知らない内にお気に入り数が100を超えました!!
こんな駄作をお気に入りにして下さりありがとうございます!
さて、こっちを投稿するのが遅くなりまして申し訳ありませんm(__)m
約、1か月ぶりの投稿になりましたが今回は説明回になってます。
それでは本編をどうぞ!
僕が優子に剣を差し出して、無事に一仕事終えた感を出してると
「ねぇ明久? 剣が返ってきたのは嬉しいんだけど、ちゃんと説明してくれるわよね?」
優子は説明要求をしながら指を下に向ける。
それは床に正座しろって事か‥‥‥
「‥‥‥雄二、浮気は許さない」
「なに!? 俺は別に何もやってないだろう!?」
「‥‥‥優子の下着を見た」
「それは明久が勝手に」
「‥‥‥見た」
「だからー」
「‥‥‥見た」
「はい‥‥‥」
隣では雄二が翔子の指示により正座させられていた。
「明久?」
「‥‥‥はい」
僕も優子から早くしろという圧力を受けて、雄二の隣で正座する。
しばらく、優子と翔子の二人は、二人だけで会話をした後、再び僕等に視線を向ける。
「二人に判決を降すわ。まず、明久」
「はい!」
「何があったのか詳しく話すのを条件に、今回はお咎めなし」
僕は今回の事を説明すれば、今回は助かるみたいだ。
ふぅー、良かった。これでようやく一安心できる。
と、僕が緊張を解く横で
「いいのか、優子? こいつはお前の下着を見るだけじゃなく、しっかりと触ってたんだぞ?」
雄二がとんでもない爆弾を投下してくる。
「ちょ!? 雄二!? イキナリ何をー」
「と思ったけど、やっぱり一発だけ殴る事にするわ。歯を食いしばってね? 明久」
優子は拳を握りしめたまま、笑顔を見せる。
これ完全にスイッチ入ってるよ‥‥‥‥
「雄二、貴様! 僕にいったい何の恨みがあるっていうんだ!?」
折角、許してもらえそうだったのに、コイツのせいで台無しだ。
「ふん。俺はお前の不幸が大好きなんだ‥‥‥というか今回はちゃんと恨みがあるぞ? お前のせいで今こーなってんだからな」
コイツはなんて奴なんだ。
僕の不幸が大好きだなんて、人として終わってるじゃないか! とは言え、僕も雄二が不幸になるなら大歓迎なんだけど‥‥‥
この状況に関しては、正直悪かったと思ってるよ。
「それとなー、明久。お前は許されて、俺だけ制裁を受けるとかあり得ないだろ? 逆なら有りだけどな」
「最後の部分だけは今は置いておくとしても、それどういう事? 雄二の判決はまだ降されてないじゃない?」
これで雄二が無罪だったら、僕だけ殴られ損じゃない?
その場合は、雄二も何とかして有罪に引きずり下ろしてやる!
「明久、お前はこの状況で俺が本当に無罪になると思ってるのか?」
「‥‥‥雄二、覚悟はいい?」
翔子は手をパキパキ言わせて、雄二へと近づいて行っていた。
「‥‥‥ごめん雄二‥‥」
「ふっ。今更遅えんだよ!! こんチキショー!!」
雄二はそう叫びながら翔子によって、別室に移動させられて行った。
「‥‥‥‥‥」
本当にごめん雄二。謝るよ。
だから、
「連れて行かれる前に、優子を説得してー!!」
お願いだから、爆弾投下するだけして、放置するのは止めて!! このままだと僕も雄二の後を追う事に!
「大丈夫よ、明久? 私は説得なんかされたりしないから」
さっき思いっきり雄二の口車にのって、判決を覆してたような気がするんですけど!?
「だから安心して」
優子‥‥‥それは僕を許してくれるって事?
なんだかんだ言っても君は、雄二の口車に乗らなかったんだね! ありがー
「殴られてね?」
「ははは‥‥‥やっぱり人生そんな甘くないよね‥‥‥優しくしてね?」
「うん。システムの限界にトドメてあげるわね?」
それはこの世界では、全力って言うって事知ってる?
「じゃあ行くわよ。歯を食いしばりなさい!」
そう言って優子が拳を僕へと突き出してくる。
僕にはそれをどうする事もできないので、まともに受ける事となる。
「「ぎゃああぁぁぁああ!!」」
僕は自分の悲鳴とは、違う悲鳴と声を合わせて叫んでいた。
どうやら雄二も、たった今お仕置きされたみたいだ。
恐ろしさだけじゃなく、タイミングまで一緒って、この二人仲良すぎでー
「ぎゃああぁぁぁああ!!」
本日二回目の雄二の悲鳴が聞こえてくる。
‥‥‥恐ろしさは優子よりも翔子の方が上だったみたいだ。
僕は自分の頬をさすりながら、雄二の悲鳴を聞いてしばらく過ごす事になった。
‥‥‥翔子は何回お仕置きするつもりなんだろうか?
‥‥‥‥‥‥
雄二のお仕置きが終わり(正確には、翔子のお仕置きが止まりそうになかったから、優子が止めに入った)僕と雄二は再び正座して、優子達に今回の件で僕達が分かってる事を話していた。
「それじゃ、どうやったかは分からないけど、アタシは強化詐欺にあったって事?」
「そういう事になるな」
「じゃあなんで詐欺られて、アイテムストレージの中にもなかった剣が、こうしてアタシのアイテムから出てくのよ?」
雄二が詐欺られた事に気づいた経緯を話し終えると、今度は何故剣を取り戻せたかの話になる。
さっきは雄二が詐欺の説明をしたから、次は僕がカラクリを説明する番だ。まぁカラクリと言っても、全部分かったわけじゃないんだけど‥‥‥
僕はあらかじめその事を皆に伝えてから説明を始める。
「ザックリ説明すると優子の剣はネズハのアイテムストレージの中にあったけど、剣の所有者は優子のままだったって事だよ」
「どういう事だ? そんな事あり得るのか?」
どういう事も何もそのまんまの意味なんだけどな‥‥‥
「えっと、上手く説明できないから、実際に見てくれる?」
そう言って僕はメインメニューを可視化して、皆に見えるようにする。
「今、僕の左手のセルは”アニールブレード”が装備されてる状態になってるでしょ?」
「ああ、そうなってるな」
「で、この”アニブレ”を床に置く。そうすると」
僕はそう言いながら、背中にかけてある鞘ごと”アニブレ”を床へと置く
「‥‥‥ほら、左手のセルに表示されてるアイコンがグレーになったでしょ? これが、《装備武器の落下状態》つまり、ドロップ状態なのは皆知ってるでしょ?」
僕の確認に皆は頷いて、知っていると意思表示してくれる。
「で、このドロップ状態のまましばらく放置してると《放置状態》つまり、リーブ状態になって耐久度減少が始まるんだけど‥‥‥雄二、ちょっと僕の剣拾ってくれる?」
「ああ? なんでわざわざそんな面倒な事を」
「いいからやってよ! じゃないと説明できないんだよ!」
「はいはい。分かったよ。‥‥‥これでいいか?」
雄二は文句を言いながらも、僕の剣を拾ってくれる。
ったく、やってくれるなら最初からやってくれればいいのに‥‥‥
僕は文句の一つや二つ言ってやろうかとも思ったけど、今は説明中だったのを思い出して、ギリギリのおころで堪える。
「うん。それじゃ、次はこの状態のまま、僕の左手のセルをもう一度見てみて」
僕がそう言って皆に僕のメニュー・ウインドを見てもらうと
「あん? さっきまで有った”アニブレ”の文字が消えてやがるな」
雄二の言う通り、僕の左手のセルには、つい先ほどまでグレーで表示されていた”アニブレ”の部分は空白になっていた。
「これが戦闘中なら《武器奪われ状態》スナッチアームって奴になるわけ。これは、Mobの《武器落とし属性攻撃》、ディスアームと違って、スナッチ技まで使う敵はかなり上の層まで行かないと出てこないけど、ソロで喰らうと相当ヤバイ奴。そこまでに武器スキル派生Modの《クイックチェンジ》を絶対取っとかないと‥‥‥ってそうじゃなくて」
僕は脱線しかけた話を元に戻すために咳払いを一つしてから話を戻す。
「ええっと、とにかく、落とした武器を拾われたり、直接誰かに手渡ししてりすると、この状態になるってわけ。‥‥‥優子が鍛冶屋に武器を預けたみたいに」
ここまで僕が説明すると、雄二が全て理解したかのような顔をして、僕の代わりに話し出す。
「なるほどな。この状態になっても時間制限つきではあるが、剣の所有者は優子にあるから、《コンプリートリィオールアイテムオブジェクタイズ》で全てのアイテムを強制的にオブジェクト化したら、優子の剣も所有者が優子である以上、剣も一緒にオブジェクトされたってわけか」
「うん。そういう事」
「因みにだが、お前が俺にあれから何時間たったか聞いてきて、俺が”一時間位”つった時に時間がねえとか言ってたし、制限時間は1時間って事でいいんだな?」
「うん。条件としては、武器がない間に、他の武器を装備していない事。それと、1時間以内である事。この二つが《コンプリートリィオールアイテムオブジェクタイズ》を使える条件だよ」
それを聞いた雄二は
「面倒な事になりやがったな」
と呟いてから大きなため息をついた。
「え? 雄二どういう事?」
僕は雄二のため息の理由が分からず、雄二にどうかしたのか? と直接聞いてみたんだけど
「あれだ」
と雄二は優子と翔子の方を指さして、もう一度ため息をつく。
僕が訳も分からず二人の方を見ると
「どうやったか知らないけど、アタシから詐欺ろうとか、良い根性じゃないの!」
「‥‥‥余計な事をしなければ、雄二が優子の下着を見る事もなかった。一言言う必要がある」
「そうよ! 詐欺なんてせずに普通に商売をしてたらアタシの下着を明久が触る事はなかった‥‥‥って翔子!! せっかく忘れようとしてたのに思い出させないでよ!!」
二人がネズハの仕掛けたトリックを見破るつもりまんまんで、闘志を燃やしていた。
なるほど、雄二の言う面倒な事ってこの二人の事か‥‥‥
確かに面倒な事になったなー
けどまぁ、優子の下着に関しては、ありがとうございました。大変良い目の保養になりました。
等と考えていると優子に
ギラリッ!!
と睨まれてしまった。
くっ! バカな声には出していないはず! 思考を読まれたのか!?
「‥‥‥雄二、思い出したらダメ」
「はぁあ!? ちょっと待て翔子! 俺は別に何も!」
「‥‥‥言い訳は無用。優子のだけ見るなんて許さない。今夜は私と一緒に寝て、色々見てもらう」
「な!? ちょっと待て翔子!! いや、待って下さい! 少しは俺の話を!」
「‥‥‥それは私の用事が済んでから聞く」
「それじゃ意味ねえぇぇんだよぉぉぉおお!!!」
隣では雄二が翔子に詰め寄られて、そのまま連れ去られて行った。
というか、色々見てもらうって具体的には何を見てもらうつもりなの!? 翔子の回答によっては雄二を処刑しないといけなくなってしまうんだけど?
というか、あれ? さっきまでネズハに対して闘志を燃やしてたはずなのに、どうしてこうなったんだろうか‥‥‥?
僕はどうしたらいいか分からず、とりあえず優子の顔色を窺うと
「‥‥‥‥‥‥‥」
優子もどうしたもんかと困っていた。
「えっと、優子?」
「‥‥‥何かしら?」
「僕はこの後どうしたらいいのかな?」
「とりあえず、今日の全アイテムをオブジェクト化した時の記憶は忘れなさい。今後、それを思い出す度に腕を一本差し出す事になるから、今日中に忘れる事。いいわね?」
「Yes,ma'am.」
「‥‥‥なんで喋れもしないくせに英語で話してんのよ。しかも発音おかしいし‥‥‥」
そこは突っ込まないで欲しい。これは何となくのノリでしかないんだから‥‥‥‥
「はぁ、まぁいいわ。とりあえず今日は解散して、この続きはまた明日にしましょ? 雄二も翔子ももう帰っちゃったしね」
「それもそうだね」
なんとなく、僕と二人で話しててもいい案なんて浮かばないと言われてるような気がしたけど、実際僕も、僕がいい案なんて出せると思わないし、結局優子一人で考えるのと変わらないような気がしたから、僕は黙ってこれに従うことにした。
「それじゃ、僕も帰るね? 優子は今日ここで泊っていくんだよね?」
「ええ。せっかく借りたのにもったいないしね。翔子は帰っちゃたけど‥‥‥」
ああ、そう言えば翔子も今日は優子と一緒にここで泊る予定だったんだっけ?
雄二を引きずって帰っちゃたけど‥‥‥
「じゃあ、翔子と雄二にはアタシから連絡しとくから、明久も明日の朝、ここまで来てくれる?」
「うん。了解」
こうして、僕達は今日は一時解散して(翔子が雄二を連れて行ったからやもなくだが)明日再び話し合う事になった。
正直、最後は無理やり区切ろうとした結果、こんな形になってしまったのは申し訳なく思っています。
自分でも雄二が翔子に連れて行かれたシーンは何故こうなった?
と思わずにはいられませんでしたが、このままいくと、全部の説明が終わるまで、この話を書いてそうだったので、無理やり区切るためにこうしました。
後悔は‥‥‥ちょっとしてます‥‥‥
まぁ、こんな駄作者ではありますが、よろしければ今後ともお付き合いください。
それでは今回はこの辺りで
アンケートの回答、感想、評価お待ちしております!