が最強でありたいと思ってる様な奴らの集まりだからな。最前線の奴と自分がどれ位レベルが違うのか確認しときたいんだろうな」

 「‥‥‥その中でも多分明久が一番レベルが高い」

 「そうじゃのう。明久は昼はワシ等の中の誰かと、夜も1人でレベル上げをしておる位じゃからのう」

 「あれ? バレてたの? 皆気づいてないと思ってたのに‥‥‥」

 「まぁ明久は隠し事が苦手だしね~」

 「‥‥‥嘘が付けない人」

 「良く言えば正直者って事ね」

 僕が隠れてレベル上げをしていた事は既に皆にバレていたのか‥‥‥バレてた理由が嘘がヘタっていうのが納得できないけど、正直者って言ってくれたしそこは気にしないでおくか。 

 「悪く言えば只のバカだけどな」

 「黙れ雄二! せっかく優子が良い言い方をしてくれたのに、どうしてそこで悪く言う必要があるのさ!」 

 「何を言ってるんだ明久。皆は無理やり良く言ってくれただけで内心ではお前の事をバカだと思っているぞ?」

 雄二の言葉の後、勢い良く皆の方を振り向くとムッツリーニと秀吉以外は僕と目を合わせないように横を向いてしまった。

 「どうして3人とも横を向くの!? それは無言の肯定って事なの!?」

 「‥‥‥何を今更」

 「そんなのは肯定以外に選択肢はないじゃろうに」

 横を向かなかった2人まで雄二を肯定しだした。

 「なんでさ!? 2人は否定してくれるから目を逸らさなかったんじゃないの!?」

 「いや、別に否定しようと思って目を逸らさなかったわけじゃないのじゃが」

 「‥‥‥否定材料がないから目を逸らさなくても分かると思った」

 「後、お前になら別に遠慮する事ないって事だろ?」

 「皆なんて嫌いだ!」

 皆して僕をバカ扱いして! 僕のガラスの心は既に粉々だよ。

 「そんな落ち込まないで明久。アタシは明久がバカであっても気にしないから」

 「優子‥‥‥結局僕がバカって言うのは否定してくれないんだね?」

 「僕も明久がバカでも友達だって思ってるからね?」

 「‥‥‥私も友達だと思ってる。将来の結婚式でスピーチも任せたいと思ってる」

 「待て翔子! それは誰との結婚式なんだ!?」

 優子だけじゃなくて2人も否定してくれないようだ。僕はこのゲーム内でもバカ扱いが治る事はないのかと諦めるしかなかった。けど

 「うん。分かったよ翔子。雄二との結婚式の時はぜひとも僕に友人代表としてスピーチさせてよ」

 僕だけじゃなくて雄二にも苦痛を味わってもらおう。

 「‥‥‥ありがとう。やっぱり明久は大事な友達」

 「待て! どうして俺との結婚が前提になってるんだ!? 俺はそんなの認めた‥‥‥覚えは」

 「そう言えば翔子、SAOには年齢なんか関係なしに結婚できるって知ってた?」

 「‥‥‥雄二、結婚しよう」

 「明久テメッ!! 余計な事を! 待つんだ翔子。ここでの結婚はアイテムが共通ストレージになっちまったりするんだ。そういう事はもう少し考えてだな」

 「‥‥‥分かった。もう少しだけ考える。もう少し考えても結婚したいと思ったら結婚してくれる?」

 「‥‥‥じっくり考えたら俺も考える位はしてやる」

 「‥‥‥分かった。考えてみる」

 雄二は翔子に考え直して欲しくてあんな事言ったんだろうけど、自分の首を更に絞めたような気がするのは何故だろう?

 と雄二が翔子に開放されて僕に近づいてきて小声で話かけてきた。

 「明久、お前いつか仕返ししてやるからな」

 「ふん。翔子みたいな美人さんに言い寄られてるのにそれを邪険にしたりすろうな奴はこれ位されるべきなんだ。それに僕には相手がいないから仕返しなんて出来っこないでしょ?」

 「そう言ってられるのも今の内だ。近い将来お前は俺に仕返しされると思うぞ? 覚悟しとくんだな」

 コイツは何を言ってるんだろうか? 僕に近い内に相手ができるとでも? もしそうなったら嬉しいけど、僕にそんな事言ってくれる人なんていないよ。そんな気配すらないし。

 ‥‥‥なんか雄二の事を本気で殺したくなってきた。

 「ほら2人とも、コソコソ何話してるか知らないけど会議始まってるわよ?」

 優子が僕と雄二の話を中断させて前を見るように促す。壇上には青い髪の男が立って何やら言っていたが僕と雄二は話を途中からしか聞いていなかったので詳しい内容は分からなかったが、きっと大した事は言ってなかっただろうから気にしなくてもいいだろう。

 とりあえず前の男がディアベルだという事だけは優子に教えて貰って理解したけど‥‥‥

 「ちょお待ってくれや」

 もうじきこの退屈な会議も終わるかと思っていた時にそれまで観衆の中でおとなしくしていた男が前に出てきてディアベルの話を中断させた。

 「どうかしたのかな? えっと?」

 「ワイはキバオウってもんや。この会議でパーティ組む前にこれだけは言わしてもらわな気がすめへん事があるんや」

 突然乱入してきた男はキバオウというらしい。というか今の流れってパーティ組む流れだったんだ。

 「言わなきゃいけない事? 何かなそれは?」

 「そんなもん決まっとるやろう! ワイが言いたいんはこん中に今まで死んでいった2千人のプレイヤーに謝罪せなあかん連中がおるやろうって事や!」

 「謝罪? 何で?」

 思わず聞いてしまった。

 隣で雄二達も目でバカと訴えてきていた。うん。僕も今は自分の事をバカだと思ったよ。

 「何でもクソもあるかい! 死んだ2千人のプレイヤーの中には他のゲームやったらベテランの凄腕のプレイヤーやっておったんや!」 

 「うん。それで?」

 またやってしまった‥‥‥もういいやこの際最後まで付き合ってやろう

 「‥‥‥このクソゲーがは始まった瞬間にダッシュでワイらビギナーを見捨てよったベータ出身の奴らがワイらにも情報を与えとったら今頃一層なんてクリアできてたに決まってんやから、見捨てた責任取って今まで集めたアイテムやらを皆で山分けせな気がすまんって言ってるんや」

 ふむふむ。なるほど、このキバオウって人はベータ出身者にアイテムとかを山分けさせて、その上で謝罪もさせたいのか‥‥‥あれ? 

 「それって何か意味あるの?」

 「意味やと? あるに決まっとるやんけ! ベータ出身の奴らがちゃんと情報を」

 「情報ならアルゴの攻略本があったでしょ?」

 「おい止めろ明久」

 「ごめん雄二。ちょっと黙っててくれない? この人に言っておかなきゃいけない事がまだあるんだ」

 「い、言わなあかん事やと? な、なんやねん!?」

 キバオウは僕が言ったアルゴの攻略本と聞いてから勢いを無くしたように見えた。まぁ僕は気にせず言いたい事は言わせてもらうけど

 「キバオウの言った2千人の中にもベータテスターはいたって事だよ」

 コペルのようにベーターテスターであっても死んでしまった人は大勢いる。それなのに全てテスターが悪いみたいな言い方はおかしいと思う。

 「それと僕もSAOをする前は色んなゲームをしてたから分かるんだ。このゲームは普通のゲームとは違う。他のゲーム感覚でこのゲームをしてたら直ぐに死ぬ。だから他のゲームでベテランだった人が多く死んだんじゃない?」

 ここまで言うとキバオウも言い返す言葉がないのか黙りこくってしまったが、パッと閃いたかのように最後の反撃に出てきた。

 「仮にあんさんの言う通りやったとしてもテスターがレアアイテム独占してるんわ事実やろうが!」

 「ははは。それは一番ないよ。言い忘れてたけど僕テスターだから。で、こんな所でレアアイテムがそうポンポン出てくると思う? あっても1つ位じゃない? 僕はレアアイテムがこんな所にあるなんて知らないし」

 僕が元テスターだと教えると周りの皆が騒ぎ出し、僕の仲間は『やっちまった』という顔をしていた。

 「あ、あんさんが元テスターやと? せやったらアイテムの話を鵜呑みにできるわけないやろ!! あんさんが嘘ついてても確認のしようがないやないか!」

 そんな事言われても、そこは信用してもらうしかない。どうやって証明しようか? 

 「はぁ~薄々こうなるとは思ってたが、まさか本当になるとはな。おいキバオウ。明久の言ってる事は本当だぞ? それはこのゲームが始まってからずっと一緒にいる俺達が保障してやる」

 そう言って雄二が僕に助け舟を出してくれた。

 「な、なんやねん。誰やねんアンタは」

 「俺は雄二だ。で話を戻すがコイツは嘘なんかついてないぞ? それを証明するのは簡単だ。コイツは嘘がヘタだ。嘘なんかつける頭を持ってないからな」

 「おい、雄二。ケンカ売ってるのか?」

 「そんな事はないぞ明久。いいからお前は少し黙ってろ」

 しょうがない、こういう時のコイツは本当に頼りになるしここは任せてみよう。

 「嘘つかれへんやと? それこそ嘘やろ? どうやってそれを証明すんねん!?」

 「だからさっき言っただろう? コイツに嘘なんかつける頭はないって。考えても見ろよ? 頭が良い奴なら普通は自分が元テスター何て事言うと思うか?」

 なんでコイツは人をバカにした言い方しかできないんだろうか?

 「それにこの間抜け面見ててコイツに嘘がつけると思うか?」

 「無理やな」

 「ちょっと!? 僕だって嘘位つけるよ!!」

 「と、こんな風に自分の今の立場を考えたら嘘をつけないと思わせるのが良いはずなのに自分から否定するようなバカだぞ? コイツに嘘がつけるわけがない」

 「確かにその通りやな。すまんかったな疑ったりして」

 「納得のされ方がもの凄く気に入らないんだけど!?」

 「いや、分かってくれたならそれでいい。」

 「けど、テスターを全員信用したわけやないで! コイツが嘘ついてないって事を信じただけやからな!!」

 「それでいいさ」

 なんか僕をバカにする事でこの話に決着が付いたようだ。僕が撒いた種とは言えこんな締め方をしなくても良かったじゃないかバカ雄二め。

 「え~と話は決着したのかな? それじゃあ細かい事はボス部屋を発見してから決めるとして今日はこのまま解散しよう。勿論、次の攻略会議には明久さん達も参加してくれ。テスターがどうとか言ってたら攻略するのが遅くなるからね」

 最後にディアベルが締めて第一回攻略会議は終了したディアベルの話では遅くても明日中にはボス部屋にたどり着くだろうという話だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次はもう少し駄文にならないように頑張ろうと思います。

今日中にもう一方の作品も投稿しようと思いますのでよければそっちの方も読んでみて下さい。

投稿はおそらく昼過ぎ位になると思います

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