茅場晶彦が消えてから広場はパニックになった。
モブ「ふ、ふざけんな!ここから出せ!」
モブ「こんなの困る!これから用事があるのよ!ここからだして!」
モブ「頼む!出してくれ!俺はまだ死にたくないんだ!」
さっきまで茅場がいた時にはこんなパニックになる余裕はなかったんだろう。
けど少し時間がたって茅場の言葉を理解し始めた人達から
パニックになり伝染していったのだろう
僕はそんな中一早く現状を理解して今からすべき事の優先順位を考えていた
頭の中を整理し最初にやるべき事を決めた。
明「皆聞いて!」
僕は雄二達を集めて今僕の決めた事を皆に話し始めた
明「皆!これから僕はこのゲームをクリアするために
自分の事を強化する事に全力を尽くすことにした。
これはもう遊びじゃないデスゲームだ
その事を理解した上で僕と一緒にクリアを目指す人は付いてきて
僕はベータ時代に9層の途中まであがってるから
ベータと変わりなければ8層のボスまではある程度覚えてる!
だからそこにたどり着くまでは全力でかけあがるつもりだし
そのためには少々の無茶はする覚悟で行く
皆もそれぐらいの覚悟があるなら僕と一緒に来て!」
そうまず初めにすることは皆の意思確認だ
少しでもモンスターと戦うのが怖いならフィールドには出ないで
町にこもっといた方がいい
そうすれば死の恐怖を味あわなくてもいいから
因みに最後の少々無茶をするの部分は脅しだ
本当に無茶なことをさせるつもりはない覚悟の確認のためだ
これに怯まなければ覚悟としては十分だろう
雄「けっ今更何言ってやがる!
デスゲームが何だってんだ
こっちとら毎日のように死と隣合わせの鬼ごっこしてんだ
今更その程度で怯むかよ!」
ム「……この程度いつもの事」
秀「うむ、お主らはFFF団と鉄人にいつも追い掛け回されておったしのう
まぁわしもお主らに置いて行かれるのは御免じゃからな
ついて行くとしようかのう」
翔「……雄二が行くなら私も行く」
雄「俺は関係ねぇだろう!!」
優「当然アタシも行くわよ!
ずっと町に引きこもるなんてガラじゃないわ」
愛「僕もガラじゃないかな~
それに皆に置いて行かれるのも嫌だしね」
これで全員の参加が決まった
なら次は全員のレベルをあげなきゃいけない
この町を出るまでは一瞬たりとも気を抜けないんだ
まず間違いなく”原初の町”付近のフィールドに
人が集まるそうなればモンスターの取り合いになるだろう
そんな混雑した場所は効率良く経験値は稼げない
なら次の町に行く必要があるんだけど
今の皆のレベルじゃ少しもとない
今考えるべきなのは如何にしてレベルを上げるかじゃない
如何にして安全に且つ迅速にレベルを上げるかなんだから
明「じゃあ皆早速だけどフィールドに出るよ」
まず2グループに別れてパーティを作って!」
僕の号令で皆グループに別れ始める
1パーティ
僕・ムッツリーニ・優子・愛子
2パーティ
雄二・秀吉・翔子
これは今回限りの暫定パーティだ
僕のパーティの方が人数が多いのは僕が一番早くモンスターを倒せるからだ
明「じゃあ行くよ皆!
昼間みたいに一人で戦わないで皆で協力しあってね!
今のレベルじゃあ囲まれたら多分切り抜けられないから!」
「「「おおう(了解)!!」」」
こうして僕等は日も暮れようとしているにもかかわらずフィールドにでたのだった
僕のパーティは比較的順調だった
まず一番初めの雑魚MOB(モンスター)である
イノシシとの戦闘だけだったから皆慣れてきていたのもあるだろうが
一番の原因は僕だろう僕はスイッチとソードスキルをフル活用し
一体あたり20秒でイノシシを狩りまっくていた
そのおかげか雄二達と合流した時にはムッツリーニはレベルが4になっていた
この付近ではMOB強さの関係でレベル4以上にするには異様に時間がかかるため
僕のレベルは変化なしだ
僕はその日の晩皆と今日の戦果を報告しあっていた
明「今日はどうだった?」
ム「……俺は4に上がった」
雄「俺も4になった」
秀「わしは3のままじゃな」
と秀吉が報告したら女子3人組もレベルが上がっていないとのことだった
明「この辺りでは4以上にするのに異様に時間がかかるから
雄二とムッツリーニは明日は他の皆のサポートに回って
次の町へは皆が4になったらいくことにしよう」
雄「それなら明日は3パーティで別れよう
せっかく現段階での上限が3人いるんだ
それぞれだ担当を決めて面倒をみた方が効率がいいだろう」
明「そうだね
貰える経験値は人数が少ない方が多く貰えるし
その方が早く次の町に行けるしね
皆はそれでいい?」
優「構わないわよ」
と優子を筆頭に全員が頷いてくれた
明「じゃあパーティを決めよう」
ム「……誰が誰につく?」
雄「そうだな
無難に俺と翔子・ムッツリーニと愛子・明久と秀吉と優子でいいんじゃないか?
この中じゃどう考えても明久が一番強いから2人の面倒を見る
俺と翔子は幼馴染な分コンビとしては悪くない
ムッツリーニと愛子は保体コンビとして学校では有名な位だから
コンビネーションは悪くないだろう」
明「そうだね
じゃあ明日はそれで行こう!」
とここで僕等は解散してそれぞれの宿に帰ることにした
宿に帰ってきた後僕は明日の待ち合わせの時間を決めてなかった事を思い出し
秀吉と優子に『明日は8時に広場に集合』とメッセージを送ってから
目覚ましを7時にセットして僕は眠りについた
これが僕のデスゲームとかしたアインクラッドで過ごした最初の1日目だった。
次回は明久達の武器や取得スキルを書きたいと思います